2009年11月21日土曜日

FUJI FinePix REAL 3D W1

3日ほど前に、立体デジカメW1の初期不良交換品が来ました。
(通販で買ったけど初期不良だった…このブログ2009.11.13の記述)

フジフィルムのサイト
http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepixreal3dw1/

早くいろいろ撮って、ブログやFlicKrにアップ、と思ってたけど夜型の生活が続いてて、夜中に外に出てもあまりきれいに撮れないのですね。
シャッター速度が最遅で1/2秒。僕としては2/1秒ぐらいまで遅くできるのがいいのだけど。
感度はISO1600相当まで上げられるけど、当然ノイズも増える。
というか、レンズもセンサーも小さいので、カメラとしてきれいに撮れるモノじゃないですなあ。各所のレビューでわかってはいたけれど。
だから普通に撮っても、ノイズっぽいざらつきが気になる。1000万画素もあるので、大きな写真になるからますます気になる。
感度を100にして、充分な明るさがあれば、まあまあなのかな。
ていうか1000万画素もいらないよ〜。半分でいいのに。それでもっとノイズがでないセンサーにして欲しいんだがなあ。
だって別売り3Dモニターでも、フジの3Dプリントサービスでも、今後世に出るであろう大画面3Dテレビでも、300万画素もあれば充分じゃないの?

つい辛口になってしまうけど、なにしろ5万円もしたから。5万円って、オレが今まで買ったデジカメで一番高いぞ。はたして2万5千円のデジカメ2台分の価値があるのか。センサーやレンズにはないけど、気軽に持ち歩けて、気軽に3D写真が撮れる面は多いに価値あり。
気軽に持ち歩くにしては、ズシリと重いですね。ふたつのカメラブロックの位置や角度が経年変化してはいかんだろうから、そこはヤワな作りにはできないのでしょう。

W1が生成するファイルは業界標準らしい.MPOファイルで、左右2枚の画像をひとつのファイルに保存。ってそれはいいんだけど、Macで開けない、開けないからアナグリフやら平行法などの立体画像にできない、付属のソフトウェアはあるけどMac版はダメダメ君みたい。
でもまあなんとかなるだろう、と思って買ったのだが、ちょっと検索してみて、むむむ、ひょっとしてなんともならんのか?
いや、あったあった、.MPOファイルを2枚の画像にしてくれるMacソフト
StereoSplicerベータ版
http://nandj.jp/Challenge!_REAL_3D_and_Mac/Welcom.html
素晴らしい。アナグリフ画像も自動で作ってくれる。

夜中に自分を試し撮り。

赤青セロハンメガネで立体に見えます。

それと、W1は動画も撮れるのだけれど、残念ながら動画モードにすると露出のマニュアル設定ができなくて、フルオートでしか撮れないみたい。僕としては魅力半減ですねえ。お、動画撮影中はズームもできないのか。ま、これは事情がわかる制限ではありますね。

カメラ背面の液晶モニターでもある程度立体で見れて、わりと面白い。
以前に店頭で見たときは、なんだかな〜と思ったけど、自分のモノとしていじってると、これもこれでいいかな、と。
撮影時または撮影後に2枚の写真の左右の位置を調節できて、この機能のおかげで被写体との距離が近くても効果的な立体写真が撮れそうです。
ふたつのレンズの間隔が77mmだと、被写体まで1.5m〜数メートルぐらいがベストかなあと思っていたけど、60cmぐらいでもいけるかも。背面モニター見た感じだと。

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