2012年1月7日土曜日

追悼 アンドリュー・ラズロ Andrew Laszlo

アンドリュー・ラズロ(1926〜2011)
僕が初めて名前を覚えたカメラマンです。
カメラマンというか、映画の撮影監督、撮影クルーの班長さん。
アメリカでは高名な撮影監督、重鎮さんだったようです。

僕の心に刻まれてる映像は「ウォリアーズ」「ランボー」「ストリート・オブ・ファイヤー」ですね。
26年生まれだから、その3本は50歳代の時の仕事ですね。いいね〜。


「ストリート・オブ・ファイヤー」アンドリュー・ラズロの音楽映画と思うと(思わなくても)興奮しますね〜。

何年か前に、そういやどうしてるかな〜と思って検索したら、まだ存命なようで、安心というか、ふむふむと思ってました。
先日、またなんとなく検索したら、昨年の10月7日に亡くなってたのですね。3ヶ月前だ。
85歳。大往生ですね。

情報元はこちら
http://www.imdb.com/name/nm0489970/bio
翻訳ソフトによりますと
1926年1月ハンガリー生まれ。ナチスの収容所に入れられて、家族の中で自分だけ生き残った…そんな過去があったんだ。
他の80年代映画は…「探偵マイク・ハマー」「レモ/第一の挑戦」「スター・トレック5」などなど。
90年代以降は第一線からは退いていたようですが
(だって、91年には65歳ですからねえ。カメラマンは体力勝負なところもあるし、ハリウッドの撮影監督ともなると、そうそうマイペースでいられないだろうし)
ワークショップを開いたり、本を書いたりしてたようです。
その中の一冊の名前が上記サイトにあったので検索してみました。"Footnote to History"
アメリカのアマゾンにありました。でも値段がないから、売ってないのかな。英語わからないからどうせ買わないんだけど。
http://www.amazon.com/Footnote-History-Andrew-Laszlo/dp/0761824650/
これは映画や映像の本ではなく、ハンガリーでの少年時代の思い出を綴った本らしいです。ホロコースト以前の幸せな時代への郷愁…なのかな。興味が湧きますね。

英語版のウィキペディアもあった
http://en.wikipedia.org/wiki/Andrew_Laszlo

僕にとってアンドリュー・ラズロのベストは「ランボー」です。
特に、森の中の自然な暗さがすごいと思う。
まったく、どうすりゃこんなふうに撮れるんだろう。
この自然な暗さ。しかも短くないシーンで、カットごとの違和感もなく。
他のハリウッド映画ではちょっと見られないです。

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