2012年11月10日土曜日

Kalimar 3D カメラがやってきた

eBayでKalimar 3Dカメラを買いました。

フィルムカメラです。

Nishikaは4眼だけど、これは3眼ですね。
4眼の方がよりダイナミックな立体画像になりそうだけど、
3眼だと、4眼に比べてどんな利点があるのかな。
・GIFアニメ化する時に作業がちょっと楽
・GIFアニメ化した時にデータ量がちょっと少なくなる
・1本のフィルムでより多くの写真が撮れる
・カメラが小さくなる
といったところでしょうか。

実際に先日買ったNishika N9000(このブログ2012.9.22の記述)と大きさを比べると、同じぐらいですね。むしろKalimar 3Dが横幅やや大きいかな。
でもストロボ内蔵だから、より小さく収めてる、とも言えますね。

eBayで19.95ドル。送料も19.95ドルでした。
同じ出品者がまだ同じカメラを持ってるようで、まだ出品されてます。
More than 10 availabl ってのは、あと10個在庫があるってことかな。
http://r.ebay.com/q1abHC
11月3日に出品者から「発送したよ」というメールがあって、18日後に届くだろうとも書いてあったけど(英語だからよく分からないけど、たぶんそんな内容)
11月7日に届きました。早いね〜。
この大きさで送料19ドルだと、一番安い料金じゃないと思うけど、それでもこんなに早いかなあ。まあいいや。

あ、13.5ドルのもあった!
http://r.ebay.com/XLVj5V
送料もこっちの方が安いじゃん。

シャッター速度は1/100秒
シボリはf8.0
だからでしょうか、デフォルトでISO400のフィルムを使ってね、という事になってます。
(Nishikaは1/60秒だったかな)
ストロボ内蔵!待ってました!これですよ〜!
でもね、ストロボの下にあるオレンジのボタンがストロボ・オンのボタンなんですけどね、ストロボ・オフのボタンがないんだよね〜。
ない、ないぞ、ストロボ・オフのボタン。
どういう事になるかというと、
まず、電池を入れただけだとシャッター押しても光らないのです。そして、ストロボ・オンのボタンを押すと、ストロボ発光モードになって、シャッターを押すと光ります。
で、ストロボ発光モードが解除されないままなので、後はシャッター押すと光る。光らざるを得ない。。
しょうがないから光らせたくない時は電池を抜く…でも電池を抜いてもカメラ内に1回分充電されてるから、1回は光るんだよなあ。めんどくさ〜。

Kalimar 3Dには、上位機種?のKalimar 3D Wizard というのがあって、http://r.ebay.com/FAnMC3 そっちはストロボのオン・オフ切り替えができるのです。
Kalimar 3Dの説明書(英語)には3D Wizardのイラストと
- Turn the flash off when not needed, to conserve battery life.
- 必要のないときは、バッテリ寿命を節約するために、フラッシュをオフにします。
って書いてあるけど、いやだからそれは3D Wizardの場合で、Kalimar 3Dの場合はどうするんだ?やっぱり電池抜けって事か。

Kalimar 3Dカメラ、初出撃は浅草の酉の市です。
一昨日撮影しました。
img134 浅草酉の市 Kalimar 3D
MG144 浅草酉の市
フィルムはロモグラフィーの安いやつ、現像は近所の55ステーション、スキャナはエプソンGT-F730です。
36枚撮りフィルムでたしかに25テイク撮れました。
フィルムには3枚づつセットに記録されてて、セットとセットの間がやや幅広いです。これ、けっこう重要な事でして、Nishika N9000は幅が狭くて、ハサミで切る時に緊張します。
お店で切ってもらってもいいんだけど、こういう珍しいカメラだと店員さんもよくわからないだろうから、こちらとしても「無理に切らなくてもいいですよ」と言っておきます。当然、切らないままで渡されます。まあいいんですけど。
なので最近は現像を頼む時にあえて「切らないで」と言ってます。

さて、多眼カメラの問題点は、レンズの歪み具合の個体差ですね。
上の画像は補正してますが、補正しないとどうなるのか。

これは近所の稲荷神社です。おいなりさんだけど、狐の像がなくて、狛犬なんだよね〜。まあそれはいいとして、左から1、2、3と番号をあててみました。
で、補正しないでGIFアニメ化してみると
IMG155ブログ用_補正前_500
1と3はそのままでもいいくらいだけど、2が他と違いますね。

とりあえず、
・1の画像 大きさ100% 角度をマイナス0.15度回転
・2の画像 大きさ 99.6% 角度そのまま
・3の画像 大きさ、角度ともそのまま
に補正してみました。
IMG155ブログ用_補正済_500
左端の神社の歪み具合はどうしようもないけれど、狛犬のまわりだけにトリミングすれば、
IMG155_640
まあよいかな、と。
写真によっては、1の角度変更はやらなくてもいいでしょう。これは「献奉」台座の角度が気になったんだけど、全体的はそのままでよかったような気もする。
また、3の大きさを99.8%にする事も多いです。
Flickrに"Kalimar 3D camera"というセットを作りました。
http://flic.kr/s/aHsjCLG68k
今のところ、上の狛犬写真以外はみな、1の角度変更はせずに、3を99.8%に縮小してます。

さてこの狛犬写真に、ストロボつきっぱなしの弊害が出てますね。
たしかに夕方に撮ったけれど、こんなに暗くはなかった。
ストロボつきっぱなしだけど、電池抜いたりするの面倒だから、このまま撮っちゃえ!よくなかったですね。
白っぽい狛犬が、ストロボでますます白くなって、パソコンで明るさ補正するのに、それにあわせるから背景が暗くなってしまった。あてなくてもいいストロボのおかげて、狛犬がのっぺりと見えて、立体感が薄れてしまった。

うむむ、3D Wizard欲しいなあ。落札されなかったようだからまた出品してくれないかなあ。
http://r.ebay.com/FAnMC3
でも、本体が10ドルで送料が56ドルってのも二の足踏むよねえ。

とりあえず今後Kalimar 3Dでは、ストロボ光らせたくない時は、何かで発光部を塞ぐ術をつかいますか。
指だと血液が透けて赤い光になっちゃうから、何か別のセットしやすい物で。

0 件のコメント: