2014年10月3日金曜日

メモ : LightBlasterにSIGMA 30mmレンズ使用時の投影像のピント合致距離

LightBlasterはストロボの光を利用してフィルターの像を投影する機材です。
投影するにあたって、レンズを利用してピントを任意の距離に合わせているのですね。
デフォルトではキャノンのEFマウントレンズを利用できます。

僕が使うカメラ、nimslo 3Dの画角に30mmレンズが合う…と思うので、もっぱらSIGMA 30mm F1.4 DC HSMをLightBlasterに使用しています。普通はズームレンズを使ったりしてるのかな。ズームレンズなら像を拡大縮小できるので。
でもズームレンズだと重くなるからねえ。どうもLightBlasterはスタジオ使用が当たり前になってるような。

レンズには距離目盛り(めもり)がありまして、普通は写真を撮る時に、被写体までの距離をその目盛りにすると、それで写真のピントがだいたい合うのだけれど、
この場合は…LightBlasterで投影する像のピントが合う距離となると、この目盛りの通りでいいのかな?
たぶんそうなのだろうと思ってたけど、改めてテストしてみたら、違いますね。

結論言うと、画像の通りです。
目盛り上の0.7m〜1mぐらいが、実際の距離の1.7m〜5mぐらいになります。
こりゃあピント調整はシビアだね〜。


デジカメで本撮影するなら、撮ってピントを確認する、というのをいちいちやってられるかも知れないけど、フィルムカメラで本撮影となると、そうもしていられないだろうから、
だいたいこの画像を覚えておいて、撮影現場で「これくらいの距離ならこれくらいの目盛りかな〜」と調整する事になるでしょう。

1.7mより近くなることは、たまにあるだろうけど、多くはないでしょう。
nimslo 3Dはあまり近いとピントが合わなくて、1mぐらいでピントが甘くなってしまう。
また、距離が近いとLightBlasterの光軸と撮影カメラのレンズ軸の差が広くなって、狙ったポイントに投影するのが難しくなるのではないかと。

着々と準備はしてるけど、なかなか使う機会が少ないですねえ。フィルターばっかり作ってもう。




自分が持ってるSIGMA 30mm F1.4はどうやら古いモデルらしい。
こちらは新しいモデル

0 件のコメント: