2015年1月30日金曜日

nimslo 3Dカメラに無理矢理ワイコン付けてみたが wide conversion lens

nimslo 3Dカメラに82mmのフィルターを付けられるので、クローズアップレンズを付けたり(このブログ3013.5.28の記述)、クロススクリーンフィルターを付けたり(このブログ2015.1.24の記述)してみたけど、どうにかワイコン付けられないかな〜とも思ってました。
しかし82mmのワイコンってのは、検索しても業務用ビデオカメラ用の20万円以上するのしかヒットしなくて、それを頑張って入手してもピントが合うかどうか、使ってみないとわからんしなあ…

おっと、nimslo 3Dカメラに角形フィルター用アダプターを逆に付けるのだから、フィルターネジはオスが前面になってしまうのか。
メス-メスアダプターとかないと、ワイコン付けられないじゃん。
お店で聞いてみたらケンコーの「OMリングセット」とやらがオスメスのセット(だからOMか!)なんだけど、サイズが52mmしかないらしい。
それだって1500円ぐらいするからなあ。ちゃんと撮れるかどうかわからんのだし。

とりあえず「角形フィルターアダプター逆付け」ではなく、CULLMANNクランプを使って無理矢理nimslo 3Dカメラのレンズ前にワイコンを固定してみました。

ソニーのビデオカメラ用のワイコンです。0.7倍。取り付けフィルター径は52mm。
4つあるレンズのうち、ギリギリ3つまでカバーできてるぞ。たぶん。
保管に気を使ってなかったので、レンズがカビでえらいことになってます。
もっとも、上の写真でレンズがまだらに見えるのはカビではなくて、岩が反射してるからです。

もうひとつ、ケンコーの0.45倍セミ魚眼ワイコンがあったので、それも使ってみました。これも52mmですが、52mmめいっぱいレンズではなくやや内側からなので、nimslo 3Dの4つのレンズのうち、ふたつしかカバーできません。


まずノーマルの、ワイコンなしの写真。


ふだんなら4つのレンズの歪みの違いを大きさで補正するのだけれど、今回は比較のために補正しません。

nimslo 3Dカメラ本体のレンズから水飲み水栓まで約80cm、後ろの岩まで約220cmです。
普通に撮ると、80cmではピントが合いません。
これがワイコンを付けることでピントが合ってくれくれるといいな〜と思っていたのだが。。


同じ位置から、0.7倍ワイコンでレンズ3つをカバーした写真。


カバーしきれてない?
これもこれで表現として面白いかも知れないけれど…。
ピントはどうなの?水栓はシャープになったかも知れないけど、背景が甘くなったような。
レンズが増えるのみならず、カビカビですからねえ。



もういっちょ。0.45倍ワイコン。レンズふたつをカバー。


レンズふたつを余裕でカバーしてると思いきや、0.45倍だとケラレがでますねえ。
そして0.45倍ともなると、レンズの位置による視差はほとんど感じられなくて、レンズの歪みの違いばかりが目立ちますね。
まあ0.7倍でも「歪み」が効果の一番目なんだけど。

0.45倍で水栓部分のピントは…うーん。


0.7倍よりも0.45倍の方が歪みが少ないのではないか?と思うかも知れませんが、0.7倍の方はレンズ3つをカバーするためにワイコンの「ギリギリ端・中央・ギリギリ端」で撮ってるので、そのためではないかと。
だからと言って、どちらも中央寄りになるようにしてレンズふたつでいいや、という気にはならないし。


CULLMANNクランプはもう売ってないのかな。


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