2016年9月22日木曜日

スマホ用VR3Dビューワで見るのに適した立体写真とは

昔から立体写真好きはベストなビューワを求めて生きていますが、近頃流行りの「スマホでVR3Dを楽しむビューワ」はまったくベストではなく、むしろひどい物に分類されそうで、というのもVR3Dコンテンツだったら中央だけはっきり見えていればよく、周辺を見たいときは首の向きを変えればそっちの方角の光景が見えてむしろそれがVRっぽく感じられていいのかも知れない、ところが写真を見るとなると隅々までじっくり見たいから、中央だけはっきり見えて周辺は歪んでピンボケというのは困る、そうは言ってもVR3Dビューワはじわじわ普及しつつあるし、逆に「スマホで3D写真を見るビューワ」は殆ど存在しない、プリント写真のビューワをスマホで使うか、VR3Dビューワの中から悪くない物を選ぶしかない、こんな状況なら「立体写真」側からVR3Dビューワにすり寄って行くのがいいのか、そうすると立体写真を楽しむ人が増えるのではないか、その場合の最適なフォーマットはどういうものか。
スマホの画面サイズとビューワによるので「最適」が決まる事はないけれど、「まあまあ最適」とか「自分の環境では最適」ならできそうな。

僕が持ってるスマホはFreetel Priori3 画面サイズは16対9の4.5インチ。

ビューワその1
アマゾンで安かったから買ってみた。1000円ぐらい。

折り畳みできるのがいいな、とも思って。しかしやはりレンズの拡大がちょっときつい。周辺ボケボケですな。
最大の欠点は中央の仕切りが画面に当たってるせいか、指でなぞっての操作をまったく受付けなくなってしまう事。ひょっとしたらオレの端末だけの問題かも知れないけど、できないものはできないのだ。
もちろんリモコンの存在も知ってるし、人の端末で使った事はあるけど、あれを持ち歩くってのもなんだかねえ。人に見せる時に、その人がリモコン慣れしてないとかえって画面に集中できないという事もあるし。(自分がそうだった)
なので、このビューワは却下。接眼部の広がりとスマホまでの距離の調節ができるのはとてもいいんだけどね。現在まったく使用されていません。

ビューワその2
ホルガの135-3DCV
@taketakego氏がお薦めのビューワ。
もともと中判ポジフィルム用の3Dビューワなのだけれど、カバーをつけた僕のスマホがぴったり入る!

136mm×73mmサイズまでのスマホが入ります。
パタパタ折り畳んで平べったくB6サイズぐらいになります。
残念ながら現在アマゾンでは取り扱ってないようで、検索してみつかるのは120-3DCVで、それはフタがあって見ながら指で操作できるようになってません。
これも結局のところ、それなりに拡大するのでベストではないのですがね。
指で操作するのが上からになってしまうのは…やってみたらそれほどマイナスでもない。

135-3DCVはstereoeyeで売ってます。
http://www.stereoeye.jp/shop/
とういか、そのページなるGoggle Tech製 Go4D C1-Glassビューアも気になりますね。。。

他にもビューワは持ってるけど、メインで使用しているFreetel Priori3が入らないサイズなので、ホルガ135-3DCVをベーシックなビューワと仮定して、理想的な平行法立体写真とは?

こう、かな
ひとつの画像は正方形に近く、余白はやや広めに、黒く。中央の余白が太くなるように。
歪んでピントが合わない周辺部は余白にしてしまえ、という事ですね。
コンスタントにステレオ写真を発表する人なら、こういう、自分のビューワに適した画像をアップロードするのは珍しくないかも知れない。

僕も今後しばらくは、Flickrにアップする平行法写真はこのスタイルにします。
とは言え、Freetel Priori3にプリインストールされている画像鑑賞ソフト「ギャラリー」は、ある程度の横長画像を勝手にパノラマ画像だと思い込んで左右に振ったりするので、それはそれで面白いけど、あまり横長にならないようにしなければいけませんね。



0 件のコメント: