2019年4月26日金曜日

3眼カメラにワイコンテスト

3眼フィルムカメラKalimar 3D Wizardにワイコンを付けて撮ってみるテストです。
このブログ2015年1月に似たような事をやってます。
https://yhmv.blogspot.com/2015/01/nimslo-3d-wide-conversion-lens.html
この時は3眼ではなく4眼のnimslo3Dカメラで、4つのレンズのうちの3つだけをワイコンでカバーしてひとつは無駄にせざるを得ない、そんなテストでした。だってレンズ4つもカバーできる径の大きなワイコン持ってないもん。
最近、3眼カメラを使用する事が多いので、3眼カメラをカスタマイズしたくなってきたのです。
以前のブログ記事だと、 取り付けフィルター径52mmのワイコンを使ってますね。今回も同じワイコンを使用すれば比較になるんだけど、引っ越しのドサクサでどっかへいっちゃったような…。フィルター径58mmの同じソニー製ワイコンがあるので、それを使用しました。あと、レイノックスのワイドアタッチメントもテストしてみました。

まず、何も装着しないでノーマルな撮影。絞り「中」でツツジを撮ってみた。

一番近くの花まで80cm。ワイコンを付けることでピントがどうなるかというテストもしたいので、普通に撮ったら微妙にピント合わないくらいの距離がいいかなと。
比較のために色補正あんまりやりません。フィルムスキャン時になんとなく補正する程度です。
絞り「中」というのは、Kalimar 3D wizardは絞りを三段階で調整できるからです。
 
しかし、それぞれがf値いくつなのか、知りません!

GIF化してみた。本来ならレンズの歪みによる大きさの違いなど補正するのですが、今回は補正しません。
大きさが違うだけでなく、もともと1枚ピントが甘いのですね。3連のうちの1コマが。

そして3連の画像の真ん中の写真の一部を拡大したのがこちら。
2400dpiでスキャンしたそのままの解像度です。そのうちの500ピクセル×500ピクセルだけトリミングしたものです。ワイコンも何も付けずに、80cmだとこれくらいピントが合わない、と。

レイノックスのワイドアタッチメントを付けてみました。付けると言っても、固定する方法がないので、手で持ってるのです。カメラの前になんとなく手で持って、ファインダー見ながらだから位置が少しぐらいずれてもわかんないなあ。そのファインダーもよく見えないし。
うまくいかない予感したけど、その通りに!もともとビデオカメラでもズームのワイド側じゃないとピント合わないんだよね〜。
 面倒くさいからGIF化しません。

ソニーのビデオカメラ用ワイコンVCL-HG0758
 これも手で保持してます。
ワイコン付けると少し暗くなるようですね。

GIF化!
これはこれで面白い表現かも知れない…
ワイコンの中心と3眼の中心が必ずしも合ってないので、歪みが増幅される可能性あり。なにしろ手で持ってますからね。とは言え、なかなかこのままでは実用的とは言えませんなあ。

2400dpiでスキャンした画像の一部を表示。
 最初のテイクと比べてみると、、少しシャープになってる、気がしませんかねえ。
 背後の、ノーマルならもっとシャープに撮れる部分がやや甘くなってるけど、トータルで近い部分がよりシャープになってる方が、ワイコンを付けた甲斐があるというものですね。とは言えこんなに歪んでは、うーん。

ついでにケンコーのクローズアップレンズNo.1


 2400dpi画像をそのままの解像度で表示すると…
80cmだとクローズアップNo.1にはまだちょっと遠かったかな。ノーマルよりもシャープだけど、60cmぐらいだともっと合うはず。そして背景の遠い箇所がだいぶ甘くなりましたな。

GIF化

ソニーのワイコンで撮った画像を適当に補正してみた。

うーん、それなりにワイドになってるとは思いますが、実用性がありますかねえ。

今回使用したフィルム
Kodak GOLD 200

2019年4月22日月曜日

KONO! DONAU ISO6 Ultra Slow Film使ってみた

不自然な色で撮れたりする個性的フィルムブランドKONO! https://reanimatedfilm.com/ のDONAU ISO6 Ultra Slow Filmを入手しました。

https://reanimatedfilm.com/products/donau-6-ultra-slow-film-strictly-limited-1-pack

ISO6ですよ!あいえすおーろく!ISOってのはフィルムの感度で、普通は100とか400とか、昔使ってた8mmフィルムは25ってのがあったねえ。低くてもせいぜいそれくらいで、6となると普通はあんまり使い道がないような。いや買いましたけど。
一般的に、感度が低い方がザラザラしない奇麗な写真が撮れるらしいのですが、まあ自分の場合nimslo 3Dカメラなので高画質指向ではない、いやnimslo奇麗に撮れますけど、そのまあ、奇麗に撮るためではなくて、なんか面白いかなーと買ってみたのです。

以前から、nimslo 3Dカメラで長時間露光撮影をやってまして、ええと、このブログでも色々書いてるんだけど、検索してすぐ出てくるのはこれだ
https://yhmv.blogspot.com/2016/08/nimlso-b3d_19.html
手動でシャッターの開閉するから1/100秒とか普通のカメラのシャッター速度にできないので、長時間露光専用にしてるのが1台あります。
で、普段はISO100とか普通のフィルムで、そのままだと光を入れすぎるからNDフィルターを使用してるんですが、ISO6だとNDフィルターを使用しないくらいでちょうどいいんじゃないか?そう思ってNDフィルターを外しただけで普段通り撮ってみた。渋谷ギルティでのTha pino noirrライブ。

うーん、何が何やら。ドラムセットらしいものが写ってますよ。

 右にマイクスタンドがあって、そっちを向いてるからコーラス中かな、ドラムの南都さん。あと、紫色のクラゲが浮かんでます。

 竜巻ドラミングだ!

帰り道、地下鉄上野駅での乗り換え通路。
 異界の入口じゃないよ、上野駅だよ。よく見ると案内表示が上の方にありますね。
たのしいな〜。

2019年4月12日金曜日

近頃のヘビロテ、ヨハン・ヨハンソン「オルフェ」

近頃のヘビロテ、ヨハン・ヨハンソンの「オルフェ」。なんかもう、これまで生きててこんなに何度も聴いたアルバムは他にないな、というくらい聴いてます。


このPVもよくできてるけど、何度も聴き込んだ後に見たから、なんにせよ映像付きだと違和感ありますな…。いやまあなんと言いますか。

近頃は日常的に車を運転してまして、カーオーディオのSDカードに入ってる音源で、何故かリストの最初にくるからっていうのもヘビロテの大きな要因かも。ダウンロード購入したら、カタカナでヨハン・ヨハンソンなのですね。それでリストの最初になるみたい。
それにしても飽きないなあ、オレ。年とって、一度気に入った刺激はなかなか飽きないようになったのかしら。

ヨハン・ヨハンソンを知ったのは、映画「メッセージ」からで、使用されているマックス・リヒターの曲もいいけど、モゴモゴいってるヨハンサウンドも気になる。

「メッセージ」のサントラを買って、アマゾンプライムなどで他の音源も聴いて、他のCDも買ったりして、「オルフェ」にぶち当たったのです。

検索してみたら、昨年の2月に亡くなってるんですね。なんと!もっと聴きたいのに!
「ボーダーライン」のサントラも買いました。劇場では見てなかったんだけど、昨年末に続編が公開されるから前作も見ておこうかなって…すげえなこれ!いや映画も凄いしサウンドも凄い!見てなかったなんて、ああクラクラする!
ちなみに続編の「ボーダーライン ソルジャーズデイ」はとってもとっても残念な映画でした。音楽はヨハンサウンドを踏襲してるか、一部使用してるか、まんま使用してるかで、ほとんど前作に近いし(クレジットは別人)、出演者も一緒だけど、どんな映画を作るかという姿勢がまったく別で、あの「不安になるスタイル」を拝借して不安にならないアクション映画を作りたかったらしい。まったくげんなりする出来でした。
まーそれはともかく、「ボーダーライン」「メッセージ」の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴの「ブレードランナー2049」は映画館でみたのですが、音楽担当がハンス・ジマー…あれ?ヨハンは?時期的に闘病してたのかな?いや検索すると1982年の「ブレードランナー」の音楽の解釈で監督と意見が合わなくて担当を下りた?えーそうなの?いやだって、ハンス・ジマー嫌じゃないけど、耳が飽きてるんだよー!やっつけ仕事臭かったぞ。あの濃密な「ブレードランナー2049」にはヨハンの音楽が欲しかった!

1969年アイスランド出身で、ヨーロッパで主に活躍、ドイツのアパートで死体が発見され、死因は発表されていない。。
なんか色々神経使って仕事して、無理もあったのかしら。亡くなってしまったなんて、残念だなあ。
まだ聴いてないオリジナルアルバムもあるので、ぼちぼち買っていきます。