2020年4月23日木曜日

フィルムカメラでLightBlasterのフィルター作り

LightBlasterとは、ストロボに装着して模様などを投映するアタッチメントです。

https://spiffygear.com/light-blaster/
(英文サイト)
リンク先に使用例や様々な画像フィルターが載ってます。お、久しぶりに見たけどフィルター増えてる?

私の使用例はこんな感じです。
nimslo 3D等の四眼カメラで使用します…

DOODLES
2014.9
自分で作成したフィルターを投映してますが、どうやって作るのか。
透明なシートに色やら模様やら画像やらプリントできればいいだろうから、インクジェットプリンタでOHP用紙にプリントしてました。

OHP用紙だからたぶんそんなに高精細にはプリントできないだろうなあ、と思うし、安物プリンターだし、インクが本来OHP用紙に適してないようだから、350dpiぐらいでプリントしてたのです。普通の印刷物なら350dpiで充分だけど、拡大投映するからたぶん本当はもっと高精細にプリントできた方がいいのでしょう。まあでもOHP用紙にうちのプリンターだと、こんなもんだろうなあ…。
LightBlasterは35mmのスライドフィルムマウントもセットできるようになってます。それを利用して、スライドフィルムと同じサイズの透明シートを作ってました。
ちなみに35mmフィルムサイズだと、長辺に470ピクセルぐらいです。長辺470ピクセルの画像!小さい!

そもそも35mmフィルムのスライドマウントを使用できるようになってるのは、35mmのスライドフィルムを投映するためだろうと、誰でも想像できますね。それをやらずにOHP用紙にインクジェットプリンターというのは、お金かかるし(スライド用のリバーサルフィルムってのは値段高いのです。現像もちょっと高い)、奇麗にドンピシャ露出で撮るのは難しいから。デジカメならその場で確認しながら露出調整できるけど、フィルムカメラだと現像してみないとわかりませんからね。更に、LightBlasterを買った当時、僕が持ってるフィルムカメラでその用途に使えるかな?というのはリコーTF-D200ぐらいだけど…いや露出オートでしか撮れないからやっぱり無理じゃん!というのを
このブログ2014.7.4 - Light Blasterがやってきたのでnimslo 3Dに装着してブラジルUFOに行ってみた - に少し書いてあります。

その後、父親が亡くなって、遺品ミノルタα9が手元に残りました。これは…フィルムカメラでクリアにマニュアル撮影できるから、使えるじゃないか!
レンズはミノルタのAF100マクロ。100mmでもいいよね、離して撮ればばいいんだから。と言うほど離さなくても普通に撮れた!やってみた、PCモニターに画像を映して、フィルムカメラで撮影!
リバーサルフィルムではなく、ネガフィルムで撮りました。モニターに映す時に反転させりゃいいんじゃね?と。白黒ネガフィルムです。色をちゃんと出すのが難しいから、投映するイメージも白黒で、投映したのを撮るのも白黒が基本でもいいんじゃないか。
できた!
LightBlasterであててみた!Nishika N8000で撮ってみた!
OHP用紙に比べて、すばらしく高精細!これはいい!

比較例をひとつ。
同じ模様じゃないから比較にはならないかと言うと、いやわかるでしょう、投映される画像の細かさ。

インクジェットプリンタでOHP用紙にプリント
PCモニターに映してフィルムカメラで撮影
比較写真の明るさの違いは、模様をはっきり見せるために露出を変えたからです。

素晴らしい!私は気を良くして猫を撮った。
Nishika N8000 カメラ
うーん、モフモフは像がシャープに見えませんね。長くて細かい毛には映りにくいかな。
そしてモデル撮影的なこともしました!
3D-GIF 作品展示 LightBlasterでモデル撮影

その他、このブログでLightBlasterに関する記述は - ラベルLightBlaster - を。




アマゾンで検索したらフィルターだけ売ってる。オムニバス(LightBlasterを扱ってる代理店)がオリジナルフィルターも作ったのね!



スライドマウントは安くていいな。(まあ需要がいつまで続くのか…)



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