ハクバのストロボディフューザー2WAYを1年以上前に買ってたまに使ってました。それなりに効果あるし、折り畳んでぺったんこにできるし、広げて取り付けるのも時間かからないし、まあいいかなと。
しかしストロボの角度によってはどうやら白い板がフレームに入ってしまうのかこれは?
普通に撮って普通に効果あって、こりゃいいやと思ってたら、あれれ、ヘンなの撮れたぞ。犬のジョン君UFOから降りて来たみたい!あるいはUFOに連れ去られてしまう!
上の方が光ってるというか、白くなってる、白い物体が写ってる?これはディフューザーの白い板か!?
フラッシュの「首」の角度について、あんまり意識しないで使ってて、カチっと固定されるところで使ってりゃそれでいいかな〜、っていう適当な感覚でした。
でもこの固定が強くはないので、首が少しおじぎしてしまう場合がある。そうなったとしてもそんなに気にしてなかった。
たぶん、ディフューザーの重さも加わるのでおじぎしやすくなってしまうのかも。
こうしてフレームにディフューザーの一部が入ってしまったのではないか。Nishika N8000ってそんなに広角でもないんだけどなあ。縦方向はそここそ入ってしまうか…。ていうかもっと広角なレンズっていっぱいあるじゃん一眼レフだとやはりレンズの先端はディフューザーより前に出るかな。小さめの一眼レフ、小さめの広角レンズだってあるじゃん!でもデジカメなんだから撮る時に気付くでしょ、っていう事か?すみませんね、デジタルじゃなくて。
そんな事があってからしばらく経ち、昨年末にパフォーマンスユニット「燃えるゴミ」との撮影会を行いました。
このディフューザーも持って行って、さあ使ってみよう、でもUFO誘拐写真にならないようにしなきゃ。90度にセットしたつもりでも、使ってるうちに首が下がってしまう可能性大いにありそうだ、どうしよう。そうだ、手で少し上向きにさせとけばいいんだ、撮る瞬間だけ。上向きになってるぶんには大丈夫だろう、90度が95度になってもいいだろう。と、手でくいっと気持ち持ち上げて撮っていた。
現像してみてびっくり、なんですかこれは!
盛大にフレアがでて、しかも4枚でけっこう違いがある。
ちなみにNishikaではなくnimslo 3Dカメラです。
おそらく、ディフューザー板がちょうど光をレンズ方向に反射させてしまったのではないかと。
まいったなあ、冷たい雰囲気のカックイイ写真を撮りたかったのに。そしてこれ、均一な自然な明るさになるように補正するのまず無理。1枚だけならともかく4枚をアニメーションにして違和感ないように補正…試みたけど無理でした。
フィルム2本近くがこれでお蔵入りになりました。なんというミス!こんな事になるとは。ひょっとしてディフューザーの使い方間違ってる?上下逆なのかな?と思ったけどそうでもなかった。
放置して数ヶ月後、なんとなく画像をPCでいじってて、どうにかお蔵入り写真を生かせる加工方法をみつけたかも。
黒っぽい部分(服など)を真っ黒にして、肌に合わせて明るい部分を補正(コントラスト強くなる)すれば、アートっぽいかなこれは?
顔と身体のチラチラ感は少なくなって、背景がフリッカーまみれだけど、いいんじゃないか。むしろこれって表現手法が気がするのは欲張りでしょうか。
古い3D写真をGIF化するとこういうフリッカーあるよね。
今後、意図的にこの効果を狙うのは…ちょっと怖いけど、黒い服を着てもらえば、あえてフレアばりばりに出るような撮影もありでしょうか。
ちなみに、僕が買ったハクバ ストロボディフューザー2WAYはLサイズで、Mサイズならこうはならなかったけど、ディフューザーは大きい方がいいだろ!と思っていたし、今も思ってます。
検索すると、この手のディフューザーはむしろ大半が密閉型といいますか、光が余分に外に出ないようになってますね。その方がこの失敗はなかったろうに。
でもなんで日本の一流メーカーのハクバが、光が無駄に拡散する製品を売ってるのか、それは…一流メーカーの首がカチっと固定されるフラッシュを使えという事かな。デジタルだからその場で確認できるだろ、って事かな。
このハクバの製品は確かに、折り畳んだら薄っぺらくなってかさばらない、他はたぶんもっとかさばると思う。
以上、ディフューザー沼の浅瀬で足をすくわれたレポートでした。
燃えるゴミ FBページ
https://m.facebook.com/burningtrash.jp/
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