PENTAXステレオアダプターふたつで4眼撮影、というのを以前にやりましたが(このブログ2022.12.7の記述)、画像の歪みがあって後々補正するのが大変だから、はてさて、今後も同じことをやるのかオレ?それとも、LOREOの3Dレンズ9005(このブログ2020.12.12の記述)で同じことやってみる?LOREO 9005の方が歪み少ないからなあ。
それにはLOREO 9005がふたつ必要なので…もうひとつ買いました。香港のLOREO社から買えると思ったら、webサイトを見ると http://www.loreo.com/ もうそこでは売ってなくて、製品は3dstereo.comで買ってくれと。LOREOは何年も新製品出してないし、もう在庫販売するのも面倒だと、会社畳んでしまう感じですかねえ。残念だ。
そして9005は、以前LOREOから買ったときは150ドル+送料だったか、それが今や180ドル+アメリカからの送料ですよ。世界的なインフレだから値上げは仕方ないかも知れないけど、円安だし、ああもっと早く香港のLOREOから買っておけばよかった。
Canon EOS 70Dのリモート端子をつなぐいつものシステムで2台のカメラを同期(このブログ2020.6.11の記述)。まあこの同期っぷりがクセモノなのだなあ。
先日のステレオクラブ東京の例会に持っていきました。その勇姿。撮ったのはinstagram@zodiacaldustさんで、インスタのスクショをこのブログで使用させてもらってます。
この日、このシステムでばしばし撮るつもりだったけれど、同期がなかなか合わなくて往生しました。続けて何十枚も同期ばっちりな時があるかと思えば、同期合わなくてほとほと難儀する時もあって、やれやれ…僕の最新の知見では、両方のカメラのシャッターボタンを半押しにして、それからどちらかを深く押すと同期しやすい…そのはずなんだけど、あれ?なんかうまくいかないなあ。何度か試して同期するようになったのでイベントの終わり頃に何枚か取りました。イベントと言っても上映会がメインなのでそんなに撮影機会があるでもないけれど。
出版記念撮影。
これは左カメラの写真。
右カメラこれは左カメラの写真。
フラッシュ使用してるので、同期してるのがわかると思います。
GIF化
レンズが90mmおきに4つあって、被写体までの距離は3m? 4mはないかな。縦の黒いオビの部分が広いですね。これはメインの被写体が4つの画像すべてにおいて中心にいないからですね。黒い部分は普通の立体視画像にしようと思ったらトリミングしなきゃならない範囲で、GIFアニメでも無い方が美しいかな。でもそうなるとかなり縦長の画像になってしまう。
それは仕方ないんじゃないの。レンズが90mm間隔で距離3m程度なのだから、こうなるよね。4つの画像でメインの被写体が常に中心にいるなんて無理でしょ。
いや、LOREO 9005には距離設定ツマミがあって、その設定によってミラーの角度を変えられて、カメラ本体の向きも調節すれば、基準となる被写体が4つの画像すべてで中心にいるように撮るのは可能です。実際、この日の午前中にうちでテスト撮影した時にはそれがうまくいったのだ。
しかし、そのためには、時間をかけてセッティングしなければならない。三脚を使用してカメラを固定、被写体も動き回らないでもらいたい!
しかし、そのためには、時間をかけてセッティングしなければならない。三脚を使用してカメラを固定、被写体も動き回らないでもらいたい!
実際には、カメラは手持ちで、被写体は位置をしょっちゅう入れ替わってる。それでも撮ってる時はカメラの背面モニターで「だいたいこれでメインの被写体が常に中心になってるんじゃないかな」と思ってたけどそんな事はなかった。
PENTAXステレオアダプターと比べてどうなのか。歪み具合は?
ほとんどまったく歪んでない、と言ったら言い過ぎだけど…上のGIFは歪み補正いっさい行ってないのです。位置と傾きの調整だけです。アニメーションにすると歪みが目立つ、それなのにこのスムーズさは素晴らしい。
ほとんどまったく歪んでない、と言ったら言い過ぎだけど…上のGIFは歪み補正いっさい行ってないのです。位置と傾きの調整だけです。アニメーションにすると歪みが目立つ、それなのにこのスムーズさは素晴らしい。
画像のクリアさは?高精細なのは?PENTAXステレオアダプターの方がいいなあ。
LOREO 9005はNishikaの画像みたい。そうか、Nishiakっぽいなら慣れてるからいいのでは?いや、デジタル一眼レフなのだからもっと高精細な写真を取りたいよう。このGIFでは画像の精細さはわからないだろうけど、なんかNishikaっぽいのは感じてもらえると思う。まあ、撮ってる人が普段Nishika・nimsloで撮って色補正してる人だからねえ。
とりあえず、PENTAXステレオアダプターよりも歪み補正が格段に楽だから、もっと撮ってみよう。いやまあ、ふたつ買ってるんだからもっと使わないとね。
問題は同期精度なのだけれど、またこの後うちでテストを繰り返して、これなら同期ばっちり撮れるぜ!という方法を発見したけれど、もうそれ何度目かなあ。家では何十枚も続けて同期OKな条件でも、撮影の本番ではうまくいかなかったりする。
同期がうまくいかなくても、すぐに良くしようと焦らないで落ち着いてぼんやり続けることが大切…そんな答えか…
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