2023年6月25日日曜日

LOREO 9005x2にワイコン付けてライブハウスで撮影

 LOERO 9005の保護ガラスをちょっと掃除したら綺麗になったようなので、ライブハウス撮影での美しくないフレアが減るのではないか。というのが前回の記述

LOREO 9005ふたつの4眼撮影システムで

新宿Wild Side Tokyoに行った。Tha pino noirのライブを撮影。
4月に撮った時とアングルが違うので正確に比較はできないけど、撮ってみた感じだとフレア減ってると思う。


下は4月の画像。同じバンド、同じライブハウス。

4月と今回でステージ上のミュージシャンの位置が違うので、アングルもだいぶ違う。だから、これだけ見て「おお!全然フレアっぷり違うじゃん!」と思うかもしれないけど、それはそうなんだけど、そんなに違うかどうかは検証できない。でも僕の印象ではだいぶ減ってると思う。とは言え、フレア出ないわけではない。やっぱり出るときは出る。

たとえばこのように。(今回撮影)


しかしこれは保護ガラスのせいではない気もする。2枚の画像にまたがってるし。

NIshikaとかプラスチックレンズのカメラで同じような虹色フレアを見かけるから、LOERO 9005のチープなレンズゆえだと思う。

ワイコンを付けてみよう。

そもそも保護ガラスの影響を抑えたかったのは、ただでさえフレア出やすいのに、ワイコン付けたらえらいことになるだろうと思ったから。


おおう、予想はしてたけど、盛大にゴースト出まくってますね。ワイコンってゴースト出るよね〜。ワイコンゆえのフレアはそんなでもないかなあ。
円形のぽちぽちが写真用語で「ゴースト」っていうものだと思う。レンズが増えて、広角になって光が入りやすくなるからしゃーないよねえ。まあ、面白い表現と言えなくもない。


カメラからギターまで3mほど。LOERO 9005のピント設定は5m。ワイコン付けるとピント合いにくい(まあそれは被写体が2mとか、より近くなると…だと思う)という傾向もあるのでf22にした。スロシャッター&フラッシュ。
これ、3m先の被写体が真ん中に来るようにカメラを内側に向けているけど、ピント設定を「∞」にして、カメラをどっちもまっすぐ正面に向ければ、ゴーストが左右に等間隔に流れるアニメーションになるのかな。いずれテストしてみよう。

ちなみにこの日、2台のカメラの同期はバシバシ合いました。同期が合う・合わないというのは、片方のフラッシュを両方のカメラで捉えるかどうか、という判断なのだけど、今回140テイクぐらい撮って、同期合ってなかったのは4テイクのみ。すごい高成績!しかも合ってなかったテイクのうち3テイクは、画像の半分ぐらいにフラッシュの光が入ってる、惜しい!

なんでこんなに同期が合う時と合わない時があるのか、わからない。
この一週間前にステレオクラブ東京の例会があって、このLOREO 9005x2システム(ワイコン付)を持っていったけど、その時は同期が合わなくて、しゃーないから両方のカメラのフラッシュ光らせた。
スローシャッター&フラッシュが好きだからその時もやってみたけど、そうか、スローシャッターで同期合わないと、片方のカメラに2度フラッシュの光が入るんだ。


片側カメラはフラッシュの光を2度受けて、人物が2重になってるのがよくわかる…わからない?
わざとプロジェクターの光源がレンズに入るアングルにして、保護ガラス掃除する前でフレア&ゴーストが発生して、カメラから被写体の距離が近いから左右のアニメーションも大きく振れてるので、人物が2重って言われても…


Tha pino noirのwebサイト

ステレオクラブ東京
9月に「ISU2023JAPAN 世界ステレオ写真大会@つくば」やります

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