2008年5月9日金曜日

QuickTime7.4.5にしたらFlashとの親和性がゼロに

ゼロは大げさかな。でもゼロみたいなもんだ。
いちおう、Flashの"ファイルメニュー/書き出し/ムービーの書き出し"でQuickTimeの書き出しができる。
けれど出来上がったQuickTimeムービーを見ると、QuickTimeの経過時間と、Flashでファイルを作る時のタイムラインとが完全に同期してないのです。
本来、同じ画像が2コマ続かないところなのに、同じ画像が続いていたりする。
だからその書き出し機能は以前から使ってなかったし、今後も使わずにいたいのだが。

QuickTimeが7.4.5より古いバージョンなら(バージョンアップする直前、7.?を使ってたのか覚えてません。7.3.?か、7.4.0、かな)、FlashCS3のパブリッシュでQTムービーを作る事ができた。
パブリッシュする前に、Flashプレイヤーの対象設定をバージョン5以下にするんだけど、それで表現できる範囲が変わってくる(たとえばフォントがClassicで使えるフォントに置き換わったり)、という問題がないでもない。
それでもパブシッリュでファイルを作った方がいい。

"ムービーの書き出し"で作られるムービーファイルは、ビットマップ画像のムービーで、
パブリッシュで作られるのはベクトルデータ。だから軽くていい。のみならず、パブリッシュされたQTムービーでは背景をアルファチャンネルとして透明にできたりする。
そんな利点があってもなくても、"書き出し"で作ってタイムラインと同期しないんじゃ困るでしょ。ムービーがぎこちなく動くんですよ。

しかし、QuickTimeを7.4.5にしたら、QTムービーのパブリッシュができなくなってしまった。
加えて、以前にパブシッリュしたムービーも読めなくなった〜!
FlashでパブリッシュしたQTムービーは、"Flashトラック"という専用のコンテナをあてがわれるのだけれど、その読み書きどちらもできなくなったようです。
もうQuickTimeはFlashとの連携はやめた、という事なのでしょうねえ。困ったものだ。

これじゃあ、Flashで作ったムービーをFinal Cutに読み込むのもできないぞ。
Flashでアニメを作ってYouTubeにアップするとか、どうやってやるんだ?

とりあえず、Classic環境を起動して、Flashバージョン5とQuickTime6の組み合わせを使うことにしますか。
まいったね〜。新しいMac欲しいのに、Classic依存症が深まる。

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