2010年3月31日水曜日
最近のぴくぴく
も〜眠くて眠くて、身体の末端がヘンにざわざわしてます。
それでも、ちょこちょこ立体写真をFlickrにアップしてるので、最近のものをここに表示します。
wiggle - ぴくぴく3Dです。
最近、浅草の写真が多いですね。前からかな。
だからと言いますか、今日は浅草写真ばっかりで。
↓3月28日撮影。桜は…四分咲きぐらいかな。それよりも、寒さであまり人がいませんでした。日曜だったのに。
屋台もヒマそうだったなあ。
色の加工は、写真をトイカメラ風にするToycamera Standaloneでやりました。
色をいじってないMPOファイルをSTART 3Dにもアップ!
2010年3月17日水曜日
映画「Dr.パルナサスの鏡」imaginarium of doctor parnassus
これも一ヶ月ぐらい前に見たんですけどね。
「Dr.パルナサスの鏡」
THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
2009年 イギリス、カナダ映画
監督 テリー・ギリアム
テリー・ギリアムの映画は久しぶりですねー。
あれ?ブラザーズ・グリムは見たんだっけか?見てないよね、そんな感じ。
昔は要チェック監督だったんだけどなあ。
今回は予告編を見て、うーんこれは、往年のギリアム節炸裂かも。
そう思って見る事にしたんだけど…
いまいちですなあ。
鏡の中のシーンにしても、CGで何でもできる昨今ですから、見ていてわくわくしないんだなあ。
「特撮」でやって欲しいなあ。CG時代になって、むしろイメージが小さくしぼんでしまったように感じられる。
いや、小さくはなってないんだけど、昔と同じ事をCGでやってもね。なんかパワーを感じないのです。
それと、いわゆるドラマって、人が怒ったり、泣いたり、わめいたり、そんなシーンが多いんだけど、僕は実生活の中でそんな事をあまりやらないのですね。見かける事も多くはない。
だから、怒ったり、泣いたり、憎んだり、そんなシーンで成り立ってるようなドラマ、それこそがドラマチックだと押し付けているようなドラマには、あまりリアリティを感じられないのです。
で、テリー・ギリアムの映画ですが、以前なら、たとえ登場人物が、泣いたり怒ったりしていても、それとは一歩離れた違う感覚も同時にあって、その達観した皮肉さが独特で、それプラス特撮というのが凄かったのですね。
ところがこれはみんな真面目に頑張ってて、悩んだり怒ったり、要求したり。ギリアム流の皮肉、笑いもあるにはあるけれど、そんなに強烈ではない。
なんかフツーの映画だなあ。
ヒース・レジャーが死んじゃったので、仕方なく鏡の中のシーンは他の役者が演じているけれど、なんか散漫な印象で、パワーダウンしてる感じ。
まあそれはしょうがないかな。有名俳優の出演がなければ、制作が打ち切られたかも知れないのだし。
2010年3月12日金曜日
DVD「お早よう」
小津安二郎というと、ずっと以前にテレビ放送で「秋刀魚の味」を見ただけですが、登場人物の鷹揚な喋り方にカルチャーショックめいたものを感じました。
「お早よう」
1959年
監督 小津安二郎
今回は小津特有らしいラジカルなカメラワークと、もろホームドラマなシナリオの組み合わせにクラクラしました。
なるほど信望者がいるわけですね。
それはいいとして、
「おなら」の音、最初、わからなかったなあ。
おならを表現するのに楽器の音を入れてるんだけど、それが普通に楽器の音なので、おならだとわかりませんでした。 わりと重要な要素なんだけど、映画の中盤までわからなかった。。オレだけ?
昔の人はあれで、おならだってわかったのかなあ。
おなら音も鷹揚に表現するっていうのは、まあわからないではない。
おなら音を生録りするよりも楽器でそれらしい音を出した方が、録音も編集も楽だし、必要以上の生々しさがなくていいのでしょう。
しかしこの場合は、音楽劇の効果音みたいに、まったくリアルさを排した、様式化されたおなら音なのですね。
そのスタイルに慣れた人、ある文化圏の人ならすぐわかっても、そうじゃないとわからない…オレだけ?
いや別に、わかりにくいのを責めているのではないのですけどね。
写実な映像と様式化された音の組み合わせに違和感を感じるのは、時代や世代も関係あるかなあ。
これって実は、映像と同じくらいのラジカルさなのかも。
違和感を感じさせておいて、流す。
2010年3月11日木曜日
映画「マッハ!弐」ongbak 2
見たの一ヶ月前なんですが、なんとなく書いてなかった。
マッハ!弐
ongbaku 2
2008年 タイ映画
監督 トニー・ジャー、バンナー・リットグライ
むううう、
原題がオンバク2なので、「マッハ!」のたしかに2と言っていいのだろうけれど、時代設定はさかのぼって数百年前に。
ま、それはいいんだけと…
予算がぐっと増えたのでしょう、フィルムは格段にいいものを使ってるらしく、クリアな映像で、スローモーションもたっぷり。
アクションもどっさりで出し惜しみなし。
なんかしらんが山賊集団なのに各種格闘技の達人がいて、ザトーイチみたいなのもいる!オレ、この映画好きかも!
タイの時代物のはずが、この無国籍っぷりいいね!
と思ったのだか…
何なのこのラスト?
復讐映画なのに復讐がなされない。
両親の敵を討った、と思いきや、殺したのは影武者でしたと悪者が高笑い。
ナレーションは「こうして非道をつくしたティン(山賊なので)はそのむくいを受けたが、皆が願えばいつの日かティンの魂は復活するであろう」
正確には違うだろうけれど、こんなような事を言ってた。
そそそ、そうなの?
てえ事は、数百年後に復活したのが「マッハ!」のティンなのか、
あるいは「マッハ!3」につながるはずなのか。
たぶん「3」を考えてなんだろうけれど、「2」が売れなくて企画が流れた?いや、わかんないけど。
なんかアンハッピー映画への憧れみたいなものがあったのかも知れないけれど、ドラマを成立させるための配慮がまるでないのがいかん。
実は生きてましたという悪者も、ただ卑怯で助平なだけのではなく、手段は汚くても強い理想があったりとかしてほしい。
激しいアクションでも、訓練や試験であればいまいち熱く見れない。
本スジの「復讐」がやっと始まったと思ったらあっさり終わって謎の暗殺軍団。これもそれなりにアツいんだけど、起伏が延々と続くので、終わり頃には集中力が散漫になってくる。
すごい事やってるだけに、何だかな〜。
ひょっとしなくても、撮影しながら脚本を考えたのかな。そんな香りがしますよ。
音楽もよくない。あちらでは予算があったらオーケストラってのが映画としての見栄なのかも知れないけれど、曲そのものにスパイスあるいはビジョンのようなものは感じられず、ただジャカジャカやってるだけで、映画の妨げにさえなる。どうも音楽は作る方も作らせる方も、やっつけ仕事が基本みたいですな。
たぶんこの映画、ストーリーがわからない「ダイジェスト版」があったら、そっちの方がいいよ。
ちょっと検索して得た情報によると、制作費が足りなくなって映画会社とモメたらしいですね。
で、結局、中途半端な作りのまま無理矢理物語を終わらせるしかなかった、のかな。
2010年3月3日水曜日
ブラジルUFO 東高円寺UFOクラブ ぴくぴく3D
フジのFinePix S7000にペンタックスのステレオアダプター(このブログ2010.2.21の記述)を付けて、レッツらゴーです。
平行法で立体視できます。
せっかくなので外部ストロボを付けました。ナショナルPE-160Cです。
安物電池なせいか、いや、電池なくなりかかってるのかな、1枚撮ったら次のフラッシュまで時間がかかって、光らせるつもりが光ってくれない写真がいっぱい撮れました。
まあそれはともかく、露出が適正なら、やはりW1よりかこっちの方がきれいですね。
ただ、S7000と外部ストロボの組み合わせを使うの久しぶりなので、シボリをいじるの忘れてる時がありまして、あらら、露出オーバー。
オリジナルの写真データはこんな感じ。
パソコンソフトで補正してみたら、ま、これもよいかな〜と。
台形歪みも補正してます。
アニメーションGIF
番長を軸にしたwiggle 3Dと、後ろのカメちゃんを軸にしたwiggle 3Dをと両方を組み合わせてみました。
ふつう、2枚の画像で照明の変化が大きいと3D画像としてはよろしくないんだけれど、この場合はちらちらする感じが面白い効果になるかな〜と。立体効果はイマイチですがね。
W1よりきれいに撮れるとは言っても、台形歪みを補正するのが面倒だし、それ以前に1枚の写真を適切に半分に切るのも面倒ですなあ。
35mmフィルムカメラ換算で100mm程度の画角になってしまうのも大きな問題。
ぴくぴく3Dにも向いてないみたいだなー。台形歪みを補正しきれない、歪みのない立体画像になるのは狭い部分しかない、という事ですかね。
↑
1組の立体写真から「ぴくぴく3D」を生成するサイト、Start 3Dより。
↓
なんかSFっぽい!
2010年3月1日月曜日
回転台がやってきた
本来、模型やフィギュアをかざるためもものですが。
アマゾンで1890円。
もっと安いのもあったけど、荷重2Kgまでというのがポイント。
これでいろいろ廻せますな。
平行法で立体視できます。
しかしこの映像、ソニーのビデオカメラTG1で撮ったのですが…
Flickrで圧縮されてるとは言え、あまりきれいじゃないですなあ。
おいしそうに見えないのがいかんですなあ。