2010年4月30日金曜日

「バウムクーヘンにきのこの山、生える」3D写真にフレームを付けてみた

バウムクーヘンにきのこの山、生える (parallel 3D)
ここに表示しているのは平行法立体写真です。
画像をクリックでFlickrのページに行くと、交差法写真へのリンクがあります。

今までFlickrに色々3D写真をアップしてましたが、すべてフレームのない写真でした。
フレーム…ふたつの画像をそれぞれ囲む黒いワク線です。

フレームのない画像は、こんなかんじ。
DSCF1802 Baum Kuchen (parallel 3D)

フレームがあった方が立体視やりやすい、というコメントがありまして、
いや、英語のコメントだからよく分からないけれど、たぶんそういう内容だと思う。
Frameというと、僕は動画のフレームを第一に頭に思い浮かべるので(1秒何フレームとか)、
何を言ってるんだろう?てな感じだったけど、それがワクだとわかれば、そうか、ワクを付けろというコメントね。
たしかにフレームがあった方が立体視しやすいんだけど、
フレームを作ってしまうと、今まで以上に、それぞれの画像に入ってるオブジェクトを合わせなければならない、それに神経を使わなければならない…。

何を言ってるのかって、たとえば、
DSCF1029 愛宕神社 (parallel 3D)
この写真、片側には青いホースが入ってて、もう片側には入ってない。こういうのが立体写真としては美しくないのです。
右目と左目、同じオブジェクトが見えていないと、その見えていない不自然さに注意がいってしまうので。
とは言っても別の位置からの写真2枚を使うのだから、大なり小なりそういう事はおこりますよね。その不自然さを極力抑えた写真を撮るのが努力目標なのです。

その点がうまくいってるのがこれかな。
DSCF1400 下谷神社 (parallel 3D)
背景の建物のどこからどこまで入れるか、というのが左右ともにほぼ同じで、
手前の像も、その奥の木も同じだけ左右の写真に含まれている。

ま、上の写真の方が迫力あっていいとも思えるけれど、
教科書的にはたぶん、下の方がよい立体写真ではないかと.

フレームがあったってなくたって、ある程度そういう事に注意を払うのだけれど、
フレームがなければ「僕はただ2枚の写真を並べただけですよ〜」てな顔していられるけれど、
フレームがあると「きっちり、どこからどこまで見せるか、意図して切り抜いた」という事になるので、ますます気を使わなければならない。
という事もあって、ずっとフレームなしの画像をアップしてました。
まあ確かに、フレームがあった方が立体視しやすいな〜。
なんとなく、フレーム付きの画像を作ってみようか。
う〜ん、フレーム付きもいいもんだ。今後できるだけやってみようかな。…かな。
オリジナルの、サイン入り、みたいなフレームもかっこいいけど、あまりそれが目立つのもいやなんですよね。

2010年4月25日日曜日

7Dがやってきた その6 - BOTH CHEESE 新宿ナインスパイス

Canon EOS 7Dで動画撮影やってみようという記述。その5はこちら。
4月22日。新宿のライブハウス、ninespicesに行きました。
わりと新しめのライブハウスみたいですね。お、禁煙!素晴らしい!

別のバンドの撮影が目当てだったけど、その後に出演したBOTH CHEESEがかっこよく撮れたので、勝手にアップロード。


いろいろ自分なりにオプションを付けて、できるだけ安定させてみようと試みましたが、結局BOTH CHEESEの撮影の時にはカメラ+UNモニタリングPro+ハクバグリップストラップというシンプルないでたちでした。(水平器も付けてます)
この映像はレンズを最望遠にしたままです。(35mm換算216mm相当)
カメラのブレはこんな感じになりました。

ブレというのは、何を撮るかというはっきりしたビジョンにもよりますね。
そのポジションからいい映像が撮れるなら、あまり迷わないからブレも目立たない。
ワンマン・ワンテイク撮影できれいに撮るにはそれが重要なんだけど、
バンドのライブ撮影で、メンバー全員をいい映像で撮れるようなカメラ位置というのはまずない。
特に7Dでは、撮りながらいい位置に移動するというのが困難なので、カメラ位置・映像のバランス、選択の難しさをつくづく感じますね。

マイクはEOS 7Dの内蔵マイクで録音しました。モノラルで、レベルはオートのみです。
わりとスピーカーの近くだったので、こりゃあ音はワレワレに割れてるだろうなあ、と思ってたけどそうでもなかった。
アッテネーター(なくしちゃったけど)を通してたらもっと貧弱になったろうから、これでよかったかも。

ピントはUNモニタリングProのおかげでかなり改善されました。
(UNモニタリングPro購入前→7Dがやってきた その3)
まだまだアラはありますが、YouTubeにアップした1280×720サイズなら、ピンボケもライブっぽくて許される程度ですかね。
撮影してて「動くなよ〜!」と言いたくなりますな。

ちょっと暗い感じな映像になってますね。
ISO感度設定は1250です。もっと上げて明るくできるんだけど、ノイズを増やしたくないので、ISOはギリギリ低くしたいのです。
ノイズがなくて、明るい部分の色があれば、黒つぶれもかっこいい、気がしますね。
でももうちょっと明るくしてもよかったなあ。
液晶モニターでそのへんの判断は難しいです。
7Dは写真モードだと撮影前にヒストグラムが出るんですが、動画モードだと撮影中も撮影前にも、ヒストグラムが表示できないんですね。
再生時にはヒストグラムを表示できます。
だから動画の場合は、ちょっと撮影してヒストグラムを見て、それから本撮影、というのが理想なんでしょうか。
写真モードにして、露出を動画モードと同じにして、ヒストグラムを見るのもアリですかね。
まあそれもヒストグラムで何かを判断できるようになってから、ですが。

水平器は活躍したのか?(7Dがやってきた その5)
微妙かも。
なんか上の映像、フツーに傾いてません?
水平器がうざいどころか、水平器の存在を忘れることが多々ありますね。
ただ、ちゃんと撮影前に内蔵水平器を表示させて、外付け水平器がちゃんと水平してるな〜というのを確認してるのですが、
「おかしい、今ちょっと傾いてるようだけど、外付け水平器の言う通りにしたらますます傾いてしまうぞ!」と思うこともしばしば。
右目でモニターのみを見て、左目で外界を見てそう思うんだけど、撮影中はオレのバランス感覚が狂うのだろうか。
それでも気付いた時には水平器の言う通りに補正しました。
この映像を撮った時は水平器を意識してたかどうだったか、覚えてません。

撮影中にまた、温度計マークの警告灯が点滅。
普通の室温であっても、ある程度ライブビュー撮影を続けると警告されてしまうんですかねえ。
4月15日に7Dのファームウェアのアップデートが公開されててました。
気付いてアップデートしたのが昨日だったのですが、Canonのwebサイトによると
「ライブビュー撮影・動画撮影時の温度警告表示および温度上昇で自動終了するまでの時間を延ばしました」
とあって、ええっとこれは、警告が出るまでの時間は変わらないのかな?変わるようにも読めるし。
まあとりあえずアップデートしておきました。

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BOTH CHEESE
MySpace
http://www.myspace.com/bothcheese
webサイト
http://www.geocities.jp/bothcheese/

2010年4月22日木曜日

7Dがやってきた その5 水平器がくっついた

Canon EOS 7Dで動画撮影は苦労しますな、という記述。その4はこちら。

100円ショップで水平器を買って、ばらばらにして、純「水平器」のみをカメラの背面モニターに両面テープで貼付けてみました。

この写真だけを見ると、かっこわる〜、と突っ込まれそうですが、いやこれがけっこうイイんですよ。
このままではバカっぽいけれど、UNモニタリングProを付けて視界にモニター部分しか入らないようなになると、断然役に立つんですね。

そもそも7Dには内蔵水平器がモニターに表示される機能があって、買う前にこれいいかも、と思ってたくらいだけど、実際、画面中央にずっと表示されるのはうざいのですね。

両面テープで貼付けるのはうざくないのかって、そんなには気にならない。
水平器をこの位置に付けることで、モニター情報で隠れてしまうのは「写真をあと何枚撮れるのか」と「現在のISO設定値」で、
動画を撮るぶんには写真の枚数は気にしないし、
ISOもだいたいオートにはしないでマニュアルで設定するから、数値は自分で意識する事になるので、隠れてもいい情報なのですね。
映像についても、動画はワイドで撮るので、上下の部分が見えなくてもいい、丁度この水平器ぐらいから下は見えなくても大丈夫なのです。
UNモニタリングProを使用した動画撮影のみのオプションですね。写真撮影だったらかなり邪魔です。

ちなみに両面テープを貼る前に、モニターに保護フィルムを貼ってますので。

どうにもカメラが傾きがちなので、こんなのを付けてみました。
右手一本でグリップを持って保持すると、左が重たいから自然と右に傾けてしまう傾向があるのですね。
今までビデオカメラでも傾きがちだったけど、同じ理由かな。やっと原因がわかった。

ただ、両面テープで貼付けるので、完全に水平ではないからまあ、大ざっぱな目安、という事で。
そもそも100円ショップの水平器だから、おそらく精度は低いかと。

カメラのアクセサリー・シューに取り付けるタイプの水平器も持ってるけれど、モニターと一緒に見れないからこの場合は使えないのですね。
移動インターバル撮影では必須アイテムです。

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7Dがやってきた - つづく

2010年4月20日火曜日

7Dがやってきた その4 増えたアイテム、減ったアイテム

キャノンEOS 7Dで動画撮影は苦労します、という記述。その3はこちら。

EOS 7Dとレンズのキットを買ったビックカメラのポイントが20パーセントだったので、けっこうな金額のポイントになりました。
そのポイントなどで買ったもの。全部ポイントで買えたわけじゃありませんよ。
・予備バッテリー
・コンパクトフラッシュカード。16GB。本当は32GBぐらい欲しかったんだけど、予算のつごうで。
なにしろ12分で4GBですからね。16GBだと、45分ぐらい?どうせ舞台撮影などでは使えないなら(一度に4GB以上撮れない、12分以上撮れない)、16GBでもあまり困らないとは思うけど。
・1TBの外付けHD。今の環境は、内蔵500GB、外付け500GBで、それぞれ120GBぐらい空いてるかなあ。今はまだ充分空いてると言えるけど、12分で4GBではなあ、いずれいっぱいになっちまう。ポイントがあるうちにハードディスクを買っておこう。
・レンズフード。付属してないんだもん。
・キャノン一眼デジカメ用リモコンRC-6。先日発売になったばかり。接写撮影の時に、ブレをなくすためにセルフタイマー撮影するのですが、10秒と2秒のふたとおりあって、2秒だとちょっと、シャッターを押してからまだレンズがぶらぶらと揺れている気がする(もちろんスタビライザーOFFです)ので、10秒のセルフタイマー撮影するのだけれど、10秒だと長い気がする。特に、2枚の画像から立体視する写真を撮る場合で、太陽光で撮る時、2枚の写真を撮る間に光が変化してしまうかも知れないので、短いに越した事はないのです。
そんな時はやはり、リモコンの方がいいですね。
しかし、このリモコンって、静止画撮影にしか使えないのね。動画モードでリモコンボタン押しても写真を撮るのですよ。え〜、つまんな〜い。いやまあ、動画をリモコン撮影する機会があるのかってまあ、できた方がわくわくするでしょ。
・ハクバ グリップストラップ。右手全体でカメラを安定させられるすぐれもの!
・AKG ショックマウント H38。マイクホルダーです。カメラにマイクを取り付けるにあたって、カメラを操作しててもマイクの音声に影響がないようにショックアブソーバーを、と思いまして。予算の都合で小さいのになりました。

そして、先日のnanoxライブ撮影でピント合わせがうまくいかなかったので、UN モニタリングPro MCマスターを買いました。一眼デジカメの背面モニターを拡大して見るフード付きのルーペです。

これは、撮りながら見るものではなくて、撮った後で落ち着いて見るためのもの、みたいだけど、カメラにうまく固定できれば撮りながらだって見れるだろう。

背面に装着する前提の製品だと、ケンコーが輸入販売してるフードマン「フードルーペ・シネマストラップ付き」(PDFファイルへのリンク)があるけど、これが1万5千円ぐらい。

検索したらもっと高いのもありました。ZACUTO Z-Finder 39500円、わーお!
http://www.nationalphoto.co.jp/2F/digiaccse_09.htm

拡大倍率がどれも3倍なので、おそらく、見える・見えないはどれもあまり変わらないのではないかと。見えやすい・見えにくいはあっても。
だとしたら安いのでよかろう!UN モニタリングPro MCマスターが8千円弱なのでそれにしました。
UNのモニタリングProシリーズはもっと安いのもあるけど、接眼部が大きい方がいいだろうし、写真を見た感じだとMCマスターがやはり接眼部大きいみたい。視度調節ができる、というのがMCマスターの特徴みたいですが、僕はあんまりその点に必要性感じないのです。
買ってみたらヒモが2本付属してました。このヒモでどうしろと言うのだ?カメラに固定するには…ボーイスカウトで結び方を学習すればいい?
どうにか7Dにこのルーペを装着してみよう。
100円ショップでゴムひもを買いました。ヘアバンドですね。
これが丁度いい〜!

しっくり、ぴったり、すばらしい安定性!
UN モニタリングPro MCマスターの耳みたいな部分、ハニワの手みたいな部分にうまい具合にゴムがひっかかってくれます。

さて、これで動画撮影しながらピント合わせをできるようになるのか!?
もうポイントはとっくになくなってるし、そうそうアイテムは増やせませんよ。

ひとり撮影ポーズにふけってみると、どうもうまくない。UN モニタリングProがないうちは、モニターを真正面から見なくてもよかったけど、今度は真正面から見なければ、顔の前にカメラを持って来なければならない。
写真を撮るならそれもいいけれど、5分、10分動画を撮るとなると、軽くないカメラをその高さに保持しているのがつらい。
ハクバのグリップストラップも顔の高さぐらいになると効果が減ってくる。少し低いくらいでちょうど力がうまくかかるのですね。
基本右手だけで保持できないと。左手はフォーカスリングをいじったりするので、カメラを支えられる時と支えられない時があるので。
右手だけで顔の高さはきついですね。結局手がプルプルしちゃあしょうがないんだが。

さて、どんなスタイルが安定するのか。もうあまりお金はかけたくないし。
お金かけられるんだったら、こんなのもありますけど。
http://item.rakuten.co.jp/prokizai/ca-fset/

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減ったアイテム。

こないだZONE-Bでnanoxの撮影をして、どうやらアッテネーター(このブログ2007.7.12.の記述)とマイクケーブルをなくしてしまったようだ。
どこかに置いたりはしてないと思う。(置くようなテーブルがない)
ポケットなりカメラバッグなりに入れたつもりが入ってなくて落ちてしまったのかなあ。
アッテネーターはまた買えばいいけど、マイクケーブルはオーディオテクニカAT9450専用なので、これがないとAT9450使えないじゃん。とっくに生産中止のマイクだから、ケーブルも入手困難だろうなあ。

アッテネーターもまた買えばいい、と思ってたらあれれ、売ってない。個人でヒマをみて作ってるようだから、売ってる時の方が少ないのかな。

むうん、AT9450が使えないとなったら、買ったばかりのショックマウントAKG H38も使う機会がないかも。もう一本のマイク、アイワCM-S3にH38は細いのですよ。使って使えないこともないけど、あまりショック緩和してくれないかも。
もうちょっとお金を出して、大きなショックマウントを買えばよかった。

7Dがやってきた その5につづく

2010年4月19日月曜日

7Dがやってきた その3 nanox 早稲田ZONE-B

キャノン7D購入直後の動画撮影奮戦記。その2はこちら。

4月17日。ハクバのグリップストラップを付けて、nanoxのライブ撮影をしました。
こいつをあてにして、一脚もつかわずに。
いいね!かなりブレを押さえられます。

まあそんなにズームしてませんが。
レンズが再望遠で、35mm換算220mm程度なので、ビデオカメラの何十倍ズームに比べたら、そんなでもないんですよ。



マイクはオーディオテクニカのAT9450。アッテネーター付き。

先日のクドロマシーノと比べても、明るさは充分。
お、なんか今までのビデオカメラとは違うクリアさが…
しかし、ピントが甘いというか、合ってませんね。特にボーカルのタカヒロ君がねえ。
撮影中はよくわからんのですよ。3インチのモニターでは。
オートフォーカスは動画では実用性ゼロだし。
まいった。
ライブビュー撮影は三脚を使って静物撮影に向いている、と説明書に書いてあったけど、だんだんと身にしみてきた。

一眼デジカメで動画を撮る、その時背面モニターを拡大して見れるオプションがサードパーティから発売されてるけど、プロ用だけあって値段が高いんだなあ。

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本日のおすすめアイテム。ハクバ グリップストラップ。
値段も手頃だし。


7D動画撮影奮戦記 つづく

nanoxのサイト
http://6427.teacup.com/nanox/bbs
http://www.myspace.com/wavejack

7Dがやってきた その2 kudromasxino 高円寺ペンギンハウス 暗すぎて撃沈!

キャノン7D購入後の動画撮影奮戦記。その1はこちら。

4月15日、10年ぶりぐらいに高円寺ペンギンハウスに行きました。
kudromasxino(クドロシマーノ)のライブコンサートを撮影。
ペンギンハウスは狭いからなあ。三脚使えないだろう。一脚を持って行きました。

その前に秋葉原のヨドバシに行って、カメラバッグやらNDフィルターやらを購入。
ハクバのグリップストラップもよさげなので購入。一眼レフカメラを右手で持つのに、より安定しそうな感じ。
これが家に帰って開けてみたら、カメラに装着してみたら、かなりいい感じなのです。
でもペンギンハウスでは使わなかった。グリップストラップを装着したら、三脚・一脚とは使えないかと思い込んでた。なんだ、使えるじゃん!

そして撮影されたビデオ。暗い〜!
前のバンドがもっと明るい照明だったので、クドロマシーノも最初は暗くてもいずれ明るくなるかと思ってたのに、最後まで暗いままだった。


これでISO設定6400ですよ〜。シボリもいっぱい開けて、まあF3.5〜5.6レンズでちょっとズームしてるからF5.0ぐらいなんですけど。
ああ、今までのビデオカメラではF2.4とかが当たり前だったのに。

マイクはアイワのCM-S3、アッテネータはなし。
7Dのステレオ音声入力に挿してるので、録音レベルはオートです。

しかし、キャノン純正レンズでもEF-Sシリーズでは、明るくてF3.5ぐらいが一般的なんだよなあ。これでF1.8のレンズが欲しいとか思ったら、レンズの値段がひとケタ上がるのかしら。えらい事です。
ヤーッコがEFレンズでF1.8/50mmの単焦点レンズを持ってて、それが安いらしいんだけど、7Dに付けると90mmぐらい?むむむ。

トータル20分ぐらい動画撮影したのですが、途中でモニターに温度計の警告マークが点滅しました。
ええっと、これは何かがヒートしてる警告だったような、でもまあ、とりあえずその時の曲が終わるまでは動画撮影続けました。
後で説明書を読むと、炎天下でライブビュー撮影を続けると内部温度が上がる場合があって、その警告だそうです。対応策としてはライブビュー撮影をやめるように、と。
ライブビュー撮影というのは、背面の液晶モニターに画像を映しながら撮影するって事で、デジカメならそんなの当たり前じゃん!一眼デジカメ界ではそうでもないの?
7Dで動画撮影は必ずライブビューになるので、ライブビューをやめろって言われてもなあ。
その後いったん電源を落として、動画撮影はしないで静止画だけライブビューで撮り続けましたが、警告は出ませんでした。
ともかく、炎天下ではなかったし、室温も普通だったと思うけど、なぜ高温警告が?
右手でグリップをにぎりつづけてて、グリップがちょっと汗ばんでましたからなあ。
いや、そもそも数十分も続けて動画を撮るようなマシンではないのかも。うむむ。

ちなみに、静止画像でも基本ライブビュー撮影してます。
ライブビュー撮影にして、ミラーを上げっぱなしにしてます。
ミラーを上げておかないと、カメラのシャッター音がわりとうるさいのですね。
ファインダー撮影でもミラーアップできるけど、その場合、結局のところいちいちミラーをカタカタさせる音がするのだし。
接写の3D撮影をよくやるので、ミラーショックが気になる、という面もありますね。

ところで、
やっと今までのデジカメとは違う、一眼っぽいのが撮れた気がする写真。そうでもない?
IMG_0486 ワッフル waffle (Animated GIF/wiggle 3D)
カメラ向ければなんでもよく撮れる、今までとは次元の違うものが撮れる、っていう訳ではないのですね。
やはり光の具合が肝心かと。

7D動画撮影奮戦記、つづく

クドロマシーノ MySpace
http://www.myspace.com/kudromasxino

2010年4月15日木曜日

Canon EOS 7Dがやってきた

買いました。一眼デジカメ。
Canon EOS 7Dと18-135mm/f3.5-5.6レンズのキット。
APS-Cサイズのセンサーなので、35mmに換算すると29-216mm相当らしいです。
ビックカメラの通販で買いました。よく行くお店はヨドバシなんですが、モノの値段・お店ポイントがヨドバシもビックも同じなんですが、クレジットカードのポイントがビックカメラだと4倍になるはず…なってんのかなこれ?

それはともかく、なぜこんな、今までの路線と違うカメラを買ったのか。
今まで持ってたデジカメで一番高級なのはフジのS7000、中古で4万円ぐらいでした。ぱっと見ると一眼っぽいけど、レンズ交換はできない。ムービー撮影はおまけ程度。

以前から、そんなに一眼デジカメがきれいに撮れるなら、そのままムービー撮影できりゃよいのになあ、とも思ってました。
最近になって、1年ぐらい前から、おまけではなくて、きれいにHDモードで撮れる一眼デジカメがぽろぽろ出てきましたね。
で、僕が持ってるHDモードで撮れるビデオカメラってソニーTG1しかないのですね。
もっと本格的なビデオカメラが欲しいけど、「これは」というものはソニーAX2000で、35万円ぐらいするんだなあ。むうう。
一眼デジカメって、10万ぐらいでも売ってるからなあ。
「移動しながら撮る」前提で操作されるようにはなっていないので、動画を撮るモノとしては使いにくいだろうし、
録音関連もショボショボではないかな。録音レベルはもちろんオートのみで、外部マイクが付けられなくて、内蔵マイクが貧弱とか。
でもまあ、10万円のビデオカメラよりかきれいに撮れそうだからなあ。
そんな折りに、ヤーッコにキャノン5Dマーク2を買ったのを見せびらかされまして、うう、これもいいなあ。

5Dマーク2と7Dは外部スレテオマイク付けられます。レベルはオートのみ。
5Dマーク2はファームウェアのアップデートで録音レベルをマニュアルで調整できるようになったようだけど、ヤーッコによるとかなり使いにくいらしい。

しかし5Dマーク2にそこそこのレンズを付けたらやっぱり35万ぐらいにはなってしまう。
弟分の7Dでいいかな。
5Dマーク2はフルサイズのセンサーだけど、7Dはもうすこし小さいAPS-Cサイズなのですね。
そのへんの違いはwebのサンプルムービーでも感じられました。
でもまあ、上を見たらきりがないし。

でも、あわてて買わずにリサーチ!お店でさわりまくり。
まず大抵の一眼デジカメには電動ズームがない。がーん、そうなんだ〜。
ビデオカメラの過変速ズームに慣れてしまい、表現手法のひとつとしてズームを重宝してる自分に改めて気付きました。
昔はそんなことなかったのだが。でも「ゆっくりズーム」っていいよね〜。
ま、それができないのと、
7Dでも5Dマーク2でも他の一眼デジカメでも、オートフォーカスをビデオカメラみたいに使うのはできない。撮影しながらのオートフォーカスは実用的ではない。
これは、レンズのAF機能が、ビデオカメラより一眼デジカメが劣るのではなくて、
ビデオカメラはセンサーが小さいのでフォーカスに神経質にならなくてもわりときれいに見えるから。
一眼デジカメはその逆で、まだまだ動画に実用的なAFが開発されてない、という事だと思う。

電動ズームがない・AFが使えない、という2大ネック…いやまあ、昔を思うとそれで普通だったけど。
なので、映画製作みたいな、ワンカットづつ準備してリハーサルして、という撮影なら大丈夫だろうけれど、より柔軟で即時的な対応を求められる状況(舞台撮影・セミナー撮影とか)には向いてないです。
マニア的にはそれでもいいんだけど、仕事的にはどうかなあ。

もともと、一眼デジカメでHD動画を、というwebの記事で注目したのはニコンのD5000だったのです。
でもよく調べたら、D5000は動画がワンカット最長5分程度しか撮れないし、フルHD(1920×1080)じゃなくて、1280×720なのですね。
ニコンの一眼デジカメはみんな1280×720みたい。うーん、フルHDがいいなあ。
ペンタックスのK-xも10万円以下でHD動画撮影できて…あら、これも1280×720ですか。
最後まで対抗馬として残ったのはパナソニックのGH1
AVCHD圧縮で、バッテリーとメモリーカードの許す限りフルHD動画を撮り続けられる。
5Dマーク2と7DはH264圧縮で、ファイルサイズ4GBまで、時間にして12分ほどしかワンテイクでは撮れません。(これも舞台撮影では使えない要素)
値段もGH1の方が断然安いなあ。
GH1はマイクロフォーサーズマウントで、センサーがAPS-Cサイズよりもさらに小さい。
センサーが大きい方がいいか小さい方がいいか、状況にもよるけれど、今までもっぱら小さいセンサーのカメラを使ってきたから、大きいのに憧れますね。
それと、一眼デジカメを買うんだったら、ロレオの3Dレンズを使えるのがいい。マイクロフォーサーズ対応のロレオレンズは、ないでしょうねえ。
- 追記 : マイクロフォーサーズ対応のロレオレンズ、ありました。あるんじゃ〜ん -
GH1が一眼デジカメの中ではHD動画撮影に傾倒している、とは言え、電動ズームがないことや、撮影中のAFは実用性がない事に変わりはないようですね。ビデオカメラなみの利点があればもっと考えるけど。
GH1だって、これ欲しいなあっていうレンズをもう1本買ったら20万円超えるしねえ。

どうせ無理して買うんだったら7Dを買ってしまえ!てな訳でした。

つづく(このブログ2010.4.19.の記述)
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ヤーッコのブログ
JAAKKO'S PHOTOGRAPHY (英文)
http://jaakko.hanamiweb.com/

2010年4月12日月曜日

ついったーがやってきた twitter

知人の勧めもありまして、ツイッター始めました。
ほほ〜う、これがツイッターか〜。
とりあえず読むばっかりでいいかな。
ことさら交遊広げなくてもいいんで、20人ぐらいフォローでいいですかね。

http://twitter.com/yoshing_BT/

このブログよりか更新頻度が高いと思います。
Flickrに写真をアップした時につぶやいたりね。