2023年4月9日日曜日

LOREO 9005 x2の4眼カメラ、ライブハウスで本格使用 記述1

 EOS 70Dを2台シンクロさせて立体写真撮れるんだから、LOREOの3Dレンズ9005と組み合わせれば4眼デジタル3D撮影できますな。

試しにやってみたのがこのブログ2023.3.15の記述で、さらに先日、新宿WildSide Tokyoに持ち込んでバンドのライブを撮ってみました。

LOREO 9005のピント設定は「1.5m・2.2m・5m・∞」で、これはピントだけではなくミラーの向きも変えて、近い距離だと「寄り目」になるようにできている。そうでなければステレオベース90mmで距離1.5mは無理でしょ。

お目当てのバンドはTha pino noirで、新宿WildSideではこのところよく撮っている。だいたいカメラから被写体の距離は2.5m〜3m程度かな。
ピント設定を2.2mにして、本番前に、2.2m先の被写体が4枚の画像の中央に位置するようにカメラの向きを調整。動かないマイクスタンドを試し撮りして、背面モニターをグリッド表示させて微調整。レンズ間の距離も一定にしなければならない。ちょいと面倒ですな。

まあこれくらいかなあ。一番手前のマイクスタンドまで距離2.2mです。

この角度できちっと締めて固定。

実際には2.2mよりもやや遠くなるだろう。そうなると特に背景の変化が4枚で均一ではなくなる可能性がある。と言って設定5mでは実際と違いすぎるし、2.2m設定で実際の距離が3m弱ぐらいならまあ、そんなに変なことにはならないのではないかな。

この日最初のバンド、BANANA NEEDLEをまず撮ってみました。

手前のキーボード奏者まで3mぐらい?後ろにいるのがベース奏者だけれど、そこまでの距離がありすぎて画像4枚すべてにはベース奏者が入らないなあ。距離があると言っても普通のステージの普通の位置なんですけどね。こういう時はピント設定を5mか∞にすれば「寄り目」ではなくなるからベース奏者4枚ともにフレームに入るのだろうけど、設定を変えるとカメラの向きを調整し直さなきゃならない。それは面倒なので設定2.2mのまま撮っちゃえ。

たまにベース、キーボードともに4枚のフレームに入った写真も撮れたけど、

アニメーションにすると振り幅が大きくて、これはこれでダイナミックだけど、4枚しかないからコマ落ち感、カタカタ感ありますかね。

BANANA NEEDLEのドラム、距離は4m〜5mかな。

背景にほとんど何もないので、適度な振り幅に見えますね。いやそんなこと言ってたらNimsloやNishikaと印象変わらないじゃん!

BANANA NEEDLE
オサレグルーブでジャジーなトリオ

さて、Tha pino noirは二人組で、普通に撮るとワンテイク一人づつなので、遠くの背景がやたら動いて気になるとしたら「照明」かな…
あんまり気にならない?手前のマイクスタンドもそうだけど、人物じゃなくて、その場にあって当然の物なら、メインの被写体になりえない物なら、コマ落ち感がそんなに気にならない…かな。
いつも以上に、スローシャッター&フラッシュを多用しました。あんまりいいレンズじゃないから、ノーマルシャッターだと色や解像度の貧弱さがバレバレなので。

スローシャッターだと色が加わる感じで、こりゃいいハッタリになるわい。

nimsloのスローシャッター(このブログ2021.3.19の記述)だと、もちろんフィルムカメラなので現像してみないと出来がわからない。もうちょとフラッシュ弱い方がよかったなあ、とか後でわかっても仕方がない。ライブハウスは照明がくるくる変わるし、私の特殊nimsloは露光時間を正確にコントロールできないし。

でもデジタルカメラだと、その場ですぐに確認できるから、こういう写真だと

もうちょっと露光時間短くてもいいかな、あるいはフラッシュ強くしようかな、すぐに対応できる。
デジカメっていいね!

記述2につづく




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