本当に、作業に200時間もかかったのかな。
計ってたわけじゃないので、正確にはわかりませんが。
ヤフービデオキャストやniftyビデオ共有で映像を見て選ぶ時間も加えると、それくらいにはなるんじゃないかな。
レンダリングにやたら時間かかったし、レンダリングの結果に不満があってその待ち時間が無駄になる事がほとんどだし。
最初の逆三角形ワイプも、もっと別なオリジナルワイプにするつもりだったけれど、いろいろやって結局すべてボツ、なんの事はない、FinalCut付属のワイプになりました。あれで20時間は無駄にしたなあ。
たいてい、このブログでこういったオリジナルムービーを紹介する時はYouTubeより高画質なQuickTimeムービーを表示するのだけれど、今回は元映像が無料配信サイトのものだったりするので、あまり画質よくないのですね。
QuickTimeムービーの方が、そりゃちょっとはいいけれど、かえってショボさがつたわってしまうかも知れないので、YouTubeだけでもよいかと。
niftyビデオ共有にもアップロードしました。
mpegのムービーをダウンロードできる設定にしたので、ダウンロードして見るのがいちばんクリアでスムーズな気がするので、nanoXファンの方はそちらをどうぞ。
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_080612094460_1.htm
ダウンロード可能にするにあたって、権利設定をクリエイティブ・コモンズの「表示・非営利・改変禁止」にしました。
niftyビデオ共有の説明によるとそれは、
著作者のクレジットやビデオに関する情報を表示し、改変せずにそのまま非営利で提供することで、これらのビデオを複製、頒布、展示、上映、インターネットで送信することなどができます。
だそうです。いちばん"心が狭い"設定になりますかな。
ダウンロード不可の設定にしてもいいのだけれど、ダウンロード&改変可のムービーを使って作ったものを、ダウンロード不可で公開するのはどうなのよ。
「表示・非営利・改変禁止」の場合、こういうムービーがあるよと人に紹介する以外にあまり使い道がないので、これならダウンロード可でもよかろうと。
それ以上に自由な公開レベルだと、どのようなレベルで公開するのかバンド側と意見調整しなければならず、それもめんどくさいし。
niftyビデオ共有には、ダウンロード可のビデオにはダウンロードボタンがあるのに、
ヤフービデオキャストだと、クリエイティブ・コモンズのライセンス設定がされてるのに(どうやって使っていいか設定されてるのに)、ダウンロードボタンらしきものが見当たらないのですね。
仕方がないので僕は、ビデオを利用するにあたって勝手にFLVをダウンロードしました。どこかにボタンがあるのかな。
ヤフービデオキャストにもアップロードしました。同じく「表示・非営利・改変禁止」にしてます。
でもみんな、どうやってダウンロードしてるんだろう。
アップロードしたとき、もとファイルは49MBのムービーだったのだけれど、ヤフービデオキャストでは出来上がったFLVは20MBになってるのですね。
320×240サイズ3分で20MBなら、投稿サイトにしてはクリアなムービーなのですが、重すぎるせいか動きがカクカクしすぎるのでそれは削除。
ヤフービデオキャストは「スムーズに再生されるけれど、画像はボケボケ」というのが僕の認識だったけれど、違うみたい。1年ぐらいアップロードしてなかったから変わったのかも。
20.1MBのムービーを作って、それをアップロードしたら15MBのFLVになりました。
してみると、ヤフービデオキャストではもとムービーのデータ量も生成FLVの画質とデータ量に影響する、比例する、という事なのかな。
YouTubeの場合は一定以上はデータ量増やしてもあまり変わらないと思うのですね。
ためしにやってみよう。YouTubeにアップしたのは49MBのファイルだったけれど、それとは別に20.1MBのファイルをアップしてみたら…「(エンコードに)失敗しました」そうです。むうん。過去の経験から、失敗するムービーは何度アップしても失敗するのであきらめます。まったく同じムービーデータじゃないと実験にならないので。
ひょっとしたらniftyビデオ共有も、もとムービーのデータ量でカクカク度が違うのかしら?
そう思ってこれも2つのファイルをアップしてみました。
結果はどちらも20.6MBのFLVが生成されて、カクカク度も同じみたい。
表にすると下のようになります。
もとムービーのサイズ | 生成されるFLV | |
ヤフービデオキャスト | 49MB | 20MB |
ヤフービデオキャスト | 20.1MB | 15MB |
YouTube | 49MB | 12MB |
YouTube | 20.1MB | 失敗しました |
niftyビデオ共有 | 49MB | 20.6MB |
niftyビデオ共有 | 20.1MB | 20.6MB |
ヤフービデオキャストではアップロードするムービーのデータ量でFLVの画質も調整できるようだけれど、カクカク度の問題があるので、多ければいいってもんじゃないですね。
今回のビデオのように「スピード感」が重要であればスムーズに再生される方がいいので、15MBのものがいいと思います。
これがそうです。
ちなみに使われてる静止画像はすべて素材集から使用しました。
マスクのイラストさえ市販されてる素材です。
されてた、かな。クリップカンパニーという舶来ものなんだけど、数年前にソフマップMac館で買ったのだけれど、処分品だったからもう売ってないかも。アメリカあたりでは売ってるかも。僕が買ったものは日本語にローカライズされてます。
CD-ROMが5枚ぐらいのセットで980円だったかな。そりゃあ安いと思うでしょうが、CDのうちの1枚のみがJPEGの写真ファイルで、他は.WMFという画像ファイルが入ってるのです。
見た事ない形式だったので「これはMacで開けるのですか?」と店員さんに聞いたところ「開けません」と言われました。
そんなもんMac専門店で売るなよ!とツッコミ入れる前に「だから安いのですよ」むうん。
(結局どうにか開けたからマスクのイラストを使えたのですけど)
どのみち日本人には垢抜けてない微妙なイラストばっかりなんですけどね。
データクラフト社の素材事典シリーズの写真も1枚使ってます。
"素材事典イメージブック"は、仕事では重宝するけれど「いかにもコマーシャルフォト」なのばっかりで、こういった自主制作ビデオにはそぐわないですな。
たて縞・放射状のノイズっぽいフィルター(フィルターとなる画像)はCorel Painterで作りました。
編集はすべてFinalCut Expressで行いました。
うまくすれば数ヶ月以内に新しいパソコンとFinalCut Proを買おうと思っています。
そうなったら今回多用している効果とは別に、"FinalCut Proでサクっとできるフィルター"があるだろうから、その効果をよく使うようになるだろうから、今回のようなムービーを作る事はもうないかも知れません。
一方、今回のような"自作フィルター"でシンプルな音楽ビデオを作ってみたいとも思いまして、それはFinalCut Expressで充分なんですね。(パソコン替えないとレンダリングに時間かかってしゃーないが)
シンプルというのは、ヒコーキやらレーシングカーやらの映像は無しで、ライブの映像のみでという事なんだけど、いやライブじゃなくてスタジオでもいいんだけれど、たいていのロックバンドはライブの方がいいパフォーマンスするから。
それだとライブに4回か5回は行かないとなあ。ライブハウスはカメラワークに制約も多いし。
でも編集に200時間かけるより楽かな。
音の問題もある。
今回も「ライブをビデオカメラのマイクで録った」にしてはマシな方だと思うけれど、プロモビデオとしては貧弱ですね。
で、最近発見しました。nanoXのプロモビデオがある〜!
ripitetition
ちゃんとしてるじゃないですか。音も映像もクリアでいいですな。
お、もう一本あった!
Bara Bara
楽しそうだ!
nanoX
MySpaceのページ
http://www.myspace.com/wavejack
ところで、先日知ったのですが、ギターの高橋君がnanoXやめてました。
むうん。
残念ですがまあ、仕方ないのでしょうねえ。
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