2011年5月31日火曜日

ピッコロ1700で肩イターイ piccoro Stabilizer

足立区、五反野駅前にピッコロというケーキ屋さんがありますが、それとは関係ないだろうカメラスタビライザーPICCORO 1700を入手。
広島の映像会社メディアルームが販売しているものです。

http://www2.gol.com/users/aaa/

手持ちカメラでも安定して撮れるように、揺れを緩和するのが「スタビライザー」ですが、僕が買えるようなものは、高いのでもマーリーンぐらいですかね。(このブログ2007.7.10.の記事)
今は実売9万円ぐらい、かな。

最近はYouTubeなどでマーリーンの映像もよく見かけます。「ホレ、どうだスティディカムだ、すごいだろ」といった具合で、いいのかも知れないけど、ちょっと辟易ぎみ。それよりも肩乗せで味のある移動撮影に魅力を感じたりする今日この頃。
だからまあ、すぐに仕事で使うのでなければ、10万円出してマーリーン買わなくてもいいかな〜と思ってました。(ただ「すぐに必要」という事態になっても、買ってすぐにうまく使えるものでもないらしい)

でも検索してみたら安いスタビライザーというのもあって、ぐっと安い1万円ぐらいのは小さいカメラ専用だけど、おやおや、メディアルームのES_PROシリーズはデジタル一眼でも使えるのですな。

アマゾンで買える、デジタル一眼で使えるスタビライザーで比較的安いものは、PICCORO 1700とES_PRO ライト EXがあって、どっちがいいのか(デジタル一眼に向いてるのか)わからないけど、名前でPICCOROにしました。
対応カメラ重量がやや幅広いし。



ピッコロとはイタリア語で「小さい」という意味らしいけど、これ、小さいのかなあ。まあ大きさはともかくとして、重い!カメラと合わせるとこんなに重いんだ〜!
これは…おとーさんが子供の運動会で使うようなものではないですな。確実に。仕事でもなきゃ使わないだろう。
カメラとスタビライザーと合わせて3Kgぐらいならいけるかと思ってたけど、片手で肘を曲げて保持するのはつらい〜。
この重さは問題ですな〜。

もうひとつの問題はバランス調整が面倒な点。
アマゾンで注文しても、メディアルームから連絡が来て、こちらで使うカメラの重量に合わせて下準備したものを納品してくれます。
しかし、本格的な調整はユーザー自身が行います。で、そのバランス調整は、ほぼ自由雲台のみで行うので…たとえば、前後方向と、左右方向を同時にドンピシャに合わせなければならないのです。
「う〜ん、ちょっとバランス合ってないな〜、ちょっとだけ直そう」と思っても、なにしろ市販されている自由雲台ですから、締めている状態からノブをまわして急に緩んでしまうので、はずみでガクンと動いたらもとの木阿弥、ゼロから調整やり直し。まあゼロは大げさでも3ぐらいからやりなおし(完成を10として)。
調整の時はスタビライザー本体もカメラも動かさないようにして、自由雲台を緩めるのが理想。万力か何かでスタビライザー本体を固定できればいいんだけどそうもいかないから、両手両足、アゴまで使って、座った姿勢で全体を抱きかかえるようにして調整します。椅子がいりますね。
バランス調整の最後に、振り子テストを行います。これ、テーブルがあるといいな。撮影現場に椅子とテーブルが必要になるのかい!

(今ふと思ったけど、クイックシュー付きだから、カメラを付け外ししながら調整すればいいんだ。それならアゴは使わなくても済む。)

ただ、スタビライザーはどれもこれも調整が面倒みたいですね。他は使った事ないけど。
マーリーンだって調整が面倒で、買ったはいいけど使ってないという人も少なからずいるようだし。
このES_PROシリーズは、面倒かも知れないけれどある意味単純なので、根気さえあればどうにかなるはず。
バランス調整は、慣れても10分ぐらいかかりそうです。

市販の自由雲台を使用しているのがポイント。
だから、コストを安くできるし、誰でも調整できる。
単純なので頭は使わないけど、わかっていてもなかなかできない強いストレスもあります。
PICCORO 1700の雲台はSLIKのSBH-200DQです。検索したら6000円ぐらいですね。
市販の自由雲台ではなく、独自のバランス調整システムだと、全体で3万円程度にはできないでしょうね。
ふむ、市販の自由雲台ってことは、これを外して他のにしてみるのも可能では…接着剤でくっついてました。無理して外すのはやめておこう、今はまだ。

適当に調整して、部屋の中、3mぐらいの距離をいったりきたり。録画と再生を繰り返す。まあ、こんなもんかなあ、やっぱり。

浅草で初めての屋外テスト撮影やってみました。
マクドナルドで(椅子とテーブルがある)きっちりバランス調整して、仲見世まで持って行ってさあ撮ろうとしたら、あれ〜なんかバランス狂ってるなあ。
可動部分をしっかり締めたつもりでも、ちょっと抱え持ったりすると何かが動くのかなあ。
結局、その場で立って調整し直しました。
マクドナルドで時間かけて恥ずかしい思いしてやった調整は何だったんだ。

理想は「人がカメラ持って歩いてる」というのを感じさせない事なんだけど、その理想からかけ離れた映像が撮れました。
まあ、最初だしね。


それにしても重い!重い!重い!
実は一ヶ月ぐらい前から右肩が少し痛くて、まあそんな大したことはなかったんだけど、PICCORO 1700をいじってたら日増しに痛くなってなってきた!もう普通に寝てても痛くなってしまった!
病院に行って治療中です。
まいったなあ。右肩が治るまでピッコロ封印か?買ったばかりなのに。
とりあえず左手で保持する練習します。

そしてこれはオプションのプレート。

あった方がバランスとりやすいみたいなので一緒に買いました。
しかし、あまりに調整に手間がかかるので、別のアイテムを使ってみます。そうなるとこのプレートは使わないですね。

それは何かって…2011.6.2.の記述につづく



追記
スタビライザーのある・なし両バージョン撮った箇所があるので、いちおうアップ。
「なし」の方でもPICCOROを使ってますが、片手でカメラを持って、片手でピッコロのしっぽを持ってます。
これだけ広角ならそれだけでも安定するだろうと思ってましたが、比べてみると確かに差はありますね。

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