2020年5月5日火曜日

フィルムの現像時間と撹拌時間でだいぶ違うんですね

こちら、カメラがNishika N8000でf19、フィルムはLomography EARL GRAY 100、ストロボにライトブラスターを装着。

Nishika N8000カメラ
Lomography EARL GRAY 100フィルム
現像液 フジ スーパープロドール
水に手を入れてライトブラスターで変な模様をあててみました。暗い!水が黒くてこれはコールタールか?てなもんだ。まあ失敗写真ですね。
セッティングの都合上カメラと手が近いので、絞りをf19にせざるを得なかった。40cmぐらいだから、それくらい絞らないとピントが合わないだろうな、f11では無理だな、デジカメで条件を合わせて試し撮りしたらやっぱりかなり暗かった。ストロボはYONGNUO YN560III、ストロボも被写体まで50cmぐらいだったかな、普通なら明るすぎるくらいだけど、f19だし、ライトブラスターのフィルターも入ってるし、光量1/1でも足りなかった。暗いのは分かってたけど、撮ってみりゃなんとかなるかな?まあ撮ってみて、ええと、暗い場合は現像時間を延ばすのがいいんだったかな、よくわかなんないけど昔「増感」って言葉あったよね、ISO100のフィルムをISO400の設定で撮るとか、あれって現像時間を延ばすんじゃなかったっけ、白黒フィルムは自分で現像してるんだからやってみよう。現像液はフジのスーパープロドールしか持ってません。
液温20度で普通なら現像時間6分30秒だけど、何度も現像してるから時間を10パーセント増しに(と説明書きにある)して、更に露出不足だから現像時間をもっと増やすんか?11分現像しました。
でも全然暗くなってしまった。 PCで明るく補正もできるけど、ノイズも増えるし、まあこんなもんか、しゃーないね。

そして、偶然ロモグラフィーのページ
B&W 100 Potsdam Kino Film:撮影と現像に関するアドバイス
https://www.lomography.jp/magazine/340504-lomography-potsdam-b-w-tipster-guide
を見ました。いやこのフィルムは持ってないんだけど、なんとなく見た。
そのページの「野原のお馬さん」写真、現像時間を長くして撹拌も少なくすると、こんな細かい弱いコントラストになるのか、こうなるのか〜、へーえ。すげえな。
してみると、ライトブラスターの暗すぎる失敗写真、あれも律儀に「最初の1分撹拌、後は1分おきに5秒の撹拌」と説明書きにあったから、その通り11分やってしまったけど、そんなに撹拌しなくてよかったのだな。たぶん。

その後、このブログ2020.4.26の記述
「100円ショップの拡大鏡でnimsloクローズアップ撮影」
そこで白猫の写真を撮ったけれど、それはカメラもnimsloだし(たぶんf5.6)、光も自然光だし、フィルムが同じだけでまったく条件が違うけど、白猫だから白トビしない方がいいだろう、コントラスト弱くなるように現像時間を長く撹拌も少なくやってみた。
最初の30秒撹拌して、後は2分おきに5秒の撹拌。現像液1Lで処理能力はフィルム10本らしいけど、これが11本目だからただでさえちょっと長めにしていいんじゃないか、でも露出はたぶん適正だろうから10分ぐらいでいいかな、撹拌は少なくなるよね。結局トイレにも行ったので現像時間は15分です。最後の5分は撹拌なし。

nimslo 3Dカメラ
Lomography EARL GRAY 100フィルム
現像液 フジ スーパープロドール


どうですか。上のコールタール写真とえらい違い。まあ、カメラも光も違うからね。PCでの明るさ補正、ちょっとはしてるけど、あんまりしてません。

露出不足のフィルムをどうするか、というのはたぶん結局難しいんだろうけど、普通に撮ったフィルムを撹拌の多い少ないでコントラストほんわかさせらせるというのは、面白い!
みんな知ってた?常識?


フジの現像液スーパープロドール。1L用。現時点ではアマゾン直販に在庫がなくて、マーケットプレイスでの送料がかかりますね。
 

アマゾンにはコダックの現像液も売ってますね。でも値段がスーパープロドールの倍ぐらいしますね。そもそも安く上げるために自家現像ですからね。そんな目くじら立てるほど高くもないんだけど、買ってもいいんだけど、オレが使ってるのコダックの白黒フィルムでもないからなあ。

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