今までフィルム選びの基準は安いかどうかで、これからもそうなんだけど、ちょっとヤバいフィルムに遭遇したかも知れない。
2年ちょい前から白黒フィルムは自分で現像してて、でもそれはたまにしかやってなくて、基本的にカラーフィルムをお店に現像出してたけど、コロナショックでお店が休業しちゃったから(インターネットで郵送現像でもいいけど、リアル店舗でのスピード現像に慣れてるもので)、しゃーないよね、しばらくは白黒で撮って自分で現像だー。
なので、今まで「持ってたけど使った事なかった白黒フィルム」を次々使用してます。たとえばISO400のフィルムだと、僕はよくストロボを使用するからだいたい「ISO100のフィルムでいいや〜」となるのであんまり使わない。いやなぜ使わないフィルムを持ってるかと言うと、もらったからなのですね。もらったはいいけど、オレ、現像液はフジのスーパープロドールしか持ってないからそれで現像していいのか?いいとしても適切ではないのなら、適切を求めるのなら、やっぱり白黒でもお店で現像になるよね、そんな1本のフィルムのためにそのメーカーの現像液買えないから。お店で現像だとスピード現像ではなくなるし、まあどうしようかな〜、白黒でなければ、400でなければという状況になるまではなんとなく保留してた。保留が解かれたのだ。
たとえば、このブログ前回の記述ではKentmere400を使用してたし、
こちらはARISTA EDU ULTRA 400→https://twitter.com/yoshing_BT/status/1260501926321455107
あと、ブログの昨年秋の記述 JCH STREET PAN 400
まあでも、フィルムの良し悪しはよくわかんない。ふーんって感じ。
そして使ってみた、ILFORD HP5 Plus 400
他はNishikaだったりのトイカメラで、今回はnimsloだから比較はできないんだけど、なんか違うぞイルフォード!
現像液はフジのスーパープロドール。液温22.7度で現像時間5分40秒(標準的なやりかた)。
nimsloで自然光で猫はあまり撮ってないから、他と比較できないんだけど、これいいな〜。手前の猫が白トビしてなくて、背後の部屋も奥までそれなりに写ってる。ピントが手前しか合ってないのはクローズアップレンズを使用してるからです。
PCでの補正、やってるけど、そんなにグリグリやってません。
むーん、これはいい。何がいいのかよくわかりませんが、ぼんやりしていながらリアルな感触もあると言いますか、写真っぽいよね。これくらい普通?
階調とか粒状感とか、マニア的に言い方があるのかも知れませんが、オレはこの「リアルで写真っぽい感触」気に入りやしたぜ!
ストロボ光らせるつもりが光らなかったテイク、夜に普通の室内の蛍光灯のみなので、こりゃあISO400でも暗いな、と思ったらこんなに撮れてた!
ちょっと猫の首だけ浮いてるようにも見えて、なにやら怖い写真になりましたが、いやこんなに明るく撮れてるとは思ってなかった。いやほんと、デジカメでISO400、f5.6、1/30秒設定で普通の部屋の蛍光灯だけで撮ってみて、暗いから。(nimsloは常に自動露出なのでどんな露出で撮ったのかわからないけれど、一番明るくてこのf値とシャッター速度なのでたぶんそう)
ほーら、首だけ浮いてる。さすがILFORD!
上で光ってるのはストロボのディフューザーです。フレームに入らないかと思ったらばっちり入った。
オレの足をよけるネコ。さすがILFORD!
でも値段高いんだよな。
アマゾンは値段ばらばらだけど、安いのでも10本で12575円ですか、高いぞ!
今後、買うのか、買うのか、いやだって、そうなったら現像液もILFORDにしたいじゃないか。
現像液 ID11は1L用で約1000円(処理能力10本)か。270円のスーパープロドールとえらい違いだ。
それでもrevologフィルム買ってお店で現像するよりずっと安上がりですけどね。
(このブログrevologのラベル。これも安くないんだ〜)
検索してみつけたILFORDの現像液販売サイト。写真用品を販売してるCYBER GRAPHICS社。
https://www.cybergraphics.co.jp/ILF_CM.html
希釈方法とか書いてあって助かるわ。たぶんパッケージに日本語の説明ないから。
CYBER GRAPHICS社の直営店がこの6月1日に東京の神田にオープンだって。
http://www.thebasepoint.jp/
いいタイミングだ!いや、いいタイミングなのか、この困難な時期に…
ILFORDのDELTA 400ちょっと安いけど、どうなんでしょうねえ。
0 件のコメント:
コメントを投稿