2022年1月21日金曜日

RETO 3Dカメラにカレイドフィルター 記述2

 記述1のつづき

カレイドフィルターをRETO 3Dに取り付けて、試しに自分を撮ったのはまあまあうまくいったけれど、
バンドTha pino noirのライブコンサートを撮ってみたらそっちはうまくいかなかった。うむむむ。

こういう写真が撮れました。

なんでこんなに天井を撮るのか?

ファインダー部分にもカレイドフィルターがかぶさっているので、ファインダーを覗いても正面が見られないで、なんか被写体の足元が見えたりする。

そうと分かってはいるのだけど、この光景を信じてカメラアングルを決めてはいけないと分かってはいるのだけれど、ついついカメラを違う方に向けてしまうのだ、足元を撮る事に不安になってしまうのだ。
現像して、ああやっぱりそうだよな、上向きすぎたなあ。もったいない。

ドアのアーム撮ってどうする!

記述1でやったようなセルフ撮影なら、ファインダーを見ないから、こういう間違いがおこらないのですね。

カメラを縦に構えると間違いが起こりにくい?
ライブ会場で唯一縦撮りしたテイク、わりとちゃんと撮れた。左右に間違いが起こってもいいはずだけれど、なんだか普通に撮れた。サンプル数が少ないので「こうするとうまくいく」とは言えないのですが。

 (出演バンドcatorseの西坂さんと…お客さんかな?勝手にブログに載せてスビバセン。数少ない成功例なので)

人間は普通に立ってると「縦長」になるから、カメラを縦に構えると上・中・下と同じ被写体がフレームに入って、それで違和感が少なくなるのかも知れない。

とにかく、ファインダーを見ないで撮る、これを基本にしたいですね。何かしら見えちゃうからついアングルの参考にしてしまうのだ、いかん。

もうひとつ今後留意しておきたい点。
記述1のセルフ撮影の場合、自分の手にカメラを持つから60cmぐらいの距離でピントが合うように+1のクローズアップレンズを付けました。それが凸レンズなので77mmオス-メスの継手リングを間に入れて、カレイドフィルターを取り付け、結果、RETO 3Dのレンズの先端からカレイドフィルターまで距離がある。

記述2ではクローズアップレンズを付けず、だから継手リングも付けずに、72mm-77mmのステップアップリング(RETO 3Dにサイズぴったりで、77mmのフィルターを付けるためのベースになる)とカレイドフィルターのみで、RETO 3Dのレンズ先端かからカレイドフィルターまでの距離が短い。

この違いが画像に、GIFにどう影響するのか。これは表現手法として面白い違いになりそうだ!
たぶん、継手リングを増やして、距離をどんどん長くした方が美しいカレイド効果になるんだろうけど、そうなる前に盛大にケラレが出るだろうなあ。ケラレが出ない、出ても気にならないギリギリの距離ってどれくらいなんだろう。継手リングいくつ買えばいいんだろう。
これからいろいろやってみよう!


2022年1月20日木曜日

RETO 3Dカメラにカレイドフィルター 記述1

アマゾンで売ってた万華鏡フィルターなる物を買いました。

販売店がテキトーに書いた商品の説明というかタイトルというか、それがメーカーでの呼称と同じなんだか違うんだかわからないけど、こういうの万華鏡って呼んだっけ?

77mmのフィルター径レンズに取り付けるものです。もちろん、ワタシはNishika N8000やnimslo 3Dに取り付ける気まんまんだったのですが、ちょっとやってみたらいまいち。
nimslo 3Dに付けて、いきなりテスト撮影がイルミネーションをスローシャッターで。

むうう、何が何やら。
何かこう、きれいに分割された光ラインの立体画像を期待してたんだけど、わけわからんぞ。GIFにするにしても、中央の2枚は共通のポイントをみつけられそうだけれど、特に左の画像はまったく別物じゃないか。

とりあえずGIF化

わけわかんないなりに立体に見えるかも、見える部分があるかもと思ったのだけれど、まるで3Dを感じませんな。
感じなくたって面白けりゃいいんだけど、そうでもないしなあ。
このレンズは、真ん中に具象的な素材が写ってないとGIFにした時に面白くないんじゃないかなあ。
それって、カレイドフィルターの中央に撮影カメラのレンズの真ん中が位置してるのがいい、という事だろうから、そうなるとNishikaやnimsloなどの4レンズカメラではなく、3レンズがいいのではないかな。

そこでRETO 3Dの登場!
RETO 3Dは72mmのフィルターリング内寸がレンズまわりの山にしっくりはまるので、72mm-77mmのステップアップリングがちょうど使えます。

しっくりはまるとは言っても、テープで付けてます。カタカタしないというだけです。

カレイドフィルターをくるくる取り付けて

さあ撮ってみよう。

なんか面白い!これで1枚の写真として面白いかも。
一応GIF化してみますか。

立体感はあまりないですね。GIFにしなくてよかったかも。

カレイドフィルターだけではなく、片手で持って自撮りだから+1のクローズアップレンズも付けてます。後にして思えば、それも大きなポイントだった。
フィルムはNew SEAGULL 400
この時は余ったフィルムでテスト撮影したので多く撮らなかった。
後日、もっといっぱい撮ってみるべく、虎の子FUJI SUPERIA X-TRA 400で…まずセルフ撮影。

面白そうじゃないすか。

普通にGIF化するには、3枚の画像で基準点を探しますね。この場合は鼻の穴かなあ。そうなると…
こうか!

ちょっと立体感もあるかも!(あるかな?)

私はこの、RETO 3Dとカレイドフィルターを持ってTha pino noirのライブコンサートに向かった。
面白い写真撮れるんじゃないかな?
しかし、そうでもなかった。うまく撮れなかった。

記述2につづく


New SEAGULL 400

RETO 3Dは暗くて(f10ぐらいだったかな)内蔵フラッシュもパワーないので、ISO400は欲しいですねえ。

2022年1月13日木曜日

NFTアート販売、Openseaでもやってみる 記述2 コレクション Chrome the Cat

記述1のつづき。

Openseaでは作品を「コレクション」としてまとめる事ができる…って大抵のとこではそういう事できるでしょうけど、FoundationはGas料金かかっていっぱいアップロードできないので、むやみにアップロードできるOpenseaだから、やってみよう。

まあFlickrで言うところの「アルバム」みたいなもんだろうなあ…うむむ、よくわからんぞ。
販売パッケージ的なものとも違うような。コレクション作成しながら、翻訳ソフトごしになんとなくわかってきた。「販売ショーケース」とでも言うかな。(売り手にしてみれば)
コレクションは売る気なくても作れるから、買った作品ばかりを入れとく「見せびらかしショーケース」も作れるのでしょうねえ。そんなことOpenseaをそこそこブラウズすりゃすぐ気付くんだろうけど、あんまり人の作品見ないもので。「見る」という事についてはインスタやFlickrの方が快適なので、その辺をNFTアートサイトは改良して欲しいですね。

コレクションを作成すると、その中の作品が売れてもコレクションの中にあるままで、所有者名の表示が変わるようですね、そしてコレクション作成者がマージンを要求できるようで、買った人は自分のコレクションに作品を加える事もできるようだから、ええとええと、作品がどんどん転売されたら、値段が上がっていったとしても、入ってるコレクションも増えたならマージンの受取り手も増えるから、それぞれに入ってくるお金が減って行く…という理解でOK?最初のコレクション所有者はあんまり減らないのかな。差っ引いた残りの金額から何パーセントって、だんだん差っ引かれる?そんなナントカ講みたいな理解でOK?まあいいや、売れればそのうち分かるだろうし、売れなきゃどうでもいいよね。

コレクション「Chrome the Cat」作成しました。うちの飼い猫「クロム」の3D-GIF写真を素材にしたシリーズです。
https://opensea.io/collection/chromethecat

ブログでこんなコレクション紹介みたいなのを書こうと思ったのは、それぞれの作品を説明するwebページのURL入力を求められるからで、それは別に必須でもないからやらなくてもいいんだけど、求められてるならやっときましょうか。情報が増えればコミュニティが活性化するということかな。

 

「ねこ現る」

Opensea→ https://bit.ly/3qpVXRc
(Openseaのシェアボタンからリンクをコピーできるんだけど、これがすげー長いURLで、なんとかならんのかのう)
猫の撮影素材については、カメラはRETO 3D、フィルムはNew SEAGULL 400で、以前に撮ったイルミネーションの長時間露光を合成してます。で、いつどこで撮ったイルミネーションだとか、どのカメラで撮ったとか(だいたい長時間露光するカメラはnimslo 3Dですが)、それをいちいち書くべきかと言うと、別にそんな書かなきゃならん事もないだろうし、書いてしまったら面白くないような気もするけれど、作品説明しろって、他に書くことないよ!

 

「ねこ氷の中から浮上する」

Opensea→ https://bit.ly/3HYvnV6
猫の素材写真は同じです。今日の記述で紹介する作品は、みな同じ素材にPCでいろいろ合成したものです。
で、それ以上に何を説明しろと言うのか。合成したのは…東京都中央区の黎明橋公園で2016年に撮ってお蔵入りしてた水面の写真。噴水が撮りたくて、検索してみつけた公園に行ってみたのです。他にも撮ってて、当時TwitterがFlickrにたぶんアップしてる。これは少しだけの噴水なのでお蔵入りしてました。撮っておくもんだね。
こんな説明でいいのか?もっと何か「猫がおぼれてるので助けようとしたら断られた」とかそんなのが夢があっていいんじゃないか?

 

「私は銀河の中心で猫を見た」

Opensea→ https://bit.ly/3zSkqSh
行きましたよ、銀河の中心!腰痛に効く温泉があるっていうから!そしたら重力でバッキバキじゃん!


「ねこ催眠波」

Opensea→ https://bit.ly/3fhUCW4
この「→」(やじるし)って、日本語の2バイト文字なんだよね。だから…万国共通でもないのかな。1バイト文字で同じのあったっけ?いや、あったとしてもそれはアルファベット言語からきた文字というだけで、だから万国共通とは限らない…。インターネットですからね、この矢印が通じない文字文化の人もいるかもしれないわけで、それを考えると何か別の…いやそもそもPCや端末に日本語フォントがインストールされてないと表示されないのか?それはいかん、1バイト文字から選ぶべきかも、と日本語ブログを書きながら思う。


「私は光る池で猫を見た」

Opensea→ https://bit.ly/3A8z8op
猫と合成したテイクは2018年にKalimar3D WizardカメラでKONO!ROTWILDフィルムで撮った水面の写真です。(このブログ2018.10.28の記述) 3眼同士の組み合わせはいいね!
また使ってみたいフィルムだけど、近頃はこういうフィルム、パレットプラザでは受付けてくれなそうだし、キタムラでも現像で2週間ぐらい待たされるんだよなー。

 

「私は猫の話が見える」

Opensea→ https://bit.ly/3rlVDlM
私は自室に光を飾った。私は光の暗号を解きたかった。猫は知っていた。

 

「猫と青い刺」

Opensea→ https://bit.ly/3KbfEnm
春になるとみんな桜の写真撮るよね。くそう、俺だって!

2022年1月12日水曜日

NFTアート販売、openseaでもやってみる 記述1

FoundationでNFTアートを売り始めたと、以前にこのブログで書きましたが(2021.10.31の記述)、openseaでも始めてみました。ちなみにFoundationには現時点で7作品アップしてますが、まだいっこも売れてねーぜ!

openseaだとGas料金かからないやりかたがあるそうで、おお、そうなのか、お気楽に数いっぱいアップしてやっと売れるかどうかな気がするから、その方がいいよ。
Gas料金かからないと言えば、10.31の記述で紹介したツイートにもあったRarible.comもやろうとしたんだけど、いざ登録しようとしたら使えるお財布アプリ一覧にMetaMaskがなかったからやめました。ヘルプページにはMetaMaskなど代表的なウォレットアプリがあれば簡単にできますって書いてあったんだけどね。何かが変更されたけどヘルプを書き換えてなかったのかな。

ヘルプページ重要なんすよ! こちとら翻訳ソフト頼みなので、正確で具体的で分かりやすい説明がいいですね。サイトのシステムもシンプルじゃないと本当わかりにくい。
今にして思えばFoundationはヘルプが充実してて分かりやすかった。
Raribleはちょっとスラングめいた言葉もあって、それでもまあやってみっかという気になったんだけど、ヘルプと実際が違うのは困りますね。

そしてopenseaは?
https://opensea.io/
ヘルプ普通なのかも知れないけど、Foundationほど分かりやすくないし、そもそもシステムがちょっと複雑というか、いやたぶん複雑ではないんだろうけど、何をどうしてどう見せる、というのがわかりにくい、いやわかりにくくないんだろうけど、そんなの学習しようとするのがそもそも面倒臭い。

それでも始めてみた。
https://opensea.io/assets/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/46677297122039031221449977847173365421667821442589389250428357129609341304833/

作品をアップロードする時にブロックチェーンを選択する段があって、そこでEthereumかPolygonかを選べるんだけど、えーと、よくわかんないからEthereum、でこれがアップロード終わってNTFになってもGas料金かからないんだけど、販売リストに入れる時にGas料金かかるようで、えーそれじゃあopenseaにした意味ないからリストに入れない、(でもオファーを受ける事はできるみたい) というのが最初にアップした白猫3D-Gif。

次はブロックチェーンにPolygonを選択。Gas料金を払わずに販売リストに載せられました。
どう違うの?Polygonにしたからって、後でどんな不利益があるの?わかんね!
とりあえず、Ethereumだと「オークション販売」と「定価販売」ができるけど、Polygonだと「定価販売」しかできないような、そんな違いがあるような。

openseaアップロード二作目 ネコバイバイ
https://opensea.io/assets/matic/0x2953399124f0cbb46d2cbacd8a89cf0599974963/46677297122039031221449977847173365421667821442589389250428357129609341304837/

同じ作品を複数作れるってから、5個作りました。そうだよね、コピーできないたったひとつのデジタル作品がNTFだって言われても、いっぱい売りたい時もあるよね。

この2作品とも、過去にTwitterやインスタで、そしてこのブログでも(2021.5.29の記述)公開してます。
なのでまあ、より大きなサイズのGIFをアップロードしてNTFにしました。うちのローカルディスクにもっと大きな画像があるから、こんな事に意味があるのかどうかわかんないけど。

現時点でもっと多く作品をアップしてます。
https://opensea.io/yoshing_BT
それらについてはまた後で、記述2で書きます。


フィルムスープやってみた filmsoup

何年か前、tumblrでrotkinが破滅的で不思議なノイズ3D-GIFを投稿してて、かっこいいな〜と感心していたのです。
https://rotkin.tumblr.com/post/170601725748
https://rotkin.tumblr.com/post/169723623268
https://rotkin.tumblr.com/post/159974673133
うーん、どうやってやるんだろう、きっと変わった現像方法なんだろうなあ。と思っていたら、最近インスタでfilmsoupなるタグをみつけて、おお、これか、これだ!

検索したら、ロモグラフィーのサイトのフィルムスープのやり方を説明するページがヒットしました。

https://www.lomography.jp/magazine/221730-film-soup

ふむふむ…やってみよう! 

やってみた。なんかすごい事になったぞ。

だいたい上記ロモグラフィーのサイトにあった通りにやってみた、とも言えないかな。
真っ暗な中で洗濯洗剤液を指でぱっぱとフィルムにふりかける…できてるんだかできてないんだかさっぱり分からないので、指先でフィルムに塗ったりしました。
あと、電動歯ブラシに洗剤液をつけてフィルムぐりぐりしてみたり。
乾燥も上記サイトではドライヤー使用になってますが、暗い部屋で自然乾燥しました。
フィルムを縦につるして乾燥したので、液がだらっとしたかも。そんな影響があるとしたら、フィルムをちゃんと煮込んでなかった、という事になるのかな。

GIF化

カメラはNishika N8000でフィルムはNew SEAGULL 100です。
いぬのジョン君が別の世界にいますね。

 

おもしろいぞ、フィルムスープ!

フィルムを煮た後にパトローネからフィルムを引っ張り出すのに「フィルムピッカー」が濡れてしまうのがちょっと厄介かなあ。(そもそも手間が多くて、他に厄介がないではないけど)フィルムピッカーのベロが濡れたままだと、次に普通に使う時にまずいんじゃないか、とか。パトローネからフィルムが少し残るようにカメラから出して、そのまま煮るようにすればいいのかな。

ところで、インスタで僕がこのフィルムスープ作品を投稿した時に、コメントでrotkinにメンションしたら
https://www.instagram.com/p/CWk4AANPEHb/
it was a fungus! (それは菌です!)
そうか、フィルムスープではなく菌だったのか!とても古いフィルムを使用したそうで、だから最近やってなかったのね。それは真似できないなあ。



アマゾンでも売ってるNishika N8000

時間遅延アダプターって何だろう。

今回使用したフィルム。New SEAGULL100