2022年2月1日火曜日

RETO 3Dカメラのカバーを開けてみた 記述1 多重露光できますね

 せっかくRETO 3Dカメラが2台あるんだから(このブログ2021.12.25の記述)、いっちょう開けてみよう。カバーを外してみよう。nimslo 3Dみたいにカバーを外したら長時間露光とかできるかも知れない(このブログ2021.3.19の記述)。

ネジを適当に外して、あとはカバーをこっちに引っ張ればいいんじゃないかな…わりとすんなり外れました。Kalimar 3D(このブログ2021.4.6の記述)ほど力を入れずとも外れますね。これは簡単。

しかし気をつけないと部品がばらばらに散ってしまいますのでご注意を。

さて、いじってみると、このピンをこっちに動かすとシャッターがチャージされるから多重露光できるなあとか、シャッター開きっぱなしになるからバルブ撮影できるなあとか、見当がつきました。

しかしどっちも指先で操作するのは難しいし、シャッターを開く方のピンは撮りながら操作するとなると、方法を考えないとならないですね。まあ今回は多重露光だけできればよしとしましょう。

できますね。先の細い棒でピンを動かして、シャッターチャージ。精密ドライバーでもいいんだけど、もうちょっとグリップ太い方がいいな。最初、千枚通しでピンを動かしてて、それはグリップ太くてやりやすいんだけど、使わない時にさっとポケットに入れたりするから危ない気がして。

このように、カバーを外したままで撮影してもかっこいいんだけど、カバーがあると後述するフィルターリングを付けやすいので、カバーはあった方がいいですね。
それでいてピンを操作するには、カバーに穴開ければいいか。

カッターでせっせと小一時間かけて開けました。多重露光への窓!
ここに精密ドライバーを突っ込んで、ピンを操作…できますねえ。


やってみた、RETO 3Dで多重露光!


フィルムはNew SEAGULL100
RETO 3DでISO100のフィルムだと暗いんだけど、多重露光するならちょっと暗くてもいいんじゃないかな、とかなんとか。

RETO 3Dはレンズが3つなので、4つあるnimsloやNishika N8000に比べたらGIFの動きが少ない。なので、ダイナミックなGIFにしたければ、より被写体の近くで撮るのがよいのではないかと。
普通は2メートルぐらい離れて撮るんだけど、そうしないとピント合わないからでもあって、じゃあ近くで撮りたい場合は?近くてもピント合うようにクローズアップレンズを付けます。そのためのフィルターリングです。

フィルターリングというのは、フィルターを取り付けるためのリング…「RETO 3Dにフィルターを取り付けるためのリング」そんなオプション製品はメーカーで用意してませんので、一般に売られてる72mm-77mmのステップアップリングを使用します。

72mm-77mmの内寸がRETO 3Dのカバーの「3レンズ山」にぴったり合うのです。合うとは言ってもどうにかして接着させなきゃならないから、テープで貼っておこう。

これで77mmのクローズアップレンズを取り付けられます。とりあえず、+1が60cmぐらいでピント合うかな。

しかし、くるくる回してねじ込むレンズなので、多重露光するとなると…
まずワンテイク普通に撮って、くるくる回してクローズアップレンズを外して、穴から小さいピンを動かして、くるくる回してクローズアップレンズを付けて、重ねるテイクを撮る。
いちいちクローズアップレンズを回して付け外しするのがちょっと面倒な予感がしますね。

記述2につづく




RETO 3Dは高円寺のフィルムカメラ店、カンフーカメラで売ってます。
通販サイト https://voidlens.thebase.in/

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