2022年12月31日土曜日

LOREO MACRO 3Dレンズにワイコンつけてみた

LOREOのマクロ3Dレンズを持ってます。(このブログ2010.7.24の記述)


マクロと言っても、ピント目盛りによると20cm~85cm程度にピントが合うみたいです。絞りはf11、f16、f22です。
ステレオベースは計ってみたら24mmです。

52mmのレンズキャップが付いてるので、52mmのフィルターがつけられるんだろうなあ…じゃあ、ワイコン付けてみよう。この手のレンズは画角が広くないからワイコン付けて自然に立体に見えるならそれもいいかも知れない。
昔買ったソニーの0.7倍ワイコンVLC-0752Hがあるのでそれを…うむむ、本当にこれ(LOREO側)52mmのフィルターネジ?普通はくるくると回って入っていくのだけれど、「くる」いや、「kur」ぐらいまでしか回らないんですけど。いちおう少し回って、少し入ってるけど、これでいいのかな。
LOREOのサイトに使用説明PDFがあった。しかも日本語。
1ページ目の11「フィルターと近距離レンズなど の52 mm丸型ねじ込み式軽量付属品に対応可能。」そうですか。じゃあ、もうちょっときつめに回して、落ちにくくなるように…傾きもせずにまっすぐ入ってるから間違いないと思うんだ。


これまた中国直輸入、
カメラアクセサリーシューの番犬君を撮ってみた。LOREOレンズからの距離は20cm。
ワイコンなし。平行法で立体視できます。

静物だからシャッター速度を遅くしてf22で。
絞りはより絞った方がふたつの画像の間のもやもやゾーンが狭くなって、クリアに撮れる部分が広くなる気がする。
ステレオベース24mmで距離20cmだからちょっときついですね。でもこのくらいの大きさの物が立体視できたら楽しいじゃん。

ワイコンあり。

確かにワイドになった。立体視のきつさ等、あまり変わらないかな。シャープさもあんまり変わらないかな。もともとシャープに見えるレンズじゃないから。
問題は歪みが増してるかどうかで…GIFにしてみよう。
ワイコンなし

ワイコンあり

「左右の視点位置による違い」以外の変化があるのは好ましくない。たとえば、カメラの丸いダイヤルが上下に揺れいているとか。
まあそれを言ったら、ワイコンなしのGIFはカメラのダイヤルが上下に揺れていないのか?うーん、もともと少しは歪むものだろうからなあ。
2枚からの立体視なら、これくらいの歪みは許容範囲でしょうかねえ。これが4枚になったら歪みがはっきりわかるだろうと思って疑似4眼をやってみたのだけれど…疑似4眼とは、カメラ本体を左右どちらかにスライドさせて、ちょうど等間隔で4眼ぶんの視差になるように2テイク撮って、4枚の画像を得る方法である。(このブログ2020.12.12の記述 等でやってます)
それをやるには被写体までの距離20cmでは近すぎた。30cmでも近すぎた。被写体がカメラスライド後のテイクでフレームに入ってこない。
じゃあ距離85cmで撮ればいいじゃん。それがしかし、ワイコン付けたら遠くにピントが合わないのです。一番遠くて30cmぐらい。ピントリングは85cmめいっぱいでした。
この距離20cmのテイクでもピントの山をさぐるとピント目盛り40cmぐらいのところになりました。

逆に、本来より近くなっても撮れる。ワイコンなしではピント合わなくて撮れない10cmの距離。イヌさん鼻が高いよ。

というわけで、LOREOマクロ3Dレンズにワイコン、使えないことはないけど、取り付けにやや不安あるし、本当は40~50cmぐらいの距離で撮れる方がよかったなあ。猫(本物)とか撮るのにもね。

LOREOのトレーナーだ!

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