サムは、再チルキュレーションを作成する最良の方法はストップバスを非常に熱くすることだと私に言いました.摂氏82度
— PARALLAX-SHIFT (@p4ra114x_5h1f4) March 26, 2023
Sam has told me that the best way to create retilculation is to heat the stop bath, VERY HOT. 82 degrees Celsius
再チルキュレーション?検索してみたらレチキュレーションという言葉があって、それみたいね。温度変化でシワシワになること、写真界で昔からあるテクニックで、なんか細かい模様がフィルムにできるみたい。
ストップバス→停止液、かな。停止液を摂氏82度に!お湯じゃん!やってみっか。
現実に82度の停止液を作るには原液(僕が使ってるのは富士酢酸)をお湯で割ればいいのだけれど、それだと今あるボトルと合わせて2本のボトルになってしまうので面倒だなあ。2本あってもなあ。ということで今ある停止液を温めることにしました。
たぶん本来それ用の道具があるんだろうけど、ないから電気ポッドのお湯の中にペットボトルをいれてみました。そもそも現像タンクがプラスチックなので82度を入れていいのかどうか怪しい気もするし、それ以前にこのペットボトルの耐熱性はどうなんだ。
67度。
電気ポットのフタ開けた状態での湯煎(電源オフです)、これ以上はなかなか温度上がらないようですね。
そして、普通に現像してみた。できるだけ停止液の温度上げたくて現像時間が長くなってしまった。なので、なんかいつもと違うかも。しかしレチキュレーション的な模様はありませんね。
ちなみにフィルムはLomography EARLGREY 100、カメラはNihika N8000です。
うむむ、67度ではまだ低いのかな。
検索してみつけたページ。The MAP TIMES 極私的カメラうんちく
モノクロフィルムの現像は概ね20℃前後の現像液を使用するが、現像後の定着液に極端な低温の液を使用すると、急激な温度変化によってフィルムの乳剤膜面に均一で微細なシワが出来る。
定着液を低温にするの? とにかく温度変化があればいいんだな。冷蔵庫に入れてみた。
7度。そんなに冷えないんだなあ。まあいいや、やってみよう。現像液は23度。
うむむ、これまた普通に現像できてしまった、全然しわしわ効果がありませんね。
やはりカメラはNishikaでフィルムはLomography EARLGREY 100です。盛大にケラレてるのはリングフラッシュを付けてるからです。
検索してみつけたツイート
でた。。。レチュキレーション(笑)
— こたろう (@meijinkaikotaro) November 23, 2020
昔特殊表現で60度の現像液で現像液、氷水の停止液で急速冷却して作ってました\(//∇//)\(爆笑)
現像液を60度にして停止液をキンキンに冷やすのか!やってみよう!
停止液を冷やしすぎて一部シャーベット状になってしまったけれど、ちょっと放置して液状に戻して3度。
現像液は64度。おっと、ペットボトルが熱で変形…
現像時間何分にすればいいんだ?1分?
2分じゃ長い気がするけどあまり撹拌しなければいいかな。なんとなく2分。
やはり2分では長かったようで、明るすぎです。普通にスキャンしたら真っ白だけど、暗く暗く補正すると、何か写ってるぞこりゃ。
こんな写真になってしまったのは、久しぶりに使ったKalimar 3D wizardカメラなので、フラッシュがそう、RETO 3Dと違って明るいんだ。いつも通り現像したとしても明るすぎだったろうなあ。只でさえ明るい写真が長時間現像でこんなになってしまった。ちなみにフィルムはやはりLomography EARLGREY 100です。
ざらざらしてるのはPCの明度補正であらわれたノイズですね。レチキュレーションの模様ではないなあ。
一枚だけ、犬のジョン君を撮った写真が、補正したら通常程度に見える明るさに写ってて、これはフラッシュから被写体まで距離があったからかな。でも普通ですね、レチキュレーしてませんね、模様ありませんね。
やっぱレチキュレーション効果ないなあ。
翌日、透明だったはずの停止液が黄色っぽくなってて、これは一度シャーベット状になってしまって何かが変質したのかしら。うーん。だとしても急激な温度変化はあったはず。
とりあえず現時点でレチキュレーションうまくいきませーん。断片的な情報だけでやってるから、基本的な何かが足りないのかも。
動画みつけました。うまくいけばこんなふうになるんか〜