2023年5月4日木曜日

LOREO 9005x2システムにワイコンを付けたい 記述1

LOREOの3Dレンズ9005を2つ使用しての4眼撮影システムについて、このブログ2023.4.9の記述で書きましたが、なにしろ画角が狭いので、ワイコン付けてみようかしら。
LOREO 9005には、レンズひとつに58mmのフィルターネジがあるので、普通にワイコン付けられます。
しかし4眼だから..ワイコン4つ要るじゃん!

予想される不利益。
そもそもLOREO 9005を使うのは、4枚の画像で歪みによる差異がほとんどないからで、ワイコンを付けることで歪みが生じてしまったら、それぞれの画像で歪み具合が違ったら、それはとても残念ですね。
同じメーカー、同じ型番のワイコンなら大丈夫?わかりません。やってみないとわかりません。むしろ、まったく個体差が無いなんてことがあるのかな。
安物ワイコンは個体差あってダメ?値段高い方がいい?わかりません。やってみないと。

とりあえずアマゾンで安いのをひとつ買ってみた。58mmの0.7倍...うわー、これワイコンじゃなくてワイドアタッチメントじゃん!

どう違うのか。ワイコンはズームレンズの全域でピントが合って使用できる。
ワイドアタッチメントはズームレンズの広角域でのみ使用できる、広角ではピント合うけど、ズームしていくと急にピントが合わなくなる。
そうとわかっていれば使い道がないでもない(広角でしか撮らない固定カメラとか)、安いし、「本物ワイコン」よりレンズの枚数が少ないから画質への影響も少ない。そんなに悪者ではないけど、知らないで買うとサイアク〜ってなるね。「薄型」なので気づくべきだった。ワイコン買うの久しぶりなので油断してた。

ちなみにこの製品↑取り付け径は62mmで、ステップアップリングが付属していて58mmにも対応してます。

ワイドアタッチメントという名前は、前世紀に雑誌で読んで知ったもので、現在も当時もほとんど使われていません。だから、人に言っても通じないかも。
ワイドにコンバージョン(変換)するからどっちもワイコンと言って間違いではないけど、何らかの区別する言葉や商品説明は必要だよなあ。

ズーム全域うんぬんと言いましたが、もちろんLOREO 9005はズームレンズではなくて、中望遠ぐらいかな。この安物ワイコンではまったくピントが合いません。

結局、アマゾンで「これは本物ワイコンだろう」という58mmワイコンは…よくわからんなあ。国内メーカーの2万とかするやつ?それ4つ買ったら8万円じゃん!そんなお金ないよ〜。

中古を探してみよう。
ところが、ヤフオクで検索しても中国製品の安い中古はなくて、ソニーのVLC-DH0758、あるいはVLC-HG0758 (0.7倍58mm)が多くみつかりますね。
中古でも状態悪くない物だと、あんまり安くないですね。
オレは4つ買わなきゃならないのに。ソニー製品をありがたがるオジサマどもめ。
おっと、HG0758は現行品で定価39600円ですって!そりゃあ安くならないよね。

実は手元にソニーの52mmのワイコンならある。VLC-0752H (0.7倍52mm)

これでもいいかなあ。58mmから52mmのステップダウンリングを噛まして、さほどケラれなければよいかな…わりと大丈夫。ケラれませんね。
既にひとつ持ってるのだから、買うのは3 つでいいし。

やはり中古でも58mmより52mmの方が安い。ステップダウンリングも300円くらいなので、それを入れても安い。
とは言え、ヤフオクでもメルカリでも、ソニー0752の中古は3000円〜8000円ぐらいが多いかな。もっと安いのがいいなあ。メルカリはその時点で安いのはなかった。ヤフオクは500円とか1000円とかもあるけど、あんまり状態良くなさそうだ。
安くて状態の良いものがいい。贅沢を言うな?だって、カビだらけのを買ってもねえ。

実は僕が既に持ってるソニー0752Hは、わりとカビカビしてます。前世紀に買った記憶がありますね。
リアレンズの内側、カビだかホコリだかでえらいことになってます。
こんなの使えるの?
順光ならわりと使えますけど、逆光は無理だなあ。
これより良い物が欲しいよね。

ヤフオクでひとつ落札。説明文では悪い状態でもなさそうだし、商品写真でも、まあいいのではないかな…わかんないけど…買ってしまえ、物が1000円、送料1000円!

充分な美品が来ました。僕のに比べたら完璧クリア!

テスト撮影。
歪みの個体差はあるのか?普通なら気にならない個体差でも、アニメーションにすると気になるぞ〜。

このようなリグでセルフ撮影。

こんなの撮れました。

とりあえず、ワイコン使用カメラの2枚だけを、位置調整だけで補正せずにアニメーション化。

なぜか水平が合ってない…。まあそれは簡単に直せるし、他の歪みによる違いはあまりなくて、あったとしても拡大縮小だけでなんとかなりそう。
ちなみにこの時、ピント設定は「5m」です。実際には被写体まで3.5mですが、遠い設定にした方がLOREO 9005内のミラーが平行に近いので、ワイコンを使用した時の歪みの違いがでにくいだろうと。

それとほら、レンズのカビ、あまり気にならないでしょう?逆光じゃなければ、なんとかなる。

4枚の画像を色補正、角度・歪み補正してアニメーション化。

0.7倍だとあんまり変わらないかな〜と思ってたけど、わりと画角違いますね。
もともとLOEROのレンズがチープなので、解像感も変わりませんね。

ちなみに、セルフタイマー撮影だとリモートケーブルでつないでもちゃんとシンクロしないので、ケーブル無しで、両手の指で両方のシャッターボタンを押します。

ふたつのワイコンを両端につけて

2テイクつなげて遊んだり。

ワイコンが増えたら記述2を書きます。




中望遠レンズには使えないけど、広角で撮る固定カメラをよりワイドにする、みたいな使用方法なら充分使えるMy Lens


SONY VCL HG0758
定価39600円が2万円弱、なんてお買い得!

SONY VCL 0752Hの中古品、状態「良い」が5000円…とりあえずパスだなあ。

LOREO 9005 一応アマゾンでも売ってるけど、ちょっと高いんですよね。
https://3dstereo.com/ から買うと、180ドル+送料なので2万5千円ぐらいかな。

 今回の記述ではシンクロするのにケーブル使用してないけれど、よくある音声用のステレオマイクロプラグでシンクロできるEOS 70D

たぶんEOS 90Dでも同じようにシンクロできる。


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