上野公園で移動インターバル撮影をしました。それは後でアップするとして、清水観音堂があったので、おお、これがあの…と写真を撮りました。
閉まってて入れませんでした。夕方5時すぎてたからねえ。
有名な落語だと「崇徳院」ですね。
うぶな若旦那が観音様にお参りした帰り、茶店で会ったどこかのお嬢さんに一目惚れ、ものも食べられなくなって寝込んでしまう。
若旦那のお店の、出入りの熊さん(非常勤のなんでも係)がようやく若旦那からその事情を聞き出したけれど、どこのお嬢さんかわからないから探し出すのに苦労する、というお話。
もとは上方の噺で、あちらでは高津様(高津神社)という設定になってます。
今でも上野の清水様あたりは閑静で自然も多いので、江戸時代となればいかにもそういう、いいところの若旦那やお嬢さんがお参りしそうなロケーションなのでしょうねえ。
僕が持ってる音源だと、古今亭志ん朝のものがいいですね。
「御慶」と二本立てで、志ん朝のCDの中ではいちばんよく聴いてます。
噺のなかで重要なのは清水観音様ではなくて、二人が出会った茶店なのですが、「お堂の脇にある茶店」と描写されてますが、う〜ん、そんな茶店はありませんなあ。
江戸時代にはあったのかもしれないし、ないとしても茶店のねつ造ぐらい落語界では当たり前ですがね。
いちばん近くにあったお食事処がこれ。
茶店じゃないよ〜。
どう見ても洋館ですが、中は創作中国料理と熊本料理・しゃぶしゃぶのお店。
値段はたしかに、いいとこの若旦那が入りそうですが、ちょっと一休みという感じではないですね。
追記
江戸時代の「御茶屋」を再現した休憩場所が不忍池ほとりにあるそうです。
上野恩賜公園のサイト
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/toubuk/ueno/sisetu.html#restaurant
今日は不忍池行かなかったけれど、そういえばあったような。。
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