2008年7月18日金曜日

別時間の旅行者たち skip travelers 記述2

-記述1のつづき-

YouTubeにもアップしました。


なにしろ7分って長いから、アップするためのファイルが440MBにもなった。
YouTubeは1GBまで大丈夫とは言え、そんなのアップロードしたことないから、時間かけてアップロード&変換したのに「失敗しました」と言われるんじゃないかと心配したけれど、成功しましたね。

まずniftyビデオ共有にアップロードしたのは、480×360サイズのDivx圧縮QuickTimeムービーでした。
いつもだったら映像のビットレートを設定できるなかで最高の4000kbpsにするんだけれど、無駄にビットレート多くてもいいだろうと思ってるんだけれど、niftyビデオ共有はアップできるムービーのデータ量は100MBまでて、それだと100MBを超えてえてしまうのです。
しょうがないから映像のビットレートを1600Kbp、サウンドは160Kbpsに設定して、できたムービーが90MB。それをアップロードしました。

同じファイルをYouTubeにアップしてみたのだけれど、「失敗しました」と言われたのです。
どうもDivx圧縮のQuickTimeは失敗する頻度が高いように思われます。必ず失敗するわけでもないけれど。
それで、YouTubeにはwmvファイルを作ってアップロードしました。
僕の現時点での印象では、YouTubeにアップしてきれいなFLVになりそうなファイルはDivxかwmvなのです。
Divxは書き出しにあまり時間かからないけれど、wmvはやたら時間かかるのでちょっと避けてるんですけどね。
でも失敗したんじゃしょうがない。640×480サイズで、バリアブル・ビットレート、シャープ(画質)90に設定したら440MBにもなっちまっただよ。

ちなみに、アップしたファイルのサイズ・データ量と生成されるFLVのサイズ・データ量の比較はこうなります。
YouTube
 もとファイル 640×480のwmv 440MB
 生成されるFLV(標準画質) 320×240 24MB
 生成されるFLV(高画質) 480×360 54MB
niftyビデオ共有
 もとファイル 480×360のDivx(QT) 90MB
 生成されるFLV 480×360 40MB

もとファイルのデータ量440MBは多すぎる気もしますな。
最近、niftyビデオ共有のカクカク度が改善されてる気がするので、YouTubeの高画質版はよりカクカクするので、(うちの環境では)
より色のきれいなniftyビデオ共有がよいですかね。

niftyビデオ共有のムービー表示ページ
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_080714103261_1.htm

使用した素材ムービーはヤフービデオキャストやClipLifeなどからダウンロードしました。
車載カメラなどから撮った「前に進む映像」を効果として加えてみたのです。
やってみたけれど「前に進む」のが効果として最適なのか、移動インターバルの「移動」の部分が感じにくくなってしまうのではないか、ちょっと微妙な気もしたけどコンテストなので締め切りがあって、考え直す時間がなかったのでそのままアップ。

ヤフービデオキャストの素材が多いのは、ビデオの絶対数が多いからです。
niftyビデオ共有やClipLifeでは、クリエイティブ・コモンズのライセンス宣言されているビデオはせいぜい数百ですが、ヤフービデオキャストでは「表示」だけで5000以上あるから。
5000のうちの半分、2500ぐらいの映像をチェックして…もちろんサムネイルを見るだけなのがほとんどですが、niftyビデオ共有とClipLifeのCCライセンス「表示」「表示・非営利」のものもすべてチェックして、選んで使わせてもらったのが「Midnight Drive」「美瑛パノラマロード」「ヤビツ峠へ」「香港オープンバス」「ゆりかもめ線」「イーストアイがいた」「英会話千葉市 presents the Fox Shrine of 成田市」です。
(それぞれのダウンロード先URLは記述1にあります)

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン推奨?のダウンロード先としてはソニー系のeyeVioもあるけれど、うちの環境では再生に時間かかるし、ダウンロードするのにいちいちiTunesを通すというのがウザイのでeyeVioはほとんどチェックしませんでした。携帯プレイヤー向けにしかダウンロードしてないという事は、その後編集する事はまったく想定してないという事ですね。はてさて。

そもそも今回のコンテストでは、CCライセンス宣言された素材をうまく使って映像を作る、というのが理想なのだろうけれど、実用的な素材はあまりなくて、いや、なくてもいい、iStockPhotoみたいにいかにもコマーシャルフォトっぽい素材というのは、僕は求めない、素人っぽい映像がかえってリアルに感じられる場合もあるから。
しかし、素材すべてが一緒くたになってて、欲しいものを探すにはサムネイルを何千と見なければならないというのは困ったもので、結局多くの人が、たよりない素材を少しだけ見て、その中から仕方なく選んだ、という事になったのでしょう。
もっと実用的な"検索"ができればいいのだけれど、niftyビデオ共有だってタグを4つしか設定できないし、他のサイトでもタグを設定できるのにまったくやってない、という映像も多い。

クリエイティブ・コモンズ・ジャパンに今後やってもらいたい(こういったコンテストを続けるならやるべき)のは、実用的な検索サイトを作る、タグをつける、タグのつけかたについて啓蒙する、といった事です。
検索&映像表示だけのサイトで、ムービーデータそのものはniftyやヤフーにあるままなら、サーバーへの負荷も少なくてお金もあまりかからないのではないかと。


今回、新たに導入したテクニック…?
移動インターバル撮影ではどうしてもカメラがブレてしまうのだけれど、それをパソコンで補正しました。
1フレームづつブレを直したんですよ〜。
とても手間がかかるので、「別時間の旅行者たち」の中では4カットしかやってません。
せっかくだから効果のほどをサンプルムービーで確認して下さい。

ブレ補正前

ブレ補正後

人がゴチャゴチャいてわけわかんないような映像だったら、こういったブレ補正なしでもいいかな、と思いますが、
これは補正した方が絶対いいだろう!という映像は補正しました。
コンテストでもなかったら、こんなめんどうな事やらなかったかも。


ClipLifeのIDも取得しました。
http://cliplife.jp/member/?member_id=wpp1pp1k
まだブラジルUFOの「宇宙交通」を1本だけですけど。
ClipLifeってダウンロードできるムービーデータは、アップロードしたものそのままなんですね!
これは…いい!素材提供もととして、とてもいい、のではないかな。


その後、コンテスト受賞しました!
このブログ2008.8.6.の記述

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