2008年8月29日金曜日

500円DVD「シャーロック・ホームズの殺しのドレス」dressed to kill

コスミックのものを買いました。
デ・パルマの映画とは関係ないようですね。


Dressed to Kill
1946年 アメリカ映画
監督ロイ・ウィリアム・ニール

マスタリングはあまりよくないです。
全体的にぼんやりと白っぽくて、「古いテレビ」フィルターでもかかってるようです。

そこそこ楽しめる映画ではありますが、やはりジェレミー・ブレットのホームズを見慣れてる身としては、この映画のベイジル・ラズボーンのホームズもよくやってるけど、もうちょっとエキセントリックさが欲しい、芝居がかった立ち振る舞いが見たい。
有能ではあっても天才には見えないんだなあ。

ワトソンがお年寄りすぎてないか、とか思ったり。
でもまあ、映画としてはおおむねよくできてる方だと思います。
3つの同じ型のオルゴールからミステリーが始まるとか、ホームズが一瞬誘拐されて「毒ガスの罠」にあったりとか、
シャーロック・ホームズらしさを崩さずに、映画ならではの盛り上がりを見せようとしています。
(しかし「毒ガスの罠」あんなにあっさりとふつうに抜け出せていいのかね)

ただやはり、マスタリングがよくないので商品としてはちょっとどうかな。

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