2009年7月4日土曜日

EPSON CP-920Z×2でステレオ撮影

以前の記述で、
立体写真撮影するのに、2台のカメラのシャッターを完全にシンクロできなくても、スローシャッターにしてストロボを焚けばそれでうまくいくのではないか、てな事を書きまして、その時のカメラFVM100では無理だけど、僕が持ってる他のデジカメだとどうなんだ、うん?
スローシャッターで撮影できるのはフジS7000とエプソンCP-920Zです。
もう1台買って同じデジカメを2台にするとなると…S7000はまだ中古で1万円ぐらいしますね。あまりお金使いたくないので、CP-920Zを…なにしろ2001年のカメラだから中古市場にはもうない、と思っていたらヤフオクに出品されてました。
3千円で落札。消費税やら送料やら決済料やらで結局4千円。

2001年のエプソンの300万画素デジカメ、本体のみ、付属品なし、説明書もなしで3000円って、世間一般では微妙な値段かも知れないけれど、スローシャッターで5秒間隔のインターバル撮影ができる逸品ですから、インターバル撮影好きなら持っていたい1台です。
僕はこのCP-920Z、壊してしまったりで今持ってるのが3台目。今回ので4台目です。先々の事を考えるともう1台買ってもいいくらいだ。

そのCP-920Zを2台、100円ショップで買った両面テープで合体させてみました。

2台のカメラのシャッターボタンを両手の指で押すので、普通に2台並べたのでは左手側が押しにくい、という事もあって、こういうカタチになりました。
向かって右側のカメラに何かついてますが、あれがあると左手でカメラを持ちやすい、人差し指でシャッターボタンを押しやすいので。

レンズの中心と中心の間隔は72mmぐらい。(専門用語でステレオベースと言うらしい)
してみると、被写体との距離は2メートルぐらいが適当。でも1メートルぐらいでもわりといけるかな、と思ったのだが、やっぱりちょっと近すぎたみたい。

近所の公園にて。手前の花がちょっと近すぎた。

左右のカメラのシャッターのタイミング、けっこうずれますね。
自分の両手でやるんだからそんなにずれない、と思いきや、指の角度の違いなどから、力の入れぐあいが変わってくるんですかね。
慎重にシャッターを半押しにして、えいっと深押し、気合いが入るのでブレやすくなってしまう。実際、今日のテスト撮影でもブレてる写真がありました。シャッター速度1/60秒でしたが。

同時に押すつもりでも、左手の方が遅くシャッターを押すみたいです。
ちなみに僕は右利きです。



なぜかは分からないけれど、2枚の写真が平行になってない、傾いてるのですね。角度にして1度ぐらい。どれも同じように。
両面テープはスポンジ入りなので、シャッターを押す時にスポンジが潰れて傾いてしまう、という事もあるでしょうが、どれも同じように傾いてるのだから、何か別に原因がありますね。
まあいいか、どれも同じように補正すればいいのだから、さほどの手間でもないでしょう。アップした写真はすべて補正されてます。

今日は屋外だったのでストロボを使いませんでしたが、いずれ屋内でストロボを使って撮りたいですね。
しかしステレオベース72mmだから、ライブハウスでブラジルUFOをステージ前で撮るというのは、近すぎるだろうなあ。

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