アナグリフ3D画像のサイトをブラウズしてたら、カメラ一台でも車などの乗り物で移動しながら撮れば立体画像が作れる、と書いてあったので、そうか、じゃあやってみよう。
飛行機でやるのはよく知られてるけど、地上を走る車もアリなんですね〜。
アナグリフとは、赤青セロファンメガネで立体視する方式です。
コストが安いので比較的普及してるけれど、色再現が難しい。
とりあえず手もとに電車に乗って窓から撮った映像があるので、それを立体化しよう。
そんなつもりで撮ってなかったから、水平あやしいんだけど、まあなんとか。
Final Cutでやってみました。
以前にもFinl Cutでアナグリフムービーを作るというのはやった事があるけれど、色はまだまだ研究途中なんだなあ。
今回のビデオなんか、日の出まもない頃に撮ってるから暗くて、オリジナル画像からして色が少ない。
コントラストも淡くて、3Dには向いてないかな。ただ撮っただけで、3Dにするつもりなかったから。
QuickTimeムービーです。アナグリフ方式は大きい方が効果も出やすいのでこのサイズ。
赤青セロファンメガネを用意して見て下さい。
東武伊勢崎線で荒川を越えて北千住に向かうところです。
たまたま、列車からま横を向いて撮ってたので3D化できましたね。
最初の、急行列車越しの部分、次の高速道路の下を通る部分、鉄橋の部分、その後と、それぞれ左右の間隔を変えた設定にしてあります。
1台のカメラで撮影して、微妙に時間をずらして同時に再生するのですが、この場合、ふたつの映像の時間差を微妙に変えているのです。
カメラと目立つ被写体との距離が変化するので、その方がいいかと思ったのですが、最初の急行列車の動きは速すぎるので立体視できなくて仕方ないとしても、鉄橋のフレームもうまくないですね。むしろ荒川の水面の方が面白いかも。
全体的にも、だからなんだって感じですね、はい。
ムービーを止めて静止画にした方が立体効果を感じられるので、カメラが速く移動するのは立体映画には向いてないのかも知れない。
赤青セロファンメガネを自作するためのPDFを以前に作ったのですが、それがまだネット上にあります。
http://www.hinata.gr.jp/rmt/archive/3d_glasses.pdf
セロハンは100円ショップなどで売ってますが、ほんとは青じゃなくてシアンがいいのですね。でもそうそう売ってないのだなあ。
いずれにせよ、上のムービーを見るためにそこまでしなくてもいいとは思いますが。
アナグリフ画像を見るための赤青メガネも売ってる、立体写真総合サイト「STEREOeYe」
http://www.stereoeye.jp/index_j.html
一番安いので80円。1個からでも通販してくれるようですが、送料と手間を考えると気が引けます。
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