2007年10月31日水曜日

「ARURA」製作メモ プロデューサーの資質

ヤーッコ(監督兼プロデューサー)と上野駅内のレストランで話をしました。
自分の作品がどうやってパッケージされるか、どうやって公開されるか、
ポスターはどんなのになるか、彼はとてもわくわくしながら妄想ふくらませて話をする。
その足で駅内にあるソフトショップに行き、インディーズ作品はどうやって仕入れるのかお店の人に質問してた。

僕だったら、まだ製作途中にあるのに、ポスターだパッケージだって、とんでもない話だ、と思うんだけど、
それは僕が、出来上がった作品がどうなるか、あまり気にしてないからでもあるんだろうなあ。

ああやってパッケージについてわくわく話せるという事は、その為の行動のエネルギーやきっかけにもなるし、
そういった妄想が実現すれば、実現させるために多くの人を巻き込めれば、次の作品作りのためのつながりにもなるし、
そうなったら作品を作り続ける環境ができやすいのではないかな。そう感じました。

これってひょっとしたらプロデューサーに必要な資質かも知れない。
僕にはちょっとなさそうなんだ。昔はあったのかなあ。
僕はただもう、いい作品を作りたいっていうだけで、むしろいい作品作りの阻害になるようだったら、それらプロモーション活動をイヤがりそうでさえある。
でもそれは、作品を作り続ける上ではよくないかも知れないし、続けることは重要なんだ。

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