ユーリ・ノルシュテインの1975年作品。
いつの間にかブレイクしてたようで、絵本やらグッズやら売ってるのですね。
上のムービーには字幕も吹き替えもないんで、amazon.co.jpの絵本説明を引用しときましょう。
夕暮れに、はりねずみはこぐまの家へでかけます。ふたりでお茶を飲みながら、星を数えるのです。こぐまの大好きなのいちごのハチミツ煮を持って歩いていく途中、霧に浮かぶ白い馬に心を奪われて、はりねずみは霧の中へと入っていきます。
僕は以前、レーザーディスクのノルシュテイン作品集「話の話」を見た事があって、その中に本作が入ってました。
LDには日本語のナレーションが入っていて、それが趣きあって、とてもいいんですよ。
当然、今発売されてるDVDにもその日本語トラックがあるかと思ってたら、ないんですよ。えー!なんでー!
あの日本語版を見れない人がいっぱいいるなんて、ブレイクしきれてないよー。
LD「話の話」はレンタルで借りて見たのです。
1990年代なかば頃、レーザーディスクのレンタルが始まったけど、それじゃなくてもっと以前、モグリのLDレンタル屋にこのソフトがあったのです。
お店はナントカ電器店、っていう普通の電器屋だけど、入ってみたらLDがずらっと並んでて、「売り物ですか?」「売ってもいますけど、レンタルもしてます」
定価の1/10の金額で、2泊3日だったかな。
そこにあるLDのソフトはまだ値段が高い頃に買ったらしくて、9800円とかが普通で、安くても7800円ぐらい。
もっと安く4700円ぐらいの値段でも発売されてきた頃だったけど、その店はソフトの新入荷する気まるでなし。
1/10だから980円って、レンタルとしてはかなり高いんだけど、LDって劣化ないしコピーガードないし、プレーヤー持っててもレンタルがなければソフトは買うしかないし、他にレンタルやってる店なかったから、きっと需要があったのでしょう。
その後、LDレンタルが公式に始まったけど、レンタル用にプレスしたディスクしか認められてなくて、あの店はどうするんだろうなあと思ったら、そのままモグリで続けてました。
数年もしないうちにLD自体がDVDに駆逐されましたがね。
ちなみにその店では、売るときは定価の4割引きでした。
誰かが買うと、レンタル用の在庫がなくなるって事だなあ。まあそんなこと考える必要ができてから考えればいい、というノリでしょうな。
で僕は「話の話」は買わなかったけど、もう一枚「雨はやさしく… ソビエト・アニメーション」という、1980年代の作品を中心にした短編集があったので、それを買いました。
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