ここ一ヶ月ぐらいに読んだ小説。
マイク・レズニック
「第二の接触」
1990年
発売当時に買ってそのまま読まないでいた本じゃないかなこれは。
ハッカー女大活躍、だけれど今となってはSFというよりも安易なアクション映画のイメージ。
それはこの小説のせいじゃなくてそのテの映画がぼんぼん作られたからなんだけど。
2065年の未来が舞台という設定。しかしPCショップで扱ってる最速モデムは76Kbpsだそうです。ほほう。1990年の未来像がうかがえますね。
マイケル・バー=ゾウハー
「パンドラ抹殺文書」
1980年
過去2作品ほど読んでる作家です。それを読んだのも一昔前だし、これもわりと以前の作品ですなあ。
デズモンド・バグリイ
「マッキントッシュの男」
1971年
(8月1日に投稿あり)
イアン・ワトソン
「スロー・バード」
1979〜1988年
これも発売当時に買ったのに読まないでいた本。
しかし面白かった!こんな面白い本をオレは持ってたなんて!
もうとっくに絶版だろうと思ってたら、今年の6月にハヤカワから再版されてました。
ジョン・スコルジー
「老人と宇宙」
2005年
おもしろいですね。地球から遠く離れた人類のコロニーには敵のエイリアンがウヨウヨ。地球人(西洋人)が新天地を求めるにはコロニー防衛軍に志願すればいいのだが、75歳以上にならないとその資格を有せない。なぜ若者ではダメなのか…。
多少政治的なスタンスもないことはないが、アメリカ人としては自然なのかも知れない。それよりも面白い物語を作ろうという作者の意図が感じられます。
コロニーと地球が隔絶されてる状況と理由がすんなり飲み込めないのがちとつらい。
グレッグ・イーガン
「ひとりっ子」
1990〜2002年
イーガンの本はなんとなく身につまされていいんだけど、短編集はどうなの?同じような主人公の同じような独白が多くて、続けて読むとなんだかぐったりくる。量子論についてだってわからないなりに読むだけなんだから、ますます疲れますな。
続けて読まないようにしましたよ。
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