2007年8月25日土曜日

映画「おやすみ、クマちゃん」Miś Uszatek

於東京都写真美術館ホール

映画じゃないんだけど、劇場のスクリーンで見ましたから。
70年代のポーランドの子供向けテレビ番組です。人形アニメです。

8分程度の短編を10本。
クマちゃんが「今日、こんなことがあったよ」とエピソードを話して、最後はおやすみなさいとベッドに入る。
おそらくポーランドではこの番組を見ないと子供が寝てくれない、ぐらいの人気があったのではないかと。

クマちゃん衣装持ちですね!毎回パジャマが違うじゃん!
パジャマ以外の服も毎回違うし、けっこうおしゃれですよ。
なんか知らんけど、見ているうちにクマちゃんの服を見るのが楽しみになってしまった。
でも春夏は上半身裸もあり。(夜は必ずパジャマ)

服だけでなく、全体の色彩も美しく、質感もいいです。特に秋の紅葉、落ちてくる葉っぱがいいすね〜。

料金1800円というのが、ちょっと高いんじゃないの?と思います。写真展の半券で割引されたけど。
東京都写真美術館って公営のものだろうから、もっと安く上映できるだろうのに。
東京近郊では写真美術館だけでしかやってないけど、他の都市は普通の映画館なのかな?だから料金を安く設定できなかったのかな。
別に、最新VFXがないから、時間が短いからもっと安くしろと言ってるのではなく、もっと子供がいっぱいいる環境で見るものなんだな、本来。
夏休みの土曜日なのに、子供があまりいなかった。大人も少なかったけど。
写真美術館はたしかにあまり子供ゾーンじゃないからね。
少なくとも制作者たちは美術館で1800円で上映なんて想定してなかったはず。(テレビ番組だってば)
もっと安く、子供がいっぱいいるゾーンで上映して、何も知らないで来てふらっと入れるのが理想。

そうは言っても、70年代ポーランドのテレビアニメなんて、人形アニオタ以外にどれだけウケるか予測しにくいだろうし。
日本で公開できただけでもよしなのかな。
いや、テレビ番組だから、放送かDVDが本来で、たぶんいずれDVD発売されるでしょう。
そう考えると、劇場なんて上映できればどこでもいいということかなあ。

「おやすみ、クマちゃん」公式サイト
http://oyasumi-kumachan.com/index2.html

ところで、10分以下ということは、やっぱりYouTubeにいっぱいUPされてました。
Mis Uszatekで検索するとよいですよ。
お〜原語版はおっさんの声なんだ〜。

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