2022年8月31日水曜日

ファミリーマート/ローソンの2Lサイズふち無し写真プリントでスレテオカードを作成する

 一昨日の記述「ステレオクラブ東京 展覧会 2022 in 桶川 に出展します」のつづきでもあります。展覧会にステレオカードを出展しようと思って試行してるとこです。

写真サイズの「2Lサイズ」の長辺がクラシックステレオカードの長辺にちょうどよくて、
プリンターはファミリーマート/ローソンのコピー機の弟分がけっこう奇麗にプリントできるから、
それでふち無しプリントやってみよう。ふちなしだと長辺めいっぱい利用できるから。でも画像のふち部分が余白として切り取られてしまうので、どれくらい切り取られるのか、何度もコンビニ行って、1枚プリントするたびに80円払って検証、検証、やってみた結論がこれだ!

2215×1568ピクセルの画像の中の、2100×1506ぐらいがプリントされますよーと。
カレーパンのステレオ画像がクラシックステレオカード部分で、犬のジョン君部分がタカラトミー3Dショットカム用ビューワに適したカードです。クラシックステレオカードの高さ1060ピクセルは、ステレオフォトメーカー付属?のクラシックステレオカードを参考にしたもので、たぶんそんなに変じゃないと思う。
肝心の画像がやや縦長なのは、OWLビューワで見た時に左右画像の中心が寄ってる方が立体視しやすい、との説を小耳に挟んだからです。
300dpiではちょっと甘いかな、と一瞬思ったけどまあいいや。
カレーパン部分は300dpiでもいいけど、犬のジョン君部分ではひとつの画像の長辺が545ピクセルなのでビューワで拡大して見るにはちょっとさみしい。それでもデジイチで撮った写真ならいいけど、nimsloやNishikaやRETOで撮った写真となるとぼんやりしちゃいますね。
しかし今さら350dpiや400dpiでファイル作りなおすの面倒臭くてさ。まあ必要ならやるけど。
メインはカレーパン部クラシックステレオカードで、それだけだと上1/4ぐらい何も印刷しないからもったいないので、ついでにタカラトミー3Dショットカムビューワ用に横長のステレオ画像をプリントしたのです。ついでですから。

数年前に青山でステレオクラブの展覧会が行われた時にも、ファミリーマートで2Lサイズ写真プリントからステレオカードを作成しました。ローカルディスク内を探したら当時のファイルが発見されたけど、明らかに余白の割合が違いますね。プリント機がソフトもハードも当時と違うからでしょうねえ。

ちなみに、ファミリーマートもローソンも同じプリントシステムを採用してます。同じメーカーでユーザーインターフェイスも同じです。画面に出るコンビニのロゴが違うくらいです。


家のプリンターで奇麗にプリントできればこんな苦労しなくても、dpiの設定そのままプリントしてくれるのですがねえ。
コンビニだとdpi設定ではなく、用紙に合わせて…でもカットされる余白はどれくらいなのか、そんなにはっきりしない。
上の画像で何ピクセルとか書いてあるけど、それで余白の数値がはっきりしたようではあるけど、実際にはプリント毎に微妙に違うと思う。上から何ピクセルとか左から何ピクセルとか。
数年前がそうで、プリントするたびに微妙に違うから、これはあんまり神経質になってもしゃーないな、と。
今回もおそらく、これから展覧会までこのフォーマットで何度もプリントするうちに、あれ何か違うぞ、という事があるでしょう。だから、上の画像の余白メモも変わってくるかも知れません。

プリントしてみた写真。

犬のジョン君のプリント写真は、ブログ用に撮る前にカットしちゃったので猫&カレーパンの写真を。
悪くないすよね。カレーパン部のステレオカード、3辺を切る必要ない、それを目指してます。
もうちょっと右に寄ってもいいけど、プリントごとに変わってくるだろうし、もう既に右に寄ってるのでとりあえずこれで。

カットしたジョン君とカレーパンと、コーナーカッターかどまる。

ジョン君をタカラトミー3Dショットカムビューワに装着!

これはメインコンテンツじゃなくて、写真用紙がもったいないからプリントしたのだけど、なかなか趣があってよろしゅうございますな。
3Dショットカムビューワ、そのままだと上から光が入って来ないので写真見るのには暗いですね。アマゾンのレビューに上部に穴あけてトレーシングペーパー貼って明りとりにしてるという書き込みがあったので真似してみた。いいアイディアですね。でもまだちょっと暗いかな。部屋の明りが暗い?

3Dショットカムビューワ。まだアマゾンで売ってますね。残り1点?

3Dショットカムは中古品売ってますね。僕はカメラ持ってないんですけど、ビューワは気になったのでビューワだけ以前に買っていたのです。

2022年8月29日月曜日

ステレオクラブ東京 展覧会 2022 in 桶川に出展します

2022年9月23日〜25日に催される、ステレオクラブ東京の展覧会に立体写真を出展します。
場所は埼玉県桶川市のクラフト雑貨販売&カフェ「ブラッドベリ」併設のギャラリーです。

ブラッドベリ
http://www1.linkclub.or.jp/~bradmogu/
埼玉県桶川市寿1-14-11
各日午前11時〜午後6時。最寄り駅はJR桶川駅です。

カフェに併設と言いますか、カフェ奥の建物の2階がギャラリーになってます。カフェを通らなくても脇道からギャラリーに入れます。

グループ展なので一人あたりのスペースは広くないです。僕はデジタルフォトフレームを1台か2台で3D-GIFの展示と、大きなテーブルがあるので適当にステレオカード(紙にプリントしてビューワで見る)を何枚か。

数年前に青山でステレオクラブ東京の展覧会やりましたが、その時のギャラリーよりちょっと狭いかなあ。それもあって、やや小規模な展覧会になりましょうか。

デジタルフォトフレームについては、ちょっと悩んだ末に新しいのを買いました。ええ?6月に7台で展示やってるからそれを使えばいいじゃん(このブログ2022.5.14の記述)。
そうですね。そうなんですけど、以前に買った物は1台2000円という安物なので全然きれいに表示されないし、見える角度もかなり限定されるし、ステレオクラブの面々は目が肥えてるからショボいデジタルフォトフレームだと恥ずかしいなあ、と思いまして。

4対3の9インチで6000円の製品です。

6000円というのはまあ割と安い方ですね。(以前の2000円のはちょっと安すぎというか、いい製品でもなかったせいか、ちなみにもう売ってません)
値段のみで選んだという事でもなくて、4対3というのがあまりないんですよね。16対9か16対10が殆どですね。僕の作品はだいたい縦4対横3か、もうちょっと正方形に近くてもいいくらいなんだけど、まあ4対3ならいいか、というところでして。以前の安物が16対9だったので、それも難点でした。

作品を表示してみると、充分きれい!美しいわこりゃ。
もっと高級な製品と並べてみたり、PCモニターやスマホと比べてみたら実はそんなにきれいでもないかも知れないけど、今の予算では頑張ってもこれくらいだ。ていうか本当に4対3ってあんまりないんだなあ。
リモコンが超絶使いにくいのが困りものですけどね。リモコンのボタン押してもすんなり反応してくれなくて、えい!えい!2回押したら2回反応しやがってくそう。メニュー言語を日本語に設定したかったのに英語になっちまったじゃん。しかもその設定直せないみたいだし。

ちなみに今回購入したデジタルフォトフレームの解像度は1024×764ピクセルです。さほど高くはないのですが、まあそれくらいの方がファイル作成にストレスなくていいや。普段ツイッターやインスタではもっと低い解像度のムービーを御覧に入れてますからね。
しかし色は、特に白黒画像で気になるけど、少し青っぽくなりますね。カラーだとそんなに気にならない。ムービーファイル作りの時に補正しますか。

ステレオカードはクラッシックなデザインのステレオカードで、青山の展覧会でも出展てました。その時ファミリーマートの2Lサイズ写真プリントでサイズばっちりだったので、今回も同じようにと思ったらあれれ、以前はフチ無しプリントできたのに昨今はフチが必ずあるみたい。確かにプリント機のハードもソフトも替わりましたからね。

↑上がファミリーマートで最近プリントしたフチあり写真。下が数年前のフチ無し写真。横幅178mmの2Lサイズ。
最近「OWLビューワで日本人がステレオ写真鑑賞するには、左右画像の中心がやや近い方がいい」との書き込みを見たのでそのようにもしてみました。自分でOWLビューワ持ってないからよくわかんないんだけど。多分、展覧会で用意されるビューワのひとつだろうから。
OWLビューワは現役で売られてるビューワだし、ちょっといいデザインなので欲しいと言えば欲しいけど、日本人には評判よくないかも。

https://shop.londonstereo.com/OWL-B-ENV.html

最近プリントの上側の小さいステレオ画像は、タカラトミー3Dショットカム用ビューワで見るための画像。縦1/4ぐらいの余白ができちゃうからもったいないなと思いまして。

展示会では他にも赤青アナグリフの3D写真プリントや、3DTV、Looking Glass等で、ステレオクラブ員のよりすぐりコンテンツが展示される予定です。

紙のカドを丸く切るカッター買いましたぜ。カドが丸いとステレオカードがそれっぽく見えるなあ。

ロレオのビューワでチェック!ロレオのビューワいいよね。


訂正につき追記。
ファミリーマート/ローソンでの写真プリントで、フチなしプリントできなくなったと書きましたが、できました。普通に。プリンターの設定で何故か「こっちじゃねーよな」と思った方が正しかった。デフォルトのままでよかった。

でもイメージと用紙をぴったり同じ幅にするのは、ちと厄介な予感がしますねえ。イメージファイルにあえて余白をつくることで、フチなしプリントした時に余白だけが印刷されないようにする。そんなサイズって余白ってどれくらいなんだという事を、テストプリントを重ねて求めて行かねばならんのですね。↑上の写真は、余白が足りなかったから切れなくていいところで切れてしまっている。

 

関連投稿
ファミリーマート/ローソンの2Lサイズふち無し写真プリントでステレオカードを作成する(2022.8.31)
タカラトミー3Dショットカム用ビューワいいね(2022.9.15)
3D Card Peep Hole買ってみた(2022.10.5)

2022年8月9日火曜日

不調のnimslo B3Dが復活

 長時間露光専用のnimslo 3D(バルブ撮影専用なのでB3Dと命名)を以前から使用していますが、(このブログ2021.3.19の記述) どうにも半年ぐらい前からあんまり調子よくなくて、もっと以前はそこそこOKテイクもあったんだけどなあ。使い始めた最初は失敗ばかりでも、だんだん慣れてきたせいか何が写ってるかぐらいわかるようにはなってきて、フィルム1本撮ったら数テイクぐらいは「公開してもいいんじゃね」っていうGIFができて、おおこれは腕が上がったのか?と思ってたら、最近めっきり失敗テイクが多くなって、何が写ってるか全然わからないくらいで、ああまたフィルム無駄にしてしまった感にひたるのである。うむむむ、そりゃ失敗率の高い技法ではあるけれど、なんてこんなにうまくいかなくなっちゃったの?

6月19日、早稲田ZONE-Bにて。作品展示の気合もあって(このブログ2022.6.22の記述)、久しぶりにライブハウスで何本かフィルム撮影したのだけれど、nimslo B3Dでは9割以上NGテイクになりました。

カメラの問題?腕の問題?
むうう、光のスジはそりゃまあ写るとして、他の具象物がさっぱりだ。人が写ってるのかどうかもよくわからんとは。
シャッター時間が長い場合もこういう事になりやすいかも知れない
カメラぶんぶん動かして、フラッシュを一瞬光らせる技法なのだけれど、シャッター時間が長い分とフラッシュ以外の環境光の影響が強くなる…だからそういう事なの?でも以前と比べてシャッター時間を長くしてないけどなあ。じゃあともかく、フラッシュを強くしてみれば被写体がくっきり写るよなあ。次回は僕が持ってる中でも強力なフラッシュ使ってみようかしら。そう思いながら、ライブハウスでとある撮影の終わりにフィルムを巻き取っていたら、あれれ、シャッター開いたままじゃん!以前にも同じような事があったけど、そんなに頻発してなかった。
そうか、シャッターが開き気味だったから余分な光を入れてしまってたのだな。
撮影のためにシャッターを開けるのに、ピンを指でぐいっと動かして、指を離せばバネでシャッターが戻る、はずだったのに戻ってなかったのか?たぶん。
これは以前に撮ったデモ画像で、シャッターが閉じるときに指を離してるようには見えないけど、ほとんど力を抜いて離してるような状態なのです。
しかしそれでは閉じなくなってしまったのか。シャッターのバネが弱くなってしまったのか。指でクイクイ動かしたくらいで緩くなるとは、根性なしめ!
(通常の使用だとシャッターが開いてる時間は長くても1/30秒。それが2/1秒とかになって、更にそんな使い方ばかりとあっては、あまりバネを責めるのは可哀想かも知れない。)

まあ、そうと推測できれば対応策はある。
撮った後に指を離すのではなく意識してピンを戻してやればいいのだ。フィルムを巻き取る時もピンが動かないように指で押さえていればいいだろう。

意識してピンを戻す方式で撮ってみました。ほうら撮れた!被写体が判別できるテイクが数テイク以上、わーい。新宿WildSideでのTha pino noirライブパフォーマンス。
ちなみに、フィルムはLomochrome Turquoiseで、もうちょっと明るく撮れるはずなんだがなあ。新宿WildSideでは過去に何度も撮ってるし。
このLomochrome Turquoiseフィルム、2016年頃に買ったもので(このブログ2016.11.29の記述)、とっくに期限切れになってるからかしら。だから暗いのかな。もっと節操のないターコイズ色になる、と思ったのだが。
ちなみに、Lomochrome Turquoiseフィルムはお気に入りフィルムでして、でもずっと生産終了のままで、それが今年秋に復活予定なのです。なので、大切にとっておいた1本を使ってしまおう!と。しかし暗いしそんなにターコイズじゃない画像なような。期限切れだし、保存状態もよくなかったからかな。 

さてnimslo B3D、撮っても撮ってもうまくいかなくて、フィルムの無駄率高すぎて、もうこのカメラ駄目なのかなあ、と思っていたのでよかったわ〜。
実はずっと以前にも似たような事があって、このブログにも書いてるんだけど(2016.8.19)、普通に使ってて症状出なくなってたので忘れていたと言うか、今回は当時よりももっと重症で長期間だったので同じ原因とは思ってなくて、思い至らなくて、もっとメカニカルな事が原因かと思っていたのです。

もうひとつ、1年ぐらい前から頻発してる、左から2枚目の下側によく現れるこの謎露光。
これは原因わからないまま。どっか光漏れしてるのかなと思って、隙間がないようにテープ貼り直したりしてるんだけど、なくなりませんね。必ず起こる現象…でもないけど。
以前はこんなのなかった、と思う。まあそんなに変でもないからこのまま使い続けますが。