2007年8月1日水曜日

小説「マッキントッシュの男」the freedom trap

デズモンド・バグリイの本を読んだの初めてです。
「マッキントッシュの男」THE FREEDOM TRAP
1971年 Desmond Bagley著 矢野徹訳


明日朝早いから3時間しか眠れないや〜。でもふとんに入って本をめくったのが運の尽き。その3時間を読書に費やしてしまいました。
おかげで今日は映画1000円デーだったのに、睡眠不足で映画を見られるコンディションじゃなかった。何も見なかった。

ポール・ニューマン主演の同名映画があります。その原作でしょう。
映画は見た事ないと思うけど、なんとなくテレビ放送で見たような気もする。
タイトルでなんとなく期待して、なんだかつまんない、という印象を受けたような気もしてきた。
ジョン・ヒューストン監督でW・ヒル脚本なんだ。見たくなってきた。

小説はハヤカワ文庫だけれど、この解説、ネタバレすぎじゃん!
カバーの背表紙だよ、誰でも読むよこれは。
でも内容について説明するなら、こうなってしまうのかな。
映画にもなったし、当時はかなり売れた小説だったろうから、これくらいのネタバレはよしとしたのかな。
まだ全部読んでないけれど、前半の方が面白いかなあ。(貴重な3時間と引き換えに読んだあたり)
解説にネタバレがなくて、なんの予備知識もなかったら、前半はただの犯罪小説と思えてしまうかも。
それでも面白いと思えるくらいの筆力があるので、まっさらな状態で読みたかった〜!
しかしその場合、刑務所に入る事の二面性を知らないのだから、かえってこんなにドキドキはしないかも知れない。
それなら睡眠を削ることもなかったかも知れない。むうん。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

マッキントッシュの男・映画版はテンポのいい快作でした。初めてテレビで見た時から好きです(中学くらいの時)
W・ヒル脚本だったんですね。なら無駄の無いスピ-ド感にも納得です

P・ニューマンのタフでクールな男っぽさは、ルー・ハーパーと通じる当時のニューマンの代表的なキャラだったと思います。ドミニク・サンダの美しさもイイッ!!
米映画だと思いますが、舞台がイギリスなので曇った空とか田園風景も一味違いました
レトロで悲しげなテーマ曲は「テレフォン」という映画のエンディング曲とも似てて、すごくいいです

実は最初はストーリーもラストもサッパリ分らなかったんです。後年ビデオで見てやっと分かりました。刑務所に入った意味とか。
初見の時は「ゆで卵おいしそう」くらいしか感じませんでした
・・と書いてたら同じP・ニューマンの「暴力脱獄」を思い出しました
(意味不明な独り言すみません)

昔、テレビの映画番組のオープニングでは、過去のいろんな映画のワンシーンをつないだものがありました(けっこう著作権無視だったかも)。日曜洋画劇場?のOPにもこの映画のP・ニューマンが使われてた気がします

匿名 さんのコメント...

テンポのいい快作。気になりますねえ。
DVDないみたいです。
日曜洋画劇場のOP?覚えてないけど見れば思い出すだろうからますます見たいですなあ。

カメラがオズワルド「ナバロンの要塞」「オデッサ・ファイル」モリス、音楽がモーリス・ジャールという豪華な布陣。