2007年7月11日水曜日

ブラジルUFO 新宿Motion ビデオカメラに不満

7月7日に新宿のMotionでブラジルUFOのライブがあり、そのビデオをホームページにupしました。
ライブのよしあしについてはホームページのレポートを読んでもらうとして、ここでは撮影していて感じたカメラの不満を書きます。

ビデオカメラはキャノンFVM100。ホームユースの安物です。液体が飛び交うブラジルUFOのライブには高いカメラは持って行けないから安いカメラを使っている。しかし今回はほとほと使いづらかった。
いつもこれといったビジョンもなく撮っている。今回もなんとなく客席斜め後方から椅子に乗って、高いポジションから撮ってみた。ふだんならステージから1メートル以内で撮るのだけれど。

外人ビデオカメラマンのブライアン・アンダーソンがまた来ていた。今年の3月にもMotionでブラジルUFOを撮影した人です。
どうやら日本のアングラめなエンタテイメントを題材にビデオ製作をしてるらしい。
ブライアン・アンダーソンのサイトNosolicting.tv(英語)

アンダーソン氏がごついビデオカメラ(ソニーFX1かな)を駆使して最前列で撮影するだろうから、僕は後ろの方でいいかなと思ってね。でもそれは遠慮じゃなくて、客も充分にいないのにカメラマンばっかり前の方に何人もいるのはあまり美しくないからです。だから後ろの高い所から撮ってみた。
離れて撮るとなると、どうしてもズームを使ってしまう。かなりの倍率で。
一脚を使ってるから、ただ手で持ってるよりも安定するだろうと思い込みもあって。

こうなるとFVM100は使いづらい!ピントをマニュアルで調整しにくいのなんの!
暗くなったり明るくなったりのライブハウスはオートフォーカスに不向きなのでマニュアルで調整したい。しかし調整のためのレバーが小さいし「お、ここでピントが合った」と思ってレバーから手を離すとその時にはもう遅くてピントは遠すぎあるいは近すぎになっている。
ドラムのマーキーにピントを合わせたかったのだが、ステージ上でも奥まったドラムには光が当たりにくく、コントラストがはっきりしない。ますますピントを合わせられない。辟易しました。

ステージの近くで撮れば、あまりアップで撮影しないから、ピントはそんなんにシビアじゃないのだけれど、離れて撮るとそうもいかない。
6月9日八王子で撮影したソーリーオンパレードのビデオもYouTubeにアップはしたものの、全体的にぼやっとしてるのはピントが甘いからなのです。これも客席後方から撮ったのだ。
http://www.youtube.com/watch?v=TwcHfHzoTCk
余談。ブラジルUFO用にとったYouTubeアカウント"ufokantoku"なのに、このままでは一番再生回数の多いビデオはソーリーオンパレードになってしまう。まあいいんだけど。

一脚を使うからぐっと安定するかと思ったけど、そうでもなかった。ズームを使ってよりブレのない映像が欲しくても、一脚はあてにならない。ワイド側でより安定させる為なら一脚も有用だけれどあまりテレ側にズームしても効果は薄い。ああ、以前にも同じ反省をしたような記憶が…。

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