2007年5月30日水曜日

「ランボー」映画と小説 First Blood

デビッド・マレル「一人だけの軍隊」


最近、映画「ランボー」の原作小説「一人だけの軍隊」("FIRST BLOOD" David Morrell 1972年)を読みました。
デビッド・マレルの小説は、ずっと以前に「トーテム」を読んで、それがけっこう衝撃だった。
だから古本屋で「一人だけの軍隊」をみつけた時に買っておいたのです。
でもそれは何年も前で、ずっと読まないでいたのを先日やっと開いてみた。
表紙の写真を撮ったのがきっかけかな。

生理的な不安や恐怖をあおる、デビッド・マレル節がねっとり。
アクション小説と言うより、マンハントと異常心理を題材にしたスリラー小説ですね。

特異な小説なのは確か。
映画がなければもっと心に食い込んでいたかも知れない。
小説の最後にランボーの脳と意識がショットガンで飛び散るのだが、そこに美しさやカタルシスをもっと感じてもよさそうなのに、そうでもない。
これはなぜか。
映画のランボーは小説と違って死なないから、ではない。

映画と小説の違い

映画を何度も見ているせいもあるだろうけど、小説のランボーよりもスタローン演じるランボーの方が鮮烈なのだ。
映画と小説では大きな違いも小さな違いも多々ある。

場所の違い。
小説ではアメリカ中南部のケンタッキー州なのだが、映画は北西部のワシントン州が舞台になっている。
「ポートランドは南だ」という台詞があるから、ワシントン州でしょう。
どういう理由で舞台が北西部になったのかわからない。
カナダでロケするから、環境の似ている所に設定しようと思ったのか。
あるいはアメリカ人にとって、ケンタッキー州はのどかな田舎のイメージが強いけど、ワシントン州やオレゴン州は、凍てつく険しい山々のイメージがあって、それが映画製作者の狙いになっているのか。
そうなのだろう。小説でも"自然の猛威"でランボーやティーズルはさんざん苦労するが、舞台を北部にしたこの映画でも、そのロケ地のおかげで小説にはなかったあの"空気の冷たさ"がじっとりと感じられる。

小説ではページを多く割いているが、映画ではあっさり短く描かれている、あるいは描かれていない部分が多い。
でも普通、小説を映画化するとそんなもんだし、何度も見てるせいか、映画ならこいれくらい、はしょってもいいよな、と思う。
小説のティーズルとオーヴァルの親密な関係は、むしろありきたりで、ティーズルの復讐心を燃やすため、ぐらいに思えてしまう。
小説だけにある、ランボーがライフルを手に入れるシーンは、まさにタナボタだし。
もっとも、映画でも、ヘリコプターに石を投げて風防ガラスを割る、という荒技やってますけどね。

小説でじっくり描かれている"マンハント"の部分が、映画ではあっさりしている。
小説では2日ほどかかってるのだけれど、映画ではその日のうちにティーズルは追いつめられる。
マンハントをじっくり描いてしまうと、異常心理の映画になってしまうのだが、映画製作者たちはそれを避けてアクション映画にしたかったのだろう。

映画と小説の一番の違いは、ランボーが違う事だ。
殺人マシンとして訓練受け、ベトナムで捕虜になり虐待、脱走。
小説のランボーは、「あれだけの体験をした自分は、理由もなく人を殺してもいい、それくらいの権利はある」と思い、殺す。
舞台となる町に来る前に、どうやら一人か二人、追いはぎを殺している。
映画では、町に来る前、以前の戦友を訪ねて、それが死んでいた事を知り、さみしく道を歩く。
この違いで「これから始まるこの映画は、原作小説とは別モノだ」と宣言している。
小説のランボーだって、狂信的に殺しているのではなく、もう人を殺したくない、と思っている。

「ブラック・サンデー」のマイクル・ランダーも、ベトナムで心が病んで、大勢の人を殺す衝動を持つ。
それくらいやって当然だと思い、良心の呵責もないのだが、ランボーは違う。
殺したくないと思いつつ、ある程度追いつめられると、逃げるよりも殺すを選択する。
小説のランボーは殺しの瞬間、暴力の瞬間に充実感を得る。
それを否定して逃げたい気持ちと、その欲望に逆らえない気持ちとがせめぎあって、だんだんと暴力が勝っていく。
マイクル・ランダーが、社会復帰して立派に仕事をこなし、他人とも正常にコミュニケーションとれるように見えるのに対し、
ランボーは仕事もできず、コミュニケーションもうまくない。
ランボーよりもマイクル・ランダーの方が病理が深いのだが、ランボーは殺人と生存の高度な訓練を受けているので、悲劇が起こる。

小説と映画のランボーを比較すると、映画の方がコミュニケーション能力が低いようだ。
そのぶん、心を蝕む殺しの衝動が少ないのか、映画のランボーはできるだけ人を殺さないようにしている。
相手を生かしておいた事で、自分がのちのち不利になるとわかっていても殺さない。小説のランボーだったらありえない事だ。
映画ではランボーを偶然発見したアマチュア捜索隊の少年を、殺さないで解放する。
が、小説では同じ状況で殺している。もっとも小説では相手が少年じゃなかったけど。

小説のランボーは、考えている事を文字が説明してくれる。心理状態を描く小説だから当たり前なのだが、映画のランボーは違う。ほぼ何の説明もない。何を考えているのかわからないし、なぜやっているのかは映画を見ている方が考えるしかない。
スタローンの寡黙さが、説明文でびっしりの小説との一番の違いだ。
映画では説明がないだけに、ランボーが戦うにあたって、どんな葛藤をもっているのか分からない。
それよりも生存本能や訓練による条件反射で動いているように見える。
スタローンのギョロっとした眼が、葛藤も何もない、状況に反応しているだけ、ただ生き延びているだけに見える。
ランボーのキャラクターとしては、小説よりもこちらの方がインパクトがある。
小説のランボーは考えて行動するのだが、映画のランボーは行動の準備として行動し、行動の継続として行動する。
そうしてアクションシーンが生成される。だから黙って行動するスタローンが印象に残る。
小説でいくらランボーの脳細胞が飛び散っても、映画のランボーのイメージは崩れない。

小説のランボーは後半、ダイナマイトを使って町を破壊する。
映画のランボーはM60を使う。これはいい。
ダイナマイトはアクション映画的に使い古されてるし、ベルト弾倉をジャラジャラさせて夜の町を横切るランボーはダイナマイトより過激だ。

ティーズルについて。
ティーズルのランボーへのこだわりは、映画よりも小説の方がずっと強い。
これは映画でももう少し掘り下げて欲しかった。
演じる俳優はブライアン・デネヒー。「F/X」「建築家の腹」
ちょっとした逸材なだけに、なにかもったいない気がする。
異常心理の映画ではなく、行動によって描くアクション映画だからこうなってしまうのか。
映画のティーズルの台詞だけでも、充分ランボーにこだわってるのは分かるのだが、アクション映画で敵にこだわるのは当たり前なのだ。

映画「ランボー」

映画が成功した要因をいくつか。
スタローン演じるランボー。
寡黙なマシーンなのだが、一方で、スタローンが演じることで、マシーンだけではない何かがある、と思いたくなる。
人を殺さないのも、それくらいの余裕を計算しているからだ、と思えてしまう。

音楽ジェリー・ゴールドスミス。
僕が十代の頃に一番聴いたレコードがこの「ランボー」のサントラなのです。
だから、今でもかなり思い込みがあるのだけれど、今回DVDで「ランボー」を再見してまた感じ入ってしまった。
鳴ってる音楽もいいが、音楽を入れるタイミングが絶妙。
音楽を入れる演出と、音楽のない演出が鮮やかだ。

撮影監督アンドリュー・ラズロ。
ハンガリー出身。
「ウォリアーズ」「ブラボー小隊 恐怖の脱出」「ストリート・オブ・ファイヤー」「レモ/第一の挑戦」
かなりのベテランらしいから、おそらくもう亡くなってるだろうと思っていたら、2006年にドキュメンタリーに出演してます。
http://us.imdb.com/name/nm0489970/#cameraX20andX20electricalX20department
映画「ランボー」の森の中の自然な暗さ!これは凄い。
こんな映像、なかなかないですよ。それもこんな長時間。
この映像があの、寒さ、過酷さの表現に大きく貢献している。

小説の方が生々しくてショッキングなのだけれど、映像と音楽と俳優とによって、小説とはまったく別の、独特の魅力、独特の過激さをもった映画になった。


余談
僕が昔読んだデビッド・マレルの「トーテム」はあちこちカットされてたようです。
最近、ノーカット翻訳版を本屋で見かけました。
気になるなあ。

2007年5月27日日曜日

「ランボー」ポスターアート展 FIRST BLOOD poster

「ランボー4」の予告見ちゃいました。
文字だけの予告で、映像はなかったので、何とも言えませんがね。
パート3でかなり打ちのめされたので、娯楽アクション映画としても期待してませんのです。

しかし、一作目はいい映画ですよ。美しい映画ですよ。
それについて語るのはまた後日として、
最近、インターネットのポスター通販サイトの画像や、CDのジャケ画像、などなど、ざらっと集めてみたので、
この場で比較してみましょう。
「ランボー」
原題"First blood" 1982年アメリカ映画。

輸入サントラCDのジャケット
音楽はジェリー・ゴールドスミス

このイラストが普及してるようだけど、スタローンが精悍に見えなくて、いやなんだよねえ。

輸入サントラCDニューマスター盤

日本の通販サイトにははっきり書いてないんだけど、海外のamazon.ナントカには、ニューマスターって書いてある。
これをiTunesで見て、あれ?オレの持ってる輸入盤と違うじゃん、と思ったのが、今回の画像を集めるきっかけとなりました。

日本国内盤CDのジャケット。GENEONより発売中。

これ、以前は2500円とかだったのに、最近1800円で再販売されました。このジャケットかっこいいから、輸入盤持ってたけど、買っちゃったよ〜。

日本のDVDジャケット

もっともこれは、以前のパイオニアLDCから発売されていた時のジャケットで、現在GENEONから発売されているものはイラストは変わらないのだけれど、「ランボー」じゃなくて「FIRST BLOOD」と大きく表示されてますねえ。

どっか外国のDVDジャケット


外国のDVDジャケットその2

日本もせめてこれにしてくれ〜。

アメリカのポスター。
基本はこれみたい。

http://www.impawards.com/より。
この、森林背景バージョンか、稲妻&ヘッドライト背景バージョンが多いですね。
http://www.impawards.com/によるとposter artwork by Drew Struzanだそうです。

基本ポスター2

http://www.moviegoods.com/より

基本ポスター縦型

http://www.moviegoods.com/より

語学にうといので、どちらのお国かわかりませんが。

http://www.moviegoods.com/より

べ、別人。

http://www.moviegoods.com/より
これ、19ドルで売ってるってのも凄い。

ロシアみたい。

http://www.moviegoods.com/より

これも別人。ちょっとマッチョすぎ。

http://www.impawards.com/より。
しかし、http://www.impawards.com/によると、poster artwork by Renato Casaroだそうでして、他にも色々描いてますよ。
http://www.impawards.com/designers/renato_casaro.html

パート2混ざってます。


レーザーディスクのジャケット。

これは多分、80年代に発売されたLD。配給会社東宝東和の基本デザインだったようです。
このデザインのポスターも持ってたけど、ボロボロになってしまったなあ。
90年代にニューマスターLDが発売されたけど、ジャケットは稲妻&ヘッドライトのアメリカンイラストでした。

日本のポスター

東宝東和って感じがしますねえ。
高速道路なんか画面に出て来ないんだけどね。

パンフレット

かっこいいんだけど、別の映画になりそう。

文庫本

デビッド・マレル「一人だけの軍隊」
今はもう絶版なのかな。

ペイパーバック

おっとまたこの人。
映画公開当時に刊行されたものみたいです。
ひょっとしたら、原作のイメージには近いかも。

2007年5月26日土曜日

Blazil UFO 西荻窪FLAT

西荻窪のスタジオ兼ライブハウス、FLATでブラジルUFOのライブが行われました。
I MY ME MIND企画の"OTK-MATSURI"
スタジオライブって、床がステージも客席も同じ高さだから、近寄らないとビデオよく撮れないのがちょっとね。
近寄ればいいんだけど。
照明が本業ライブハウスと違って、あまりステージ後ろからは光が差さないから、レンズ的にはゴーストが出にくくてよろしい。と思っていたが、そうでもなかった。ワイコンしてるとやはり出ますね、ゴースト。

ブラジルUFOはいつも通りのノリだったけど、対バンのnanoXが良かったので、印象かすれましたね。
nanoXは10ヶ月前の初ライブを見て以来だけど、さわやかグルーヴパンクになっちゃって、よいですわ〜。
7月にnanoX企画のオムニバスCDが出るそうです。買っちゃおう!

nanoXのサイト、ってBBSしかないみたい。
http://6427.teacup.com/nanox/bbs

2007年5月25日金曜日

Russia 露西亜3本立て

たぶんロシアのでしょう、ちょっと気になったミュージックビデオ。

Аквариум - "Поезд в огне"

どうやら、5/23の記述「ロシアのわびさびロープウェイ」のミュージシャン、"Akvarium"はこの"Аквариум"を英語のアルファベットにしたもの、みたいですね。ってこれが人の名前なんだか、バンドの名前なんだか分かりませんが。

途中からカラーになるのが怪しい。もともと全編カラーなのかも。

Ляпис Трубецкой - "Gop HipHop"


どうせ英語でもなんでも、何言ってるのかわかんないんだから、このハイテンションな声を評価したいですね。

Леприконсы - "Городок"


映像的には普通だけど、音楽的にはわりと好きかも。

2007年5月23日水曜日

harryhausen おや、ハリーハウゼンなPV

THE HOOSIERS "Worried About Ray"

もっとやってほしいし、作品全体にもハリーハウゼンなテイストが欲しいけど、それは贅沢ってもんですか。
ところでこのバンドのジャケットもちょっといいね。

ropeway ロシアのわびさびロープウェイ

Akvarium - Gorod

ロシア系をクリックしていってみつけたビデオなので、たぶんロシアのどこかでしょう。
観光名所でもなさそうだし、地元の人が乗るのかなあ。
山の上になにかあるのかなあ。
ちょっと危険な気もしますが、僕は乗ってみたいです。
このビデオをアップした人はMusicのカテゴリにしてたけど、プロモビデオっぽくないから、映画かテレビのワンシーンですかね。

2007年5月21日月曜日

500円DVD「真紅の盗賊」

バート・ランカスター主演の1952年作品。
The Crimson Pirate 「真紅の盗賊」

発売元ケー・アイ・コーポレーション。マスタリングは500円DVDとしては普通。悪くない部類かな。
ランカスターが独立プロを立ち上げた初期の頃の作品。
見た事ない映画だけど、僕の中で再評価が高まってるバート・ランカスター主演なんで、買いました。
知らなかったけど、バート・ランカスターって、サーカスでアクロバットやってたのね。
この映画でもけっこうアクションしてますよ。ほとんどスタントマン使わなかったとか。
後のすっかり渋くなった頃しか知らないから、こんなに明るく喋って動くバート・ランカスターは新鮮です。
映画自体はまあ、お気楽な娯楽映画だけど、シナリオはそつがなく、キャラクターもさわやかで、王道を行ってます。
ランカスターが子供の頃に見た海賊映画の楽しさを再現したようで、恋ありアクションあり、オモチャありでいかにも大衆受けしそう。
この頃が一番人気あったんじゃないかな、そう思える快活な映画。

2007年5月20日日曜日

composite movie 白背景で合成映像

映像の特定の色を他の映像と差し替える合成方法がある。
クロマキー合成というのですが、青い背景で撮影する場合、ブルーバック合成とも言います。
まず青い背景で映像を撮影して、その青い部分と、背景にする映像とを差し替えるのです。
別に青じゃなくてもいいのだけれど、黒だと髪の毛が背景画像と入れ替わっちゃうし、白い服は一般的だし、赤い装飾品や口紅もよくあるし、黄色は?ガイジンさんの金髪が黄色っぽいからやらないのかな(こういった技術は欧米から来る物が多いだろうから)。

普通は、青か緑の背景で被写体を撮って、その色の部分と背景になる画像を差し替えるのだけれど、たまたまうちにの壁には白い布が張ってあるし、そのテの合成はやった事がないので、白背景でもいいや、どうなるのかやってみよう。
そう思って、やってみました。

多少ほころびも見えるけれど、もともと合成バレバレでもいいつもりで作ったから、まあやればできますね、という感じ。
背景が静止画なのは、試作品なので、レンダリングに時間をかけたくなかったからです。
音楽はアップル社のソフトウェア"Soundtrack"で作りました。

いずれ青背景でいろいろやってみようかな。
ブルーバック合成のできるレンタル撮影スタジオがあるけれど、安くはないだろうねえ。
でも、これができるのなら、家でもできそうだな。ブルーバック合成。

2007年5月18日金曜日

Supergirl 「スーパーガール」のワンシーン

YouTubeでJerry Goldsmithを検索したら、こんなのありました。
映画「スーパーガール」(1984)より
Supergirl score by Jerry Goldsmith - Monster Tractor

そう言えばこんな映画あった。スーパーマンのいとこって設定でしたね。
サントラCDは、国内版も数年前に発売になったけど、今は輸入版のみみたい。
昔、テレビで見たんだけど、もう覚えてないなあ。
なんだかほのぼのしてていいねえ。見たくなってきた。

ところで、YouTubeをざっと検索して、映画「スーパーマン」シリーズのシーンを勝手にアップしてるものは、ない事はないけれど、あまり多くない。
でも、「スーパーガール」はありますねえ。わりと。
映画の本数と知名度で言えば、スーパーマンの方が多そうなのに、そうでもないのは何故かな。
スーパーマンの方が権利者がうるさいから?
あるいは、スーパーガールの方がオタク受けして、一種のカルトムービーになってるのかも。

2007年5月17日木曜日

Jerry Goldsmith 4枚組がやってきた

僕の大好きな作曲家、Jerry Goldsmith(1929-2004)の4枚組CD、
"40 YEARS OF FILM MUSIC"を買いました。
通販サイトで4480円。4枚組だから、高くはないのかも知れないけれど、安い出費でもない。


素っ気ないジャケットだ〜。

HMVのサイト。ショボ音源で時間も短いけど、試聴できます。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1486233

ちなみに、CDで取り上げられてる映画タイトルを抜粋しますと
disc1「ブルーマックス」「マッカーサー」「パットン大戦車軍団」「トラ・トラ・トラ」「風とライオン」など。
disc2「パピヨン」「オーメン」「ブラジルから来た少年」「エイリアン」「スター・トレック」など。
disc3「ポルターガイスト」「ランボー2」「トワイライトゾーン」「グレムリン」「トータル・リコール」など。
disc4「氷の微笑」「ザ・スタンド」「エアフォース・ワン」「ハムナプトラ」「スター・トレック/ネメシスSTX」など。

亡くなってまだそれほど経ってないから、こういう"追悼企画"みたいなCDもまだ販売はされている。
だいたい、今までに買ったCDや入手した音源で、この4枚組の半分ぐらいはカバーしてるんだよな〜。
けれどそのうち10年、20年後には、JGも多くの「過去の作曲家」の山に埋もれてしまうだろうから、今のうちにコレクターズアイテムは買っておこうか、そう思ったのですね。
でもこれ、買ってブックレットをよく見たら、JG指揮のナショナル・フィルが演奏している音源は2割程度で、他のほとんどがJames FitzpatrikあるいはNic Raine指揮のプラハ交響楽団による演奏なのです。
レアかも知れないけれど、コレクターズ・アイテム度は低いかな。まあいいや、今まで買ったCDで半分ぐらいカバーしてない、という事になるじゃないか。

だいたいこういったCDは、映画のテーマ曲メインで、大作映画の名シーン山盛りのイメージで聴かせる、といったものになりがちだけど、JGの魅力は、それだけではないのだ。
映画にのめり込んで音楽に気付かないような、あれ?どんな音楽だっけ?というような、効果に徹した音楽が大きな魅力で、それはこういった「ベスト盤CD」には、なかなか入って来ない。
1枚のCDに映画10本から音楽を入れるとしたら、テーマ曲からまず選ぶのが普通だし、このCDもそうなってる。
だから、4480円も出しておきながら、それほど期待してなかった。

しかし、4枚のうち1枚(どうやら主に1960年代から選曲したらしい)を聴いただけで、かなりシビれました。
JGを過小評価していたつもりはないけれど、テーマ名曲集みたいなこのCDでも、ズシンと来ました!なんて濃いCDでしょう。JGのモンスターっぷりが知れますな。

今、2枚目(1970年代から選曲)を聴いてます。
おもしろい。何がって、アレンジはほぼオリジナル通りだろうのに、プラハ交響楽団のものはやっぱり違うのだ。ちょっと違うんだ。
そりゃあ、オリジナルを耳タコなくらい聴いてれば、違うメンバーの録音なんだから違いに気付いて当たり前なのだが、ほぼ同じように聞こえるのと、そうでもないのがある。
特に「オーメン」は違う。なんか違うぜこれ。
他もオリジナルよりも、まろやかになってますかね。
映画のために録音するのと、聴くために録音するのとじゃあ違うか。
総じて言えば、JGの魅力も損なわずに、よりBGMとして楽しめるようになってる。同じオーケストラの、おそらく同じ時期の録音ということで、すんなり通して聴ける。
サントラ音源でのベスト盤よりも、かえって「よく聴くCD」になりそうです。
3枚目、4枚目はまだ聴いてません。後日、じっくりと聴きます。

MYSPACEで検索したら、Jerry Goldsmithの名前で音源アップしてる人が何人かいましたねえ。
そのうちのひとり。写真もいっぱいあるし、ちゃんとJGを紹介してるみたい。
http://www.myspace.com/goldsmithisgenius

2007年5月14日月曜日

不要PCメモリ

携帯から投稿できるはずなので、やってみよう。

先日、パソコンのメモリを入れ替えました。
PCも問題ないみたいだし、不要になったメモリ1枚、いらないので欲しい人がいたらあげます。
デスクトップ用メモリ PC133 SDRAM 128MB
あとPC100のメモリもあるのです。128MBと256MBが1枚づつ。これも欲しい人にあげます。
あんまり需要なさそうだけど。

他、いらないけれど捨てられないもの。
焼きそばソース。
3食セットで売ってる生の焼きそばに付いてる粉ソース。
だいたい塩味で食べるので、ソースだけ余るのです。
まあこれは捨てられない事もないけれど、誰か粉ソース好きの人がいたらもらって下さい。

ヨーグルトの砂糖。
500gヨーグルトに付属している砂糖。
ヨーグルトに砂糖はいらないなあ。
あまり砂糖を使う料理もしないし。
でもこれは捨てられないでしょ。
誰かもらって下さい。

2007年5月13日日曜日

Electric President 二本立て

Electric Presidentも、YouTubeで気に入って、iTunesで音源を買いました。
だって、CD買ってもよかったんだけど、通販サイトで、輸入版なのに3000円だって!
iTunesの1曲150円もアリですよね、そうなると。
Electric President "insomnia"
映像はそんなでもないんだけど、曲はとても好き。


もういっこ。
Electric President "Grand Machine No.12"

これはサウンドもいいけど、映像もすっとぼけてて可笑しい。
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追記
これって、official videoじゃないみたい?英語わかんないけど。
でも、アマチュアっぽい映像がうまく生かされてて、よく出来てるよね〜。
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最近は、通販サイトでCD物色するにも、試聴はそのサイトじゃなくてYouTubeですね。音いいし、1曲まるまる聞けるし。
もちろん、気になるアルバムに入ってる曲がYouTubeにない事もあるだろうけど、そのミュージシャンを知らないとして、他の曲でもあれば、せめてどんな曲を作ってるのか、っていうのがわかる。
たとえばHMVのサイトで試聴しても、音も悪いし時間も短いしで、こんな試聴じゃ実際に買って聴いてみなきゃわかんないよ、とか思ってしまう。ダウンロードできないんだったら、もっと高音質で長時間聴けられればいいのに。

2007年5月12日土曜日

Norshteyn 霧につつまれたハリネズミ


ユーリ・ノルシュテインの1975年作品。
いつの間にかブレイクしてたようで、絵本やらグッズやら売ってるのですね。
上のムービーには字幕も吹き替えもないんで、amazon.co.jpの絵本説明を引用しときましょう。
夕暮れに、はりねずみはこぐまの家へでかけます。ふたりでお茶を飲みながら、星を数えるのです。こぐまの大好きなのいちごのハチミツ煮を持って歩いていく途中、霧に浮かぶ白い馬に心を奪われて、はりねずみは霧の中へと入っていきます。

僕は以前、レーザーディスクのノルシュテイン作品集「話の話」を見た事があって、その中に本作が入ってました。
LDには日本語のナレーションが入っていて、それが趣きあって、とてもいいんですよ。
当然、今発売されてるDVDにもその日本語トラックがあるかと思ってたら、ないんですよ。えー!なんでー!
あの日本語版を見れない人がいっぱいいるなんて、ブレイクしきれてないよー。

LD「話の話」はレンタルで借りて見たのです。
1990年代なかば頃、レーザーディスクのレンタルが始まったけど、それじゃなくてもっと以前、モグリのLDレンタル屋にこのソフトがあったのです。
お店はナントカ電器店、っていう普通の電器屋だけど、入ってみたらLDがずらっと並んでて、「売り物ですか?」「売ってもいますけど、レンタルもしてます」
定価の1/10の金額で、2泊3日だったかな。
そこにあるLDのソフトはまだ値段が高い頃に買ったらしくて、9800円とかが普通で、安くても7800円ぐらい。
もっと安く4700円ぐらいの値段でも発売されてきた頃だったけど、その店はソフトの新入荷する気まるでなし。
1/10だから980円って、レンタルとしてはかなり高いんだけど、LDって劣化ないしコピーガードないし、プレーヤー持っててもレンタルがなければソフトは買うしかないし、他にレンタルやってる店なかったから、きっと需要があったのでしょう。
その後、LDレンタルが公式に始まったけど、レンタル用にプレスしたディスクしか認められてなくて、あの店はどうするんだろうなあと思ったら、そのままモグリで続けてました。
数年もしないうちにLD自体がDVDに駆逐されましたがね。

ちなみにその店では、売るときは定価の4割引きでした。
誰かが買うと、レンタル用の在庫がなくなるって事だなあ。まあそんなこと考える必要ができてから考えればいい、というノリでしょうな。
で僕は「話の話」は買わなかったけど、もう一枚「雨はやさしく… ソビエト・アニメーション」という、1980年代の作品を中心にした短編集があったので、それを買いました。

2007年5月11日金曜日

RAKUGOゆかりの三光新道

「東京落語地図」(佐藤光房著 昭和63年 朝日新聞社)を以前に図書館で借りまして、
そこに、落語「天災」に出てくる心学の先生、紅羅坊名丸(べにらぼうなまる)が居住している"長谷川町の三光新道(さんこうしんみち)"が、今の日本橋堀留町2-1にまだある、と記されていました。
今日、人形町で時間があったので、そこに行ってみたのです。
三光稲荷神社参道が、別名三光新道で、今もまだありましたよ〜。

その本では、そこは商店街になってるような事が書かれていたと思うけど、現在では写真のように、片側に飲み屋さんはあっても、もう片側はでっかいビルでですなあ。ほんの数十メートルの道です。


「三光新道」の文字、後ろにあるのは参道の石碑。


三光稲荷神社 御由来の説明書きによると
古くから娘、子供、芸妓等の参詣するものが多く、ことに猫を見失ったとき立願すれば霊験ありと云う。

そうなんだ〜。

落語「百川」に名前だけ出てくる常磐津の師匠、歌女文字(かめもじ)も三光新道に住んでいたという。
江戸時代のこの辺りは芝居小屋がいくつもあって、もちろん、小屋とは言えないような、大型劇場もあって、たいへんな興行街だったようです。
そんな中でちょっと静かな、小洒落たところだったのではないかな。心学も、常磐津の稽古も、うるさいところではできないし。
落語を聞きに来た客が、長谷川町の三光新道と聞いて、ああ、あそこだなとわかるくらいのステイタスがあったのでしょう。
べにらぼうなまるは実在の人物ではないだろうけど、長谷川町の三光新道が実在するとは、今もまだあってそこを歩けるとはねえ。東京に住む甲斐があるってもんでしょう。

2007年5月10日木曜日

Semisonic ちょっといいよね

Semisonic "Closing Time"

知らないバンドだけど、音楽も映像も、ちょっといい具合がいいですな。

2007年5月9日水曜日

SUNSHINE 映画「サンシャイン2057」

ここ最近、一番の当たり映画。
タイトルとポスターでハズれの予感ビシビシ。
でもポスターよく見たらダニー・ボイル監督!うわー!見ないと、見ないと!

映画を見たのは10日ぐらい前なんだけど、公式サイトを発見したのが昨日なのです。
(そんなもんあるんだ。テレビ、雑誌、メディアのお勧め映画情報とか見ないから、この映画がどれだけマスコミに露出してるのか、ソッポ向かれてるのか、知らないのです。)
FOXJAPANのサイトには通り一遍の事しか載ってないけれど、そこから本当の公式サイトにジャンプ。英語サイトと思いきや、一部日本語化されてるじゃん!

http://jp.sunshinedna.com/
(2009.7.追記 サイトはもうなくなってます)

インタビュー映像に字幕付けて欲しかったなあ。
予告編がいろいろアップされてて面白いが、真田広之のモノローグがぐっとくる日本版がいいでしょう!


英語の予告編「カネダ編」をもとに日本版予告編を作ったのだろうけど
http://www.sunshinedna.com/content/videos/21/stills/KanedaTrailer.mov
他の言語(スペイン語、ドイツ語)の予告編と比べて、凝ってるなあ日本の予告編って。キーボードのカチャカチャ音つけたりして。
日本ってそういう文化があるのかな。
たとえばスペイン語版はこんな感じ。
http://www.sunshinedna.com/content/videos/22/stills/spanishtrailer.mov
このサイトは中国語版もあるんだけど、ミシェール・ヨーがモノローグしてる予告編とかないみたいだし。

(1ページにたくさん、データを読み込んでムービーを表示させるのはPC君にとってつらいかも知れないので、この記事に貼付け表示するQuickTimeムービーはひとつだけにしときます。
YouTubeとかのムービーなら、表示してもクリックしなければ「表紙」だけで本データは読み込まないのですよ。)

そう言えばミシェール・ヨーと真田広之って、「皇家戦士」で共演してたね。
えらい違いだ。映画も、役者の成長っぷりも。
そう、真田広之が渋くてかっこいいんですよ。もうちょっと活躍して欲しかったけど、「一番頼りになる奴が最初に死ぬ」というのはこのテの映画の定石だから仕方ない!

美しい映画です。耽美とはこういう事です。
太陽がいいんです。おー、もっと太陽出せ、太陽見せろー!
いつも地球から見ている太陽とは、別の姿が鮮やかに見える。
イギリス映画って007以外は地味な、低予算なイメージがあるけれど、これはSF大作ですよ。
もっとも、この耽美さゆえに、大作というレッテルは貼れないけれど。

ネットの他のレビューをちらほら見ると、この映画に不満な人は、後半になってモンスターが登場するのがイヤみたい。
それまでちゃんとしたSFだと思っていたら、ホラー映画になっちゃって、ナニコレって。
その気持ちもわかる。だってこういうSF映画ってあまりないから。でも僕は「おー、ダニー・ボイル節炸裂〜!」とか思ってすんなり見れました。
ちゃんとした映画に、理詰めでリアルで整合性のある映画に、なりきれない部分にその作家性が出る、という事はあると思う。
この映画は「耽美さ」と対極の「ホラー」を感じるものだから、これでもいいんだ、狂気の行き着くところを描いてああなったならそれでいいんだ、と好意的に思いました。

僕の不満は、もっと「生命への執着」をして欲しかった、という事。
特にカネダとシール。カネダの場合は死んでしまうのも仕方ないのかも知れないけれど、その仕方ない度合いがよくわからない、いや、カネダほどの人物が諦めるんだから、仕方ないんだろうけど、もうちょっと説明が欲しいなあ。ミッションが遂行できなくなるとか、皆の生命を救うためとか、言葉の説明だけでなく、段階的にそうなっていくという、危機をじわじわと納得させながら見せて欲しかった。太陽に対する進行角度がいかに重要かを説明し、その重要な事を忘れてしまうくらいのハプニングが何かある、とか。
シールの場合は、太陽好きだからああいう死にざまも予想できるけど、その前に1時間でも2時間でも、5分でも10分でも、生き延びるためになにかできる事があるなら、やって欲しいんだよね。(健全なSFばっかり読んでるんだなあ、僕は) シールに残された時間がどれくらいなのかよくわからないのでそう思ってしまう。
生命への執着が強ければ強いほど、太陽にのまれるシーンの美しさ、カタルシス、絶対的な恐怖も増すと思うのです。

音楽
予告編の音楽は他の映画の音楽でしょう。本編の音楽とはまるで違います。
本編の音楽はこういうの

諸君、水星だ
http://www.sunshinedna.com/content/videos/19/stills/mercury_clip.mov

この音楽のおかげでぐいっと耽美映画になってるのだけれど、音楽のクレジットは映画でちらっと見ただけなのでよくわからない。
ナントカ・カントカ(人の名前) and Underworld になってて、パンフレットにも上記の公式サイトにもその、音楽のクレジットが記されてないんだよね。そんな〜。
Underworldは、iTunesで検索したら音源がわりとありますな。でも、ボーカルが入って電子音とミックスされてて、っていう感じで、この映画の音楽と違うんだよね。
一枚、他の映画のサントラがあって、それはこの映画の音楽にも近いですねえ。
いずれにせよこの映画のサントラはないみたい。iTunesにはないし、CDの通販サイトにもないなあ。
おっと、Wikipediaで検索したら、Underworldの項目がありました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/アンダーワールド_%28バンド%29

イギリスの有名なテクノバンドみたいです。「サンシャイン2057」の音楽担当はJohn Murphy and UnderWorld だそうな。
でもサントラCDはやっぱりないみたい。

まだ映画館でやってるのかな。やってるみたい。
5/11まで有楽町スバル座で、5/12から銀座シネパトスで。
万人には勧めないけれど、この映画、すごいよ。

2007年5月8日火曜日

左上の検索フィールドについて search inside this blog

ページ左上に、bloggerが設置した検索フィールドがあります。
ここでブログ内の検索をできるんだな、と思いたくなりますが、あまり完全じゃないようです。まるで完全じゃないようです。
まず間違いなくできるのはそれぞれの記事のファイル名を検索する事のようです。

ファイル名って?
このブログに記事を書くと、タイトルからアルファベットで名前をつけたファイルが作られます。
タイトルが「niftyビデオ共有で雲DL」なら、その記事のファイル名はniftydl.htmlとなります。日本語(2バイト文字)の部分は無視されてファイル名が決まるようです。

だからできるだけタイトルに英単語も入れるようにしてます。しかし、僕が思いついた英単語を、検索したい人も思いつくかどうか。
日本人が日本語で日本人向けに書いてるブログだからねえ。
う〜ん、わかっちゃいたけど、Bloggerはまだまだ欧米人向けのブログサービスですな。

いくつか検索してみたところ、投稿記事のタイトルの日本語の部分にも検索がヒットする場合があります。しない場合もあります。
アルファベットで書かれたラベルにもヒットするようです。「DVD」とか「YouTube」とか。でも日本語のラベルはヒットしないようです。
記事本文のアルファベットにヒットする事もあります。ヒットしない事もあります。
あまり実用的じゃないですね。

クエリの意味は、「検索語」ですかね。

niftyビデオ共有で雲DL

数日前からniftyビデオ共有を利用してます。
ムービーをアップしてるし、見るのもポロポロ見てます。
ビデオ共有と名付けるだけあって、(β版なので、名前は変わるかも知れないけれど)
ムービーをダウンロードして、素材として使えるように、著作権について明示できるオプションがある。
考え方自体は珍しくないかも知れないけれど、著作権をどう主張するか示しやすい、それを当たり前のように、少ないクリックで決めやすい、決めるのが普通、示すのが普通、というのを大きな規模でやってるのはなかった気がする。
ダウンロードできるものなら、著作権についてどうするか決めてから、というのは当たり前だろうけれど、それ以前にYouTubeなんかはダウンロードできないのが基本だったから、今までのムービー配信サイトとは違うものにしよう、という意欲を感じますな。
面白いのは人のムービーにタグを付けられる事。タグまでも共有しようってんだね。(だから自分のムービーでも、自分ではタグを4つしか付けられない)

niftyビデオ共有にて吉長UPの雲映像
http://video.nifty.com/cs/user/video_profile/detail/uid_0000001447/1.htm
ビデオをアップする時に、ダウンロード可能にするかどうか決めて、ダウンロード可能であれば著作権をどこまで主張するのか決めるのだけれど、僕がアップした雲映像は、著作権主張のいちばんゆるいものに設定している。
それを単純に説明した文章が
「著作者のクレジットやビデオに関する情報を表示することで、これらのビデオを改変、複製、頒布、展示、上映、インターネットで送信することなどができます。」
というものです。
しかしこの「表示」だって別にやらなくたっていいと思ってるので、僕は「著作権の表示なく再利用OK」と記している。
この考えはniftyビデオ共有にアップした雲映像だけじゃなくて、Radcal Movie Trainの雲ムービーにしても一緒なのです。
だから、ページのソースからムービーのURLを調べて、ダウンロードして使っても構わないのです。
それを記してないのは、なんとなく面倒くさいのと、わざわざそんな事言うほどきれいでもないし、解像度も高くないからですね。
ただし!音楽は市販の著作権フリーCDを使ったりしてるので、音楽に関しては再配布不可です。(フリーと言われても、そこまでフリーじゃないって事だ)
niftyビデオ共有で、同じムービーでサウンド付きとサウンドなしがあるのは、加工しやすいようにという事と、再配布不可の音楽はダウンロードできないようにするためです。niftyビデオ共有では、ダウンロードできるムービーはすべて再配布可に設定されてしまうのです。
niftyビデオ共有で、サウンド付きでダウンロードできるものは、僕が作ったサウンドだから、改変可、再配布可なんですね。

実際のところ、niftyビデオ共有は解像度も低いし、Mpeg4だし、素材として使う人は、そんなにいないんじゃないかな〜。
webの素材としてならありえなくもないかな〜。
それよりも、自分の環境では、ダウンロードして見た方が動きのカクカク度が少ないから、それでダウンロードしてもらいたいのです。雲はなめらかなムービーじゃないとね。

ダウンロードしないniftyビデオ共有の雲ムービーはこんな感じ

サイズはオリジナルサイズに関係なく、320×240に変換されて、niftyビデオ共有ではそれが拡大表示されてる、と思う。
niftyビデオ共有でダウンロードできるムービーが320×240サイズだから。
YouTubeみたいに、オリジナルサイズを表示するボタンがないから、実際のところは分からないけれど。
(このムービーはniftyビデオ共有でダウンロードできません。音楽が再配布不可だから)

ちなみに、Radical Movie TrainにあるQuickTimeムービーはこうです

本当は400×300サイズなんだけど、320×240に縮小表示してます。

たいせつなこと!
Radical Movie Trainの雲以外のムービーは、多くの人の協力もあってできたので、その著作権について、どこまでOKだとか、はっきり決めていません。
だから雲ムービーとは違って、無断での改変再配布は認められない場合もあります。

2007年5月7日月曜日

blogger(このブログサービス)について

ブログを始めようかと思って、さて、どこのサービスを利用しようか。
広告がない方がいいな〜、有料でもいいぞ、と思ってちょっと探してみたのです。
YouTubeとかの動画も表示するから、タグも使えないと。
もちろん有料ならまず広告はないけど、そのサービス会社のロゴや他のコンテンツへのリンクはどっかしらにありまして、それすらないのがいい。(自分で作れって?)
bloggerは無料だけど、広告ないし、他へのリンクもすっきりしてるから、よいんじゃないですかね。
いろいろ細かい設定ができそうでいいんだけど、こまごまとしててまだわからないので、不備はお許し下さい。
携帯から投稿できるらしいけど、携帯でこのブログを見れないのがつらいですねえ。
PC持ってない友人知人も少なくないので。

これがブログか〜

思うところありまして、ブログです。
世の中、猫も杓子もブログですからね。
無理矢理書かされるなら、それならそれでできるだろうけど、自発的にブログを書く、という意識には今まで至らなかった。
今だってまだこのブログを人に知らせてない、今日は誰にも知らせない。たぶん。
意を翻してあっさりやめられるチャンスを残さないと。
書くのは好きなんだけどね。