2023年3月31日金曜日

レチキュレーションに挑戦してみたが

フィルムスープ(このブログ2022.1.12の記述 )がうまくいかないよとツイートしたら、レチキュレーションうんぬんというリプライを受けました。

再チルキュレーション?検索してみたらレチキュレーションという言葉があって、それみたいね。温度変化でシワシワになること、写真界で昔からあるテクニックで、なんか細かい模様がフィルムにできるみたい。

ストップバス→停止液、かな。停止液を摂氏82度に!お湯じゃん!やってみっか。
現実に82度の停止液を作るには原液(僕が使ってるのは富士酢酸)をお湯で割ればいいのだけれど、それだと今あるボトルと合わせて2本のボトルになってしまうので面倒だなあ。2本あってもなあ。ということで今ある停止液を温めることにしました。

たぶん本来それ用の道具があるんだろうけど、ないから電気ポッドのお湯の中にペットボトルをいれてみました。そもそも現像タンクがプラスチックなので82度を入れていいのかどうか怪しい気もするし、それ以前にこのペットボトルの耐熱性はどうなんだ。

67度。

電気ポットのフタ開けた状態での湯煎(電源オフです)、これ以上はなかなか温度上がらないようですね。

そして、普通に現像してみた。できるだけ停止液の温度上げたくて現像時間が長くなってしまった。なので、なんかいつもと違うかも。しかしレチキュレーション的な模様はありませんね。

ちなみにフィルムはLomography EARLGREY 100、カメラはNihika N8000です。

うむむ、67度ではまだ低いのかな。

検索してみつけたページ。The MAP TIMES 極私的カメラうんちく

https://news.mapcamera.com/maptimes/%E7%AC%AC53%E5%9B%9E%EF%BC%9A%E7%89%B9%E6%AE%8A%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%AE%E6%96%B0%E6%99%82%E4%BB%A3/

モノクロフィルムの現像は概ね20℃前後の現像液を使用するが、現像後の定着液に極端な低温の液を使用すると、急激な温度変化によってフィルムの乳剤膜面に均一で微細なシワが出来る。

定着液を低温にするの? とにかく温度変化があればいいんだな。冷蔵庫に入れてみた。
7度。そんなに冷えないんだなあ。まあいいや、やってみよう。現像液は23度。

うむむ、これまた普通に現像できてしまった、全然しわしわ効果がありませんね。
やはりカメラはNishikaでフィルムはLomography EARLGREY 100です。盛大にケラレてるのはリングフラッシュを付けてるからです。


検索してみつけたツイート

現像液を60度にして停止液をキンキンに冷やすのか!やってみよう!

停止液を冷やしすぎて一部シャーベット状になってしまったけれど、ちょっと放置して液状に戻して3度。

現像液は64度。おっと、ペットボトルが熱で変形…

現像時間何分にすればいいんだ?1分?
2分じゃ長い気がするけどあまり撹拌しなければいいかな。なんとなく2分。

やはり2分では長かったようで、明るすぎです。普通にスキャンしたら真っ白だけど、暗く暗く補正すると、何か写ってるぞこりゃ。


これは…ネコの塊!

こんな写真になってしまったのは、久しぶりに使ったKalimar 3D wizardカメラなので、フラッシュがそう、RETO 3Dと違って明るいんだ。いつも通り現像したとしても明るすぎだったろうなあ。只でさえ明るい写真が長時間現像でこんなになってしまった。ちなみにフィルムはやはりLomography EARLGREY 100です。

ざらざらしてるのはPCの明度補正であらわれたノイズですね。レチキュレーションの模様ではないなあ。

一枚だけ、犬のジョン君を撮った写真が、補正したら通常程度に見える明るさに写ってて、これはフラッシュから被写体まで距離があったからかな。でも普通ですね、レチキュレーしてませんね、模様ありませんね。


やっぱレチキュレーション効果ないなあ。

翌日、透明だったはずの停止液が黄色っぽくなってて、これは一度シャーベット状になってしまって何かが変質したのかしら。うーん。だとしても急激な温度変化はあったはず。

とりあえず現時点でレチキュレーションうまくいきませーん。断片的な情報だけでやってるから、基本的な何かが足りないのかも。

動画みつけました。うまくいけばこんなふうになるんか〜


2023年3月18日土曜日

ISU world congress「世界ステレオ写真大会@つくば」がやってくる

 このブログ前々回の記述で、自作ステレオビューワを売るのだ、「ISU 2023 JAPAN 世界ステレオ写真大会@つくば」で売るのだ、と書きましたが、それって何?
ISUはInternational Stereoscopic Unionの略で、世界的な立体写真マニアの集まりです。
2年おきにリアルで集まってわいわいやってるのですが、今年、初めて日本でわいわいします。僕はまったく参加したことありません、なにしろ場所は欧米がメインですからねえ。

「ステレオクラブ東京」がホスト?下請け?となって今年9月12日〜9月18日に茨城県のつくば国際会議場で大会が開かれます。

大会って何やるんだ?
リンク先 https://isu2023.stereoclub.jp/index_j.html にもありますが、コンテンツは大きなスクリーンでの立体写真(動画も含む)上映と、日帰り撮影旅行、ワークショップ、トレードフェア(ステレオ蚤の市)、ステレオ茶会といったところです。
大会参加料金が一般208ドル、ISU会員は135ドル…全然安くないんですけど、一週間全日参加する前提な料金設定でして、もともと欧米のステレオ写真好きが「一週間ぐらい仕事休んで集まってどっぷりステレオ写真漬けになろうぜ」と始まったもの、そうやって続けてきたもの…だと思うのです。実際、会場費がかかるのでこれくらいの価格設定じゃないと赤字確定、人数によってはやはり赤字確定な雰囲気です。一応今回は、日本のライト層向けに週末参加のプランも用意されてます。詳しくは参加申込みページにあります。 https://isu2023.stereoclub.jp/index_rejistration_j.html 申込みページの「エクスカージョン」てのが「日帰り旅行」で、けっこう充実してますが別料金なので、全部行ったらそうとうお金かかりますねこりゃ。

ちなみに、トップページからホテル日航つくばへのリンクもありますが、もちろん大会参加費とホテル代は別途です。しかしそのホテルに泊まらなくても、どこに泊まっても泊まらなくてもいいです。ただ、レセプションパーティをそのホテルで催すし、会場が近いから、お金に余裕があったらそこに泊まるのがいいでしょう、という、ガイジン向けの案内でもあります。

 僕はこの大会に参加して、ボランテイアスタッフもする予定です。そのためにISUにも入会したぜ。
ISU https://isu3d.org/ の年会費が20ドルだから、入会してから大会参加した方が安いよね。会誌発行のタイミングの都合で、ISUはまだ2023年になってないようなので、3年会員になりました。
やった!これでオレも「国際立体写真協会正会員」だ!

実は大会で一番楽しみなのは「トレードフェア」で、日本ではなかなかお目にかかれないようなステレオグッズを見て触れると思ってた…のですが、どうもわざわざ欧米から多くの荷物を持って来る人は あまりいないようで、その珍奇さについてはあまり期待できないのかなあ。
せめて自分でステレオビューワを売ろうかしら。
という事もあってステレオビューワせっせと試作してるのです。
紙製ビューワだから日本で日本人相手にしたら高く売れないけど、一日で作れる数を考えるとそんなに安くできない。立体写真好きの西洋人相手なら、日本旅行のはずみで高く買ってくれるかも知れない。
もっとも、参加者は何人になるんだ、イベント自体もやっぱ赤字なんじゃないの?という雰囲気もあって、参加者が少なかったらトレードフェアも寂しいだろうなあ。

後は、日帰り撮影旅行も楽しそうだなあ。派手なリグを持って観光地をウロウロしたいじゃないですか。(勝手にやればいいじゃん)
でも団体活動するとなると、被写体やアングルにこだわってる時間がない?いやいや、西洋人のお年寄りが多いらしいから、協調性が無いのが標準みたいですぜ。

さて、自作ステレオビューワ用のLサイズステレオカードですが、欲張って用紙いっぱいの大きな写真をプリントするとやっぱり見えにくいようです。先日のステレオクラブ東京の例会でも、Tha pino noirのキャンディ氏(立体視苦手な人代表)にも評判よくなかった。
レンズを替えるか、カードのデザインを変えるか、Lサイズ横はやめるか…。
とりあえずカードの推奨デザインをこんなふうにしてみますか。(カード内で写真をめいっぱい大きく表示しない)

ブログ書いてる現時点でまだコンビニプリントしてないけど、これくらい余白があるとビューワで見てちょうどいいのではないかな。

どのみち写真のLサイズって日本以外にはあんまりないから、ビューワ買った人が自分でプリントして楽しむ、という前提にはなりにくいだろうから、こちらで提供するカードを見るだけになる、かな。それもそれでおこがましいですな。

2023年3月15日水曜日

LOREO 9005ふたつで4眼やってみるか

 PENTAXステレオアダプターふたつで4眼撮影、というのを以前にやりましたが(このブログ2022.12.7の記述)、画像の歪みがあって後々補正するのが大変だから、はてさて、今後も同じことをやるのかオレ?それとも、LOREOの3Dレンズ9005(このブログ2020.12.12の記述)で同じことやってみる?LOREO 9005の方が歪み少ないからなあ。

それにはLOREO 9005がふたつ必要なので…もうひとつ買いました。香港のLOREO社から買えると思ったら、webサイトを見ると http://www.loreo.com/ もうそこでは売ってなくて、製品は3dstereo.comで買ってくれと。LOREOは何年も新製品出してないし、もう在庫販売するのも面倒だと、会社畳んでしまう感じですかねえ。残念だ。
そして9005は、以前LOREOから買ったときは150ドル+送料だったか、それが今や180ドル+アメリカからの送料ですよ。世界的なインフレだから値上げは仕方ないかも知れないけど、円安だし、ああもっと早く香港のLOREOから買っておけばよかった。

Canon EOS 70Dのリモート端子をつなぐいつものシステムで2台のカメラを同期(このブログ2020.6.11の記述)。まあこの同期っぷりがクセモノなのだなあ。

先日のステレオクラブ東京の例会に持っていきました。その勇姿。撮ったのはinstagram@zodiacaldustさんで、インスタのスクショをこのブログで使用させてもらってます。

この日、このシステムでばしばし撮るつもりだったけれど、同期がなかなか合わなくて往生しました。続けて何十枚も同期ばっちりな時があるかと思えば、同期合わなくてほとほと難儀する時もあって、やれやれ…
僕の最新の知見では、両方のカメラのシャッターボタンを半押しにして、それからどちらかを深く押すと同期しやすい…そのはずなんだけど、あれ?なんかうまくいかないなあ。何度か試して同期するようになったのでイベントの終わり頃に何枚か取りました。イベントと言っても上映会がメインなのでそんなに撮影機会があるでもないけれど。

出版記念撮影。
これは左カメラの写真。
右カメラ
フラッシュ使用してるので、同期してるのがわかると思います。

GIF化
レンズが90mmおきに4つあって、被写体までの距離は3m? 4mはないかな。
ちょっと視差ありすぎかなあと思ったけど、わりとスムーズなアニメーションになりました。おそらく、被写体のすぐ後ろが壁で、遠くの背景が写ってないからでしょう。



縦の黒いオビの部分が広いですね。これはメインの被写体が4つの画像すべてにおいて中心にいないからですね。黒い部分は普通の立体視画像にしようと思ったらトリミングしなきゃならない範囲で、GIFアニメでも無い方が美しいかな。でもそうなるとかなり縦長の画像になってしまう。
それは仕方ないんじゃないの。レンズが90mm間隔で距離3m程度なのだから、こうなるよね。4つの画像でメインの被写体が常に中心にいるなんて無理でしょ。
いや、LOREO 9005には距離設定ツマミがあって、その設定によってミラーの角度を変えられて、カメラ本体の向きも調節すれば、基準となる被写体が4つの画像すべてで中心にいるように撮るのは可能です。実際、この日の午前中にうちでテスト撮影した時にはそれがうまくいったのだ。
しかし、そのためには、時間をかけてセッティングしなければならない。三脚を使用してカメラを固定、被写体も動き回らないでもらいたい!
実際には、カメラは手持ちで、被写体は位置をしょっちゅう入れ替わってる。それでも撮ってる時はカメラの背面モニターで「だいたいこれでメインの被写体が常に中心になってるんじゃないかな」と思ってたけどそんな事はなかった。

PENTAXステレオアダプターと比べてどうなのか。歪み具合は?
ほとんどまったく歪んでない、と言ったら言い過ぎだけど…上のGIFは歪み補正いっさい行ってないのです。位置と傾きの調整だけです。アニメーションにすると歪みが目立つ、それなのにこのスムーズさは素晴らしい。
画像のクリアさは?高精細なのは?PENTAXステレオアダプターの方がいいなあ。
LOREO 9005はNishikaの画像みたい。そうか、Nishiakっぽいなら慣れてるからいいのでは?いや、デジタル一眼レフなのだからもっと高精細な写真を取りたいよう。このGIFでは画像の精細さはわからないだろうけど、なんかNishikaっぽいのは感じてもらえると思う。まあ、撮ってる人が普段Nishika・nimsloで撮って色補正してる人だからねえ。

とりあえず、PENTAXステレオアダプターよりも歪み補正が格段に楽だから、もっと撮ってみよう。いやまあ、ふたつ買ってるんだからもっと使わないとね。

問題は同期精度なのだけれど、またこの後うちでテストを繰り返して、これなら同期ばっちり撮れるぜ!という方法を発見したけれど、もうそれ何度目かなあ。家では何十枚も続けて同期OKな条件でも、撮影の本番ではうまくいかなかったりする。
同期がうまくいかなくても、すぐに良くしようと焦らないで落ち着いてぼんやり続けることが大切…そんな答えか…

2023年2月15日水曜日

ステレオカードビューワ自作 写真Lサイズ横用

前回の記述で、ステレオカードビューワ作成にあたり、レンズの都合と材質・構造でKGサイズ縦(の半分)が丁度いい、もっと大きいと無理だなあ、と書きましたが、試作品も作ってそういう結論だったのですが、「ここをこうしたらどうだろう」的な発想もあってまた試作してみました。

前回の記述はKGサイズ縦用。
今回の試作はLサイズ横用。

この、ブログの写真を見ると「Lサイズ横」と「KGサイズ縦の半分」のステレオ画像の大きさ、あんまり変わらないのでは?と思われるかも知れませんが、実際にビューワで見るとけっこう迫力違いますね。もっともそれは、画像の解像度や大きさの違いではなく、レンズから画像までの距離が同じ比率ではないからです。視界の中で画像がどれくらいの大きさで見えるか同じにせずに、Lサイズ横用ビューワでは距離を近くしてるから、当然大きく見えてしまう。大きく見えるのはいい事じゃないの?そうね。でも僕としてはちょっと大きすぎるかなあ。せっかくビューワを自作するのだから、画像の隅々まで同時にクリアに見れるくらいの大きさがいい。大きすぎると隅のほうがクリアに見えないのだなあ。でもレンズの特性で、レンズと写真の距離をこれ以上離すとピントが合わないのだ。
まあ、「これくらいが迫力あっていいじゃん!」という人も少なからずいるでしょうねえ。

で、今回試作したLサイズ横用ビューワですが、ビューワとしてはまあまあ実用的になりましたね。背面がへろへろになりやすかったのを、厚紙を挟んで補強したらかなり実用的になった。しかし、製作するにあたっては、手間も材料も工程も増えて、うむむむ、売り物にするのは厳しいような。一日にいくつ作れるかと考えると、お高いビューワになってしまう。けれど、紙のビューワをそんな高い値段で売れないよなあ。
あと、ビューワ自体、あんまりかっこよくない気がする。色とか模様とかテキトーなせいもあるけど。形は小さくまとまってる方がいいな。

ただ、Lサイズはコンビニでプリントやってるけど、KGサイズはコンビニプリントやってないという、これまた悩ましい点がありますね。

さて、さっきから「売り物」と言ってますが、Tha pino noirステレオビューワはまだ在庫いっぱいあるし、この自作ビューワをどこで売るんじゃ?
それはもちろん「ISU2023JAPAN 世界ステレオ写真大会@つくば」のトレードフェアで売るんですよ!

「世界ステレオ写真大会@つくば」とは何か?
https://isu2023.stereoclub.jp/index_j.html

そのボランティアスタッフをやります。ブログの次の記述で説明します。(次じゃなかった→ https://yhmv.blogspot.com/2023/03/isu-world-congress.html )

2023年2月6日月曜日

ステレオカードビューワ自作

以前に、ロックバンドTha pino noirのグッズとして、ステレオカードとビューワを作成したと書きましたが(このブログ2022.12.5の記述)、それは既製品peep holeビューワ(このブログ2022.10.5の記述)のフロント面を貼り替えたもので、作成と言うより改造…というのもおこがましい程度の事だったのです。しかしそもそも紙製だし、フェイス面作れるなら他の面も作れるので、やろうと思えば全部自作できるなあとは思ってました。

問題はレンズだなあ。レンズを入手できるのか。peep holeビューワのレンズは見るからに特注品なので、同じレンズを求めてもどうにもならなそうだ。無理なく入手できるレンズで適当なものがあればいいのだが。
通販サイトのアマゾンやモノタロウでレンズ売ってることは売ってるけど、これがいいかなと思えるのはひとつ数百円だったりして、趣味で作るならともかく、ビューワを販売するのに原価がそんなに高くなってはいけませんね。紙製ビューワだからそうそう高い値段では売れないだろうし。
ビューワを販売するの?
そもそも全部自作を目指したのは、Tha pino noirのステレオカードビューワは数に限りがあって、もとになるpeep holeビューワがもうないから、もっと欲しいと言われたとしても対応できない、それはもったいない、じゃあ自分で作ってみるかなと思ったからです。

基本的にはpeep holeビューワと同じ構造なので、難しくはないはずなのだけれど、レンズが違うとカードのサイズが違って、サイズが違うとそれはそれで面倒が増えますね。
試作を重ねてどうにかできたかなと思えるのがこちら。

レンズがpeep holeビューワよりも倍率が少し低くて、ピントの合う距離がやや遠くなります。
peep holeビューワのステレオ写真が名刺サイズ…Lサイズ写真の半分ぐらいなのに対して、この自作ビューワはKGサイズ写真の半分を見るようにしました。(KGサイズはハガキサイズと同じぐらいです。官製ハガキより数ミリ大きい)

右、peep holeビューワをもとにしたTha pino noirステレオビューワ。
左、自作ビューワ。

Lサイズ写真を利用したステレオカードと、KGサイズ写真を利用したステレオカード。同じ画像じゃないから比較しにくいけど、紙の大きさが違うのがわかると思います。そんなに変わらない?
どちらにせよ、普段からステレオカードを鑑賞してる人には物足りない大きさかも知れません。
ビューワがないと立体視できなくて、peep holeビューワがいい人には、より大きな画像を見られる今回の自作ビューワの方がいいのではないかしら。
もっとも、大きな画像を見られるというのは、狙ってそうしたのではなく、レンズの特性でそうなってるのですけど。

レンズの入手先は秘密です。
今後も安価で安定的に入手できるかどうか微妙なので、入手先を拡散するのは避けたいのです。
安価と言えば、検索してみつけた中国の問屋サイトは安かったなあ。(ああ、URLわかんなくなっちゃった) そこだとレンズひとつあたり0.1USドルってのもあるんだけど、1000個単位で仕入れなきゃならないみたいだし、僕が欲しいスペックとは違うのがやっぱり多くて、VRゴーグル用が今は流行りなのですね。VRゴーグル用レンズだと近すぎる拡大しすぎるのだ。
今回のはそこまで安くないです。

peep holeビューワ(右)と、今回の自作ビューワ(左)の深さの比較。
peep holeビューワのレンズの方がやや大きく拡大されるので、視界の中で見える画像の大きさはどっちも同じくらいです。
しかしカードが大きい方が、より情報量多くプリントできるという利点がありますね。

自作ビューワのレンズは裏からテープで貼って固定してます。丸くてもっこりしたレンズをなかなかきれいに貼れないから、つや消し黒のテープ(私の定番、カモ井加工紙mt foto)で貼って、仕上がりの汚さが目立たないように…なってるかな。

とりあえずネコのステレオカード2枚。ねこ!ねこ!

ビューワは紙製です。コンビニで写真プリントした写真紙です。表面の模様のプリントはコンビニプリントなのです。前面・背面・側面とプリントして、切って貼ってします。

ちなみに、コンビニでLサイズ写真プリントと2Lサイズ写真プリントをやってても、KGサイズはやってません。カメラのキタムラとか行かないとKGサイズやってないなあ。でもキタムラすぐ近所にないし、安くない気がする。なのでコンビニで2サイズプリントして、そこからKGサイズに切り抜いてステレオカード作りました、ねこのステレオカード。
そんな面倒な事するなら最初から2Lサイズ用のビューワにすればいい?できない事はないけれど、カードが大きくなるとビューワの深さも距離が増して、レンズはギリギリピント合うとしてもビューワがへろへろになって傾きやすくなってしまう。それも試作してみたのです。見れないことはないけれど、あんまりよろしくないなあ。
レンズ・材質・構造から、KGサイズの半分を立体視するビューワがベストになりました。

後は立体視弱者にすんなり立体視できるかどうかテストしてもらって…してもらってそれからどうするんだ。
Tha pino noirステレオビューワはまだいっぱい在庫ありまーす!
この新しいビューワに切り替わるのはまだまだ先だろうし、その頃にはバンド的に3Dブーム終わってる予感がしないでもない…。


2023年2月5日日曜日

長時間露光nimslo 3DにBlue Streakフィルター

 このブログ2023.1.28の記述「Blue Streakフィルターをnimslo 3Dに」のつづきです。

普通のnimsloではフラッシュ使わないと暗すぎる写真になるし、でもそれだとストリーク効果(本来「ストリーク」は「筋」とか「線」とかの意味。フィルターに線があるからでしょう。この文章では「光が伸びたように見える効果」とします)が弱いから、フラッシュじゃない光の影響を増やせばいいのではないかな。であればフラッシュ使うにしても長時間露光してやればいいのではないかな。
そう思ってライブハウスに行きました。しかし三脚使うわけでもなし、いつも通りカメラを動かして光のラインを画像にするなら、ブルーストリーク効果って、ただ青い光の面が広がるだけかも知れないな。あるいはまあ、やってみたら面白いかも知れない。

ただ、普通のnimslo 3Dカメラにフィルター付けるのなら、いつものケンコーマルチホルダーでいいけれど、長時間露光専用nimslo 3Dカメラは指先で小さなピンを操作してシャッターを開閉させるので(このブログ2021.3.19「私はどのようにしてnimslo 3Dでバルブ撮影するのか」)、マルチホルダーつけたら邪魔なんですよ、ピン操作できないんですよ。そこで、ケンコーマルチホルダーを使用せずに、カメラ本体とフィルターの間に指が入るくらいのすき間ができるようなリグを組んでみた。

どうにかピン操作のための指が入るし、ケラレが出るほどフィルターがカメラから離れてはいない、と思う。

前回、フィルターのしましまが横なら光が横に伸びるかと思ったら違ってたので、しましまを縦にして…

Sister paulのライブを撮影。
Sister paulは昨年6月に企画イベントで僕の作品展示をさせてもらってます。(このブログ2022.5.14の記述)

頭の高さぐらいに見える、青い横光がストリーク効果です。他はそれらしい効果あるのかな、ないのかな。
光る草?虫?みたいなのはマイクスタンドにイルミネーションからませているからです。

人物のまっすぐ背後に強い照明があれば、あまりカメラ動かさないでストリーク効果だけを強く見せられるような写真になったんだろうけど、カメラの位置がそうもいかなかった。客席は人がいっぱいで、立ち位置を変えられなかった。
↑一瞬右端が暗くなるのはケラレです。やっぱこのリグ、使ってるうちにだんだんフィルターが動いちゃうなあ。その都度調整はするんですけどね。
↑左側に白い四角っぽいギザギザっぽいのが一瞬写ってるのは、フィルムをスプライサーで切る時にあれ?なんか変な感触?ちゃんと切れてないじゃん!あーあ、フィルムに傷が…
と思ったけど、GIFにしたらちょっとかっこいいかも。

場所は東高円寺のUFOクラブ。背景がもわっと赤くなるのは壁面の色、模様の影響でしょうか。

照明が人物の真後ろにないので、どうもあまりストリーク的な写真が撮れた気がしないので、フィルムを余らせて他の風景を撮ってみようか…(現像してみたらわりとかっこよく撮れてるじゃん!)
東高円寺の大阪王将を撮ってみた。
うむむ、そうですか。ストリーク効果あるにはありますね。
ちなみに画像下の方でちらちら光ってるのは原因不明です。フィルター関係ないです。以前からこの謎の感光あります。どっか光漏れしてるのかなあと思ってテープで裏蓋にすき間ないようにしてみたけど、ありますねえ謎の感光。

近所のイオンでイルミネーションを撮ってみた。
ストリーク効果あまりないですねえ。青っぽくなるのはフィルターの効果かも。

なにしろリグを組むのがやっかいなので、組んで保つのがやっかいなので、今後、長時間露光専用nimslo 3Dにフィルターというのは、あまりやらないかも。



2023年2月1日水曜日

眼鏡がやってきた

 眼鏡を作りました。
前回の運転免許更新時に、視力検査がどうもギリギリだったような、検査の後にまた別な部屋で再検査。うわこれはまずいかな、わからなすぎかな、と思ったらなんとかパスできたみたいで「そろそろ眼鏡作った方がいいんじゃない」とのお言葉を頂きました。
それからはや数年、また免許更新の時期になってきたので眼鏡を作りました。

きっかけとしてもうひとつ、昨年秋にポール・ニューマンの「ハスラー」(4Kリマスター版)を映画館で見まして、その映画初めて見たのだけれど、いかに名作かは置いといて、メインの玉突き場(プール・バーっつうの?日本語にしたらビリヤード場?いや彼らがやってるのはビリヤードではないらしいんだ、だって「ビリヤードはあまりやらないんだ」「玉を突くのは一緒だろ」みたいなセリフがあるから。だから、ああいうのをビリヤードって言うのかと思ってたら違うみたいで、とりあえず玉突き場って言っておきますか)のセット、服装などの美術、その空間、端役の表情、細かく再現されたであろうその風俗が画面に写った時「うわー、細部を見たい!細部を見たい!」と思ったけど、細部をちゃんと見れた気がしなくて、そんなのただ普通に見ればいい事では?いや一点を注視するんじゃなくて全体を同時にビシッと見て脳みそに同時に入力したかったんだ、その刺激が欲しかったのにうまくできた気がしない。ああ眼鏡が必要なのかも…と思ったのです。

眼鏡屋さんの良し悪しわからないので近場のチェーン店で買いました。
お店で視力検査したら左0.1右0.5だそうで。それでも日常生活には不自由しない、30年前の文庫本も読めるし、普通に運転もしてる。道路標識(青看板の行き先標識)は確かにわりと近寄らないと読めないけどカーナビあればそんなに困らないからなあ。とは言え免許更新できないと困りますからね。
左がぼんやりしてるのは昔からで、視力検査を意識し始めたころからだったと思う。それでも中学生の頃は両眼で1.5あったし、大人になっても1.0、順調に下がってきて0.7、それがついに0.5になりました。ちなみに左は近眼です。数年前やっと気づいた。オレの左目ぼやけてんなあと思っていたら、眼から5cmぐらいのところでピント合うじゃん!むしろ便利かも?でもないか?これ乱視って言うの?左目は直線がまっすぐに見えなくてぐねぐねしてる。

さてこれが眼鏡だ!

すげークリアに見える!見える!フロントガラスが急に新品になったみたい!
しかし、なかなかクラクラしますね〜。
まっすぐ頭を動かさないでいればまだいいけど、頭をあちこち向けるとクラクラしますよ。慣れれば…たぶん慣れる、けど、眼鏡外すと世界がぼんやりして、ぼんやり世界に慣れると「オレ普通に見えてるじゃん、眼鏡いらないじゃん」と思えてしまう。どっちに慣れるか…眼鏡ありに慣れてしまうと、眼鏡ないと困りそうだな、それも嫌だなあ。

車の運転についても、ただ走るぶんにはいいけど(それでもちょと変な感覚)、どこかお店の駐車場に停める時、両側の車にぶつけないように…うわー、距離感つかみにくい!

プラスチックレンズだから夏場は車中に放置しないで、とのことで、うむむ、車の中に置いとけなくては、外出時の荷物が増えるって事で、あるいはそもそも持っていくの忘れそうだ。

先日、眼鏡を作ってから初の中距離ドライブ、行きは2時間強、帰りは夜中だったので1時間半、運転しました。疲れた疲れた。特に帰り道、最初の30分眼鏡の存在を忘れててかけなかったけど、その後30分眼鏡かけて、やっぱ眼鏡外そう、コンビニで休憩して(外してすぐだとほんやり視界だから、コンビニをうろうろして眼をリセット、眼鏡なし世界が平常になる)残り30分は眼鏡なしで運転。すごい疲れた。
まるで眼鏡のフレームが頭を重くするツボを刺激するみたいだ。

眼鏡を作ったらPC作業や立体写真もクリアに見れるようになるかと思ってたけど、運転用だから近くを見るのには適していない、PC見てもなんか変な感じ。立体写真で細部をくっきり鑑賞したかったのに。
なんだか眼鏡って、あんまり便利じゃないなあ。

気がついたのは、近眼の左目だけ眼鏡かけて、右目はレンズなしだと、クリアさは減るけどストレスもぐっと減るし、PC作業もできそうだ。
片側だけ眼鏡でLight OWLビューワを使うと、あらあら立体写真がきれーに見えますわ。これいいかも。↓

こりゃあ、立体写真鑑賞用にもうひとつ眼鏡を作らなければなりませんかねえ。