2011年12月25日日曜日

ぐりぐり3D試作 guriguri 3d

べつだん、目新しいテクニックでもないのですが、こんなの作ってみました。
画像の上でマウスポインタをただ動かすと、ぐりぐり3D…

ファイルの重さが1.8MBなので、環境によってはぐりぐり効果が出るまで時間かかるかも知れません。
で、これFlashなのです。iPhoneに拒絶されて斜陽フォーマットになりつつありますね。
似たようなことをしてくれるwebサービスもあるけれど、僕が知ってるそのサイトで生成されるファイルもFlashだから、今後の展望は厳しいかも。
同じ事をHTML5でできるのか?できない事はないんだろうけど、なんだか面倒そうだなあ。またお勉強しなきゃならんのでしょうなあ。

で、「ぐりぐり」と言うくらいだから、マウスをただ動かすのではなく、マウスボタンを押しながら動かしてもこうなって欲しいのだけれど、やりかたがよくわかんないな〜。

2011年12月15日木曜日

LOMOKINOがやってきた

LOMOKINOを買いました。
http://microsites.lomography.jp/lomokino/
トイカメラの定番、LOMOのシネカメラ版、ですね。
LOMOだけでなくトイカメラ全般に、そんなに興味あるわけでもなく、いや、ありますけど、
さほどのめり込むこともなく、今に至っていたのですが、動画を撮れるとなると…
いやさ35mmフィルムでムービー撮れるってスゴくね?
映画じゃん!みたいな。

もちろんトイカメラなんで、商業映画のクリアさとは真逆なのは重々承知。
どころか、サンプルにズキューンと撃たれました。
いいな、このテイスト!


このカメラの存在を知ってから翌々日ぐらいに注文しました。僕にしては「衝動買い」の部類です。
値段安いですからね。7900円ですよ!
Lomographyのwebショップでフィルムも一緒に注文。
とりあえずLomographyの会員になったらポイントもらえたんで、1000円安く買えました。

なああんかお洒落なハコに入ってます。Apple製品かオマエは!
お洒落な取扱説明書と立派なブックレットもありますよ〜。
で、お洒落な付属品はいいんだけど、肝心の本体がね〜。
トイだけあってなかなかチープな質感です。
質感は別にいいんだけど、一番よく動かすフィルム回転レバーがプラスチックで、使ってるうちに折れたりするんじゃないかと不安。
トイカメラなんだから贅沢言うな?でも、こんな立派なブックレットも込みで7900円だから、本体のみだと幾らなんだろう。
ブックレットなんぞに金かけるんだったら、カメラの要所要所を堅牢にしてほしい。全体の質感はこだわりません。

フィルムを取り出す時に、巻き上げレバーを引っ張って軸を少し外に出すんだけど、これが固くてなかなか動かない。巻き上げレバーを引っ張るしかないんだけど、これも弱々しいプラスチックなので、力まかせに引っ張るのは抵抗ある。抵抗あるけどそうするしかない。これもどうにかして欲しい。

説明書もわかりにくいですね。小さくて読みにくくて、イラストがない。
説明文とは関係ない写真がパラパラアニメになって、最初は「なんかいいぞこれ」と思いましたがねえ。
webに説明動画があって、なんとかフィルム装填できたけど、説明書だけだったらちゃんとできたかどうか。
http://vimeo.com/31433952
(これも決してわかりやすいムービーではないな…)

浅草でテスト撮影しました。
天気は曇りでした。
フィルムはLomographyのwebショップで買った、ISO400のネガフィルム、たぶん一番フツーのやつです。
36枚撮りフィルムで144フレーム撮れます。普通の写真1枚分のフィルム面に4コマ撮るのですね。
だからこんな横長なのです。

Lomographyのラボが世田谷にあって、そこにフィルムを送ると現像とデータ化・ムービー化してくれるんですが、それが1470円+送料で、メール便じゃなく宅急便を推奨してて、それって往復の送料がとんでもなくかかるじゃん。
なのでまあ、とりあえず今回は近所のDPE屋で現像して、デジタイズは自宅でやりました。

ライトボックスがあるので、それに乗せて、デジカメ(EOS)で接写しました。
で、PCに取り込んで、切り抜いて、ひとコマづつ画像ファイルにして…半日かかったよも〜!
デジカメのホワイトバランスの設定も有るし、PCで色やコントラストをいじってるので、フィルムそのままではないのですが、テスト撮影はまあこんな感じです。
浅草の雷門→浅草の山田うどん→浅草寺、というロケーションですが、なぜ山田うどんなのかって、あのどんぶりとうどんのオブジェ、動いてるんですよ。これはムービー向きだな、と思って。
でも、わかんないですね、これじゃあ。
もうちょっとクリアに撮れてるのかと思ってたけど、甘かった。もっと近くで撮らないと。

撮影は手回しで行うので、1秒何フレームと正確に言えないんだけど、まあ2フレームぐらいかな。
上のムービーの再生fpsは4フレーム/秒です。
Lomographyのサイトによると、撮影は最速3〜5フレーム/秒らしいです。まあ確かにそんなもんでしょうねえ。そして、速く回すとブレます。ゆっくりでもブレるけど。
カメラを顔に押し付けるようにして撮りました。その方がブレないので。あまりかっこよくないけど、ファインダーも見やすいし。

Lomographyのサンプルみたいに色を奇麗にするにはどうするか。まだまだ試行錯誤がつづきそうです。
もっと明るい日中に撮れ、っていうこともあるんだろうけど。

クロスプロセス用?のフィルムも買ったけど、それはロモラボに送って現像してもらわなきゃならないだろうから、あまり使わない方向で行きたいです。コストの問題で。


2011年12月7日水曜日

前田瑠美プロモーションビデオ EOS 7Dでスローモーション

闘う歌姫!前田瑠美のプロモーションビデオを制作しました。


特に後半、スローモーションをばんばん使ってますが、これはEOS 7Dで60fps撮影して、2倍に引き延ばしているのです。完成ムービーが30fpsなのでなめらかです。
スローモーションとは言っても、2倍なのでまあ、ちょいスローな程度ですけど、速い空手の動きだと、なんとなく効果を感じますね。

7Dの60fps撮影は1280×720のセミHDになってしまいます。
それでも気になっていたんだけど、ほとんど使っていなかったのは、買って間もない頃にやってみて
「そんなに奇麗なスローにならないな〜」と勘違いして思い込んでいたいからです。

60fpsで撮って、FinalCut Proのタイムラインにムービーを配置して、右クリックメニューの「時間」でパーセントを指定して調節、てな事をやってたのです。
で、な〜んだ、奇麗なスローにならないじゃん、60fpsってこんなもんなのかな、って。
最近になって気付いたのですけど、このやり方だとダメなんですね。60コマを2秒に引き延ばしても30コマ+30コマにならない。

ひょっとしたらと思ってQuickTime Proで2倍に引き延ばしてみたら、うわ〜、なめらかなスローになるじゃん!
そうか、そうなのか〜。なんでFinalCutはダメなんだも〜。

で、今回は空手ですからね!これはスローモーションやらないと!
と思ってすべて60fpsで撮りました。
スローと言っても2倍ですからね。アクション映画好きとしては4倍ぐらい欲しいんだけど、しゃあない。隠し味程度の効果になるかな、と思ってましたが、やってみたらわりと効果ありますね。
効果を感じられなかったら、多少カクカクするのは覚悟の上で、更にFinalCutで1.5〜2倍ぐらいにしようか、と思ってたんですけどやらずに済みました。

本来なめらかにならないはずのスローでも、なめらかに見せるソフトウェアとして「Twixtor」というのがあります。
http://www.flashbackj.com/revision_effects/twixtor/
これの無料トライアル版をダウンロードして使ってみたんだけど、う〜ん、それなりに自然に見える時もあるけど、ダメな時も多々ありますね。。
今回はとりあえず導入見送りました。

ところで、後半の「組み手」のシーン、早送り効果みたいな事はしてないのだけれど、なんだか実際よりも早く再生してるように見える箇所がありますね。
なんでだろう。
スロー再生するつもりで撮ったので、シャッター速度を1/100にしました。
ちょっと速い、ということなんだけど、そのせいかな。
いずれにせよ蛍光灯の光のみなので、シャッター速度は1/100にしたいですよね。1/60や1/125だとフリッカーが出ます。
そう、空手の屋内シーンは天井からの蛍光灯のみなのです。
しかも節電で本数減らされてた。
そんな貧弱な照明下の映像なので…ええい、いっそのことチープに見えるフィルターをかけてしまえ!
という次第なのです。
だから、だから、これを7Dで撮ったと、あまり大声で言うのは恥ずかしいですね。

ちなみに上のプロモーションビデオ、一日で撮影しました。
あっち行ったりこっち行ったり、でしたね。

前田留美オフィシャルwebサイト
http://maedarumi.main.jp/index.html

2011年12月1日木曜日

Spyder Cubeを使ってみる

Spyder Cubeなるものを買ってみました。
デジカメで写真を撮ってから、ホワイトバランスをワンクリックで合わせられるのと、
下の丸い穴を使って「黒」も調整できるらしい。

デジタル一眼を買ってから、特に最近はRAWで撮ることにしてます。
後でホワイトバランスを調整できるなんて、便利だわ〜。
でも、モニターの調整をちゃんとやってる気がしないので…
気がしないって何だよ、だってiMacだもん、モニター調整したって「iMac標準」とかにあわせるだけで、これってデフォルトじゃん、買ってからずっと同じじゃん、ていうか、iMacの液晶モニターって、見る角度で色や明るさが違うから、気にしてもしゃあないのか。気になる部分は正面から見るようにしてるけど。

そんなこんなで、とりあえずデータとして正しいホワイトバランスの画像を残しておきたい。発表するなら正しいものにしたい。たとえ眼に見えているものが違っているとしても。。

上のグレイ部分をRAW現像ソフトの「ホワイトバランス調整」モードのスポイトツールでクリックすると、それだけでホワイトバランス調整できてしまう。まことに結構ですな〜。
で、下の穴がRGB値0,0,0になるように、それでいて円の境界がわかるように黒を調整するそうなのですが、う〜ん、実際には円の中すべてが0,0,0だとかなり全体が暗くなりそうな。すべてじゃなくてもいいでしょ。

で、買ってみて思ったのが、けっこうでかいな、と。
いや、普通かも知れないけれど、接写をいっぱい撮ってる僕にしてみたら、あれ、このサイズだと…
うわ〜、画面に入りきらないよ。(補正前、カメラの設定のままの写真です↑)
本来なら、画面の中央か、メインの被写体の近くに置くのがいいようだけど、そうもいかないのでこんなふうにします。
で、グレイの部分をスポイトツールでクリックしてホワイトバランスを調整するのだけど、同じように見えるグレイでも、クリックする場所で微妙に違うので、結局はその時の見た目で。。
で、黒い円のRGB値が0,0,0になるように…でも円の輪郭はわかるように…
こう…ですか?
ちょっと円の輪郭がわかりにくくなりましたね。だって暗くしないと0,0,0にならないんだもん。
JPEGに変換したので、更にわかりにくくなってる気もする。
ていうか、こっち面を向いてるSpyderCubeの白をRGB値同じにすると、青っぽく見えるんです。この写真はだからRGB値違う画像なのです。モニターおかしいのかな。眼がおかしいのか?

こうして撮って補正したのがこれです。(平行法立体写真です)
IMG_2148 ミルクレープ (parallel 3D)
ちょっときついな、この立体。



よく知らないんですが、ワンクリックでホワイトバランスを調整するのならもっと安い「グレーカード」なんつうのもあるらしいですね。
でもこれは白い部分と黒い部分でRGB値を見ながら更に調整できるから、まあいいんじゃないかと。
けれど、RGB値をとにかく合わせよう合わせようとしてしまう性分なので、補正に時間かかりますね〜。
接写用にもっと小さいのがあったらいいな。

2011年11月29日火曜日

最近買った音源 Meg Hutchinson

最近買った音源…とは言え、このブログで最後にそんなようなこと書いたのは…2007年とかそんな頃で、それ以来何も買ってないかと言うとそんなことなくて、ただブログにはなんとなく書いてなかっただけで、じゃあこのMeg Hutchinsonがすげー衝撃的で書かずにはいられなかったのかと言うと、そこまで褒めちぎるわけでもなくて、まあなんとなく。

Meg Hutchinson、アメリカのシンガーソングライターです。あちらではかなり有名みたいですね。
アルバム The Living Side


前から気になってたまに試聴してたけど、予算のつごうなどありまして、ダウンロードせずにいたのです。
それをまあ、なんとなくアルバムごとダウンロードしたら、カチっとはまりましたね〜。もうその後2日間、こればっかり聴いて、大丈夫かオレ?みたいな。
何がいいって「声」なんでしょうかねえ。フツーって言えば普通なんだけど、曲もまあ普通にいい感じなんだけど、こんなに聴いてしまうとはねえ。

もうひとアルバム、Come Up Fullも試聴したら、前にも聴いたことあるはずなのに、スコンと落ちました。

こっちはアマゾンでCDを買ってみました。
CD世代なので、CDっていうモノの所有欲があるんですよ。

どっちもいいけど、もの淋しさ度、聞き込み度はThe Living Sideが上かな。。


YouTubeで検索して、ライブビデオはいっぱいあるけどPVは…1本みつかったけど、あんまりいい出来じゃないから…こっちの方がいいな

2011年11月27日日曜日

コンビニプリントいいですね

先日の記述「立体メニューがやってくる!」のつづき、ですかね。
うちのプリンターが安物なので(このブログ2008.4.2.の記述)、写真があまりきれいにプリントできないのですね。まさかカラー写真をこんなに神経質にプリントする日がくるとは。
ロレオのビューワでちょっと拡大して見ると、なんか粗く見えてしまうのです。300dpiぐらいでプリントしてるから、解像度的にはいいと思うんだけど。

で、コンビニの「写真プリント」をやってみました。
その前に、以前フジカラーのお店で、PCで書き込んだフラッシュメモリーのファイルを開けなかったので、
これは「メモリーカードに『これはカメラで書き込みましたよ』というメタデータが入ってないとダメなんだろうなあ」という認識があったのです。
だからコンビニのプリントもそんなもんだろうとか思ってて、
でも最近「ネットワークプリント」なるものの存在を知りました。
これは画像ファイルをwebにアップして、コンビニでプリントするものです。
おっとそれならデジカメのメタデータいらないんじゃないか、そう思ってやってみたらできました。

うちの近所にはセブンイレブンとサンクスがありまして、両方で似たようなネットプリントサービスやってるので、両方で試してみました。両方できますね。

できるけど、、、
セブンイレブン、ぜんぜん写真きれいじゃな〜い!Lサイズプリント、なんでこんなドス黒くなるの?
サンクスの方は、美しくプリントできます!これならうちのプリンターよりも格段にきれいですね。
でも、なかなかアップロードできない…アップロード画面で待たされたあげく、「混み合っていますのでしばらく待ってからもう一度」みたいなこと言われて、しかもログアウトしてる。まあ、成功率は1/10ぐらいですかね。どの時間帯だろうとそうなってしまう。
せっかくサンクスはきれいにプリントできるのになあ。これじゃあ実用性ゼロだ。

ちなみにセブンはさくさくアップロードできます。なんだかねえ。。

そんな感じで、かなり悶々としてました。
うちのプリンターで、できるだけきれいにプリントできように色補正の方法を模索して、こんなもんかなあと一段落した頃に、ふとサンクスにメディア持ち込みでのプリントを試してみました。

できるじゃ〜ん。なにもネットプリントじゃなくてもよかったんだ。
カードにメタデータがなくてもよかったんだ。
インクと紙をさんざん無駄にしたけど、まあいいや、ぐっときれいにプリントできるし、たぶんコストもコンビニ価格(1枚30円)の方が安い。

それでもまったく色補正が必要ないわけではないし、写真によっては何度も補正してテストプリントするから、そのたびにコンビニ行くのはかなり面倒ですね〜。近いと言っても150mぐらいあるかな。

セブンよりもサンクスの方がいい点がもうひとつ。
立地条件のせいだろうけど、うちの近所の2店の場合、セブンはいつも繁盛してて、サンクスはそうでもないので。
立体メニュープロジェクトがうまくいけば100枚単位でプリントすることもあるだろうし、プリントしてるあいだ、後ろで待たれるのは心苦しいですからね。
コピー機は使わなくても同じシステムを使うので、Lサイズ写真プリントをしてる間コピー機が使えなくなるのです。
なので、混んでる店よりも空いてる店の方がいいのです。うちの近所のサンクスは理想的なのです。

2011年11月17日木曜日

立体メニューがやってくる!3D menu

西新井大師近く「もなかカフェ まめつばき」のメニューのための料理写真を撮りました。
8月に永井Lee氏のライブがあったお店で(このブログ2011年8月30日の記述)、その時の縁で僕がwebにアップしてる食べ物写真を見てもらって、今回の話になりました。
デジタル一眼を持ってても、仕事でスチル写真を撮ることはあまりないので、ちょっとしたチャレンジでしたね〜。

まめつばきwebサイト http://mametsubaki.com/
(サイト上のメニューのページには写真はないです。「まめつばきの紹介」のページに写真があって、そのうちの何点かが、僕が撮った写真です。ここは3Dではありません)

で、せっかくだから立体写真も撮りました。
普段、自分の家で撮るばっかりなので、あまり食器とか脇役(サラダなど)には凝れないし、どこかお店で食べる時に撮るとしても、照明や三脚がないとちゃんと撮れないので、こういう機会は逃したくないのです。

僕としては、Flickrにでも立体写真がアップできればいいかな〜ぐらいに思っていましたが、まめつばき店主のyumitasuさんが「立体メニュー」って面白いのではないかと言ってくれました。
今思うと、心のどこかでその言葉を待っていたような気がする…
エンジンかかりましたね〜。

どうやってカフェのお客さんに立体写真を見てもらうのか。
立体写真を表示できるモニター?値段高〜い!
テーブルで、メニュー写真として見せるものであれば、ひとつひとつのテーブルになくてはならないから、モニターを導入するのは無理。

僕が提示した方法は、LOREOのビューワ(このブログ2009年7月29日の記述)を使う方法。
あんまりかっこよくないけど、コストは安いし、立体効果もばっちり。


他の方法としては、フジフィルムの3Dプリントサービスというのもあって
http://fujifilm.jp/personal/3d/print/3dprint/index.html
それは一番安くて1枚あたり110円なので(名刺サイズぐらい)、コスト的には悪くないので、それもサンプルを見てもらったけど、yumitasuさんはLOREOの方がいいそうです。。素晴らしい!

最新技術を集結した3Dモニターや3Dプリントよりも、アナクロなビューワの方がいいとは?
僕も同じように感じるけど、3Dモニターや3D映画よりも、ビューワを覗いてる方が「わくわく感」が高いから、だと思う。

当初の予定だと、僕はデータとビューワを納品するだけで、プリントはおまかせのはずでした。
なにしろうちのプリンター、その時売ってたキャノンの一番安いプリンターでして、写真があまり奇麗にプリントできないのです。
でも、このところお店がぐっと忙しいようで、なかなか着手できない様子。

そういう事なら、僕がやりましょう!言ってしまった。
立体メニュー作りの実作業を僕がやる、という事ですが、これがやってみたら試行錯誤ですね〜。
現在、プロトタイプを製作中です。はたして実現するのか立体メニュープロジェクト。

- つづく -

Flickrにはすでにアップロードしてます。
平行法3D写真を何枚かこのブログに貼付けておきます。

焼きたてワッフルプレート
IMG_1038 まめつばき ワッフル (parallel 3D)

なつかしナポリタン
IMG_0170 まめつばき ナポリタン spaghetti (parallel 3D)

手ごね煮込みハンバーグ
IMG_0122 まめつばき 手ごね煮込みハンバーグ hamburg (parallel 3D)

他にも、交差法(crosseye 3D)、ぴくぴく3D(Animated GIF/wiggle 3D)でもアップロードしてます。
それぞれFlickrの"set"を作ったので、そこから見ることもできます。

mametsubaki parallel 3D set (平行法)
mametsubaki crosseye 3D set (交差法)
mametsubaki Aniamted GIF/wiggle 3D set (ぴくぴく3D)

言い忘れたような気がするので書き足しておきますが、美味しいですよ。

2011年11月16日水曜日

映画「ミッション: 8ミニッツ」source code

於TOHOシネマズ西新井

source code
2011年 アメリカ映画
監督 ダンカン・ジョーンズ

ダンカン・ジョーンズの前作「月に囚われた男」はみてませんが、どっちもSFということで、ちょっと期待しちゃう監督さんじゃないですか。
しかし、あんまり期待しない方がよかったかな。
おもしろいけどね。
ちょっと欲張りすぎというか、ラスト、あそこまでハッピーエンドにしなくてもよかったのではないかと。

この映画のテーマが「魂の救済」だとしたら、そこを鮮烈にみせるために、救済されない部分も必要じゃないかと思う。
でも映画のラストはみんなめでたしめでたしで、ええっと、何がやりたいんだこの映画、グッドウィンもハッピーエンドにさせるために、そこまでこじつけなくてもいいだろう、と思うんですが。

感動シーンナンバー1は「父親との通話」なのに、その後のハッピーエンド攻撃でかなり印象が薄れてしまった。もったいない。
ヒロインへの切ない愛情は、8分間しか生きられないから、そうとわかっている状況を繰り返すから強まっていくので、
「はい、もっと生きられるようになりましたよ、よかったですね」と言われても、切なさがストンとなくなってしまう効果の方が大きい。
ハッピーエンドが悪いとは言わないけれど、全体を丸っこい、張りのない印象にさせてしまう効果があるのは知っておいてほしい。

冷たい現実が必ずある、という前提だからでこそ、そこで起こる感情がより強烈になるのに、
 『「現実」に幸せに暮らしましたとさ。おわり』みたいなこと言われても、ふうん、ぐらいにしか思えない。

あのラストが実は現実ではない、という解釈もあるけれど、映画はいつ頃からか「現実」と「非現実」区別に意味を感じさせなくなっている。これは「魂の救済」に重きをおく僕が勝手に感じるだけかも知れないけれど。

映画の根底に「半死状態は不幸なことだ」という認識がある。まあそうなのかも知れないけれど、これは映画なんだから、その認識にメスを入れて「救済」して欲しかったなあ。

それと、僕としては、兵士が入るプログラムのベースである教師、その教師のパーソナリティがもっと影響する方が面白いと思うんだけど、そこまで複雑にすると面倒臭いか。SFとしてありがちかも知れないし。
でもあの、すべてハッピーなラストで教師だけが救済されない気がして、なんだか可哀想。






2011年11月9日水曜日

映画「ワイルド・スピード MEGA MAX」fast five

於TOHOシネマズ西新井

fast five
2011年アメリカ映画
監督 ジャスティン・リン

このシリーズは一作目だけ見てます。東劇で見ましたね。
それなりに面白くて、いいと思ったけれど、2作目ヴィン・ディーゼルが出てなくて、あまりそそらないので見なくて、それっきりだったのです。
やっぱり主演はヴィン・ディーゼルじゃないと。色男のあんちゃんだけじゃあ熱が入らないよ。

いいね、ヴィン・ディーゼル。この人がいるとどんな無理なプランでも実現可能に思えてしまう。
捜査官役のザ・ロックもいいですね。その昔「スコーピオン・キング」を見たっきりで、それも全然覚えてなくて、役者としてはつまんない印象があったかな、というくらいだったけど、この役はいいですね。あんまり悩んだりしないで任務一筋ってのがいいですよ。リアリティはなくても。。

で、泥棒サイドもチームなら、インターポール(だっけ)サイドもチームなんですね。いいね!
それならもうちょっと、国際警察チームも顔つきだけでも個性的にして欲しかったけど、まあしゃあないか。

予想通り、大味な映画で、かな〜り楽しめました。
細かいところでいっぱいツッコミ入れられるのですが、許します。そんなの気にする映画じゃないから。
けど、けど、クライマックスの大仕掛けがねえ。あんな重そうな金庫を、スポーツカー2台ごときで動かせるの?あの車がどれくらいパワーあるのか知らないけれど。
あんな高速で動かして、慣性をコントロールできるのか?
いや、そんな事気にするのはヤボってものだろうけど、気になるんだもん。
なんでオレ、こんなことでつまずくんだろう。もったいない…と見ながら思いました。。
それくらい迫力あって面白いんだけど、何かこう、言い訳でもいいから説明が欲しい、最初に金庫を動かす時に、動きやすくするような工夫を見せてもらいたい。
いかなヴィン・ディーゼルでも、車のパワーはむやみに上がらないだろ、そんなふうに思う人もいるんですよ。

それと、現地警察のおねえさん、ラストはヴィン・ディーゼル一派ですか。それよりザ・ロックの部下になってヴィン・ディーゼルとは精神的なつながりがある事にした方が、映画としても美しいし次に"つづく"って感じでいいと思うんですけど。あら、インターポールの女性席は定員1人みたいですね。




2011年11月5日土曜日

新しい写真ブログ「たべものステレオ写真館」new blog "foods stereo photos"

また新しい写真ブログを始めました。
たべものステレオ写真館 foods stereo photos
http://3d-foods.blogspot.com/

僕がFlickrにアップしてる立体写真の半分以上は食べ物の写真なので、何を今さらって感じですかね。
むしろ今までやってなかったのが不思議かも。

すでにぴくぴく3Dの写真ブログはあって、そこでも食べ物の写真が多いから、また立体写真のブログを開設するのはくどい気がしてたのですね。

でも最近、西新井のカフェ「まめつばき」のメニュー写真を撮影してまして、
ついでに立体写真メニューも作ろう、というプロジェクトも進行してます。
これはひょっとして、今後収入につながる可能性もあるかな、と、
食べ物の立体写真を表示する専門のサイトを作ってみました。

悩んだのが、写真を平行法で表示するか、交差法で表示するか、ぴくぴく3Dも表示したいけどどうしようかな、という点です。
だいたい平行法と交差法と両方いける人は少ないので、別々のブログを作って同時に更新する、というのも考えました。
でもそうじゃなくて、クリックしてページが切り替わるのではなく、ページ内の画像だけ切り替わるのがいいよなあ、どうやってやるんだ?今の自分のスキルだと…Flashだと簡単にできるけど、いちいちswf作るのが面倒だし、そのswfファイルの置き場所に困るよな〜。
検索したら、簡単なjavascriptがありましたので、それを流用。いいね!
Flickrの写真を読み込むのがいいです。どのみちFlickrにはアップロードしてるのだから。
ただ、特にぴくぴく3DはGIFアニメで重たいので、表示に時間がかかる、自分の環境だとクリックして10秒ぐらい待つ時があるので(何も変化がないので)、知らない人は「なにこれ、クリックしてもどうにもならないじゃん」と思うかも知れない。

デフォルトで平行法写真を表示しています。
自分が自然に平行法立体視できるので。でも、ワイド700ピクセルって、平行法画像としてはちょっと大きいかなあ。僕はできるけど…。まあ、モニターのサイズと解像度にもよりますからね。

ちょっと画像が大きくて裸眼で立体視できない、という人は LOREO PIXI 3D VIEWER を使うといいかも!(このブログ 2009.8.13.の記述)



西新井大師近くのカフェ「まめつばき」
http://mametsubaki.com/
立体メニュープロジェクトについては後日、このブログで報告します。

2011年10月31日月曜日

映画「ツリー・オブ・ライフ」the tree of life

観たの2ヶ月ぐらい前なんですけどね。
なんだか、昔ほど映画感想文に筆が動かなくなりましたね。筆じゃないけど。

於TOHOシネマズ西新井

The Tree of Life
2011年 アメリカ映画
監督 テレンス・マリック

テレンス・マリックの映画ちゅうたら「シン・レッド・ライン」を見ましたけど、まるで覚えてないなあ。
ショーン・ペンがひたすらかっこよくて、ああ、ショーン・ペンが実はかっこいい役者だってのが世間の人に知れてしまう。嬉しいような、もったいないような…
とか思ってたのは覚えてる。

で、この映画は予告編がワタクシに直撃しまして、これは絶対見なければ!と思ったのです。


本当は、ブログに埋め込みたかった予告編はこれじゃなくて
こっちなんですけど↓埋め込みできないようになってるので。
http://youtu.be/DlYYreuK8vo
台詞が入ってる方がいいと思う。

賛否両論あるようだけど、賛の人の気持ちも、否の人の気持ちもわかります。
僕は楽しめました。陳腐な言い方だけど「胸が締めつけられるような」映像の連続にノックアウト状態でした。
映像的には、今YouTubeで予告編を観てもたまらんです。
でもそうやって、映像を受け止めて、楽しんでいられたのも途中まででした。

恐竜が出て来るあたりも「うわーなんだこの映画、おもしれー!」と思っていられたし、
映画というのは人の頭の中を見られるのが面白いし、これは間違いなくそういう映画だ!と言い切れるけれど、途中から、ドラマ(?)が進んで、人物に感情移入するようになってからは「映像をただ受け止める」のが難しくなってしまったのです。
だから、ラストの海辺(みたいなところ)で人々がさまよっているシーンは、美しかったけれど、乗り切れなかったです。
こうやってYouTubeで予告編見ると、いいな、って思うんだけど。

西洋人の宗教的な背景があるので、ピンとこない人もいるようだけれど、
まあそれは、人の頭の中を見るのだから、それくらいの事で文句言うなよ、って感じですね。

ショーン・ペンのファンとして、もうちょっと彼の映像も見たかったですね。

2011年10月29日土曜日

Western Digital 2TB 外付HDがやってきた

今使用しているMacの内蔵HDが500GBで、プラス外付けが500GB(FireWire)と1TB(USB)のふたつありまして、でも容量いっぱいになってて、データ保存用にDVD-Rもいっぱい焼いてるけど、もー面倒臭くなった。
EOS 7DでRAWで写真撮ったりしてるからねえ。

ブルーレイのBDXLが一枚100GBも焼けてそそるんだけど、まだメディアの値段が高いようなので、つなぎとしてHDを買うことにしました。
バックアップディスクを焼く時間と置き場所があれば、HD増やさなくてもいいんだけど、どっちもあまりないのです。

ビックカメラの通販でWestern DigitalのElementsという2TB外付HDを買いました。USB2.0です。
アマゾンで8000円で、ビックカメラで8980円だったけど、ビックカメラのネットショップのポイントが貯まってたのと、
10%のポイントが付くから、そんなに差はないよね、と思ったので。
あれ?ビックカメラはポイントで買うとポイント付かないのかなあ。
ポイントお知らせメールでは加算されてないですねえ。

まあそれはともかく
おっと、タイの洪水で工場が被害受けて、ハードディスクが値上がりしてるとニュースで読んだけど、

こないだ8000円(2011.10.22)だったのに、11905円ですか。(2011.10.29.)
何も知らずにだけど、安い時に買えたみたいでよかった。

ビックカメラではさぞかし値上がりしてるかと思ったら
https://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/catalog/detail.jsp?JAN_CODE=0718037752013
おっと、値段かわらず、8980円!(2011.10.29.)
在庫がいっぱいあるってことかな。いや、値段で在庫調整しないってことかな。

Windowsでフォーマットされてて、Macで使うには初期化しなきゃならないんだけど、そのやりかたについてはWestern Digitalのwebサイトに情報があるらしい。URLが説明書に小さく書いてあるんだけど、面倒なのでディスクユーティリティで適当にフォーマットしました。別に起動ディスクにするわけでもないし、たぶんこれでいいでしょう。

「安心の3年保証」と書いてあるけれど、じゃあ壊れた時にどうするか、
説明書をよく読むと「サポートサイトでどうするか調べて下さい」って、そそそ、そうなの。
なんか登録しなきゃならないようだけど、面倒そうだなあ。壊れないことを祈ります。

普通にマウントして、普通に使ってますが、最初、ハブを通したらすんごいデータ書き込みに時間がかかって、あれ〜、このハブ、USB1.0だったかなあ。いや、いつもCFカードからの読み込みはもっともっと速いんだがなあ。
とりあえず今はハブを使用しないでPCのUSBポートに挿しています。
でもUSBポートがいっぱいで、日常的にプリンターやカードリーダーが外れた状態になってしまったので、もっと高いハブを買わないといかんのですかねえ。

2011年10月25日火曜日

ArtFilmStock廃業だそうです。オイオイ, まぢすか, さもありなん

先日、ヤーッコから電話がありました。ArtFilmStockをもうやめる、と。
電話受けながらwebページをみたら、閉店の挨拶になってました。あららららら
まぢすか〜
7月のスタート前から、僕なりにかなりの時間を割いてきたので、なんだかねえ。

そもそもヤーッコはナイーブな人間で、あまり「起業タイプ」って感じでもないから、春に初めてこの話を聞いた時には「大丈夫かいな?」と思ったものです。
でも、フリーのアーティストが一人きりで会社の社長っていうのもよくある話だし、当人がやる気ならいいのかな、と思ってた。
アートだからねえ。最初のうちは売れないだろうなあ、と思ってたけど、4ヶ月で廃業とは。。

サイトの維持費もかかるし、プログラムも2度買ったし、それで全然売れないのは確かに痛い。
でも売れないのは売れない理由があるからで、僕はサイトのデザインと(ビジュアルデザインと構造デザイン両方)検索システムの貧弱さが原因だと思うし、ヤーッコもそれがわからないではなかったろうけど、プログラムをいじる事ができなくて、それっきりだった。

僕が悔しいのは、それをわずかでも改善する現実的なアイディアがありながら、ヤーッコとディスカッションできなかったこと。
なぜディスカッションできなかったか。言葉の壁があったから。
日本語と英語を混ぜて会話するのだけれど、僕はほとんど英語わからないし、ヤーッコの日本語能力も高くはないので、何か複雑なことを説明するのはお互いにストレスになる。
スカイプや電話で話をしていても「何言ってるかわかんねーな…」と思うことが多々あって、
だから何か複雑なことを説明する場合は、実際にやって提示するのがいい。
で、新しい検索システムのイメージモデルを作って提示する、それを考えていたのだけれど、それは手間ひまかかるし、
しかし言葉で説明してもわかってもらえなそうだし、ぼやぼやしてたら閉店してた、という。

まあ、ヤーッコもArtFilmStockのために収入源を減らしてるし、彼の奥さんが妊娠してるので(オメデトウ!)、収入ゼロの事業にこれ以上かかわっていられない、という事なのでしょう。
少しでも売れてたら違ったろうけど。

テンション下がるねえ。

創作活動というものは、発表の場がなくても、活動自体が面白いからどんどんやる、黙々とやる、という事があって、僕はそれが本来であると、普通であると、思ってたし、やってきたつもり。
でも、アート写真、アートっぽい写真は…僕の中ではちょっと微妙なライン上にあるようで、ArtFilmStockという「発表の場」がなくなってしまうと…なにしろあれは「商売」ですから、「オレはフォトグラファーだぜ」っていう発表の場になるんだけど…
「今までにない発表の場」で「今までと違うフォトグラファーな自分」が「今までと違うアートっぽい写真」を発表していたのに、その「場」がなくなってしまって、アートっぽい写真の意欲も落ちてしまう。そんな状況なのです。

とりあえず、このブログの過去の記事で、写真いっぱい、リンクいっぱい貼ってますが、もーめんどくさいから修正しません。

でも写真ブログはどうしようかなあ。
http://yoshing-photo.blogspot.com/
まだページ数少ないので、ArtFilmStockへのリンクは消しておいたけど。

2011年10月17日月曜日

ステレオクラブトーキョー秋の例会に行ってきた stereo club tokyo

世界的な立体写真好きの組織、ステレオクラブなるものがありまして、昨日、その東京支部?の会合に行きました。年に3、4回やってるようで、みなで集まって立体写真をプロジェクターで見せあう。オフ会ですね。
http://www.stereoclub.jp/
僕は2年ぐらい前から時たま出席してます。
他の土地のステレオクラブはどうかわかりませんが、「トーキョー」はさほどきっちり組織だって運営されてるようには見えません。イベントの運営なんかもユルいですね。もちろんそれなりに裏方の苦労はあるでしょうけれど。

場所は浅草橋のパラボリカ・ビス。
正直、眼の覚めるような立体写真!が続々登場するわけではないんですが、業界の最新事情を人づてに仕入れたり、立体写真だけではなく撮影技法全般に興味をもつ人が集まるので、濃い空間になりやすいです。

花火師兼写真家の中村さんによる、打ち上げ花火の立体ムービーがすごかったなあ。
僕はもっぱら食べ物の立体写真を披露しました。

これはその日、中華料理店での二次会で撮った写真。平行法です。
RIMG0485 焼そば (parallel 3D)
カメラはリコーCX4
箸を固定して撮る方法を皆様の前で実演しました。

2011年10月2日日曜日

SIGMA 50mm Macro にレンズフード

このブログ2011.8.19.の記述、Canon EOS 7DにSIGMA 50mmレンズを使っていて、ある程度絞り込むとピントがぼんやりしてしまう、これってなんなのかな〜、と書いたら、それは「小絞りボケ」ではないかとコメントもらいました。そうか〜、写真用語がまたひとつ頭に入ったぞ。カガヤさんありがとうございます。

対応策として、別売りのレンズフードを買ってみました。
だって、SIGMA 50mmレンズ付属のフード、これ、浅いでしょ!50mmレンズに付けるフードじゃないでしょ!
2万5千円のレンズだから、フードにまで文句言うな?

HOYAのマルチレンズフードを買ってみました。
マルチというのは、ちょっとだけ蛇腹構造になってて、深さが3段階に変えられるからです。
3段階だから「広角」「標準」「望遠」だそうでして、パッケージには「望遠」だと100mm以上のような書き方がありました。(もうパッケージ捨てちゃったから記憶あやふやですが)
うむむ、7Dで50mmってことはフルサイズだと80mmだなあ。ケラレが出やしないかな〜、と心配しながら使ってみたら、ばっちりですよ〜!「望遠」ポジションで問題なし!


SIGMA 50mm F2.8 EX DG Macro にはこのフードで決まりですね。
しかし、それは7Dの場合で、5Dマーク2やなんかのフルサイズセンサーの場合は「望遠」だとケラレ出る可能性大ですね。
知らなかったけど、SIGMAのレンズの「DG」って、フルサイズセンサーのカメラでもAPS-Cサイズセンサーのカメラでも、両方で使えるってことらしい。
このフード「標準」ポジションだと簡単に動きやすくて、すぐに「広角」か「望遠」になってしまうので、常時「標準」で使うのは無理がありそうですけどね。
欲を言えば、このフードを付けた上から、もとからあるSIGMAのレンズキャップを付けられたらいいな〜。普通は付けられそうなものだけど。
付けられないことはないけれど、なんだか微妙で、ちょっとしたショックで外れてしまうのです。これに合ったレンズキャップをまた買えということか。でもそれって、フィルター径が違うレンズキャップだから、フードを外した時は使えないじゃん。
素材がゴムなので、ショックを和らげてくれそうなのがいいです。でもゴムだけに、装着したままカメラバッグに入れて、何かのはずみでぐいぐい押されたら、そのまま形状記憶してしまいそうで、それもいやだなあ。

フードの深さで、いかにぼんやり具合が違うか、実験です。
素晴らしい効果!F20ぐらいまで実用できます。

SIGMA 50mm Macro ますます手放せません。

ArtFilmStock モノクロのみになりました

今朝、ヤーッコから電話があって、ArtFilmStock あまりアートじゃないやつをカットアウトしたい、ついてはシンプルな基準としてモノクロのみにしようかと思う、と。
いいんじゃない、と答えましたが、本当にやるとは、思い切ったねえ。
昨日までは9000枚写真があったのに、1000枚以下になってしまった。
サーバースペースの問題もあるみたいだけどね。
何しろ売れてないようですからねえ。

問題は「写真のクオリティ」と「ヘタレ検索システム」にあって、数ばっかり増やしたってどうにもならないという事ですね。
両方とも改善していかないと。

さて、このブログ、ArtFilmStockの最初期の頃の写真を紹介する記事、URLをぼつぼつ直し始めたところだったんだけど、また直さなきゃ、ていうかその頃の写真ほとんど消えてるじゃん。

2011年9月30日金曜日

映画「メカニック」the mechanic

於新宿バルト9

見たの一ヶ月ぐらい前ですけどね。

バルト9って、昔、新宿東映だったとこ?たしかこのあたりだったような。
新宿東映…「暗くなるまで待って」のリバイバルを見に行ったのだけ覚えてる。一度しか行ってないかな。いい映画館でした。

THE MECHANIC
2010年 アメリカ映画
監督 サイモン・ウェスト

このブログはネタバレおかまいなしに書きつづってますが、今回は特にネタバレ度100ぐらいです。あしからず。

いいアクション映画です。
人物描写も適度だし、役者もいいし、アクションもスピーディで迫力あって…
でも、でもさあ、これやっぱり、ラストはジェイソン・ステイサム死ななきゃ〜!
そりゃあ、こういうシナリオもありですよ。
でもそれなら、死ぬ人物は死に向かって行く描写を、生き残る人物は「死に至らなくなる」転換点を示してほしいんだなあ。
だってまあ、映画見てて、ガソリンスタンドで車が爆発したとき、爆発の直前に運転席でJ・ステイサムが「はっ!」となって焦るカットがないから、それがあれば「死んだ」ということなんだけど、ないから、生きてるんだろうなあ、とは思ったけど、そう思いつつも、「美しい!これで終わってくれたら美しい!」と痺れていたんだ。

だってさあ、ジェイソン・ステイサム、好きだけど、ファンだけど、役者としてはそんなにうまいわけじゃないと思うんだ。
だから、途中からふつうにうまい役者のベン・フォスター(おっと「パニッシャー」のピアス男!)に映画を乗っ取られたとしても仕方が無い、役柄もわかりやすくて変化があって、親父役がドナルド・サザーランドじゃあねえ。

商業映画だから、スター俳優を死なせられないんだろうけど、そこをなんとかシナリオを描写をちょっと変えてくれれば、美しい映画になったのになあ。
あるいは、ベン・フォスターが死ぬなら死ぬで、なにかもっと死に取り憑かれたような描写があっていいのでは。
そんな描写が最初はあっても、むしろ段々薄れているように感じたくらいで、ああこれは若者が生きる映画なのかしら、ええっ、違うの!?
よくできたアクション映画だけに、なんとかしてもらいたい。



ところで、ブロンソン主演のオリジナル版「メカニック」ですが、子供の頃にテレビ放送で見たような気がするけど、まるで覚えてない…
今回、YouTubeで検索したらいくつかシーンがアップされてて、それを見ても思い出せないなあ。見てないのかなあ。


2011年9月26日月曜日

写真ブログはじめました yoshing photo

ArtFilmStock用に連日写真を撮っています。
それらの写真を紹介するのと、
「これはストックフォトにはアップできないけど、いい写真かも」というのもあるので、それを紹介するブログをはじめました。
いずれ飽きて、ブログ更新がめんどくさくなって、それっきり、になるかも知れませんが、まあそれまででも、やらないよりやった方がいいのかな、と。

http://yoshing-photo.blogspot.com/

なので、このブログ(yoshing blog)にはArtFilmStock関連のことはあまり書かなくなるでしょう。
技術的なことはこのブログに書きますけど。
新しいブログには写真をばんばん載せたいですね。写真のレイアウトも大きくしてみました。

2011年9月24日土曜日

シャワーでスプラッシュ shower splash

ArtFilmStock向けにほぼ毎日のように撮影・アップロードしてますが、ふと思いついて、バスルームでシャワーの口から水が出て来るところを撮ってみました。水は面白いな〜。
http://artfilmstock.com/royalty_free_g53-gush_water_p12035.html

http://artfilmstock.com/royalty_free_g53-splash_p12037.html

http://artfilmstock.com/royalty_free_g53-shower_p12029.html

で、これをどうやって撮ったかというと
要はいかにしてシャワーを固定するか、ですね。
ここで活躍してる三脚はベンボートレッカーです。
カメラは手持ちにしました。できるだけシャワーに近づけたいので、普通の三脚では届かないのだ。でもトレッカー使っちゃったし。
上からランプがぶら下がってますが、これは使わず、カメラのストロボのみで撮りました。

7Dはストロボを使うとシャッター速度が1/250秒より速くならないんですね。
ストロボなしで、ランプの光で撮ると、1/1000秒ぐらいじゃないと同じように水滴が固まってくれないんですね。
でもそれじゃあ暗すぎるか、シボリ開けすぎてピント合わないので、結局内蔵ストロボを使用しました。
シボリはf16か18ぐらいですね。それより絞るとぼんやりしてしまう。レンズはSIGMAの50mmマクロです。
レンズが濡れないように、フードを付けて撮りたいんだけど、内蔵ストロボで接写するとフードのぶんだけ影になってしまう。だからフードなしで撮りました。もうちょっと寄りたかったなあ。外部ストロボが欲しい。

よく見ると、バスルームの光景がいろいろ写り込んでます。
ストロボの光が反射するんですね。
でもまあ、まわりをぐるりと黒い布や紙で覆うのは大変ですからねえ。
何が写り込んでるのか具体的にはわからないので、まあよしとしました。

2011年9月11日日曜日

ArtFilmStock デザイン変わって

ArtFilmAtockのサイトデザインが変わりました。10日ぐらい前ですけど。
前のデザインはいまいちだったけど、う〜ん、まあ、良くなりましたかね。
http://www.artfilmstock.com/

ていうか、このブログ、bloggerの入力フォームのデザインも変わりまして、ちょっと戸惑いながら書いてます。おや、リンクは貼りやすくなったぞ。ま、それは余談ですが…

で、ArtFilmAtockのデザインが変わっただけでなく、今までの写真ページのURLも変わってしまったので、あらら、このブログの過去の投稿のリンクも書き改めないとならないんだが、めんどうだな〜。

写真ページのURLについは、写真のタイトルがURLに含まれるようになって、日本語のタイトルだと、URLに日本語が入ってしまうのです。
うむむ、10年以上前、インターネット関連の書籍を読んでいたころから、日本語(2バイト文字)のURLはよくない、という説を脳にインプリントされてるので、日本語URLはなんか気持ち悪いな〜。もちろん今でも日本語URLはよくないんだろうけど、海外のPCでもたいていのPCなら日本語表示ができるみたいなので、実際の支障はさほどないらしい。
とは言え、なんか気持ち悪い日本語URL。
なので、ひとつひとつタイトルを英語に書き換えてるのですが、これも面倒で。150枚以上アップしてるから。

少しづつ修正して、ここ数日はもう、こんなもんでいいかな、日本語URL残ってもいいかな、とか思ったり。

それはそれとして、引き続き写真を日々アップロードしてますので、またここでご紹介します。

stone of a peach BW
桃のタネです!桃に包丁を入れて、ひねってふたつに分けたので、タネのヒゲが渦巻いてます。

yakatabune into the mist
こないだの台風の日、東京では雨降ったりやんだりでしたが、これは勝どき橋の下から撮ったものです。この時、すごい降ってました。霧のように見えるのは、強い雨を遠目に見ているからです。

zebra in the water
同じ日、勝どき橋の下で、水たまりを。
雨が強くてどこへも行けなくて、雨宿りもかねて撮ってたのです。
鉄柵が水面に反射して、なんか面白いかと。

まーとにかく、Facebookのサンプル写真はURLを入れ替えたけど、このブログの過去の投稿の修正は、これからです。たぶんやります。しかし、自分の写真はいいけど、他の人のはどうかな〜面倒だな〜。

そうそう、
以前のサイトは一部日本語化されていたけど、新しくなったらすべて英語のみになってました。むううん。

2011年8月30日火曜日

永井Lee 西新井もなかカフェまめつばき

8月27日、永井Lee氏のソロコンサートに行きました。
クドロマシーノ(このブログ2010.4.19の記述)のボーカルなどやってる人です。
場所は西新井大師近くのもなかカフェ「まめつばき」
わりと近所ですね〜。いいですね〜。
あのへんはたまにウロウロするけど、もなかカフェには気付かなかったなあ。
まあ、西新井大師の参道から環七まで歩くことはあまりないからねえ。今年になってからできたお店らしいですけど。

まめつばきはオリジナルもなかと軽食の店です。オムライスともなかをいただきました。

なんだか普通においしいな〜。あまり外食しないせいもあるかな。

この、「近所で」「ごはん食べながら」「生演奏を聴く」という贅沢さが骨身にしみましたね。これはいいや。
もうちょっと贅沢を言うと、カメラマン的には、ライブの照明がもう少し明るい方がいいな。演奏者の一部分だけでもいいんだけど。
ビデオを1本アップしました。最近、白黒で撮るのがマイブームです。

お店の照明はいたって普通で、これでISO設定5000ですよ〜。PCで少しエフェクトは加えてますけど。

カメラはEOS 7Dで、録音も7Dの内蔵マイクでやりました。アコースティックライブなので音が割れなかったですね。Leeさんは声量が大きいので、ちょっと心配だったけど。
割れなければ内蔵マイクでもわりとちゃんと録れるんだよな〜。


永井Lee
http://sewingmachine.main.jp/
もなかカフェ まめつばき
http://mametsubaki.com/

2011年8月20日土曜日

ArtFilmStock いっぱいアップロードしてます uploaded photo

ここんとこ続々と写真を撮ってArtFilmStockにアップロードしてます。

ふつーの中年カメラマンならたっぷり在庫があるんだろうけど、僕は立体写真をよく撮るようになったのが2年ぐらい前だし、デジタル一眼買ったのが1年前で、それも動画目当てだし、ArtFilmStockが始まってから普通にデジイチで写真を撮るようになったので、在庫があまりないんですよ。

どうやら、世の中のカメラマンというのは、撮った写真を大きくプリントして、じっくり眺めて評価を固めるようだけど、僕は昔からそういう欲求がないみたいで、モニターで見れればいいじゃん、とか思う。だからデジカメの画素数も300万ぐらいあればいいんだよね〜。画素数よりも感度の高いセンサーを作ってほしい。
立体写真はビューワーに入るサイズでプリントする事がありますけど。

大きくプリントして眺めるというのは、センスを磨いて撮影時にも細部に気を使うようになるためには、わりと重要かも知れないんだけどね。

以下の写真、カメラはCanon EOS 7D、レンズはSIGMA F2.8 50mm MACROです。
http://www.artfilmstock.com/royalty_free_g53-egg_p854.html

http://www.artfilmstock.com/royalty_free_g53-light_candy_p1069.html

http://www.artfilmstock.com/royalty_free_g53-japanese_dumplings_p1068.html

http://www.artfilmstock.com/royalty_free_g53-incense_burner_p1083.html

http://www.artfilmstock.com/royalty_free_g53-tatami_cat_p1171.html

むうんしかし、ArtFilmStockの経営?は順調ではないような、まだお客がほとんどいない、と思う。フォトグラファーは増えて、現時点で41人。
でもなあ、サイトデザインが貧弱なままだからなあ。プログラムの都合でデザイン自由度が低いらしいけど、これは深刻な問題ですぞ。

20011年9月30日追記
サイトデザインが変わって、個々の写真のURLも変わったので、リンク張り直しました。お客さんがいないのは変わりないような。

2011年10月1日追記
今日からArtFilmStockはモノクロ写真のみになりました〜!って、そうか、そうなのか!
なので、この記事の写真すべて、もうArtFilmStockにありません。なんだか記事の修正も面倒なので、このまんまで。

2011年8月19日金曜日

SIGMA 50mm MACRO これってフレアですか

先日買ったシグマの50mmマクロレンズについて、あまり絞り込むとシャッター速度が遅くなってブレやすい、今の三脚ではそんなに絞れない、みたいなことを書いたけれど(このブログ2011.8.10の記述)、どうも違うかな。全体的に白っぽく、ぼんやりする。これがいわゆるフレアなのかしら。
いんちきカメラマンなので、写真界の用語についてはよくわかりませんが。

全体的に白っぽくだけど、特に中央付近がひどく見えるので、レンズに関係する事象なのかしら。

画像をクリックすると、より大きな画像が表示されます。

これはちょっと極端な例ですかね。F18でこうまでなるのはあまりないんだけど。
背景が白くて、光源が斜め前方だから?
レンズにフードが付属してるけど、申し訳程度なフードなので、あまり効果ないような。
「手でフード」してみたけど、背景が白いせいか、やはりあまり効果ないですね。
いや、ちょっとは効果ある、と思うから、光に原因がある事象ですかねえ。

たしかに絞った方が奥までピントは合ってくるけど、手前の「合わせてる」ところがぼやっとしてしまう、全体的にぼんやりするんじゃあ困りますよね。

そもそもレンズってこういうものなの?
と思って検索したら、むしろ絞りを開放に近づけた方がフレアはおこりやすいみたい。そんな記事が多い。
じゃあこれって逆じゃん。なんなのかな〜。

2011年8月14日日曜日

50mmマクロレンズでステレオ写真の無駄スペースとは?

前回の記述の続きになります。
マクロレンズを買ったはいいけど、ステレオ写真的には、「写真の無駄になる部分が増える、ということではないかな。」と書きましたが(このブログ2011.8.10.の記述)、その検証をしてみました。
説明のようなものをかねてレポートを。

30mmのレンズと同じ構図の写真を撮ろうと思ったら、より望遠な50mmレンズだと、被写体から離れなければならない。
被写体から離れると、スレテオ効果(でこぼこ具合の立体感)が薄れるから、同じスレテオ効果にしたかったらステレオベース(左右のレンズの間隔)を広げなければならない。
理論上はそうなるはずなので、やってみました。
そうなりました。なってると思います。
「思います」というのは、スレテオ効果って、見た人の印象だから…

以下、ステレオ写真は平行法のものです。
まず、上の段は、これまでのシグマ30mmレンズ+マルミのクローズアップフィルター。ステレオベースは19ミリで、カメラから被写体の距離は220ミリ。カメラから被写体の距離…「カメラ」はレンズとボディの接合部分、「被写体」はアゴをのせてるゴーヤの右耳あたりです。でもこれも、レンズを外してちゃんと計ったわけじゃないので、まあだいたいです。
下の段は、シグマ50mmマクロレンズ。スレテオベースは20ミリで、カメラから被写体の距離は300ミリ。
クリックするとPicasaのページにいって、大きな画像が表示されます。

僕は上の段ぐらいの、効果の強い立体が好きなので、これを基準とします。
で、下の段がもうちょっと弱い立体効果(でこぼこぐあいが弱い)…って言われても、そうなのかな?って感じですかね。

次の画像。
上の段は同じ。
下の段が、スレテオベース27ミリになって、広がりました。立体効果も強くなってます。
って言われても、そうなの?って感じですかね。

更に次の画像。
上の段はやはり同じ。
下の段が、ステレオベースが33ミリとさらに広がりました。立体効果も強くなって、これでやっと上下段のデコボコぐあいが同じぐらいですかねえ。
って言われても、そうなの?って感じですかね。

そうなんですよ。
スライドショーで見ると、わかりやすいかな。眼を立体視のままで。
https://picasaweb.google.com/yoshinaga6420/cyBruF?authuser=0&feat=directlink
リンク先はPicasaのページで、左上に「スライドショー」ボタンがありますので。

で、それならそれでいいじゃないか、離れたところでステレオベースを広くとればいいじゃん、となりそうですが、そうなると写真の無駄な部分も広くなってしまいます。
というのは、
これが、30mmレンズの立体写真の「無駄な部分」完成作品には入れられない部分。


そして、50mmレンズになると、どうなのか。いちおう3通り示してみました。
ステレオベースが広くなり、効果が強くなるほど、無駄な部分が増えます。

ステレオ写真を撮るにあたって、無駄な部分ができてしまうのは仕方が無いのだけれど、
少ない方が、いいよね。

実際には、せっかくのマクロレンズ、30センチも離して使うことはあまりないだろうし、
30mmレンズ+フィルターではこれ以上近寄れないのに、もちろんマクロレンズは数センチまで近寄ることができる。
30mmレンズと同じ構図を求める、という、普通はまずないようなことをあえてテストのためにやってみたのです。

「30mmレンズ+フィルター」もいいけど、やっぱりフィルターって不純物のような、ない方がいいような気がするので、できるだけこの50mmレンズを使いたいのです。

ただ、立体写真愛好家としては、もっと広角のマクロレンズだったらいいな〜、と。
どうやら、マクロレンズ界では「等倍撮影」ができる(カメラのセンサーと同じサイズの範囲の写真を撮れる)というのがステータスらしいので、それでこういう、ちょい望遠なレンズになってしまうのかな。
オレは別に、そこまでマクロじゃなくてもいいんだけどな〜。

とりあえず今までの、30mm+クローズアップフィルターでは撮れなかった立体写真。
50mmマクロで撮りました。
IMG_6546 nigauri 苦瓜 (parallel 3D)
IMG_6376 ゴーヤ bitter melon (parallel 3D)
IMG_6757 モンブランひとくち (parallel 3D)
IMG_6780 モンブランぐいっ (parallel 3D)クリックするとFlickrのページに行きます。そこから交差法の写真へのリンクあります。

ただマクロ立体撮影をしたい、ってだけならコンパクトデジカメでもいいし、僕もリコーのCX4を持ってるけど(このブログ2011.4.28の記述)、やはり家で、時間をかけてセッティングできるなら、デジタル一眼を使いたいですからねえ。



シグマ50mmマクロレンズ。APSサイズセンサーのデジイチ用



追記
アマゾンから「おすすめレンズ」みたいなメールが来ました。
あら、シグマの28mmマクロ、そんなレンズがあったんだ〜。知らなかった。

気になりますね。
28mmってことは、7Dに付けたらフルサイズセンサーのカメラに換算して45mmぐらい。よさそうだぞ。
まあしばらくはお金に余裕ないから買えないけど。

ところで、フルサイズセンサーのカメラを持ってないのに、わざわざそっちに換算した数値を書くのは、はるか昔に35mmフィルムの一眼レフを持ってたのと、長年ビデオカメラのカタログなんかで35mmフィルムカメラのレンズに換算して、という数値を見てたので、今でもそっちの方が感覚的にわかりやすいのですね。


つづき…「これってフレアですか」

2011年8月10日水曜日

SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACROがやってきた

シグマの50mmマクロレンズを買いました。



さて、今まで接写撮影はマルミ光機のクローズアップフィルターを使用してたのですが、やはり周辺部のシャープさに不満がありまして、マクロレンズ買わなあかんかなあ、と思っていたのです。
Art Film Stockが始まってから、以前よりクオリティが気になってきたし。

キャノン純正のマクロレンズが4万円ほどで売られてるのは知ってました。


でも、シグマからもっと安いのがでてるのね。それでいいかな〜。

値段もさることながら、
キャノンはEF-S 60mm F2.8マクロ ということで60mmレンズ。
フルサイズセンサーカメラに換算すると97mmの画角。
シグマは50mmだからフルサイズセンサーカメラに換算して81mm相当。
より広角なのがいい、というのと、

シグマの50mm F2.8 EX DG MACROは、いちばん絞り込んでF45というのがいいじゃないですか。
ピントを手前から奥までピシーッと合わせたい時がありますからね。
キャノンは最小絞りF32です。

迷わずシグマにしました。
実際にはF45にまで絞ることは今のところないですけどね。
絞りたいんだけど、シャッター速度がぐっと遅くなって、そのせいか普通に撮るよりもピントが甘くなりやすい気がする。というのは、三脚がさほど重くないし、築20年のアパートで床がモコモコしてたりで、ほんのちょっとしたブレが影響するのではないか、と思うのです。
もっとがっちりカメラを固定できるまでは、F45の出番はない…かな。

----追記----
いや、これはカメラブレではないぞ、レンズに起因するのか?
このブログ2011.8.19の記述
-----------

わらび餅
これでF20、シャッター速度は1.6秒

http://www.artfilmstock.com/royalty_free_g53-warabimochi_p834.html

わらび餅にきな粉と黒蜜
これはF3.2、シャッター速度1/50秒

http://www.artfilmstock.com/royalty_free_g53-warabimochi_p835.html

実はオリジナル写真では、まわりの映り込みが目立っていたのでCorel Painterでぺたぺたと修正しました。


かき氷 いちごシロップと練乳
F20 シャッター速度1/4秒

http://www.artfilmstock.com/royalty_free_g53-_p844.html

このレンズにはおおむね満足してますが、付属のフードはどうなの?
フードとレンズキャップ、同じところにネジ込むようになってて、フードを付けた状態でレンズキャップができない。
それをやろうと思ったら、フードの先端に入るようなレンズキャップ(70mmぐらい)を買えということか。
いまのところ室内でしか使ってないけど、外でも普通に使えるような焦点距離だし、持ち歩く時はフードとレンズキャップと両方つけたいですよね。


確かに、今までのクローズアップフィルターを使用した写真よりも、一皮むけたクリアな写真が撮れるようになったけど、立体写真的にはどうなんですかねえ。
というのも、同じ範囲を写そうと思ったら、これまでの30mmレンズよりも被写体とカメラの間が離れることになるし、
そうなったらステレオベースを広くとらなければならなくて、
より望遠なレンズでステレオベースが広い、ということは写真の無駄になる部分が増える、ということではないかな。
ってどういう事?…つづく

2011年8月3日水曜日

Contour HD 北千住ママチャリラン

先日買ったContour HDをまたもや自転車にとりつけて(このブログ20011.7.27.の記述)、今度はもっとローアングルで、北千住界隈をぐるっと走ってみました。

テスト撮影だけれど、ビデオに音楽付けて、それに合うようなエフェクトかけて、なんとなく作品っぽく。


音楽は dydjej_inja の"Please remove your headphones, I miss you..."
http://ccmixter.org/files/dydjej_inja/25648
からダウンロードしました。

最初にアップしたムービーはもっと長かったのです。
YouTubeの「オーディオ入れ替え機能」で、お、これいいじゃん、という曲があったのでその曲を使おうとしたのだけれど、ずっとYouTubeが「オーディオ入れ替え処理中」のまんまで、処理終わってくれないじゃ〜ん。
数時間待ってダメなようだから、ファイルのアップロードからやりなおし!
これを3回繰り返してもできないので、あきらめて曲選びからやりなおし。
で、持ってる著作権フリーのCDから1曲選んで、編集・アップしたけど、やっぱり違うぞこの曲は、と思ってやりなおし。
サクっと作るつもりがとんでもなく時間かかってしまった。

自転車のスタンドが片側にしかないタイプで、ふつうに傾いて立ってるので、カメラの水平を正確にとるのが難しいです。
ひとりでまっすぐ立っていられるスタンドの自転車がいですねえ。

で、これの続きの映像の一部を、Art Film Stockにアップロードしました。
http://www.artfilmstock.com/video/8685.html
- 2011.09.30.追記 : ArtFilmStocでは、現在、動画を扱っていません。なので、リンク先のページはありません。-

YouTubeのムービーの中の後半、ヤマザキパンのロゴがなければ、あのあたりもArt Film Stockにアップしたかったんだがなあ。

もう1本、荒川の河川敷で撮ったものも、Art Film Stockにアップしました。
http://www.artfilmstock.com/video/8676.html
- 2011.09.30.追記 : ArtFilmStocでは、現在、動画を扱っていません。なので、リンク先のページはありません。-

ヤーッコがこないだの試作品を見て、

売れるって言うからね。売れるんかいな!

2011年7月31日日曜日

ArtFilmStockがやってきた

ヤーッコがストックフォトのサイトを始めました。
サーリ・ヤーッコは…横浜在住のフィンランド人で、CGクリエイターだったりミュージシャンだったり、カメラマンだったり。ここ数年来のつきあいです。

ストックフォトサイトというのは、写真のデジタルデータをwebで販売するものです。
お金を出して写真を買ってもらおうというのですから、もっぱらプロのwebデザイナーや出版業界向け、ですね。日本では。
外国ではどうなのかわかりませんが、どうやら日本よりか需要は多いみたいです。
別にプロじゃなくても、webページを作るのにちょっとお金を出して写真を買う、てな人が多いのかなあ。
デザイン業界で働く人が多いのかなあ。

でまあ、ヤーッコ自身も大手ストックフォトサイトの専属カメラマンとしてそこそこ稼いでいたようなのですが、あまりにコマーシャリズムな写真を要求されるので、イヤになったみたいなのですね。
で、自分でストックフォトのサイトをやってしまえ、と。
ズバリ、ArtFilmStock ですよ、アートフィルム!
http://www.artfilmstock.com/

で、僕も写真を提供してと言われたので、このところちょこちょことアップロードしています。
現時点で一番最近のアップロードがこれ。

Eat dumplings 餃子を食べよう parallel 3D
おっと平行法の立体写真ですけど、こんなストックフォトありなんですかねえ。
たぶん、他ではあまりないだろうと。

あと、こんなのとか、

UMEBOSHI crosseye 3D

あるいは3Dじゃないのもあります。

トマト tomato


あんみつ とろり anmitsu torori

食べ物以外も撮ってます

dusk bike



Twilight Zebra
これなんかリコーCX4のトイカメラモードで撮ってそのまんまだから、あまり拡大して見られるのはつらいんですけどね。

3D写真については、本当は平行法とか交差法とかじゃなくて、左右2枚組のzipファイルとか、あるいは.mpoファイルがダウンロードできればいいんだけど、そうもいかないようで、
現在のところ、「平行法画像」「交差法画像」「右画像」「左画像」それぞれ別々のファイルを(別料金で)ダウンロードするようになってます。
(今のところ3D系は食べ物の写真ばかりなので、アナグリフ写真はアップしてません。アナグリフだと色がおいしそうに見えないから。)

このへんはまだまだプログラムが不備なようでして、だって既製品のプログラムを買ったみたいだから。へ〜え、ストックフォトサイト用のプログラムなんて売ってるんだ。
そりゃあ、3D写真のストックフォトってあまりないから、既製品では対応できないのも無理はないでしょうねえ。

既製品とは言っても、プログラマーにいろいろ注文をつけてカスタマイズしてるのですが、どうも不自由度が高いらしく、(値段次第なのかもしれませんが)
サイトデザインがまだまだ貧弱というか、さみしいというか、わくわくしない、これだけ?みたいな。客商売としていかがなものかと。
ヤーッコもwebデザインやってる人だから、わかってるとは思うけど。
安物プログラムをつかまされてしまった…のかな。。

ただ、今はフォトグラファーを増やしたいみたいです。
収入の50%がフォトグラファーに入ります、ってそれは他のサイトに比べて多いんですか。
まあでも、サイトの日本語化がまだ微妙だし、(ヤーッコは日本語喋れるけど、書くのはからきしダメです)
お金のやりとりがPaypalでUSドルなので、客としてもフォトグラファーとしても、日本人向けではないですねえ。

現時点で17人のフォトグラファーが登録してますが、いっぱいアップしてるのは…
オーストラリアのJeff Crow氏とか


ポーランドのOlga Góralewicz氏とか


ルーマニアのRichard Laschon氏とか


あとヤーッコも


まだまだ「アートフィルム」ではないですねえ。
いかにもストックフォトな写真が多いのは仕方ないかな。スタートしたばかりだから。

そして、収入面ではあまり期待してないんだけど、半年か1年ぐらいコンスタントにアップロードし続ければ、ちょっとぐらいはお金になってくれないかなあ。
でも、実は他にもストックフォトサイトのアカウントを持ってます。ほとんどアップしてないけど、ArtFilmStockが始まって日常的に商品写真?を撮るようになってきてるので、いい写真が溜まったらそっちにもアップしますか。
つくづく「自分の収入のために」だったらあまり行動しないんだけど、人に頼まれるとなにかやってしまう人間なのですね。
おみくじにもそんな事が書いてあった。

さあみんな、PayPalアカウントを作って写真を買おう!

2011年7月27日水曜日

CONTOUR HD ママチャリテスト撮影

ヘルメットカメラ CONTOUR HDを買いました。

普通のビデオカメラよりか小さいけど、すんごい小さい、ということもない。小ささで言えば、スパイカメラみたいなのも珍しくない世の中ですから。衝撃に対する耐久性が高いんでしょうね、やっぱり。
同じような用途のカメラとしてはGoProHDが有名ですがこっちの方が安いのと、幅が細いのでCONTOUR HDを選びました。
下にあるのが別売りのユニバーサルマウントアダプターで、これがないとカメラ用のネジに取り付けられません。

本来はBMXなどのエクストリームスポーツでヘルメットに貼付けたりするカメラなのですが、僕はそんなスポーツマンじゃないので、普段の自転車に取り付けてみました。
迫力あるように、ローアングルになるように。

テスト撮影
荒川の土手から五反野のサミットに

最初の数秒に、タテのラインが映りますが、どうやらスミアみたいなものらしい。
スミアが出るのは仕方ないとしても、汚い映り方をするのがどうもよろしくないですね。

風の音がゴボゴボいうのもよろしくないですね。
でも、本体をよく見てもマイクがどこにあるのかわからんのです。風対策できないなあ。
自転車のカラカラ音がいいので、音は生かしたいんだけど。

2GBのマイクロSDカードが付属しています。
1GBで約15分、フルHDのビデオを撮れますが、見ての通り、そこそこ粗いですね。
YouTubeで圧縮してるからというのもあるだろうけど、もともとのムービーも粗いのですよ。
この動画は特に画像の変化が多いからだろうけど、スポーツ用のヘルメットカメラなんかだから、画面の変化が多いのはむしろ普通なはずで、もっとビットレートを上げられるようにしてもらいたいなあ。
専用ソフトをダウンロードして
http://contour.com/software/storyteller
設定をいじれるようなんだけど、デフォルトよりもビットレートを上げるのはできないみたい。
ていうか、ダウンロードしたけど使い方がよくわからんなあ。
基本的に撮ったムービーを専用サイトに投稿するソフトみたいな。



ユニバーサルアダプター。

これがないとカメラネジに取り付けられない、というのはわかっていたけど、じゃあ本体付属のキットで何にどれだけ取り付けできるのか、買ってみないうちはよくわからなかった。
本体付属のキットだけだと「両面テープでヘルメットに取り付ける」「ゴーグルのバンドに取り付ける」しかないんだよねえ。
ユニバーサルアダプター、僕には必須ですな。

自転車のハンドルなどパイプに取り付けるアダプター。

これも欲しいんだけど、ここまで買ったらGoPro買うのと値段的にあまり変わらんですかね。GoProの方が基本キットが充実してるみたいだし。

2011年7月22日金曜日

DVD Studio Proのコンパイルファイルエラーとな

DVD Studio Pro バージョン4を使ってますが、いきなりDVDを焼けなくなりました。ディスクを挿入して、認識すると(たぶん認識してから)直後に「コンパイルファイルエラー」と言われてストップです。
シュミレーションは問題ないし、以前にちゃんと焼けてたプロジェクトファイルでもできないのです。
これは、ハードウェアやディスクの問題ではなく、なんとなくソフトウェアの問題のような気がする…
(エンコードのスタートができないので)

パソコン再起動してもダメ。
web検索してみたけど有益な情報はみつからず。
まいったな〜。
翌日やってみたけどやっぱりダメ。
またweb検索して、あれ?昨日はみつからなかったページが上位にヒットしてる。検索ワード変えたっけか。
http://support.apple.com/kb/TS2610?viewlocale=ja_JP
アップルのサポートページなんだけど、その通りにやってみてあっさり焼けるようになりました。

ていうかこのブログを書くために上のページを探したんだけど、また検索でヒットしないんだよね〜。どうなってんだこりゃ。検索ワードなんだっけ。
そのページのwebarchiveファイルをつくっておいたので、長い文章で検索してすぐみつかったからここで紹介できるけど。

忘れた時のために引用しておきます。
ユーザ設定を削除する
「DVD Studio Pro」で発生する問題の多くは、アプリケーションを本来の設定に戻すことで解決できます。この操作を行っても、プロジェクトファイルには影響ありません。「DVD Studio Pro」のユーザ設定を元の状態にリセットするには、以下の手順を実行してください。

1. Finder で、“˜/ライブラリ/Preferences”を開きます。“˜”はホームフォルダを意味します。
2. “com.apple.dvdstudiopro.plist”ファイルを“Preferences”フォルダからゴミ箱にドラッグします。

たったこれだけですよ。

あとまあ、再インストールの方法も書いてあるので、更なるトラブルの時は参考にしましょう。

焦りましたね。DVD作成の仕事を抱えてたところだったので。
DVDって面倒だね〜。普及してるし、DVDレコーダーやパソコンで一応簡単に焼けるっていうのをみんな知ってるから、あっさり頼まれることあるけど、断れるものは本当に断りたい。

2011年7月19日火曜日

映画「ブラック・スワン」black swan

於TOHOシネマズ西新井

予告編で気になってはいたんですけど、なんとなく見逃していて、ああ、このまま映画館での上映は終わってしまうのかな〜、そのへんの執着が薄れてきたよな〜、とかなんとか思う淡白な日々。
でも、1000円の日に気持ちをふるい立たせて行きました!

Black Swan
2010年アメリカ映画
監督 ダーレン・アロノフスキー

凄い、凄い映画。これを予告編だけで済ませるところだったとは!
予告編の100倍ぐらい凄い!

臆病なナタリー・ポートマンのアップでずっと緊張しっぱなしでした。

ナタリー・ポートマンちゅうたら「レオン」と「ヒート」と、あと何だっけ?大人になってからの映画も何かしら見たはずだけど、すぐに出てくる作品名がない。いや、僕がロクな映画見てないんですがね。
そう言えば「スター・ウォーズ」にも出てたような。

だけど今やっと、大人ナタリー・ポートマンの記憶に残る作品に会いました。

凄いね…
そしてこの凄い緊張映画を観ている最中にどこかから、いびきが聞こえてきて
…それも凄いな…
とも思いました。
こっちはナタリー・ポートマンと一緒に心臓ばくばくさせてるのに、うーん、そうか、この映画見ながら寝ちゃう人もいるのか…
僕もわりと眠い状態で見に行ったんだけどね。

しかし僕はこの濃密なサイコスリラーをどっぷり堪能しました。
映画はレイトショーで、終わったのが夜の11時ぐらい。シネコンのエレベーターに人と一緒に乗りたくなくて、しばらくエレベーターホールの椅子に座って待ちました。
人と一緒にエレベーターに乗ったら、どこか気持ちを切り替えなければならないから、そんな事で映画の余韻が薄れるのがもったいなかったのです。
この映画のショックは、もっとプライベートな時間で守らないと。



バレエの練習シーンは手持ちカメラばっかりでそれがかっこいいし、音楽もぴったりだし、ナタリー・ポートマンのおっかなびっくり顔にすっかり脳みそやられました。

欲を言うなら、もっとVFX控えめの黒鳥を、時間的にも長く見たかったなあ。
振り返ってみると、わりとこじんまりした映画かも。いやまあ、いいんだけど。


2011年6月12日日曜日

移動インターバル撮影 夜の伝法院通り Asakusa Timelapse

昨年12月に撮影して、オクラ入りしかかってました。
傾いてる画像を一枚一枚修正するのが面倒で…
579フレームのうち、400ぐらいまで修正したんだけど、なんか手が止まったらそれっきりで。
それがここ数日で一気に作業してしまいました。理由はないんですけど。

その、一枚づつ修正してるんだよーというのを見てる人にわかってもらいたくて、今までは見せてなかった"外側"も見せるようにしました。
ドロップシャドウをつけて、さらにわかりやすく!
したつもりなんですが、なんかあまり、気に止めてもらえなそうな。ふ〜んっていうようなナニコレっていうような。



音楽はRobert Bruceの"The Domino Effect"です。
もともとはSoundtrackで作った別の音楽をあてていたんですけど、な〜んかいまいちだったので、YouTubeの「オーディオ入れ替え」機能を使ってみました。
YouTubeがどう集めてきたのか、著作権についてある程度クリアされてる楽曲から選べるようになっています。
YouTubeが用意した作成ツールでのみ、ですけど。
ビデオの長さにあわせてフェードアウトしてくれりゃいいんだけど、そうもいかないようで。
でもこれについては、フェードアウトしない方がいい、という意見もありますね。

カメラはCanon EOS 7Dで、インターバル撮影するためにタイマーリモートコントローラーTC-80N3を使いました


買ってから調べてみるとエツミからも似たようなコントローラーが発売されてますね。こっちの方が安くてよかったか?しかもサイズが小さいから、カメラと一緒に持って移動しながら撮るにもいいかも。

2011年6月3日金曜日

niftyビデオ共有サービス終了だって

niftyの動画アップロード&閲覧サービス「niftyビデオ共有」が6月30日でサービスを終了するそうです。

http://video.nifty.com/cs/catalog/video_information/1.htm#information110412380770

オプションでアップロード時にクリエイティブ・コモンズのライセンス宣言をする機能があって、映像文化の一端を担えるか…でもなかったようです。僕もアカウントをふたつ持ってるけど、最近はめっきりログインしてないなあ。

HDビデオに対応してればよかったんだけど、まあサーバー運営の問題などあるでしょうからね。
1年以上前から、コメント受付停止など、だいぶかげりが見えてましたから。
ヤフービデオもなくなって、日本ではYouTubeとニコニコ動画が生き残り組となりました。
大多数の人にとってはむしろそれでいいんだろうけど、僕みたいに過去のブログにniftyビデオ共有の動画を表示してる者は、いちいち書き換えるのが面倒だ〜。6/30以降表示されなくなるけど、もういいかな、今のままで。

YouTubeにアップしてなくて、niftyビデオ共有だけにアップしてるコンテンツもあるのですよ。
まあいいか、どうしようか。

2011年6月2日木曜日

ピッコロ + ハクバ 2ウェイシフター piccoro stabilizer

このブログ2011.5.31.の記述「ピッコロ1700で肩イターイ」の続き

あまりにバランス調整に手間がかかるので、
現場でちょっと狂った時に修正するのが面倒なので
(YouTubeで見られるES_PROシリーズの映像に傾いたものが多いのはそのせいではないか)
ハクバ 2ウェイシフターを使用してみました。
自由雲台に2ウェイシフターを乗せて、その上にカメラを。

本来、マクロ撮影用にカメラを微動するものだけれど、この場合はカメラの位置を動かしてバランス調整用に使います。

自由雲台のみと比べて、格段に調整しやくすなりました。時間もかなり短縮されます。これはいい!
いいけど、他がそのままだと、バランスがキープされなくて簡単にひっくり返りますね。
重さが増すこと、プラス重心がぐっと上になるのが問題かと。
2ウェイシフター自体は300g程度なので、7D+トキナーのワイドレンズと合わせてもピッコロ1700のキャパシティに収まりますね。

全高が伸びて、重心が上がるならば…
高さをもっと伸ばして重心を下げてやればよかろう。
ピッコロの「しっぽ」の角度を少し広げて、(あまり広げると細かく揺れてしまう)
ウエイトをできるだけしっぽの先端に移動します。
ウエイトを増やすべきなんだろうけど、これ以上重くするのは勘弁して…

振り子テストは相変わらずよくわからないけど、これくらいならいいんじゃないかな〜。
もともとあまりうまい歩き方じゃないので、重心が上がった下がったの違いがわかりませんねえ。
浅草のテスト映像よりも安定して見える?
それはあまり遠くが写ってないからそう見えるだけではないかと。
子供の動きに目がいくし。

レンズは11-16mmのズームレンズですが、最広角ではなく14mmぐらいのポジションです。(フルサイズセンサーで23mm相当)
あまり広角だとスタビライザーの性能テストになりにくいかと。
じゃあ16mmにしろって、いやまあ、なんとなく。

上体を揺らさないように、腰を落としてすり足で、という事はしませんでした。
特に階段ではもう、普通に歩きました。
右肩が痛いので左手で保持してます。右ききなので左手はあまり力が入りません。右手と左手でこんなに違うのかと人生で初めて気付いたかも知れない。けっこうな重さでいっぱいいっぱいです。

スタビライザーなしでただ持って歩いて撮影するよりかは「浮遊感がなんとなくあるかも」といった程度ですかね。かろうじて、ないよりマシ、かな。現段階では。
しかしその為にこんな重いものを…

それに、まっすぐ進むぶんにはいいとしても、円を描いて進む、しかも中心にカメラを向けて、というのは難しいですね。
ないよりマシときっぱり言い切れないのは、カメラマンの意図するタイミングで、意図する方向に向くのが困難だからです。

早く右手復活しないかなあ。



ハクバ 2ウェイシフターだけでなく、ケンコー、UNでも同じような製品を販売してますね。


UNのはアマゾンで扱ってないみたい。
UN TWO-WAYフォーカシングレール UN-5694

ところで、3つの製品の画像を並べると…同じ工場で作ってないか?

いや、よく見るとハクバが126mm×126mm×58mmで335g
ケンコーが131mm×131mm×55mmで280g
UNが131mm×131mm×55mmで285g
ピッコロと組み合わせるなら、より軽くて薄い方がいいから、ケンコーがいいですね。少し安いし。