2010年12月14日火曜日
DVD Studio Proで音声解説DVDをオーサリング
たまにしか使わないから、細かい操作とか忘れちゃうんだよね〜。
音声解説トラック付きのビデオを作る、という仕事をやる事になりまして、どうやってやるかわからんが、多機能なソフトだから大丈夫だろう…
仕事の前に、試しにやってみよう!とは言え、先月のPCがインターネットにつながってない時期にその、ためしにやろうとしたものだから、検索して調べることもできず、ヘルプだけをたよりにやることになりました。
あれやこれや悩んだけれど、できてみたら簡単でした。
でも、半年もしたら忘れちゃうかも知れないので、ここにメモしておきます。
たぶん、同じように困ってる人もいるだろうから。
ビデオに音声解説トラックを付けること自体は簡単です。
当該ビデオトラックのトラックウィンドウを開いて、音声解説のサウンドファイルを素材ウィンドウからトラックA2にドラッグして、おわり。
これだけで音声解説付きDVDができますが、普通の音声(A1)と音声解説(A2)の切り替えは、リモコンのオーディオトラック切り替えボタンに頼るしかなくて、メニューで選択、ではない。
個人的にはそれでもいいと思う。自分がDVDで音声解説を聴く時は、リモコンで直接トラックを選んで、メニューから追うことはほとんどないから。
でも、仕事でオーサリングだから、メニューで選択できないとかっこわるいな〜。
で、それはスクリプトでやります。他にやり方があるのかも知れませんが、とりあえず僕がみつけた方法。
スクリプトとは言っても、テキストエディタで書くのではなく、インスペクタでプルダウンメニューやなんかで選んで作るので、難しくはないです。
プロジェクト メニュー/プロジェクトに追加/スクリプト
を実行。
スクリプトウィンドウに1行だけのコマンド Nop があるのでそれを選ぶ
インスペクタがスクリプトコマンドになる。コマンドのプルダウンメニューで"Set System Stream"を選ぶ。
パラメータのラジオボタンを"即値"にして
オーディオのチェックボックスをオンにして、プルダウンメニューで"オーディオストリーム2"を選ぶ。
すぐにビデオを再生する場合はスクリプトを追加。スクリプトウィンドウの「+」をクリックすれば新しい Nop ができるので、それを選んで、インスペクタのコマンドのプルダウンメニューを"Jump"にして
ジャンプ先を当該トラックにすればOK
このスクリプトをメニューのボタンに割り当ててやれば、DVDのメニュー画面でボタンを押すと音声解説トラックでビデオが再生されます。
ここまでやったら、音声解説をOFFにするボタンとスクリプトもないとね。同じ手順で作ります。
OFFにする場合は、スクリプトですぐに再生しなくてもいいだろうから、メニューに戻るジャンプを付けます。
そのジャンプコマンドなしで、シュミレートしたらば、なんか真っ黒な画面になってしまったので、どっかしらジャンプした方がいいみたい。
こうやって書いてみると簡単、やってみても簡単なんだけど、ヘルプマニュアルだけで最初にできるまでは時間かかりました。
ええと、音声トラックの切り替えは"Set System Stream"でやれるとして、その前にどのビデオなのか指定しなきゃならんだろうから…どうやってやるんだ?
僕のぼんやりした知識だと、コマンドの基本はまず対象物を指定して、その後に指令を送る、という順番なはずで、あれ?そうじゃないんだ、というか対象物はDVD全体になってしまうのね。
それに気付くまでに色々試行錯誤してしまったのです。
ほんと、DVD Studio Proって、多機能だけど解説本がほとんどないみたい。
みんなどうやって使い方を知るんだろう。
アップルストアのセミナーでも行こうかな。
2010年12月6日月曜日
せっかく経済没落中なのに 〜青少年健全育成条例に思う
僕はここ10年ほど、漫画をほとんど読まないし、アニメも宮崎アニメぐらいしか見てないけれど、それでも"表現を規制する"というのは原理主義的に、条件反射的に反対したくなりますね。
まあ、規制したい人の気持ちもわからないではないけれど。
僕の勝手な印象だと、歴史的に、国や地域が文化的に栄えるのは、その国の興隆期ではなく、没落期な気がしますね。
統計とったわけじゃないので、ぼんやりした印象ですけど。
してみると、現在没落まっただ中の日本、100年に一度なくらい文化的に盛り上がっててもいいはず。
実はそうなのかも知れない。当事者にはわからないだけで。
国力の没落期が文化的に成熟する期間だとしたら、それは表現者にとってチャンスのはず。今がそうなのかも。
文化的な遺産をくっきり残せる時期なのかも知れない。(残すことがいいことがどうかは別として)
その時期に表現を規制するなんて、もったいない。
せっかく没落中なんだから、この機会にいろいろやっておかないと。
あるいは、この100年の日本ごときの勃興なんてさざ波みたいなものだから、文化的にもさざ波程度かも知れないけど。
近頃やたら聴いている Hot Chip In Concert
今年の4月のライブですね。1時間23分あるけど。
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=126140989
(ダウンロードしなくても聴けますで)
Hot Chipって全然知らなかったけど、今もよく知らないけど、この一週間ほど、やたらヘビーローテーションで聴いてます。飽きろよオレ。
いきおい、iTunesでシングル"Over and Over"をダウンロードしたけど、
http://itunes.apple.com/jp/album/over-and-over-single/id111264949
ライブ音源の方がいいなあ。
2010年12月4日土曜日
Jaakko's ambient live
シンセサイザー奏者のサーリ・ヤーッコがゲストを交えながら、時には即興で、時には声を出して演奏します。
ライブそのものもEOS 7Dで撮影しましたが、開場前から準備してるところをインターバル撮影もしました。
そのインターバル撮影のムービーと、ライブの映像を合成してみました。
ライブ映像もインターバル撮影もわけわからんですなあ。
どっちもそれだけだとつまんないかな〜と思って。
ライブは他にも撮ったのですが、これもそうなんだけど、どうも音がいまいちですね。
ライブは適度な音圧があってよかったんだけど、録ってしまうと貧弱で、なんだかなあ。
7D本体のマイクだからでしょうねえ。
7Dは映像はきれいでも、マイクは普通に"デジカメのマイク"ですから。今、適当な外部マイクがないし。
光は正面からプロジェクターを投影していて、ほぼその光だけでした。
プロジェクターの映像ネタはヤーッコ自身が制作したループ映像です。
本職はミュージシャンではなく、映像制作…なのかな。
でまあ、こうやって撮ってみると、プロジェクターの光ってのはあまりきれいじゃないですねえ。
感度をかなり上げてるせいもあるのかも知れませんが。
コンサートとは言いましたが、ヤーッコの友人・知人だけを集めて、入場料などとらずにやったものです。
贅沢な趣向でしたねえ。
サーリ・ヤーッコのCGアート
http://vfxjaakko.blogspot.com/
2010年12月3日金曜日
コンパクトじゃないデジカメ用カメラバッグ
まあ、だいぶ使い込んだから寿命かもな〜と。本体は仕方ないとして、それ用に買ったカメラバッグがぴったりのサイズで、他に使い道がないのです。
7Dを入れるには小さいし、ここに入るようなデジカメやビデオカメラには大きすぎるし。
形が四角だったら他に使い道もあるけれど、これじゃあカメラ入れるしかない。
LoweproのTLZ mini
使わないからといって「捨てる」それももったいないので、もし、欲しいという人がいたら無料であげます。
開口部の内寸は150mm×100mmぐらい。深さ150mmぐらい。最深部の内寸は…60mm×75mmぐらい。
もちろん中古品です。大きな汚れなどはありませんが、全体的にうすぼんやりしてますね〜。なぜか外よりも内側の方が変色してる気がします。
新品で買って3000円ぐらいかな。こんなものに中古市場があるのかどうか知りませんが、宅急便で着払いだと650円ぐらいですかね、それほどの値打ちがあるのかな。
知り合いなら手渡しすればいいし、知らない人からはたぶん、メール来ないだろう。。
iTunesで映画レンタル rental movie
映像データをダウンロードして、見はじめたら48時間後にデータが消えてしまう。見ないでいても一ヶ月で消えてしまう。なるほど〜。
レンタルだけでなく販売もやってます。
販売だとSDで1本1500円。HDで2500円。
レンタルはSDが200円。
HDが300円。
レンタルについては、そんな安いとも思わないけれど、高くはないですね。
リアル店舗、店員、メディアの入れ物などがない事を考えるともっと安くてもいいはずだけど。
あまり安いとリアル店舗を持つレンタル屋が駆逐されてしまう、という業界の圧力でしょうか。
しかし僕なんかは、うちの近所に関して言えば、レンタルビデオ店はとっくになくなってる。
一番近所のが3年ぐらい前になくなって、じゃあ次はここかなあ、でも微妙な距離だなあ、とか思ってたらそこも閉店、なので最近は図書館からたまに借りるのみでした。
宅配レンタルについて、じっくり調べた訳じゃないけれど、例えば一ヶ月2500円で何本まで、みたいなシステムが普通だと思う。
でも僕の場合は、一ヶ月何も借りない、1本しか借りない時もあるだろうから、そんなシステムはちょっとね。
それに、うちにはテレビがないのでDVDをパソコンで見るのだけれど、24インチぐらいのPCモニターで見るとSDのDVD画質には不満を感じてしまう。
と言ってブルーレイのドライブもないし、フツーのDVDをお金払って借りて見るのはちょっと腰が重い(以前に比べると「映画」というものへの興味が薄れてるせいもあるでしょう)のですね。
そんな状況の人間にとって、iTunesの映画レンタルは“当たり”ですね。
これはヤバい…お金使っちゃう!
幸いにしてまだラインナップは貧弱だけれど、(DVDが1000円ぐらいのハリウッド映画ばかりで、ダウンロード販売が1500円ってどうなんだ?)
これからどんどん増えたら、DVDが発売されないような70年代のアクション映画が加わったら、ヤバいっすよ〜。
勿論HDでお願いします!
ためしに借りてみたのが「座頭市地獄旅」(HD) 1965年 三隅研次監督
以前にSDのDVDで見ている作品ですが、よく覚えてなくてまた借りた、ていう状況。三隅研次ならいいんですよ、オレは。
HDの映画ソフトは初めて見たけれど、いいですね〜!黒が黒くなってて、ツブレもない。
この作品の場合、HDとは言っても、横幅1280サイズの、セミHDです。(他はどうかわからない)
うちのパソコンのモニターが解像度1680×1050なのでそこそこ拡大されるのですが、ほとんど気にならない。
細かくざわついたような動きがブロック状になる箇所もまったくないではないけれど、SDのDVDに比べたらわずかなもので、充分映画にのめり込めます。
ちなみにデータ量は2.4GBぐらいだったかな。それってDVDに比べたらデータ量少ないんだけど、DVDよりきれいっていうマジック。
それでもダウンロードに40分ぐらいかかったから、供給側としてもデータ量はあまり増やさないようにしたいのでしょう。
ちなにみ2.4GBをダウンロードするのに40分だと、速度は8Mbpsですね。ダウンロードした当時はひかりONEだったので、今よりちょっと速いと思うけど、映画レンタルのサービスが始まったばかりで、金曜の夜だから、そのくらいのスピードなら御の字なのかな。
ところで、ハリウッド映画が大多数なのに、なぜか座頭市シリーズ(大映時代)が揃ってます。
大魔神もあって、コピーライトが角川映画になってるから、角川が権利を入手して、ためしにiTunesに並べてみた、ってとこですかね。
今までにもこういうサービスがない訳ではなかった。
数年前に、日本で放映・販売されないようなテレビ映画を見たけれど、値段も店頭レンタルと同じか、もっと高いくらいだし、解像度も低いし、さんざんだった。
ブロードバンドなんて言葉が喧伝されるようになってもう10年ぐらい経つけれど、やっとそれらしいサービスが始まりましたね。
iTunesのアフェリエイトでも映画レンタルできるようになりました。
でも映画のアイコンが出ないのはつまんないな〜。
「座頭市地獄旅」
シリーズ第一作「座頭市物語」が好きなんだ〜
2010年11月26日金曜日
PCでネット接続再開
以前のKDDIひかりONEが急に接続できなくなって、原因不明なんだけど、解明するのめんどくさいな〜、フレッツ光の方が安いからそっちにしよう、てなノリでした。
同じ建物なのに、ホームタイプとマンションタイプの違いで、年間3万円ぐらい差がありますからね。
どちらにせよ公称100Mbpsですが、フレッツ光にして計測サイトで計ったところ、むむ、下り11Mbpsってそれ、遅いんじゃん!
以前は計測値80Mbpsだった…とは言え、同じ計測サイトじゃないから、数字で判断しきれません。
(以前の計測サイトはKDDIの専用サイトだったのです)
実際に少々ネットサーフィンしてみた感じだと、違いはまったく感じませんね。
しかし、それなりにスピードが求められるサイトとなるとどうなのか。
Front Rowで映画の予告編を見ました。3分程度のHD予告編をDLするのに3〜5秒程度。実用面では充分な速度と言えるでしょう。
下りはいいけど、上りは…FTPでファイルのアップロードをしてみたけど、これは遅くなった〜!
体感速度数分の1になったと言っても言い過ぎではない。
今日、一回やってみただけなので断言はできないけれど。
まあ値段が安くなったので、許容範囲と言えるかなあ。
しかし、こないだ(ひかりONE時代)iTunesの映画レンタルで、HD映画1本DLするのに40分ぐらいかかったから、100Mbpsでも遅いと感じる時代が、もう来てるのかなあ。
いや実はiTunesの映画レンタルについては、100Mbpsきっちりだと3分程度でDLできるはずのデータ量なのです。混み合ってたとか、いろいろ事情はあるのでしょう。
だとして、1Gbpsだと10倍の早さでDLできるのかなあ。
ところで、10日ぶりにFacebookにPCでログインしたら、ふつうに感染アプリを踏んでしまいました。
うわ〜、どうしよ。
フレンドが少ないのを幸いに、ひとりひとりにメッセージ「感染するから注意」を送って、ええと、アプリってどう削除するんだ?
パスワードを変更してブラウザを再起動したけど、効果ないみたい。感染アプリ君いますね。
ヘルプを参考にして、(ヘルプの記述そのまんまじゃないからややこしい) 「アカウント/プライバシー設定/アプリケーションとウェブサイト」で当該アプリを削除できました。
ただ、最初の数分にアプリの活動が集中するようで、その後は何もしなくても沈静化してたから、削除は結局、気分の問題になってしまうのかも知れない。
2010年11月22日月曜日
NTTの軍門に下る
ひかりONEの前身のTEPCOひかりからだと、5年以上使ってたと思うんだけど、それが月々約7000円。ホームタイプだから高いんですわ。
それが最近施設されたフレッツ光だと、マンションタイプになるので4500円ほど。
財政状況厳しい昨今、ついにNTTの軍門に下る事になりました。
ってNTTに何の敵意もないけれど、より"独立した存在"というものに憧れるじゃないですか。
KDDIだからどうだ、という事もないんだろうけれど。
年間3万円はでかいですからね。
さて、どちらにせよ公称100Mbpsだけど、実際にはどうだろうねえ。
ひかりONEも専用ではなく共用だったけど、計測サイトでは80Mbps以上の数字がでてた。(KDDIのサイト)
大人数で共用はしてなかったと思う。
フレッツ光はより大人数で共用しそうな予感ありです。
アパートに普通に施設されてる訳だから。
まあ、多少遅くなってもしゃあないか。安くなるんだし。
という事で、いまだにパソコンはインターネットに繋がってません。
順調にいけば、今週末にフレッツ光で接続できそうです。
この投稿も携帯からです。
ニフティのメール、携帯のニフティサイトでwebメールとして送受信できるので、どうにかチェックしてますが、一日に50通ぐらい迷惑メールが来る。
うざったいったらありゃしない。
PCならメールソフトにフィルター機能があるのに〜。
2010年11月17日水曜日
どうした光
昨夜からPCがインターネット接続できなくなりました。
PCメールの送受信できませんので。
この書き込みも携帯メールからです。
長引きそうな予感がするのでブログでお知らせしておきます。
ひかりONEの端末が光を認識しないようです。
ミクシィやフェイスブックは携帯でアクセスできるので、メッセージある方はそちらにどうぞ。
とは言っても、携帯でミクシィ、FB、ツイッター、面倒だな〜。
ツイッターは一日に数回ログインするけど、ミクシィとFBは一日一回かな。
とブログで言っておこう。
2010年11月14日日曜日
移動インターバル撮影 入谷あさがお市 iriya, market of morning glory
ムービー化自体はとっくにやってるけど、ブレ補正作業をして、画像にエフェクトをかけて、音楽をつけて、作品らしくしたのです。
カメラはキャノンEOS 7D
パソコンで画像一枚一枚をブレ補正するから、やたらめったら時間がかかる。
撮ったのが7月で、できたのが11月。
もっとも、ヒマがなくて、本格的に作業始めたのは先月でしたけど。
ブレ補正する前はこんなんです。
(このブログの記述2010年7月13日)
ところで、この音楽、AppleのソフトウェアSoundtrackで作ったんだけど、
作ったとは言っても、用意された素材音源そのまんまで、時間をちょっと変更したくらいだけど、
でもまあSoundtrackに提供されてるって事は、著作権に関する問題は発生しないはず。
なのに、YouTubeからメールがきたぞ。
あなたの動画「移動インターバル撮影 入谷あさがお市 Asagao Fair Time Lapes」に、Kontor New Media さんが所有またはライセンスを所持しているコンテンツが含まれている可能性があります。
なんだか非難されてるようで、気ィ悪いですね。
さらに、YouTubeのページの、ムービーの下部には
「Vinito - Aurora Borealis この曲をダウンロード」なんていう、曲の広告が載ってて、リンク先のiTunesのページに行ってみたら、
http://itunes.apple.com/album/aurora-borealis/id384101896?i=384101934&ign-mpt=uo%3D5
そこの9曲目がたしかに、違う曲なんだけど、同じ音源を使用してますね。
このアルバムのアーティスト、Vinitoが、もともとの音源の所有者で、Soundtrackに音源を提供した人なら、まあわからないではない。
しかし、Vinitoが、同じ音源をサンプリングして曲を作ったなら、当人はこんなことになってるとは知らないとしても、レーベルとYouTubeの細かい契約までは関知できないとしても、迷惑な話だよね。
ちなにみ、当該音源ファイルのファイル名は"Designer Synth 24"で、それをApple Loops ユーティリティで開くと、
作成者 Jeff Taylor
著作権情報 Copyright (c) 2000-2007 Apple Inc, All Rights Reserved
になってます。
ところで、あちらのiTunesでは1曲0.99ドルなようですね。日本では1曲150円。現在、1ドルは83円という円高っぷり。Appleはいい商売するよな〜。
もっとも、ほんとは1曲100円にしたかったけど、日本の音楽業界からの圧力で150円になったとか。結局、消費者の利益が無視されてAppleに儲けさせている。
2010年11月12日金曜日
YouTubeチャンネルもういっこ yoshingArtMovie
こないだまで、ブラジルUFO用に取得したアカウントufokantokuでブラジルUFOに関係あるのもないのも一緒くたにアップしてましたが、
http://www.youtube.com/user/ufokantoku
ベンベンビデオ始めるにあたって、ブラジルUFO以外のミュージシャンの映像をアップするチャンネルがあってもよかろうと、venvenYoshing でもうひとつ作りました。
http://www.youtube.com/user/venvenYoshing
先日、さらにもうひとつ、実験映像・アート映像系をアップするチャンネルを開設しました。
http://www.youtube.com/user/yoshingArtMovie
とは言っても、現時点でアップしてるムービーは、過去に公開したもの2本だけですけど。
いちどufokantokuでアップした「移動インターバル撮影 2009.2.11 浅草寺 time lapes」をufokantokuでは削除して、yoshingArtMovieで再アップロード。
それと、Flickrでアップしてた Sayoko wiggle をYouTubeに移植。
近日中にもう1本、移動インターバル撮影の新作をアップすると思います。
今年の7月8日に撮ったものです。(このブログ2010年7月13日の記述)
別にYouTubeにこだわってる訳じゃないんだけど、vimeoでもいいんだけど、英語とにらめっこするの面倒だったのでYouTubeにしました。
しかし、Googleアカウントもういっこ作らないとダメなのね。ufokantokuの時はGoogleアカウントいらなかったんだけどね。
だからまあ、いちいちGoogleログアウトしたりログインしたり、めんどくせ〜。このブログもGoogle組だから、yoshingArtMovieでアップしたら、ログインし直さないとブログに投稿できない。
もっとも、yoshingArtMovieはそんなに頻繁にアップロードしないだろうけど。
なにしろ7月に撮ったのがやっともうすぐなくらいですから。
2010年11月8日月曜日
Canon EF-S18-135mmとSIGMA 30mm
今まで持ってたのがレンズキットで買ったキャノンのEF-S18-135mm F3.5-5.6 ISでして、まあ35mmカメラ換算だと29mm〜218mm相当なので、使う機会が多そうだから、これでよかろう、てなチョイスでしたが、やはり開放でF3.5というのは、もうちょっと明るいのが欲しい時もある。
なので、単焦点レンズだけれど、明るいのを買ってみました。
7Dで焦点距離30mmというのは、35mmカメラ換算だと48mm程度。
いいですね。
キャノンのEF-S18-135mmに不満と言いますか、危惧がもうひとつありまして、
食べ物などの接写をして、ぴくぴく3D写真にした時に感じるのですが、周辺部の歪みが大きい、ような気がするのですね。
比較してみた画像です。
お皿の手前側、キャノンのレンズの方が、より大きく動いてる、お皿をひねってるように見えるのですが、これが画像の歪みでしょうねえ。
以前、フジのS7000で撮ってた時はこういう「ひねり」は感じなかったので、EOSで撮ってて「あれ?」と思ったのです。
じゃあS7000の方がいいレンズなのかというと、S7000はセンサーが小さいのでレンズ先端から1cmぐらいの接写ができるのですね。
なので、レンズから数cmのところで最広角で撮るのと、
EOS 7D+18-135mmレンズで、20cmぐらい離れてズームして撮るのと、
その違いで「ひねり」が発生する、という事もあると思います。
ここでS7000で同じモノを撮った画像があるといいんだけれど、S7000はセンサーが壊れてしまったようで、撮れないのです。
さて上の画像、レンズ以外はまったく同じ条件、ではないです。
フィルターが、キャノンレンズで使用してるのがケンコーMCクローズアップNo.3で、シグマで使用してるのがマルミ光機のクローズアップ+3です。
18-135mmレンズがフィルター径67mmで、シグマ30mmがフィルター径62mmなので、またフィルターを買いそろえなきゃならない…。
焦点距離はもちろんシグマは30mmですが、キャノンの方は…だいたい同じぐらいにしてみたつもり、という程度。
F値も違います。被写界深度は今回のテストのテーマではないので、見た目の明るさが合うようにしました。
もうひとつ、本来重要なはずですが、撮影時のカメラ位置、なんとなく同じになるようにはしてみたものの、厳密には違います。これが違うとこのテストの正確さに疑問符がつきますが、まったく同じにするのは面倒だったので。
でもだいたい合ってると思うんだがなあ。
んー、やはり単焦点レンズの方が「ひねり」が少ないですね。
レンズの善し悪しというか、ズームレンズ対単焦点レンズだと、こういう事になるのかな。
面白い映像を作るならひねりもアリですが、より立体感に集中してもらいたいなら、余分なひねりはない方がいいですね。
2010年11月2日火曜日
EOS 7D用に買ったLP-E6互換バッテリー
アマゾンで検索したら純正じゃないけど2970円のがありました。半額以下じゃん!買ってみた!
ふつうに使ってみて、バッテリーの持ちぐあいは、まあいいんじゃないの、という感じ。
一度の撮影で、1本のバッテリーを一気に使い切って次に、という事は今まであまりないので、なんとなくしか言えないけど、純正品よりもやや使用時間が短いかな?
まあその時は、このバッテリーを買って2回目ぐらいの充電だったので、本領発揮でもなかったのかも知れないけれど。
でも値段が安いから、バッテリーとしては申し分ないです。
え、もう終わりなの?さっき替えたばかりなのに!という事はないです。
問題は、純正品と比べてどこかが0.何ミリだか大きいようで、純正の充電器にセットするとき、やや硬い。
あれ?充電器にセットできないじゃん!って一瞬思った。
まあそれは大きな問題じゃない。結局セットできるんだし、外すのは硬くないので。
カメラ本体に入れて、使用して、出す時が問題。
バッテリーがカメラ本体からなかなか出てくれないのです。
ストッパーツマミを広げて、クチを下にして、ぐいぐい振ってやっと出てくれる。
それでもまあ、普段はさほど問題ではないと思う。結局出し入れはできるのだから。
しかし、急いでバッテリー交換をしなければならない状況では、問題になりそうだ…。
もうひとつ、もうちょっと安いのがありました。
これは僕が買ったのとモノが違いますね。ラベルが違うから。サイズはどうなんでしょうねえ。
更に検索すると、バッテリーと充電器のセットで1780円ってのもあるけど、残量表示されないし、純正充電器で充電できないって、それもなんだかな〜。
2011.10.24.追記
なんだかバッテリー、ダメになった…かな。
充電してるはずなのに、カメラに入れると「充電たりません」サインで終わってしまう。
だんだん弱くなったのではなく、急にそうなりました。
Canonの純正充電器で充電してます。充電器はある程度の時間充電させると「充電完了」のサインを出します。
普通は、充電が終わるとバッテリーも充電器も熱くなるんだけど、それがないなあ。
この1年でこのバッテリーをどのくらい使ったか数えてませんが、だいたい10回ぐらいだと思う。
こんなもんですかねえ。
追記の追記
バッテリー、生き返ったようです。
うーん、うーん
2010年10月28日木曜日
PV制作 WEL "ENDURANCE" 記述2
足立区 谷在家駅前 studio Creatureにて撮影。
スタジオ撮影は4時間。
プラス、スタジオ近くの公園で30分程度撮影
雨あがりだったので、蚊がいっぱいいて、刺されまくった…
記述1のつづき
牢屋も同じスタジオです。
背景のトタンがあまり牢屋っぽくないんだけど、仕方がない。
ローアングルにすると、トタンと天井の境目が見えてしまって、そのへんで"ツクリモノ"っぽさが露呈してしまうので、これもローアングルにできなかった。
まあ牢屋については、正面からのみでドラマチックに見えれば、その方がかっこいいけれど。
照明は裸電球(ちょっと違うけど、そんなようなの)ひとつのみでした。
もちろん撮影スタジオなので、照明を増やそうと思えばできたけど、実際近くに照明をセットしてみたけど、うむむ、この時の僕の脳みそ君は「照明は真上から」「鉄格子には正面から光を当てたくない」と主張していたので、裸電球ひとつだけを、鉄格子の手前ではなく、鉄格子のすぐ奥に、なんとか真上にセットしたのです。セッティング方法の制限があって、もっと重い照明を使えなかったのです。
なのでまあ、暗い暗い。
感度をぐいっと上げられるカメラでよかった。とは言えノイズ大発生。でもまあ「牢屋」な状況なので、ノイズもありかと。
しかし、トタンなせいか、光を反射して背景が明るくなってしまいますね。背景はもっと暗い方が「牢獄」っぽいんだけど。
トタンの縦縞な明るさはむしろファンタジーにつながる気がしますが…それはそれでいいのか。
「牢屋」と「白背景」以外に、なにかメインになるシチュエーションを作りたかった、もうひとネタ欲しかった。演奏・歌唱シーンで。
もっと何か、イメージが広がるようなのがあってもいいかと思うんだけど、あまり直接的なのも芸がない、美しくない。
牢屋にばかり「意味を求める視点」が集中しやしないか?ここまで牢屋づくしだとそんなことなくなるかな。
いずれにせよタイムアップで撮影終了。
編集にはそこそこ時間かかりました。終わってみたらわりとハードワーク。これがベンベンビデオの標準と思われたら…まあいいか。
WEL ブログ
http://wel-cafe.dreamlog.jp/
近頃はソロよりも、もっぱらバンド(ドラム担当)でライブやってるようです。
インディーズバンド向け格安PV制作!
ベンベンビデオ
http://venvenvideo.com/
2010年10月27日水曜日
PV制作 WEL "ENDURANCE" 記述1
"ENDURANCE"
ベンベンビデオの格安パックでの制作です。
ありがとうございま〜す。
スタジオ撮影は4時間。
スタジオの近所の公園で30分程度。
今までのビデオよりクオリティが上がってる気がするかも。
EOS 7Dを使ったから、でもありますね。
7Dでの初めてのPV制作です。
でも、それよりも、撮影スタジオだった事が大きいですね。
白背景の映像など、なにも苦労せずにきれいに撮れました。
牢屋もスタジオです。同じスタジオ。
足立区のstudio Creature
ベンベンビデオでは音楽スタジオを推奨してますが、まあそれは予算の問題でして、撮影スタジオでできればそれに越した事はないです。
でもたいていの撮影スタジオにはドラムセットなどないし、白背景にしたって、バンド全体となるとかなり大きなスタジオが必要になってしまう。
でも今回はギターボーカル1人なので、音楽スタジオだとむしろさみしい?小さな撮影スタジオでよし、という戦略が当たりましたね。
このスタジオを提案したのはWELご当人です。
足立区に住んでるけど、こんなスタジオがあるの知らなかったなあ。
ただそれでも、もっと大きなスタジオがよかったなあ。
白背景の映像で全身が写っているものがないけれど、もっとカメラを引くと白背景のフチが入ってしまうのです。
いや、カメラが横だと、ギリギリまで下がっても全身は入らないだろうなあ。(35mmフィルムカメラ29mm相当のレンズ)
後で考えたらカメラをタテにして撮って、後でFinalCutでどうにかしてもよかった。それはそれで面倒なんだけど。
ちょっとローアングルにすると背景のセットや天井が入ってしまうのもつらい。
いくつもの状況を再現?してるようなスタジオなので、ひとつひとつは狭いんですねえ。
EOS 7Dで、解像度1280×720で撮りました。
YouTubeにもそのままアップしてます。
1280×720だと60fpsになるので、あとあとスローモションにする場合いいかな〜と思ったのだけど、シャッター速度1/60だとあまりきれいなスローにはならないようで。
それよりもピントが微妙だったので、1080で撮らなくてよかった〜。
普通に立ってもらって、ピントを合わせて、さあ撮影、パフォーマンスしてもらうのだけれど、身体が動くからピントが合うかどうか心配で心配で。
どうにか、んん〜?てな瞬間もあるけれど、おおむねピントは合ってるような。
YouTubeの映像を見てもわかりにくいだろうけど。
ちなみに"ENDURANCE"を辞書サイトで検索すると「忍耐力・耐久性」などが表示されます。
記述2につづく
2010年10月26日火曜日
iTunes Ping やってみる
まあやんなくてもいいんだけど、どうせiTunesは使うんだし、なんとなく登録。
お店の会員が商品について盛り上がってるようなもんで、商業主義に毒されてる気がしますな。
魅力は、「いいね!」と言う以外、何もしなくてもいいユルさですかね。
(そうなのかな?)
ともかく、Yoshinaga Hiroshiのページはこちらです。
ちょっと熱が上がって買ってしまったアルバム。
Natalie Merchant "iTunes Session"
http://itunes.apple.com/jp/album/itunes-session/id380357318
2010年10月25日月曜日
w3とな fuji finepix w3
いろいろ忙しかったり、忙しくなかったりしてたのです。
ぴくぴく3D写真ブログは順調に更新してまして、
最近はそっちが滞ってきたかも。
ま、それはともかく、
9月にFUJIからW1の後継機、FinePix RWAL W3が9月に発売になってました。
http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepix_real3dw3/
お店で手に持っていじってみた感じですと、W1との大きな違いはHD動画が撮れる、という事ぐらいかなあ。
W1に比べたら、指が入りにくいデザインになってそうなのと、「指がかり警告機能」があるのもいいですね。
でも他はあまり変わらん気がしますねえ。
僕としては、高感度時のノイズがもっと少なくなってほしいのだけど、どうもあまり変わらないような。
それと、アドバンスド3Dモードの時に露出がオートのみになってしまうのも相変わらずですね。
接写のSDをよくやるけれど、ISO800じゃなくていいのに〜こんなにノイズない方がいいのに〜、という写真になってしまう。
動画撮影時に露出オートになってしまうのも変わらないようで。
だからHD動画が撮れるとは言っても、ちょっと暗くなるとノイズが発生するんだろうなあ。
なので、すでにW1を持ってる僕としてはあまりそそらないんだけど、ちょっと安いんだよね、これ。
アマゾンで4万3千円。
W1を買ったときたしか5万円弱ぐらいだったから、最初からこの値段はいいですね。
W1に至ってはもう、3万6千円ですよ。
もっとも、高級路線じゃないから、それくらいの値段にしないと売れないかな。
安いのが市場に出て来てますから。
http://www.lets-co.jp/3dhp/3dsunday/
2010年8月6日金曜日
ぴくぴく3Dブログ pikupiku3d
5月から始めたのですが、人にはおしえてなかった。
先月からツイッターで一日一枚、ぴくぴく3D写真をツイートしてまして、それはFlickrの写真ページに直リンクで、ブログは関係なかったんだけど、ブログだとひとつのアドレスで複数枚見せられるから「組写真」みたいなこともできるので…
そんなにネタを作りつづけるの大変なんだけど、ブログを広く紹介するために、そっちもツイートすることにしました。
PikuPIku 3D Photo
http://pikupiku3d.blogspot.com/
最近の写真です。
2010年7月28日水曜日
anaheim electro 新宿nine spices
カメラはキャノンEOS 7D
ええっと、マイクアッテネーターを通すために、外部マイクを付けないとね。
アイワCM-S3をショックマウントに通して…なんか太さギリギリだなあ…マイクのケーブルが長いので丸く巻いて縛って…
で、撮影してみたけれど、マイクケーブルがコツンコツン頭に当たるのですね。
カメラにUNモニタリングPro MCマスター(このブログ2010.4.20の記述)を装着しているので、頭をぴったり付けて覗き込むことになります。
でもまあ、ショックマウントも付けてるし、なんとかなるだろ、と思って撮影続行。
なんともなりませんでした。家に帰って再生してみたらひどいノイズ。
ただこのノイズは、ケーブルに触れたせいではなく、プラグがちゃんと入ってなかったようなノイズなのです。ブツ、ブツっと。
ブツブツいわない時でもサーっとノイズがあって、演奏の音がレベル低い。
本番前の音出しの時にちょこっと撮影して、ホールの外の比較的静かなところで再生・確認したのだけれど、そこまではわからなかった。
7D本体のスピーカーではそこまで判別できませんね。
せっかく映像はきれいに撮れたのに、このひどいノイズはいけませんねえ。
どうしたものか。
anaheim electroベースの原田さんに、ライブの音源があったら下さい、と連絡したら、ありました。もらいました。
立派な音源が他にあったんじゃん!
6分50秒。カメラワークのバリエーションを考えると、きれいに撮れてても飽きてしまうなあ。
ワンマン・ワンカメ収録の難しい課題。
次回、プラグをちゃんと挿す、マイクコードをどうまとめるか、というのも課題。
2010年7月24日土曜日
Loreo Macro 3D Lens がやってきた
http://www.loreo.com/pages/products/loreo_3dmacrocap.html
フジのW1はステレオベースが77mmで、マクロ撮影には向いてないのです。
マクロの立体写真は、静物に限って、一台のカメラ・レンズで一度撮ってから少し動かしてまた撮る、という方法だったけど、これで1度のシャッターで撮れる!
スレテオベースは20mmぐらいかな。いいですね〜。
何か撮ろう!
静物じゃない方がいいね。
という事で、ホットケーキにくろみつ!
これはYouTubeのyt3dタグを利用して、3D表示にしています。なので、こういうタテ型の画像だと余白が多くなってしまうのです。
詳しい事は…やってみればわかります。。
こういったブログなどに表示させるとyt3dタグは無視されます。
なので、ここでは交差法で立体視するしかないです。
もういっちょ。
学研 大人の科学 35mm二眼レフカメラを組み立て!
先月、学研大人の科学 35mm二眼レフカメラをもらったのですが、このマクロ3Dレンズが来るまで、あえて組み立てないでいたのです。組み立てる時に3Dでインターバル撮影してやれ!と。
これは、撮った写真をそのままの画角でムービー化しています。
なので、平行法で立体視するしかないです。
なので、そんなにワイドじゃないです。トリミングしたくないので、レターボックスにしてます。
カメラのボディはEOS 7Dです。
まあなんと言いますか、わかっていた事ですが、レンズとしてはあまりいいものではないんですよね。
それに、開放でF11、やっぱり暗い。
ピントが合う範囲が20cm〜80cm程度。もうちょっと近くまで寄りたいけれど、まあこれも分かってて買ったのだし。
人の顔とか撮るのに、たぶん丁度いいのではないかと。
ところで二眼レフカメラ、おもしろいですね!
ファインダーを覗いて見えるものが、デジカメとはもちろん、今まで持ってたフィルムカメラとも違って、面白〜い。
ピントわかりにく〜い!
2010年7月15日木曜日
映画「グリーン・ゾーン」green zone
見たの5月ですけどね。
GREEN ZONE
2010年 アメリカ映画
監督 ポール・グリーングラス
最高しびれた傑作「ボーン・アルティメイタム」のコンビ、マット・デイモンとP・グリーングラスの新作とあっては期待大!
米軍進行数週間後のバクダッドを舞台にしているけれど、政治的な内容ではなくてエンタテイメントであるっていう話しは聞いてた。
エンタテイメント大いに結構じゃない!
どんどんやってくれ!
と思って見たのだが、
う〜ん、及第点はあげられるし、それなりに緊張感と迫力はあるけれど。
そもそも「イラクに大量破壊兵器はなかったけど、アメリカが言い掛かりつけて進攻した」というのはもうすでに定説になってるので、
大量破壊兵器の存在を信じて頑張る熱血漢が、じわじわと裏のカラクリを知る…
なんていう役どころをマット・デイモンが演じてても、あまりリアルな感触がない。
もちろん実際にそう思っていた人はいっぱいいたろうけれど、
なにしろマット・デイモンゆうたら、「ボーン・アルティメイタム」では、裏の世界を知りつくしていながら自分の事がわからない、そんな役をやってますからね。
大量破壊兵器がどうだこうだなんてさっさと見切りをつけて別のレベルに行って欲しかった。
行ってるつもりなのかも知れないけれど、まだまだ甘い。目に見える悪役と対峙するために、大量破壊兵器にこだわるシナリオになっている。
どうせ政治的な要素を含むんだったら、もっとドロドロしてよかったのではないか。
2回見たけどよくわからない、とか言われるくらい混沌としてる方が娯楽映画としても面白いと思うんだがなあ。
それとも、さすがにグリーングラスと言えども、ハリウッド資本で、イラクのリアルっぽい映画、アメリカ軍が不透明に暗躍する映画は作りにくいのですかね。
映画の重要事項に、イラクの将軍をどうするのか、誰に殺させるのか、がある。
その時イラク人の青年が、イラク人民を代弁するような台詞を吐くけれど、それもなんだかシナリオライターに都合のいい展開にしか見えない。
特殊部隊の男が言うなれば悪い奴なんだけど「任務を実行してるアメリカ軍兵士だし、それをマットデイモンには殺させられないよなあ」じゃあどうする?とりあえず体当たりさせておいて、殺すのは別の流れ弾、ってこれまたシナリオライターの常套手段。
リアル路線のアクション映画じゃなければ、さほど不満にはならないはずなんだけど。
実はそんなにリアルじゃない、という事なのか。
「ボーン・アルティメイタム」を見てなければ、それなりに楽しめたかも知れないなあ。
2010年7月13日火曜日
EOS 7Dで移動インターバルのテスト撮影 入谷あさがお市 iriya, market of morning glory
Canon EOS 7Dで使えるタイマーリモコンTC-80N3を買ったので、テスト撮影もかねて。
リモコン買ったのは先月なんだけど、撮りに行こうと思ったら雨降ってたりで、なかなか行けなかった。
あさがお市に行くのは初めてです。
いや〜、人いっぱいいたなあ。
言問通りがホコ天・縁日になってて、開放感ありました。
家で、TC-80N3を使ったインターバル撮影をちょこっと試しにはやってました。
ううん、シャッター音がでかいな。
今までのインターバル撮影用デジカメ、エプソンCP-920Zは、いわゆる普通のデジカメのシャッターなので、ほとんど音せず。
EOS 7Dはデジタル一眼なので、いちいちミラーを上げ下げして、なんかうるさいなー。
ライブビューだとミラーアップなので音はやや小さくなるけれど、電池の消耗が早そうだな〜。
それに、ある程度ライブビューを続けると、内部が高温になって警告マークが出る。
あんまりシャッター音がパシャパシャすると、周りの人に撮っていることがまるわかりなので、より抵抗感をもたれるのではないか?
とか思ったけれど、あさがお市は人がいっぱいいて、ガヤガヤうるさくて、なんかそれどころじゃなかった。
むしろ、ミラーが上下するおかげでしっかりとシャッターのタイミングがわかって、足を動かすインターバルに迷いがない。これはいいですね。
CP-920Zの場合は、屋外だとほとんどシャッター音は聞こえないし、
日が落ちて暗くなるとカメラ上部の表示窓が見えなくなってしまうので、撮ってるタイミングがわかないのですね。もうダメ、暗くてわからん!てなぐあいに。
CP-920Zの場合はワイドアタッチメントを付けて、かなり広角で撮れたけれど、その方が大きくブレにくいからできるだけ広角にしてたんだけど、
EOS 7Dではレンズ1本しか持ってないからこれでやるしかないなあ。35mm換算29mmぐらいかな。ワイドアタッチメント付けられるけど、レンズの方で相当なマクロ撮影ができないとピントが合わないのですね。残念。
なので、以前よりも画角が狭くなってしまい、よりブレてしまうのではないか、という危惧があった。
でも、やってみたらわりと大丈夫みたいね。
カメラが重たいので安定しやすい?
あるいはレンズの筒がCP-920Zなどに比べたら長いので、それを見ながらブレないようにまっすぐ持てる、ということですかね。
撮った直後に見た時は、むしろ以前より安定してるように見えたけど、家に帰ってムービーにしてみたら、あんまり変わらないかな。
明るく撮れてますねえ。ちょっとオーバーぎみかな。これでISO2500に設定してます。ピント合いやすいようにやや絞ってF5.6で、シャッター速度は1/10秒。
まだブレ補正はしてません。パソコンで一枚一枚、ブレを補正する作業をやろうと思います。
で、音楽を付けて、作品らしくすると。
ブレ補正に時間がかかるので、だいぶ先になるかもしれませんが。
だからここで表示するビデオはまあ、試作品です。YouTubeではなく、bloggerのみで。
ちょっと人多すぎたなあ。もうちょっと密度が低い方が、映像的に面白いんだけどなあ。
あさがお市というのがわかりにくいのも難点。
2010年6月24日木曜日
ツイッタードラマ Twitter drama
僕も含めて皆ボランティアです。
僕が加わった時にはある程度話しが進んでたんだけど、その時点では、USTで生ドラマ放送して、登場人物がパソコンいじったり携帯いじったりするのにあわせてツイート係(タイムラインキャストと呼ばれている)が役になりきって、専用IDでツイートする、視聴者はUSTとツイッターと両方を見て楽しむ。と、これが出来たらよかったんだけど、リハーサルしてみてタイミング合わせるのは無理だ、という結論になって、
USTの生ドラマとツイッタータイムラインの読むドラマは、同じ脚本をもとにするけど、出来るだけタイミングをあわせるけれど、基本的に別モノ、殆ど影響しあわない、という事になりました。
これだけでも半分負けたようなものなんだけど(誰に?)、USTで登場人物がツイッターやるから、そのツイートを読ませる仕組みがイケてない。より多くの人が読めるように、iPhonでも読めるようにと配慮したら仕方がないらしいんだけど。
そもそもシナリオを熟読するヒマがなくて、そんなに面白い話なのかどうかよくわからない。もう忙しくて忙しくて。
ブログに何か書こうと思ってたんだけど、ヒマがなくてね〜。せめて本番前に何か書こうと、電車の中で携帯に入力してます。
こんなふうに書くと、つまんないのかなと思われるかも知れませんが、わかりません。わからないのです。
うまくいくか、失敗するか。
やってる方は面白いけどね。
でもさすがにこの数日は厳しかったなあ。今日もこれからが正念場だってのに、疲れてます。
勢いだけでやってる企画だから、あちこちボロボロで混乱してます。
でも、大人数で新しい事をやるには、これくらい勢いが必要でしょうねえ。
今、電車なのでURLとかわかりませんが、興味がある人はツイッターのハッシュタグ ♯twdramajp か♯tweeple0624 で検索すると告知ツイートがいっぱい流れてます。
後記
やはり、ボロボロだった。想像していた以上に。
かなりの時間をつぎ込んで、大荷物を持って大船まで行っただけに、がっかり。
なぜこんなことになってしまったのか、原因は分かっても止めることができない、システムの問題。
2010年6月14日月曜日
映画「ハート・ロッカー」hurt locker
見たの4月なんですけどね。
The Hurt Locker
2008年 アメリカ映画
監督 キャサリン・ビグロー
キャサリン・ビグローというと「ニア・ダーク/月夜の出来事」ですかね。
当時、お、これは!と思った。
でも僕の中ではそれっきりかなあ。
「ハート・ブルー」も悪くないけれど、さほど熱くはならなかった。もうちょっと泥臭いのが好きなんで。
で、ずーっと時代は下って本作、これはいいですね。
全編緊張感たっぷりでリアル路線のアクション映画としてよく出来てます。
欲を言えば、主人公がアメリカ映画でよくある無鉄砲・無協調野郎、リアル路線なのにステロタイプのヒーローなので、もうちょっとキャラクターの描き込みが欲しかったな。
それなりにキャラクターに奥行きをつけてはいるんだけれど、結局いつまでもステロタイプで新鮮さがないし(緊張状態を求めつづけるってのも映画や小説ではよくあるような)、
淡々としたリアル描写からは共感できるところも少ない。
むしろ共感を拒絶してるくらいですかね。
この、共感の拒絶がドキュメンタリーっぽいリアルさに一役買っているのだけど、強い主張を発しにくい。強い緊張感と弱いテーマ。今のアメリカの戦争映画らしいとも言えるのかな。
アクション映画、スリラー映画としては満足できるけど、人間描写の映画としてはもう少し詰めが欲しい。ふ〜ん、て感じ。
緊張シーン以外は淡々としたタッチに徹したキャサリン・ビグローの気持ちもわからないではないけれど、それで何か伝わってくるかというとそうでもない。
それでいてラストはいきなり「アメリカが世界に広めた民主主義は、彼らヒーローの犠牲的精神の上に成り立っている」そんな絵作りなので、なんか興ざめしてしまう。
それまで社会的にはローテンションな路線だったのに、そんな急に高揚されたって。
僕には安易なラストシーンに感じられて、この映画にはもったいない。
こういう映画を見てつくづく思うのは、アメリカ人って、かの地の状況をこの映画ぐらい知ってても、まだ出張戦争続けるてるんだから、不思議だよなあ。
自分の国で爆弾テロを防ぐのならしゃあないけど。
2010年6月2日水曜日
ケンコー ピンホールレンズをCanon EOS 7Dで kenko
レンズって言うのかな。。
レンズだけでなく、一眼レフ用のマウントも必要ですね。それも買いました。
http://www.kenko-tokina.co.jp/〜
ピンホールカメラというと、大きなハコに印画紙を貼って、すごい味のある写真を撮る人がいるけれど、
僕なんかはデジカメですぐに画像を見たいから、あんまりそっちの道に進もうとはしてなかった。
しかしこれは、デジタル一眼レフにも使える!?
ちょっといいかも知れない。
そう思って買ったのだが、むうう。
説明書を見ると、僕が買った物は3種類あるうちのひとつで、一番暗いものですね。
焦点距離50mmで、F250
一番明るいのが28mmでF140
広角がいいので、それを買えばよかった。そんな何種類もあるとは思ってなかった。
店(ヨドバシアキバ)には売ってなかったよな〜。
50mmとは言っても、それは35mmのフィルム又はDSRカメラの場合で、EOS 7Dだから35mmカメラ換算80mmぐらいですね。
もっと広角で明るいのがいいよ〜。
でもまあ、ケンコーのサイトを見ると50mm/F250しかなくて、他のは載ってなかったので、
たぶん売り切れて在庫なしのままなのでしょう。それならまだあきらめがつくか。
普通の屋内で撮るにはシャッター速度60/1秒とか、それくらい必要だけど、
7DはISOを12800まで上げられるのでもっと速いシャッターで撮れますね。
とは言ってもさすがに屋内で動画は無理。
しかし快晴の屋外ならひょっとして、、
そう思って今日、午後2時半頃、撮影してみました。天気は晴れ。
ISOは6400に設定。環七の歩道橋からです。
おお〜、とりあえず面白くもなんともないが、撮れますね〜。
この小さいムービーだとわかりにくいけれど、けっこうノイズ発生してます。
この小さいムービーだとわかりにくいけれど、光が正円に写ってるので、ピンホールがちゃんと"丸い"という事でしょうねえ。
しかしこれ、ただピンボケしてるだけのようにも見えるなあ。
ケンコーのガイド冊子にも書いてあるように、ピンホール向けの被写体と、向いてないのがあるのだね。これは向いてなかったのだ、きっと。
ちなみにピンホール写真を撮るのは普通に面白いです。
でも動画をもっとやってみたい。
2010年5月28日金曜日
ビューマスターがやってきた view master
ビューマスターは、半世紀前からあるアメリカの3D写真ビューワ。
小さなポジフィルムの立体写真が、円形のリールに7枚(左右1ペアのが7ペア)貼られていて、それをカチャカチャと回して見る。
まあ「おもちゃ」なんだけれど、歴史があって、リールも多種類あるので、欧米ではコレクターズアイテムの定番でもあるようです。
近年、事業が別会社に買われてロゴがimage 3Dになってますが、みなさんビューマスターと呼んでますね。
全盛期には専用カメラや高級ビューワが売り出されていました。
高級ビューワは今でも新品売ってるかな。光源内蔵で数万円するような。
今回僕が買ったのは一番安いやつで、1050円。フィルムを光に向けて明るく見るものです。
光の取り入れかたはそれが普通なんだけど、デザインがモダンだったり、キャラクターとタイアップしてたり、ビューワもいろいろ種類があるようです。
アナクロ3D関連のサイトでよくみかけるビューマスターだけど、新品を日本のお店で買える日が来るとは。
これも3Dテレビなど、近頃のモダン3Dのおかげですね。
検索すると、ほんの何年か前までなら、日本でもファミレスで売ってたとか、観光地のお土産屋で売ってたとか、そんな記述があるにはあるけど、実際買うとなると、ネット通販でも中古でコレクター向きのやつとかで、普通のを安く売ってるのはあまりなかった。
新品のちょっとモダンなビューワ+リール1組で5000円っていうネットショップがあったけど、むう、安くないなあ。
それならアメリカのアマゾンで買ってしまうか!そう思ってamazon.comのIDまで作ったけど、安いビューワ+リール2組で送料込みで6000円になった。
それもなんだかなあ〜。日本で入手不可能ならともかく。
6000円のうち半分が送料だからなあ。
それで購入を先延ばしにしてたら、stereoeyeで新品を通販してる!いいね!
http://www.stereoeye.jp/shop/index.html#Image3d
今回、東急ハンズではstereoeyeの出張所みたいな3Dコーナーが期間限定で開設されて、ビューマスターに限らず、アナグリフ3D関連のグッズが売られています。
stereoeyeの通販ではリールがオリジナルのものしかないようだけど、東急ハンズでは中古で何種類かあるみたいだから、渋谷に行ってみよう!てな訳なのでした。
リールは中古で一番安い700円のものを買いました。stereoeyeオリジナルのリールは、欲しくなったら後で通販でも買えるんだから。
本来リールは新品だと3枚セットで売られてるらしいです。
ステレオ写真7ペア×3、ですね。
ひとつのテーマで、たとえば「ヨセミテ国立公園」とかそんなタイトルでリール3枚ワンセット、らしいのです。どうやら。
それが新品だと9ドル〜十数ドルぐらいなんですが、え、中古でリール1枚700円?
むう、そうそう売ってるものではないし、これくらいの値段は仕方ないのかな。
第一、ビューワだけ買ってもリールがないと意味ないからね。
家に帰って早速ビュー!
おお!明るい!
確かに小さい写真だけど、明るいのでクリアに見えます。
立体効果は…まあそれなり。あるものはあるし、そうでもないのもある。写真によりけりですね。他の立体写真と同じように、カメラマンのセンスと労力次第でしょうか。
でも、立体効果少ないとしても、きれいに見えます。
フィルムが汚れてなければ。
やはりかなり古いものという事で、フィルムの汚れも少なからずあるし、
リールが擦り減っているのか、素直にカチャカチャ回ってくれないのもある。
数十年前のフィルム、しかもおもちゃとして扱われてたのですから、やはり多くはちゃんと管理されてないのでしょう。
今、アメリカで売ってる新品のリールも売ってくれればいいのに。
これではマニアしか買ってくれないだろうなあ。
同じコーナーにTHE AMAZING CARDというのも売ってました。
(stereoeyeとは関係ないですね。別の販売店がオランダから輸入してるようです)
紙に印刷されたステレオ写真とビューワが一体になってるものです。
折り畳んでハガキサイズになるのがポイントですかね。
写真があまり大きくないし、1枚だけで525円っていうのも安くないですね。
それでも、これひとつだけで写真とビューワとで完結してるから、人にあげるのに最適と思い、いくつか買いました。
家でひとつ見てみたら、ん〜、お店でサンプルを見た時よりも暗いなあ。
上から光が入って来ない構造だからですね。
お店は環境光が多くて明るく見えたけれど、普通の室内はたぶん上からしか光がないから、傾けるとか工夫しないと暗いですね。
検索してみたら、あちこちのミュージアムショップで売ってるみたい。THE AMAZING CARD。
BUNKAMURAミュージアムショップで多種類扱ってるらしいけど、ショップだけって入れないんだよなあ。
渋谷東急ハンズの3Dコーナーは6Aフロアで6月2日までです。
そこで初めて、35mm(ぐらいの)ポジフィルムの立体写真も見ました。非売品のビューワで、参考展示されていたのです。
これも凄かった。明るく、クリアで!
--追記--
後日また渋谷に行くことがあったので、stereoeyeのビューマスター用リール「3D TOKYO」を買いました。美しい!
2010年5月26日水曜日
映画「アリス・イン・ワンダーランド」alice in wonderland
Alice in Wonderland
2010年 アメリカ映画
監督 ティム・バートン
予告編は、がしがし3Dに見えたのでちょっと期待。
確かに3D効果はあった。特に、リアル世界は2Dで、ワンダーランドは3Dでという描き分けもあって(3D撮影技術的にはその方が楽みたい、というか、ライブアクションは殆ど2Dで撮ったらしい)、んまあ3D部分は面白かったです。
CGキャラクターの方が3D的に描き込める、という事もあってか、人間が演じるキャラクターよりもずっと魅力的に見えた。ウサギも、イモ虫も、蛙も魚も、極めつけにかっこいいチェシャ猫も!
もう帽子屋もフルCGでよかったんじゃないか?あの帽子屋の悲しみや混乱は、この映画のジョニー・デップ VS CGキャラだったら、CGの方がリアルに伝わって来ると思う。
アリスが大人ってどうなのよ、と見る前は思ってたけど、ワンダーランドのキャラクター群を目の当たりにしたらどうでもよくなってしまった。
しかし振り返ってみると、アリスが大人になった事でより興味深い視点ができたのかというと、別にそんな事ない。
ワンダーランドに適応できないで、これは夢だなんて言ったり、ありきたりの映画で役者が喋るような事しか喋ってくれない。
この映画の大きな不満は、根本的にフツーの映画な事ですね。
我々大人にとって興味深い「子供」の感覚と、不条理満載の「不思議の国」がミックスされてくれれば面白いけれど、そこにいるのは大人だし、世界は不条理ではなく「予言」やら「運命」やらレールが敷かれてる。
物語のクライマックスはアリスが聖剣を奪取して魔物を倒す…なんだよこれ!
話が進むほど不条理さがなくなって、三流ファンタジー化していく。
ファンタジーってこんなんでいいんだろ、女が剣を振り回して魔物を倒せばいいんだろ、という。
子供なら面白がって見るだろうけどね。
はっ、そう言えばこれはディズニー映画だから、子供向けでいいんだ…
でもディズニーアニメの「不思議の国のアリス」だって、もうちょっと不条理さは守られていたと、ぼんやり記憶している。(だからディズニーアニメの中では「不思議の国のアリス」が好きだった。今見るとどうなのかわからんけど)
それなのに、ティム・バートンが監督しているとあってはなおの事、これはどうなんだ、と思ってしまう。
なんでそんなに不条理好きなのか。
ヤン・シュヴァンクマイエルの「アリス」(1988年)が一番印象深くて、あれはもう「不思議の国のアリス」とは別物なんだろうけど(原作読んでません)、今度の映画は10年後ぐらいの話なんだし、設定上はもっとカッ飛んだ事も出来るはず。
極彩色のごった煮映画として、それはそれでシュールなアリスものを期待してたし、確かに前半はそんな希望もあった。
しかしまあ、フツーの安直ファンタジー映画に変えるぐらいしかできなかったようです。
ジャバーウォッキーが他のCGキャラと比べてリアルさがないのもいかん。しかもそれと戦うのがクライマックスだなんて。
チェシャ猫が笑うよね。
2010年5月22日土曜日
こっそりUSTREAM配信
自室で食べ物の立体撮影をしてるところを、電話ゲストのヤーッコとの会話を交えて、なのですが、数人にメールしただけであまり告知らしい事はしなかった。
まあそれでよかったかと。
結局ヤーッコと、よもやま話してただけな気がする。。
たぶん、またやります。
自室でできるUSTREAM配信、何かやってるところを見せるとなると、他に思いつくものがないので。
どんな写真ができるかというと、
http://www.flickr.com/photos/parallel_yoshing/4352479951/sizes/o/
こんな写真。これがどのように撮られるのか、興味ある人もいるのではないかと。
いちおう、USTREAMの番組「Stereo Shooting 立体撮影やってみる」のアドレスは
http://www.ustream.tv/channel/stereo-shooting
です。
ユースト、よくわからんですね〜、設定とか。
今日は関係なかったけれど、ソフトウェアUstream Producerの無料版をダウンロードしてみました。
昨晩、こっそり使ってみたのですね。
無料版だとカメラ1台とデスクトップ画面のふたつをスイッチ又は合成するだけですが、それでもまあ面白いし、簡単ですなあ。
なあんかいろいろやってみたくなるね。
コンセプトが違うけど、3D撮影ができるwebカメラというと「ミノル」がありますが
http://www.picmo.co.jp/product/index.html
残念ながらMacでは使えないみたいなのです。
欲しいんだけどね。
2010年5月21日金曜日
ブラジルUFO 2010.05.16. 早稲田ZONE-B 写真を3Dスライドショー
FinePix W1で撮影した3D写真を、YouTubeの3D表示機能を利用したムービーにしました。
交差法で並べたムービーをYouTubeにアップする際、タグに「yt3d:enable=true」と入れると、
YouTube側が色々な方式に変換して、表示も閲覧者がセレクトできるようになるのです。
ちょっと目立たないし、いまいち普及しきれてないので、画像で丁寧に説明!
ズラっと並んでます。こんなにいっぱい3D方式があるのね。。
RED/Cyan Glassesがいわゆる赤青セロハンメガネです。
メガネを使わない方式だと、Parallelが「平行法」で、「Cross-eyed」が交差法。
ちゃっちゃと切り替わってくれます。
ですが、この3Dオプションは、<object>タグまたは<embed>タグでブログなどにムービーを貼り付け表示させると、無効になってしまうのです。
なので、YouTubeのページへのリンクです。
http://www.youtube.com/watch?v=EDZKNzV1tYI
どうも僕のわずかな経験では、たいして大きくもない画面で3Dの動画って、あんまり効果感じないのですね。
静止画ならそこそこ効果があっても。
という訳で、下手な動画よりも写真のスライドショーがいいんじゃないかな〜と思ったのです。
ちなみに、タイトルにyt3d:enable=trueと入れてるのは、同好の志が検索してくれそうな気がするからです。
2010年5月19日水曜日
TEENAGE SLANG SESSION 早稲田ZONE-B
ブラジルUFOを普通にW1で3D写真撮影して、
EOS 7Dも持って行ったんだけど、ブラジルUFOは動きが激しいので、あんまり7D向きじゃないんだなあ、でも写真撮影が一段落したら7Dでも撮ってみようか、とか思ってたら終わってしまった。
で、TEENAGE SLANG SESSIONを7Dでちょこっと撮ってみました。
先日買ったマイクアッテネーターも使用しました。
音いい感じですよね。低音があまり目立たないという、バンドのスタイルのおかげもありますが。
その場で聞いててさほど爆音でもなかったので、-40dBはどうなのかな〜と思ってましたが、丁度いいですね。
この日は客席部分をステージにしてたので(客はやっぱり客席)、照明が暗かったです。
これでISO3200設定です。
う〜ん、ピント微妙だな。もうちょっと近づいて撮れば、カメラと手前のJIN君との距離が近くなって、それでいて奥の森川嬢は相対的に遠くなるから、はっきりピントをどこに合わせているか主張しやすいんだろうなあ。(合っていれば)
2010年5月9日日曜日
3Dテレビを見に行った 3dtv
むうん、50インチオーバーで40万円ですぜ!
もちろん専用メガネも展示されてるので、それで見てみました。
なんだか、あんまり、立体効果ないなあ。いや、立体してるけど、そんなでもない気がする。
もっと下品なくらい立体してる方が好きなんだけどなあ。
もっと近寄って見ればどうなるか…専用メガネがテレビから2.5mぐらいのところに固定されていて、近寄って見れないのですね。
これくらいの距離が一番効果ある、という事なのかなあ。
しかし、こんなに離れて見るんだったら、50インチなんてでかい画面必要か?
小さいテレビで近寄って見ればいいじゃん、と思うんだが。
ゴルフの映像(バンカーショットのスロー映像など)と、峡谷をボートで行く映像を見ました。
このテレビ用のデモ映像かな。
それにしてはバンカーショット、手前に砂が飛び散ったりして立体向きなのに、なんかあまり立体効果を感じないのですね。
電気店の明るい照明下で3Dテレビは不利、という説もありますな。
峡谷の映像はちゃんと立体に見えました。しかしもっと立体効果欲しいなあ。
紀行モノ、花鳥風月モノは3Dに向いてると思うのだけれど、メガネなしの方がリラックスして見れるので、もうちょっと立体効果がないと、2Dでいいかな〜と思ってしまう。
まあ、どう思おうと40万円のテレビなんて買えないけど。
それに、2.5m離れなきゃならんとしたら、狭い部屋に住んでる人間が頑張って買うものではない、という事か?
ところで、
ヤマダ電機で「アルゴ探検隊の大冒険」DVDが990円で売ってた!買いました!
前は3900円ぐらいだったのに、いつの間にか1980円で再販されてたのですね。それが990円って…4千円で買わないでよかった。
マイクアッテネーターをまた購入 attenuator
武蔵野音響研究所
http://blogs.yahoo.co.jp/cosmostudio64
これは製品紹介などをしてるブログで、売ってるのはヤフオクです。
限定2個のうちのひとつを買ってしまって、心苦しい気もしますね。もっと多くのビデオカメラマンが持つべきものだから。
以前のが-20dBと-30dBのふたとおりだったのに対して(このブログ2007.7.12.の記述)、今回のは-40dBと、より減衰される仕様になってます。
実際のところ、僕が使ってて-20dBと-30dBとで、どっちがいいとか効果がどうとか、あまり感じなかった。
という事は…それほど音が大きいという事なのかなあ。
バンドの収録にしても、ライブハウスの違いやマイク位置の違いで、爆音ぐあいも変わってくるので、正確に比較するのは難しいのですがね。
同じバンドで同じ日に-20dBと-30dBを試してみて、なんかあんまり変わらんなあと思った記憶があります。
とりあえずビデオカメラにつなげて音声レベルメーターを見ると、確かにかなり減衰されてる感じ!
アッテネーター万能とは思ってません。ギターの音はいいとしてもドラムが頼りなくなってしまう。
それでも、割れ割れサウンドよりもずっとマシですからね。早く使ってみたいなあ。
2010年5月8日土曜日
本「奇界遺産」books
それがなんか急に、佐藤健寿著「奇界遺産」を買いました。
もともとはX51.ORGという神秘ネタのサイトを運営していた人で、僕もせっせとそのサイトを閲覧していたのですが、ここ数年は取材・執筆活動に専念してるようで、ほとんど更新してませんね。
で、この本の前にも「X51.ORG THE ODYSSEY」という本を出しているんだけど、それはUFO系の本みたいで、僕はUFOには本を買うほどの興味なくて買いませんでした。
で、最近発売されたのが「奇界遺産」。うむむ、どうよこの表紙!
アマゾンのちっこいアフィリエイト画像じゃわかりにくでしょうが、ベトナムのテーマパークだそうです。手前にあるのはプールです。行ってみたいなあ。
そしてこの本自体がでかい!A4サイズぐらいある。厚い!重い!なにしろふだん文庫本ばっかり買ってますから。
値段が4千円近い。安くない。でもなんとなく逃してはいけない気がして買いました。
内容的には確かにこれ、ボリューム満点な感じ。
トンデモテーマパークや、狂気が垣間見える妙な所を数十カ所紹介してます。かなーり濃いです。
地域的にアジアが多いですね。いいんだけど、世界にはもっともっとありそうな気がします。続編希望!
文章による説明や考察はあまりなくて、写真!写真!写真!カラー写真どっさり!
ページ数の制限があるのでしょう、小さな写真も多いけど、欲を言えばそれらも大きく見たかった。
そうすると値段が上がるのかな。
インターネット時代ですから、時間をかけて検索すれば、似たような写真を無料で見ることもできるんでしょうかねえ。
だから値段はギリギリ安くしたい、それでも4千円なのでしょう。
でも、本という形になってるので、所有欲を満たしてくれます。
幼児のホルマリン漬け写真なんていうグロっぽいものあるけど、おもちゃがお供えされてるので、グロという感覚を飛び越えてしまった。そりゃ子供はおもちゃ好きだよね。
必ずしも万人には薦めないけど、持ってて嬉しい本なのは確か。
お〜、やったぜ〜、てな感じ。
しかしX51.ORGが普通に更新されてたら、買わなかったかもなあ。
http://x51.org/
(グロ系画像もあるので苦手な人は注意)
2010年5月3日月曜日
移動インターバル撮影 浅草寺 moving interval shooting sensouji
1年以上前なんですけど、これは、という音楽がなくて放置してて、たまに思い出して音楽を探して、というのをやってました。
もっと撮り足して長い映像にしようかと思ったのですが、浅草寺は現在工事中で、シートに覆われてます。
今日、急に思い立ってSoundtrackで音楽を付けました。
なんかフツーな出来映えですね。。
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2010.5.13.追記
音楽を少し変えて、エフェクトも少し変えて再アップしました。それが上の動画です。
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カメラはエプソンCP-920Zです。
僕の中では最近この移動インターバル撮影、あまり流行ってないんですけど、7D買ったことだし、またやってみたいですね。
これくらい広角に写ってくれるといいんだけど、今持ってる7Dのレンズだとこれほどじゃないですねえ。
別売りリモコンでインターバル撮影できるのはわかったけれど、そのリモコンが1万3千円もするしなあ。
2010年4月30日金曜日
「バウムクーヘンにきのこの山、生える」3D写真にフレームを付けてみた
ここに表示しているのは平行法立体写真です。
画像をクリックでFlickrのページに行くと、交差法写真へのリンクがあります。
今までFlickrに色々3D写真をアップしてましたが、すべてフレームのない写真でした。
フレーム…ふたつの画像をそれぞれ囲む黒いワク線です。
フレームのない画像は、こんなかんじ。
フレームがあった方が立体視やりやすい、というコメントがありまして、
いや、英語のコメントだからよく分からないけれど、たぶんそういう内容だと思う。
Frameというと、僕は動画のフレームを第一に頭に思い浮かべるので(1秒何フレームとか)、
何を言ってるんだろう?てな感じだったけど、それがワクだとわかれば、そうか、ワクを付けろというコメントね。
たしかにフレームがあった方が立体視しやすいんだけど、
フレームを作ってしまうと、今まで以上に、それぞれの画像に入ってるオブジェクトを合わせなければならない、それに神経を使わなければならない…。
何を言ってるのかって、たとえば、
この写真、片側には青いホースが入ってて、もう片側には入ってない。こういうのが立体写真としては美しくないのです。
右目と左目、同じオブジェクトが見えていないと、その見えていない不自然さに注意がいってしまうので。
とは言っても別の位置からの写真2枚を使うのだから、大なり小なりそういう事はおこりますよね。その不自然さを極力抑えた写真を撮るのが努力目標なのです。
その点がうまくいってるのがこれかな。
背景の建物のどこからどこまで入れるか、というのが左右ともにほぼ同じで、
手前の像も、その奥の木も同じだけ左右の写真に含まれている。
ま、上の写真の方が迫力あっていいとも思えるけれど、
教科書的にはたぶん、下の方がよい立体写真ではないかと.
フレームがあったってなくたって、ある程度そういう事に注意を払うのだけれど、
フレームがなければ「僕はただ2枚の写真を並べただけですよ〜」てな顔していられるけれど、
フレームがあると「きっちり、どこからどこまで見せるか、意図して切り抜いた」という事になるので、ますます気を使わなければならない。
という事もあって、ずっとフレームなしの画像をアップしてました。
まあ確かに、フレームがあった方が立体視しやすいな〜。
なんとなく、フレーム付きの画像を作ってみようか。
う〜ん、フレーム付きもいいもんだ。今後できるだけやってみようかな。…かな。
オリジナルの、サイン入り、みたいなフレームもかっこいいけど、あまりそれが目立つのもいやなんですよね。
2010年4月25日日曜日
7Dがやってきた その6 - BOTH CHEESE 新宿ナインスパイス
4月22日。新宿のライブハウス、ninespicesに行きました。
わりと新しめのライブハウスみたいですね。お、禁煙!素晴らしい!
別のバンドの撮影が目当てだったけど、その後に出演したBOTH CHEESEがかっこよく撮れたので、勝手にアップロード。
いろいろ自分なりにオプションを付けて、できるだけ安定させてみようと試みましたが、結局BOTH CHEESEの撮影の時にはカメラ+UNモニタリングPro+ハクバグリップストラップというシンプルないでたちでした。(水平器も付けてます)
この映像はレンズを最望遠にしたままです。(35mm換算216mm相当)
カメラのブレはこんな感じになりました。
ブレというのは、何を撮るかというはっきりしたビジョンにもよりますね。
そのポジションからいい映像が撮れるなら、あまり迷わないからブレも目立たない。
ワンマン・ワンテイク撮影できれいに撮るにはそれが重要なんだけど、
バンドのライブ撮影で、メンバー全員をいい映像で撮れるようなカメラ位置というのはまずない。
特に7Dでは、撮りながらいい位置に移動するというのが困難なので、カメラ位置・映像のバランス、選択の難しさをつくづく感じますね。
マイクはEOS 7Dの内蔵マイクで録音しました。モノラルで、レベルはオートのみです。
わりとスピーカーの近くだったので、こりゃあ音はワレワレに割れてるだろうなあ、と思ってたけどそうでもなかった。
アッテネーター(なくしちゃったけど)を通してたらもっと貧弱になったろうから、これでよかったかも。
ピントはUNモニタリングProのおかげでかなり改善されました。
(UNモニタリングPro購入前→7Dがやってきた その3)
まだまだアラはありますが、YouTubeにアップした1280×720サイズなら、ピンボケもライブっぽくて許される程度ですかね。
撮影してて「動くなよ〜!」と言いたくなりますな。
ちょっと暗い感じな映像になってますね。
ISO感度設定は1250です。もっと上げて明るくできるんだけど、ノイズを増やしたくないので、ISOはギリギリ低くしたいのです。
ノイズがなくて、明るい部分の色があれば、黒つぶれもかっこいい、気がしますね。
でももうちょっと明るくしてもよかったなあ。
液晶モニターでそのへんの判断は難しいです。
7Dは写真モードだと撮影前にヒストグラムが出るんですが、動画モードだと撮影中も撮影前にも、ヒストグラムが表示できないんですね。
再生時にはヒストグラムを表示できます。
だから動画の場合は、ちょっと撮影してヒストグラムを見て、それから本撮影、というのが理想なんでしょうか。
写真モードにして、露出を動画モードと同じにして、ヒストグラムを見るのもアリですかね。
まあそれもヒストグラムで何かを判断できるようになってから、ですが。
水平器は活躍したのか?(7Dがやってきた その5)
微妙かも。
なんか上の映像、フツーに傾いてません?
水平器がうざいどころか、水平器の存在を忘れることが多々ありますね。
ただ、ちゃんと撮影前に内蔵水平器を表示させて、外付け水平器がちゃんと水平してるな〜というのを確認してるのですが、
「おかしい、今ちょっと傾いてるようだけど、外付け水平器の言う通りにしたらますます傾いてしまうぞ!」と思うこともしばしば。
右目でモニターのみを見て、左目で外界を見てそう思うんだけど、撮影中はオレのバランス感覚が狂うのだろうか。
それでも気付いた時には水平器の言う通りに補正しました。
この映像を撮った時は水平器を意識してたかどうだったか、覚えてません。
撮影中にまた、温度計マークの警告灯が点滅。
普通の室温であっても、ある程度ライブビュー撮影を続けると警告されてしまうんですかねえ。
4月15日に7Dのファームウェアのアップデートが公開されててました。
気付いてアップデートしたのが昨日だったのですが、Canonのwebサイトによると
「ライブビュー撮影・動画撮影時の温度警告表示および温度上昇で自動終了するまでの時間を延ばしました」
とあって、ええっとこれは、警告が出るまでの時間は変わらないのかな?変わるようにも読めるし。
まあとりあえずアップデートしておきました。
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BOTH CHEESE
MySpace
http://www.myspace.com/bothcheese
webサイト
http://www.geocities.jp/bothcheese/
2010年4月22日木曜日
7Dがやってきた その5 水平器がくっついた
100円ショップで水平器を買って、ばらばらにして、純「水平器」のみをカメラの背面モニターに両面テープで貼付けてみました。
この写真だけを見ると、かっこわる〜、と突っ込まれそうですが、いやこれがけっこうイイんですよ。
このままではバカっぽいけれど、UNモニタリングProを付けて視界にモニター部分しか入らないようなになると、断然役に立つんですね。
そもそも7Dには内蔵水平器がモニターに表示される機能があって、買う前にこれいいかも、と思ってたくらいだけど、実際、画面中央にずっと表示されるのはうざいのですね。
両面テープで貼付けるのはうざくないのかって、そんなには気にならない。
水平器をこの位置に付けることで、モニター情報で隠れてしまうのは「写真をあと何枚撮れるのか」と「現在のISO設定値」で、
動画を撮るぶんには写真の枚数は気にしないし、
ISOもだいたいオートにはしないでマニュアルで設定するから、数値は自分で意識する事になるので、隠れてもいい情報なのですね。
映像についても、動画はワイドで撮るので、上下の部分が見えなくてもいい、丁度この水平器ぐらいから下は見えなくても大丈夫なのです。
UNモニタリングProを使用した動画撮影のみのオプションですね。写真撮影だったらかなり邪魔です。
ちなみに両面テープを貼る前に、モニターに保護フィルムを貼ってますので。
どうにもカメラが傾きがちなので、こんなのを付けてみました。
右手一本でグリップを持って保持すると、左が重たいから自然と右に傾けてしまう傾向があるのですね。
今までビデオカメラでも傾きがちだったけど、同じ理由かな。やっと原因がわかった。
ただ、両面テープで貼付けるので、完全に水平ではないからまあ、大ざっぱな目安、という事で。
そもそも100円ショップの水平器だから、おそらく精度は低いかと。
カメラのアクセサリー・シューに取り付けるタイプの水平器も持ってるけれど、モニターと一緒に見れないからこの場合は使えないのですね。
移動インターバル撮影では必須アイテムです。
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7Dがやってきた - つづく
2010年4月20日火曜日
7Dがやってきた その4 増えたアイテム、減ったアイテム
EOS 7Dとレンズのキットを買ったビックカメラのポイントが20パーセントだったので、けっこうな金額のポイントになりました。
そのポイントなどで買ったもの。全部ポイントで買えたわけじゃありませんよ。
・予備バッテリー
・コンパクトフラッシュカード。16GB。本当は32GBぐらい欲しかったんだけど、予算のつごうで。
なにしろ12分で4GBですからね。16GBだと、45分ぐらい?どうせ舞台撮影などでは使えないなら(一度に4GB以上撮れない、12分以上撮れない)、16GBでもあまり困らないとは思うけど。
・1TBの外付けHD。今の環境は、内蔵500GB、外付け500GBで、それぞれ120GBぐらい空いてるかなあ。今はまだ充分空いてると言えるけど、12分で4GBではなあ、いずれいっぱいになっちまう。ポイントがあるうちにハードディスクを買っておこう。
・レンズフード。付属してないんだもん。
・キャノン一眼デジカメ用リモコンRC-6。先日発売になったばかり。接写撮影の時に、ブレをなくすためにセルフタイマー撮影するのですが、10秒と2秒のふたとおりあって、2秒だとちょっと、シャッターを押してからまだレンズがぶらぶらと揺れている気がする(もちろんスタビライザーOFFです)ので、10秒のセルフタイマー撮影するのだけれど、10秒だと長い気がする。特に、2枚の画像から立体視する写真を撮る場合で、太陽光で撮る時、2枚の写真を撮る間に光が変化してしまうかも知れないので、短いに越した事はないのです。
そんな時はやはり、リモコンの方がいいですね。
しかし、このリモコンって、静止画撮影にしか使えないのね。動画モードでリモコンボタン押しても写真を撮るのですよ。え〜、つまんな〜い。いやまあ、動画をリモコン撮影する機会があるのかってまあ、できた方がわくわくするでしょ。
・ハクバ グリップストラップ。右手全体でカメラを安定させられるすぐれもの!
・AKG ショックマウント H38。マイクホルダーです。カメラにマイクを取り付けるにあたって、カメラを操作しててもマイクの音声に影響がないようにショックアブソーバーを、と思いまして。予算の都合で小さいのになりました。
そして、先日のnanoxライブ撮影でピント合わせがうまくいかなかったので、UN モニタリングPro MCマスターを買いました。一眼デジカメの背面モニターを拡大して見るフード付きのルーペです。
これは、撮りながら見るものではなくて、撮った後で落ち着いて見るためのもの、みたいだけど、カメラにうまく固定できれば撮りながらだって見れるだろう。
背面に装着する前提の製品だと、ケンコーが輸入販売してるフードマン「フードルーペ・シネマストラップ付き」(PDFファイルへのリンク)があるけど、これが1万5千円ぐらい。
検索したらもっと高いのもありました。ZACUTO Z-Finder 39500円、わーお!
http://www.nationalphoto.co.jp/2F/digiaccse_09.htm
拡大倍率がどれも3倍なので、おそらく、見える・見えないはどれもあまり変わらないのではないかと。見えやすい・見えにくいはあっても。
だとしたら安いのでよかろう!UN モニタリングPro MCマスターが8千円弱なのでそれにしました。
UNのモニタリングProシリーズはもっと安いのもあるけど、接眼部が大きい方がいいだろうし、写真を見た感じだとMCマスターがやはり接眼部大きいみたい。視度調節ができる、というのがMCマスターの特徴みたいですが、僕はあんまりその点に必要性感じないのです。
買ってみたらヒモが2本付属してました。このヒモでどうしろと言うのだ?カメラに固定するには…ボーイスカウトで結び方を学習すればいい?
どうにか7Dにこのルーペを装着してみよう。
100円ショップでゴムひもを買いました。ヘアバンドですね。
これが丁度いい〜!
しっくり、ぴったり、すばらしい安定性!
UN モニタリングPro MCマスターの耳みたいな部分、ハニワの手みたいな部分にうまい具合にゴムがひっかかってくれます。
さて、これで動画撮影しながらピント合わせをできるようになるのか!?
もうポイントはとっくになくなってるし、そうそうアイテムは増やせませんよ。
ひとり撮影ポーズにふけってみると、どうもうまくない。UN モニタリングProがないうちは、モニターを真正面から見なくてもよかったけど、今度は真正面から見なければ、顔の前にカメラを持って来なければならない。
写真を撮るならそれもいいけれど、5分、10分動画を撮るとなると、軽くないカメラをその高さに保持しているのがつらい。
ハクバのグリップストラップも顔の高さぐらいになると効果が減ってくる。少し低いくらいでちょうど力がうまくかかるのですね。
基本右手だけで保持できないと。左手はフォーカスリングをいじったりするので、カメラを支えられる時と支えられない時があるので。
右手だけで顔の高さはきついですね。結局手がプルプルしちゃあしょうがないんだが。
さて、どんなスタイルが安定するのか。もうあまりお金はかけたくないし。
お金かけられるんだったら、こんなのもありますけど。
http://item.rakuten.co.jp/prokizai/ca-fset/
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減ったアイテム。
こないだZONE-Bでnanoxの撮影をして、どうやらアッテネーター(このブログ2007.7.12.の記述)とマイクケーブルをなくしてしまったようだ。
どこかに置いたりはしてないと思う。(置くようなテーブルがない)
ポケットなりカメラバッグなりに入れたつもりが入ってなくて落ちてしまったのかなあ。
アッテネーターはまた買えばいいけど、マイクケーブルはオーディオテクニカAT9450専用なので、これがないとAT9450使えないじゃん。とっくに生産中止のマイクだから、ケーブルも入手困難だろうなあ。
アッテネーターもまた買えばいい、と思ってたらあれれ、売ってない。個人でヒマをみて作ってるようだから、売ってる時の方が少ないのかな。
むうん、AT9450が使えないとなったら、買ったばかりのショックマウントAKG H38も使う機会がないかも。もう一本のマイク、アイワCM-S3にH38は細いのですよ。使って使えないこともないけど、あまりショック緩和してくれないかも。
もうちょっとお金を出して、大きなショックマウントを買えばよかった。
7Dがやってきた その5につづく
2010年4月19日月曜日
7Dがやってきた その3 nanox 早稲田ZONE-B
4月17日。ハクバのグリップストラップを付けて、nanoxのライブ撮影をしました。
こいつをあてにして、一脚もつかわずに。
いいね!かなりブレを押さえられます。
まあそんなにズームしてませんが。
レンズが再望遠で、35mm換算220mm程度なので、ビデオカメラの何十倍ズームに比べたら、そんなでもないんですよ。
マイクはオーディオテクニカのAT9450。アッテネーター付き。
先日のクドロマシーノと比べても、明るさは充分。
お、なんか今までのビデオカメラとは違うクリアさが…
しかし、ピントが甘いというか、合ってませんね。特にボーカルのタカヒロ君がねえ。
撮影中はよくわからんのですよ。3インチのモニターでは。
オートフォーカスは動画では実用性ゼロだし。
まいった。
ライブビュー撮影は三脚を使って静物撮影に向いている、と説明書に書いてあったけど、だんだんと身にしみてきた。
一眼デジカメで動画を撮る、その時背面モニターを拡大して見れるオプションがサードパーティから発売されてるけど、プロ用だけあって値段が高いんだなあ。
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本日のおすすめアイテム。ハクバ グリップストラップ。
値段も手頃だし。
7D動画撮影奮戦記 つづく
nanoxのサイト
http://6427.teacup.com/nanox/bbs
http://www.myspace.com/wavejack
7Dがやってきた その2 kudromasxino 高円寺ペンギンハウス 暗すぎて撃沈!
4月15日、10年ぶりぐらいに高円寺ペンギンハウスに行きました。
kudromasxino(クドロシマーノ)のライブコンサートを撮影。
ペンギンハウスは狭いからなあ。三脚使えないだろう。一脚を持って行きました。
その前に秋葉原のヨドバシに行って、カメラバッグやらNDフィルターやらを購入。
ハクバのグリップストラップもよさげなので購入。一眼レフカメラを右手で持つのに、より安定しそうな感じ。
これが家に帰って開けてみたら、カメラに装着してみたら、かなりいい感じなのです。
でもペンギンハウスでは使わなかった。グリップストラップを装着したら、三脚・一脚とは使えないかと思い込んでた。なんだ、使えるじゃん!
そして撮影されたビデオ。暗い〜!
前のバンドがもっと明るい照明だったので、クドロマシーノも最初は暗くてもいずれ明るくなるかと思ってたのに、最後まで暗いままだった。
これでISO設定6400ですよ〜。シボリもいっぱい開けて、まあF3.5〜5.6レンズでちょっとズームしてるからF5.0ぐらいなんですけど。
ああ、今までのビデオカメラではF2.4とかが当たり前だったのに。
マイクはアイワのCM-S3、アッテネータはなし。
7Dのステレオ音声入力に挿してるので、録音レベルはオートです。
しかし、キャノン純正レンズでもEF-Sシリーズでは、明るくてF3.5ぐらいが一般的なんだよなあ。これでF1.8のレンズが欲しいとか思ったら、レンズの値段がひとケタ上がるのかしら。えらい事です。
ヤーッコがEFレンズでF1.8/50mmの単焦点レンズを持ってて、それが安いらしいんだけど、7Dに付けると90mmぐらい?むむむ。
トータル20分ぐらい動画撮影したのですが、途中でモニターに温度計の警告マークが点滅しました。
ええっと、これは何かがヒートしてる警告だったような、でもまあ、とりあえずその時の曲が終わるまでは動画撮影続けました。
後で説明書を読むと、炎天下でライブビュー撮影を続けると内部温度が上がる場合があって、その警告だそうです。対応策としてはライブビュー撮影をやめるように、と。
ライブビュー撮影というのは、背面の液晶モニターに画像を映しながら撮影するって事で、デジカメならそんなの当たり前じゃん!一眼デジカメ界ではそうでもないの?
7Dで動画撮影は必ずライブビューになるので、ライブビューをやめろって言われてもなあ。
その後いったん電源を落として、動画撮影はしないで静止画だけライブビューで撮り続けましたが、警告は出ませんでした。
ともかく、炎天下ではなかったし、室温も普通だったと思うけど、なぜ高温警告が?
右手でグリップをにぎりつづけてて、グリップがちょっと汗ばんでましたからなあ。
いや、そもそも数十分も続けて動画を撮るようなマシンではないのかも。うむむ。
ちなみに、静止画像でも基本ライブビュー撮影してます。
ライブビュー撮影にして、ミラーを上げっぱなしにしてます。
ミラーを上げておかないと、カメラのシャッター音がわりとうるさいのですね。
ファインダー撮影でもミラーアップできるけど、その場合、結局のところいちいちミラーをカタカタさせる音がするのだし。
接写の3D撮影をよくやるので、ミラーショックが気になる、という面もありますね。
ところで、
やっと今までのデジカメとは違う、一眼っぽいのが撮れた気がする写真。そうでもない?
カメラ向ければなんでもよく撮れる、今までとは次元の違うものが撮れる、っていう訳ではないのですね。
やはり光の具合が肝心かと。
7D動画撮影奮戦記、つづく
クドロマシーノ MySpace
http://www.myspace.com/kudromasxino
2010年4月15日木曜日
Canon EOS 7Dがやってきた
Canon EOS 7Dと18-135mm/f3.5-5.6レンズのキット。
APS-Cサイズのセンサーなので、35mmに換算すると29-216mm相当らしいです。
ビックカメラの通販で買いました。よく行くお店はヨドバシなんですが、モノの値段・お店ポイントがヨドバシもビックも同じなんですが、クレジットカードのポイントがビックカメラだと4倍になるはず…なってんのかなこれ?
それはともかく、なぜこんな、今までの路線と違うカメラを買ったのか。
今まで持ってたデジカメで一番高級なのはフジのS7000、中古で4万円ぐらいでした。ぱっと見ると一眼っぽいけど、レンズ交換はできない。ムービー撮影はおまけ程度。
以前から、そんなに一眼デジカメがきれいに撮れるなら、そのままムービー撮影できりゃよいのになあ、とも思ってました。
最近になって、1年ぐらい前から、おまけではなくて、きれいにHDモードで撮れる一眼デジカメがぽろぽろ出てきましたね。
で、僕が持ってるHDモードで撮れるビデオカメラってソニーTG1しかないのですね。
もっと本格的なビデオカメラが欲しいけど、「これは」というものはソニーAX2000で、35万円ぐらいするんだなあ。むうう。
一眼デジカメって、10万ぐらいでも売ってるからなあ。
「移動しながら撮る」前提で操作されるようにはなっていないので、動画を撮るモノとしては使いにくいだろうし、
録音関連もショボショボではないかな。録音レベルはもちろんオートのみで、外部マイクが付けられなくて、内蔵マイクが貧弱とか。
でもまあ、10万円のビデオカメラよりかきれいに撮れそうだからなあ。
そんな折りに、ヤーッコにキャノン5Dマーク2を買ったのを見せびらかされまして、うう、これもいいなあ。
5Dマーク2と7Dは外部スレテオマイク付けられます。レベルはオートのみ。
5Dマーク2はファームウェアのアップデートで録音レベルをマニュアルで調整できるようになったようだけど、ヤーッコによるとかなり使いにくいらしい。
しかし5Dマーク2にそこそこのレンズを付けたらやっぱり35万ぐらいにはなってしまう。
弟分の7Dでいいかな。
5Dマーク2はフルサイズのセンサーだけど、7Dはもうすこし小さいAPS-Cサイズなのですね。
そのへんの違いはwebのサンプルムービーでも感じられました。
でもまあ、上を見たらきりがないし。
でも、あわてて買わずにリサーチ!お店でさわりまくり。
まず大抵の一眼デジカメには電動ズームがない。がーん、そうなんだ〜。
ビデオカメラの過変速ズームに慣れてしまい、表現手法のひとつとしてズームを重宝してる自分に改めて気付きました。
昔はそんなことなかったのだが。でも「ゆっくりズーム」っていいよね〜。
ま、それができないのと、
7Dでも5Dマーク2でも他の一眼デジカメでも、オートフォーカスをビデオカメラみたいに使うのはできない。撮影しながらのオートフォーカスは実用的ではない。
これは、レンズのAF機能が、ビデオカメラより一眼デジカメが劣るのではなくて、
ビデオカメラはセンサーが小さいのでフォーカスに神経質にならなくてもわりときれいに見えるから。
一眼デジカメはその逆で、まだまだ動画に実用的なAFが開発されてない、という事だと思う。
電動ズームがない・AFが使えない、という2大ネック…いやまあ、昔を思うとそれで普通だったけど。
なので、映画製作みたいな、ワンカットづつ準備してリハーサルして、という撮影なら大丈夫だろうけれど、より柔軟で即時的な対応を求められる状況(舞台撮影・セミナー撮影とか)には向いてないです。
マニア的にはそれでもいいんだけど、仕事的にはどうかなあ。
もともと、一眼デジカメでHD動画を、というwebの記事で注目したのはニコンのD5000だったのです。
でもよく調べたら、D5000は動画がワンカット最長5分程度しか撮れないし、フルHD(1920×1080)じゃなくて、1280×720なのですね。
ニコンの一眼デジカメはみんな1280×720みたい。うーん、フルHDがいいなあ。
ペンタックスのK-xも10万円以下でHD動画撮影できて…あら、これも1280×720ですか。
最後まで対抗馬として残ったのはパナソニックのGH1
AVCHD圧縮で、バッテリーとメモリーカードの許す限りフルHD動画を撮り続けられる。
5Dマーク2と7DはH264圧縮で、ファイルサイズ4GBまで、時間にして12分ほどしかワンテイクでは撮れません。(これも舞台撮影では使えない要素)
値段もGH1の方が断然安いなあ。
GH1はマイクロフォーサーズマウントで、センサーがAPS-Cサイズよりもさらに小さい。
センサーが大きい方がいいか小さい方がいいか、状況にもよるけれど、今までもっぱら小さいセンサーのカメラを使ってきたから、大きいのに憧れますね。
それと、一眼デジカメを買うんだったら、ロレオの3Dレンズを使えるのがいい。マイクロフォーサーズ対応のロレオレンズは、ないでしょうねえ。
- 追記 : マイクロフォーサーズ対応のロレオレンズ、ありました。あるんじゃ〜ん -
GH1が一眼デジカメの中ではHD動画撮影に傾倒している、とは言え、電動ズームがないことや、撮影中のAFは実用性がない事に変わりはないようですね。ビデオカメラなみの利点があればもっと考えるけど。
GH1だって、これ欲しいなあっていうレンズをもう1本買ったら20万円超えるしねえ。
どうせ無理して買うんだったら7Dを買ってしまえ!てな訳でした。
つづく(このブログ2010.4.19.の記述)
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ヤーッコのブログ
JAAKKO'S PHOTOGRAPHY (英文)
http://jaakko.hanamiweb.com/
2010年4月12日月曜日
ついったーがやってきた twitter
ほほ〜う、これがツイッターか〜。
とりあえず読むばっかりでいいかな。
ことさら交遊広げなくてもいいんで、20人ぐらいフォローでいいですかね。
http://twitter.com/yoshing_BT/
このブログよりか更新頻度が高いと思います。
Flickrに写真をアップした時につぶやいたりね。
2010年3月31日水曜日
最近のぴくぴく
も〜眠くて眠くて、身体の末端がヘンにざわざわしてます。
それでも、ちょこちょこ立体写真をFlickrにアップしてるので、最近のものをここに表示します。
wiggle - ぴくぴく3Dです。
最近、浅草の写真が多いですね。前からかな。
だからと言いますか、今日は浅草写真ばっかりで。
↓3月28日撮影。桜は…四分咲きぐらいかな。それよりも、寒さであまり人がいませんでした。日曜だったのに。
屋台もヒマそうだったなあ。
色の加工は、写真をトイカメラ風にするToycamera Standaloneでやりました。
色をいじってないMPOファイルをSTART 3Dにもアップ!
2010年3月17日水曜日
映画「Dr.パルナサスの鏡」imaginarium of doctor parnassus
これも一ヶ月ぐらい前に見たんですけどね。
「Dr.パルナサスの鏡」
THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
2009年 イギリス、カナダ映画
監督 テリー・ギリアム
テリー・ギリアムの映画は久しぶりですねー。
あれ?ブラザーズ・グリムは見たんだっけか?見てないよね、そんな感じ。
昔は要チェック監督だったんだけどなあ。
今回は予告編を見て、うーんこれは、往年のギリアム節炸裂かも。
そう思って見る事にしたんだけど…
いまいちですなあ。
鏡の中のシーンにしても、CGで何でもできる昨今ですから、見ていてわくわくしないんだなあ。
「特撮」でやって欲しいなあ。CG時代になって、むしろイメージが小さくしぼんでしまったように感じられる。
いや、小さくはなってないんだけど、昔と同じ事をCGでやってもね。なんかパワーを感じないのです。
それと、いわゆるドラマって、人が怒ったり、泣いたり、わめいたり、そんなシーンが多いんだけど、僕は実生活の中でそんな事をあまりやらないのですね。見かける事も多くはない。
だから、怒ったり、泣いたり、憎んだり、そんなシーンで成り立ってるようなドラマ、それこそがドラマチックだと押し付けているようなドラマには、あまりリアリティを感じられないのです。
で、テリー・ギリアムの映画ですが、以前なら、たとえ登場人物が、泣いたり怒ったりしていても、それとは一歩離れた違う感覚も同時にあって、その達観した皮肉さが独特で、それプラス特撮というのが凄かったのですね。
ところがこれはみんな真面目に頑張ってて、悩んだり怒ったり、要求したり。ギリアム流の皮肉、笑いもあるにはあるけれど、そんなに強烈ではない。
なんかフツーの映画だなあ。
ヒース・レジャーが死んじゃったので、仕方なく鏡の中のシーンは他の役者が演じているけれど、なんか散漫な印象で、パワーダウンしてる感じ。
まあそれはしょうがないかな。有名俳優の出演がなければ、制作が打ち切られたかも知れないのだし。
2010年3月12日金曜日
DVD「お早よう」
小津安二郎というと、ずっと以前にテレビ放送で「秋刀魚の味」を見ただけですが、登場人物の鷹揚な喋り方にカルチャーショックめいたものを感じました。
「お早よう」
1959年
監督 小津安二郎
今回は小津特有らしいラジカルなカメラワークと、もろホームドラマなシナリオの組み合わせにクラクラしました。
なるほど信望者がいるわけですね。
それはいいとして、
「おなら」の音、最初、わからなかったなあ。
おならを表現するのに楽器の音を入れてるんだけど、それが普通に楽器の音なので、おならだとわかりませんでした。 わりと重要な要素なんだけど、映画の中盤までわからなかった。。オレだけ?
昔の人はあれで、おならだってわかったのかなあ。
おなら音も鷹揚に表現するっていうのは、まあわからないではない。
おなら音を生録りするよりも楽器でそれらしい音を出した方が、録音も編集も楽だし、必要以上の生々しさがなくていいのでしょう。
しかしこの場合は、音楽劇の効果音みたいに、まったくリアルさを排した、様式化されたおなら音なのですね。
そのスタイルに慣れた人、ある文化圏の人ならすぐわかっても、そうじゃないとわからない…オレだけ?
いや別に、わかりにくいのを責めているのではないのですけどね。
写実な映像と様式化された音の組み合わせに違和感を感じるのは、時代や世代も関係あるかなあ。
これって実は、映像と同じくらいのラジカルさなのかも。
違和感を感じさせておいて、流す。
2010年3月11日木曜日
映画「マッハ!弐」ongbak 2
見たの一ヶ月前なんですが、なんとなく書いてなかった。
マッハ!弐
ongbaku 2
2008年 タイ映画
監督 トニー・ジャー、バンナー・リットグライ
むううう、
原題がオンバク2なので、「マッハ!」のたしかに2と言っていいのだろうけれど、時代設定はさかのぼって数百年前に。
ま、それはいいんだけと…
予算がぐっと増えたのでしょう、フィルムは格段にいいものを使ってるらしく、クリアな映像で、スローモーションもたっぷり。
アクションもどっさりで出し惜しみなし。
なんかしらんが山賊集団なのに各種格闘技の達人がいて、ザトーイチみたいなのもいる!オレ、この映画好きかも!
タイの時代物のはずが、この無国籍っぷりいいね!
と思ったのだか…
何なのこのラスト?
復讐映画なのに復讐がなされない。
両親の敵を討った、と思いきや、殺したのは影武者でしたと悪者が高笑い。
ナレーションは「こうして非道をつくしたティン(山賊なので)はそのむくいを受けたが、皆が願えばいつの日かティンの魂は復活するであろう」
正確には違うだろうけれど、こんなような事を言ってた。
そそそ、そうなの?
てえ事は、数百年後に復活したのが「マッハ!」のティンなのか、
あるいは「マッハ!3」につながるはずなのか。
たぶん「3」を考えてなんだろうけれど、「2」が売れなくて企画が流れた?いや、わかんないけど。
なんかアンハッピー映画への憧れみたいなものがあったのかも知れないけれど、ドラマを成立させるための配慮がまるでないのがいかん。
実は生きてましたという悪者も、ただ卑怯で助平なだけのではなく、手段は汚くても強い理想があったりとかしてほしい。
激しいアクションでも、訓練や試験であればいまいち熱く見れない。
本スジの「復讐」がやっと始まったと思ったらあっさり終わって謎の暗殺軍団。これもそれなりにアツいんだけど、起伏が延々と続くので、終わり頃には集中力が散漫になってくる。
すごい事やってるだけに、何だかな〜。
ひょっとしなくても、撮影しながら脚本を考えたのかな。そんな香りがしますよ。
音楽もよくない。あちらでは予算があったらオーケストラってのが映画としての見栄なのかも知れないけれど、曲そのものにスパイスあるいはビジョンのようなものは感じられず、ただジャカジャカやってるだけで、映画の妨げにさえなる。どうも音楽は作る方も作らせる方も、やっつけ仕事が基本みたいですな。
たぶんこの映画、ストーリーがわからない「ダイジェスト版」があったら、そっちの方がいいよ。
ちょっと検索して得た情報によると、制作費が足りなくなって映画会社とモメたらしいですね。
で、結局、中途半端な作りのまま無理矢理物語を終わらせるしかなかった、のかな。
2010年3月3日水曜日
ブラジルUFO 東高円寺UFOクラブ ぴくぴく3D
フジのFinePix S7000にペンタックスのステレオアダプター(このブログ2010.2.21の記述)を付けて、レッツらゴーです。
平行法で立体視できます。
せっかくなので外部ストロボを付けました。ナショナルPE-160Cです。
安物電池なせいか、いや、電池なくなりかかってるのかな、1枚撮ったら次のフラッシュまで時間がかかって、光らせるつもりが光ってくれない写真がいっぱい撮れました。
まあそれはともかく、露出が適正なら、やはりW1よりかこっちの方がきれいですね。
ただ、S7000と外部ストロボの組み合わせを使うの久しぶりなので、シボリをいじるの忘れてる時がありまして、あらら、露出オーバー。
オリジナルの写真データはこんな感じ。
パソコンソフトで補正してみたら、ま、これもよいかな〜と。
台形歪みも補正してます。
アニメーションGIF
番長を軸にしたwiggle 3Dと、後ろのカメちゃんを軸にしたwiggle 3Dをと両方を組み合わせてみました。
ふつう、2枚の画像で照明の変化が大きいと3D画像としてはよろしくないんだけれど、この場合はちらちらする感じが面白い効果になるかな〜と。立体効果はイマイチですがね。
W1よりきれいに撮れるとは言っても、台形歪みを補正するのが面倒だし、それ以前に1枚の写真を適切に半分に切るのも面倒ですなあ。
35mmフィルムカメラ換算で100mm程度の画角になってしまうのも大きな問題。
ぴくぴく3Dにも向いてないみたいだなー。台形歪みを補正しきれない、歪みのない立体画像になるのは狭い部分しかない、という事ですかね。
↑
1組の立体写真から「ぴくぴく3D」を生成するサイト、Start 3Dより。
↓
なんかSFっぽい!
2010年3月1日月曜日
回転台がやってきた
本来、模型やフィギュアをかざるためもものですが。
アマゾンで1890円。
もっと安いのもあったけど、荷重2Kgまでというのがポイント。
これでいろいろ廻せますな。
平行法で立体視できます。
しかしこの映像、ソニーのビデオカメラTG1で撮ったのですが…
Flickrで圧縮されてるとは言え、あまりきれいじゃないですなあ。
おいしそうに見えないのがいかんですなあ。
2010年2月21日日曜日
PENTAX ステレオアダプターDセットがやってきた
ペンタックスのステレオアダプターなるものを買いました。
ロレオの方が一眼レフ用レンズで、マウントに直接取り付けるものであるのに対して、
これはレンズ前に、フィルターネジに取り付けるものです。
だからもちろん一眼レフじゃなくても、フィルター径52mmであれば取り付けられます。
ロレオを買ったはいいけど、僕が持ってるカメラではフィルムカメラでしか使えないから、最近めっきり使わなくなってしまったのです。
フィルム代、現像代がかかるからねえ。
でも、FinePix REAL 3D W1では不満な時がありまして、
ライブハウスでブラジルUFOを撮影する時に、ストロボが暗いのですね。
これは、シャッター速度を1/2秒に設定するとカメラが勝手にストロボを調整して暗くしてしまうからなのだと思う。
外部ストロボを同期させて使えればいいんだけれど、そんなストロボ持ってないし、安くない気もするので、
フィルター径さえ合えばいろいろなカメラで使えるペンタックスのステレオアダプターもよかろうかな。
丁度FinePix S7000のフィルターアダプターが52mmだし、外部ストロボも使えるし。
今フィルター径52mmのカメラってそれしか持ってないけど。
しかしこれ、つい最近まで売ってないと思ってました。
検索するとブログなんかで「現在は販売されてない」とかそんな記述があって。
でも、ペンタックスの通販サイト
http://shop.pentax.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=30338
で商品が紹介されてるぞ、いや、他の商品は購入ボタンがあるのに、これは購入ボタンがないなあ、やっぱり在庫ないのかなあ、てな感じだったのですね。
したらフツーにアマゾンで売ってました。
注文受けてからメーカーから取り寄せるというのでちょっと不安だったけど、3日ほどで来ました。
ステレオアダプターと、ビューワのセットなのですね。
このビューワがすぐれものでして、レンズで拡大された写真が大迫力!ていうか、プリンターの粒子が見えちゃうなあ。こんなに拡大しなくてもいいよ〜。
アマゾンでビューワだけでも売ってました。これはステレオアダプター以上におすすめかも。
このステレオアダプターの欠点として、台形歪みが大きいという指摘、修正方法がwebにありますね。
http://dgas3d.guntomo.com/stadp_j.htm
でもここで↑紹介してる修正ソフトはWin用なので、うちのパソコンでは使えませんねえ。
まあFireworksか何かで、ちまちま修正しましょうか。
ステレオベースは70mmぐらいかな。
早速撮影してみました。足立区の鷲神社です。カメラはFinePix S7000。平行法で立体視できます。
W1よりきれいに撮れてる、気がする。
しかしこの写真は「台形歪み」を修正してるし、それ以前にぐっとトリミングしてるのです。
撮影したファイルそのまんまは
こんなんですよ。
ズームレンズなのですが、拡大にしろ縮小にしろこれ以上ズームすると、左右で見える範囲が違ってきて、ステレオ写真として無駄な、片方にしか写ってない部分が増えてしまう。
この黒い部分もムダなんだけど、しょうがない。一番高い解像度で撮影して、切り抜くことにします。
ペンタックスステレオアダプターは、焦点距離50mm(35mmフィルム換算)のレンズに取り付けて適切な効果が出るようです。
じゃあこれがその、50mm相当なのかな。そこから半分にするから、かなり狭い範囲しか撮れない感じがします。
それと、写真の切り抜きや歪みの修正などの手間ひまを考えると、必ずしもおすすめできませんかねえ。
ロレオの方が台形歪みも少ないし。
W1もあるし、これから3Dが流行るとしてもあまり売れないかなあ。
でも、そこそこ安くデジカメでステレオ写真を撮れますからね。ビューワもいいし、売り続けてほしいものです。
ビュワーだけでも売ってますね。
2010年2月20日土曜日
START 3Dでぴくぴくムービー試作 pikupiku movie
START 3Dは、2枚の立体用ペア写真から、ゆらゆら揺れる、立体に見える画像を生成するお気楽サイトです。
静止画でできるのなら、動画でもできないかな〜と、ちょっと面倒でしたがやってみました。
まずはまたブランコ少女に実験台になってもらって…
オリジナル動画を平行法立体視で表示するとこうなります。
試しにちょっとぴくぴく化
うむむ、からだを左右に揺すって進んでるみたいだな〜。
これはこれで面白いけれど、より自然に立体に見せるという目標の前では(そんなことできるんかいな)、適切な素材ではなかったということか。
前後の動き、カメラの動きがない方がよいかな、ということで、番長に登場してもらいます。
オリジナル動画
とりあえずぴくぴく化して順番につなげたムービー
言うなれば、ひとフレームづつゆっくり再生してるようなものなので、番長の動きがカクカクしてしまうのが気になりますね。
ぴくぴくがなめらかなだけになおの事。
これは
01左画像→01右画像→01左画像
02左画像→02右画像→02左画像
03左画像→03右画像→03左画像
04左画像→04右画像→04左画像
…といった具合にならんでいるので、
01左画像→02右画像→03左画像→04右画像→05左画像…
となるように、ぴくぴくファイルを作り直して、動画としてつなげてみました。
動きがなめらかにはなったけれど、番長の途中画像の生成に無理があるようで、それが気になって立体視どころじゃないですなあ。
番長のカクカク試作品の、カクカクの部分をオーバーラップさせてみました。
個人的にはこれが一番マトモかな〜と。
しかし立体に見えるかと聞かれると、う〜ん。
とりあえず前後に、普通の静止画からのぴくぴくを付けてみました。
Start 3Dでは動画ではなく、静止画像を生成するので、(Start 3Dのサイトではそれを動画っぽく見せているだけ)
そこから一枚一枚をフレームにあてはめて動画を作る作業はかなり面倒でしたね。
モーフィングできるソフトがあれば、もっと楽に高解像度で作れるんでしょうがねえ。
2010年2月17日水曜日
START 3Dでぴくぴく
http://www.start3d.com/
2枚の立体写真ペアから、ゆらゆら揺れる立体写真を生成・表示してくれるサイトで、
それって、アニメーションGIFで交互に表示させるヤツ?
いや、違うんですよ。2枚の写真の「途中」画像をプログラムが作ってくれて、なめらかに変化するのです。
アカウントを取得して、ブラジルUFOの写真を「ぴくぴく」3D化。
もっと見る
今までこのブログではこのテの3D方式をFlickrの流れで「wiggle (ゆらゆら)」と言ってましたが、
START 3Dでは「Piku-Piku」と名付けてますね。
僕自身は呼称にはこだわらないのですが、統一してほしいですよね。
こだわらないけど、「ぴくぴく3D」ってなんかいいぞ。
ちなみにこちらが今までのアニメーションGIF
なあんかこっちの方が「ぴくぴく」で、START 3Dが「ゆらゆら」ですなあ。
呼称はともかく、この写真ではSTART 3Dの方が3Dっぽく見えますね。
写真によっては、「途中画像」を生成するのに無理があって、無理な部分が目立ったりもしますが。
START 3Dはまだベータ版で無料ですが、いずれ有料にする雰囲気ですね。
ページを閉じるとログアウトしちゃうのもなんとかしてもらいたい。
2010年2月16日火曜日
スローなwiggle (ゆらゆら) 3Dムービー slow
フレーム枚の変化が大きいと、3D効果が出にくいのでしょう。
動いているモノを撮ってこそのムービーだけれど、あまり動かないように、スローモーション再生でゆらゆらさせてみました。
スローにはしてみたものの、立体感があるとは言えないですねえ。
安定した感じはいいけど、なんか揺れてるだけだなあ。
もうちょっとゆらゆらが小幅な方がいいのかな。
と言いつつ、ゆれが全然小幅じゃないムービーを試作しました。
これもこれで、立体には見えなくても、表現として面白いかと。
2010年2月5日金曜日
wiggle (ゆらゆら) 3Dムービー試作
カメラ2台で立体ムービーを撮れるなら、wiggle 3Dムービーも作れるはず。
静止画像と同じ作り方でいいのですから。
ムービーだって静止画像が連続してるだけですから。
そう思って試作品その1
音声はありません。
揺れてて面白いけど、立体には見えないね。
手前にブロック塀などがあるから、揺れが激しすぎるのかな。
試作品その2
左側の木がちょっと立体に見えるかな〜。
番長はそうでもないですね。背景が遠すぎるのかなあ。
カメラをちゃんと固定してないのもつらい。
立体に見えるのには条件が限られそうで難しいけれど、表現としては面白いですね。
ちなみにこのムービー、昨年12月に、大晦日ヘブンズでのイベントのPR用に撮ったのですけど、なんとなくボツにしてました。
喋ってる内容がわからないと面白そうに見えますね。
Flickrより、wiggle 3D写真(静止画像)のお手本です。
これくらい立体に見えるムービーができたら素敵なんだが。
shakycam氏の"Airborn Skaters"
maximus_chatsky氏のstereoslide/ Вдрызг и брызг
動きを止めるから面白いんだよなあ。
動きのあるムービーでは難しいかな。
2010年2月4日木曜日
パリッテ撮影に再挑戦
2010年1月28日木曜日
ブラジルUFO 三茶HEAVEN'S ゆらゆら3D
FinePix REAL 3D W1での3D撮影にどっぷりはまっているので、今回ももちろん3Dで撮りました。
動画は撮らなかったです。ライブハウスぐらいの暗さだとノイズがどっぷり出るので。
W1は動画撮影モードだと露出オートの設定にしかならないのです。
Flickrにwiggle(ゆらゆら) 3D写真をアップしたので、ここに表示します。
専用メガネなしでも、訓練なしでも、立体に見える!
→もっと見る
2010年1月25日月曜日
映画「アバター 3D」avatar
予告編を見て「またこんな映画か〜」と思ったけれど(ハリウッド的な、アメリカ人に解りやすく都合のいいSF)
なんか売れてるみたいだし、3Dだから、見てみました。
アバター 3D
avatar
2009年 アメリカ映画
監督 ジェームズ・キャメロン
案の定、モロにハリウッド的な、安直文化映画でした。
さて何から書いたものか…
文明と文明の対立を描いているにも関わらず、一方の文明の尺度でとらえやすい感情しか描かない。
たとえSFじゃなくても、異文化を描く映画としてはつまらない。SFとあらばなおのこと。
特にひどいのが「勇敢に戦って死ぬのが美しい」という感覚を全面に出すあたり。それは地球上でも一部の人しか感じてない事なのに。
他の惑星の原住民でさえそうなんだ、あれはかっこいいね、と言ってるようなもので、
作り手に「これがわかりやすい面白い映画なんだ」という認識があるんだろうけれど、異文化を描く映画としてはつまらない。
異文化を描いてるつもりでも、自分たちの感覚が普遍的なものだと主張する。悪意がないだろうから始末に悪い。
例えば、原住民はなんだかぽやぽや〜っとしたままで、海兵隊が内乱を起こしてしまうとか(何かの化学作用でもあって)、そんなのもありかと。
地球の軍人同士の戦いなら「壮絶に死ぬのが美しい」というのもわからないではない。
強大な敵に対して、バラバラだった部族が一致団結して戦うってのも地球的発想ですな。
それまで団結して戦うなんてやった事なかったろうから、あんな短期間で組織的に整然と動くなんて…、できなかったから虐殺されたのかな。
団結させるために、赤いトリに乗ってカリスマを得る、ってそれはいいんだけど、団結させてどうするというビジョンが甘かった、というかあまり先の事は考えてなかったみたい。
もともと「どうせかなわないんだから逃げろ」と言っていたのに、
それが「団結して戦おう」と主張変更するからには、何か海兵隊に対して有効な手段があるのだろう、元海兵隊なんだし、と思ったら何にもないのかよお前!
そのために赤いトリに乗って、原住民を信用させてタチが悪い。
経験を得てリーダーとして成長する、という事がまるでないんだな。
でもむやみに設定上のカリスマは増える。
見た目のカリスマは、海兵隊の大佐の方がありますが。
SFなんだから人間的な成長とは関係ないドラマにしたっていいけど、そんなラジカルなSFじゃないみたいだし。
それと、
惑星パンドラの植物は高速なネットワークになっていて、惑星全体が神経で覆われているようなもの。
その大きな節を攻撃すると…どうなるの、どうなるの…
動物が暴走して、トリが大挙して海兵隊を襲ってくれる…何だよそれ!
そんなの、地球の神様が今までの映画の中でさんざんやってるじゃん!
どうせ異文化を描かない、描けないんだったら、
未来の海兵隊をもっと細かい描写で見せてくれたら、それもそれで面白かったろうにね。
ミッシェル・ロドリゲスはまたもこういう役。いいんですけどね。
しかし、これって脱走&反乱じゃん。
脱走の時点でもう地球に帰れないって事で、マスクなしでは生きられない惑星にずっと住まなきゃならないのだが、この人達はそれを覚悟していたのか?未来の海兵隊員は先の事を考えないのかな。
蜂起した原住民に脱走兵が加わるわけなのだか、ゲリラ戦が何十年続くかわからないのだから、フツーはヘリコプター温存するでしょう、
特に、地球人にとっては貴重な移動手段なんだし。
それを緒戦に投入してあっさり爆死だなんて。いや、未来の海兵隊員は先を考えないんだってば。
とまあ、文化・文明について考えてしまうのであれば、ツッコミ所の多い映画ではありますが、
アメリカ映画として、ハリウッド映画として割り切って見れるなら、充分濃い映画で、3時間なんのたるみもなく見られます。
僕の知人は「ナウシカ+マトリックス+シャア専用機で面白おかしい」とメール送ってきたくらいです。
専用機はちょっと違うかな。もっともあれは大佐の専用機かも知れませんね。
もうひとつ不満があった。
ロボットの戦闘での使い方が「エイリアン2」の時と基本的に変わらないのがちょっとね。
「エイリアン2」は戦闘用ロボットじゃなかったけれど、基本的に使い方、生かし方は一緒。アニメの後追いをしている。
あんなものがそんなに実用的なのか?とも思うし、もっと今までにはないロボットの生かし方、戦闘用ロボットのありかたを見たかったですね。
ま、そういった細かい不満もなく、ハリウッド映画に慣れていれば(オレも充分慣れてるはずなんだが)、それなりに楽しめる映画…というのは2Dの話で、3Dとなるとどうなんだ!?
僕はダメでしたね。
これなら2Dでよかった。
3Dメガネがやや重みがあるので、3時間装着してたら頭が痛くなってしまった。
それでいて3D効果があったかというと、そんなでもない。
場面によっては、出せるはずの3D効果をあえて出してないところもあって、これは全部3Dグリグリだとかえってウザい、という判断でそうしてるんだと思う。
それはそれでいいんだけど、重たいメガネをかけて3時間だから、3D効果絶大のシーンがもっと欲しい。
2Dでもいいんだけど3Dにしてみました、なんてのじゃなくて。
メガネの感じ方は人によりけりだと思うので、3Dで見てよかった、という人もいるでしょう。でも僕みたいに、これなら2Dでいいよ、という人も少なくないと思うんだなあ。
これからは3Dが流行る、って本当にそうなるかどうかわからないけれど、興行する側としては、最初に設備投資が必要でも後はずっとお客さんが300円よけいに払い続けてくれるわけだから、まあ悪くない話だよね。
しかしこの程度の3D効果であれば、僕は2Dでいいなあ。
今後もわりと2Dでいいのかも知れん。
でも「アリス・イン・ワンダーランド」の3D予告編はいい感じで立体効果があったぞ。あれは3Dを見ようかな。